関西社会人ゴルフ選手権予選開催。

 

 本日はスポーツニッポン新聞社主催の日本社会人ゴルフ選手権関西予選兼関西社会人ゴルフ選手権予選が行われています。

 この大会は昨年から一般の部とシニアの部に分かれて行われるようになり、一般の部63名、シニアの部58名が参加して熱戦が繰り広げられています。

 予選はすでに実施済の小野東洋ゴルフ俱楽部、奈良柳生カントリークラブ、城陽カントリー俱楽部(7月13日)、六甲国際ゴルフ倶楽部(8月8日)で実施され、決勝が枚方カントリー俱楽部で行われます。

 本日の予選では一般の部16名、シニアの部14名が予選通過者となり、予選会場での通過者により8月24日、関西社会人ゴルフの決勝が行われます。

成績表はこちらから

ゴルフ場はCO2を抑制し地球温暖化防止に寄与してます。

 本日、「事務局だより」6月1日号の発送作業を終え明日郵送します。先月のように4月末に郵送したにもかかわらず、春のゴールデンウイークで休みが続いたため会員の皆様の手元に届いたのが連休明けの6日となってしまいました。日本郵便が民営化されて土・日・祝日は配送が休みであることを忘れていたための失態でした。

 このため「事務局だより」6月号は1日には会員の皆様のお手元に届くように頑張って早めに作り上げ、本日発送作業中です。

 今回の「事務局だより」の冒頭文では2050年に二酸化炭素(CO2)の排出量の実質ゼロを目指すカーボンニュートラル社会実現に関して、ゴルフ場は温暖化防止、脱炭素社会に大きく貢献していることを書いてます。

 会員だけでなく広くゴルファーにも知っていただきたいので、冒頭文のさわりを紹介します。

 日本のゴルフ場は山林や原野を切り崩して造成しているため、環境破壊の元凶と環境保護団体からバッシングを受けてきました。

 ゴルフ場の造成開発には自治体などの厳しい開発規制法の下、許可を取得して開発しているため、ゴルフ場内の残地森林を30%~40%手をつけてはならない、さらに回復緑地として環境保全を義務付けるなど新しい自然を造り上げたのがゴルフ場なのです。

 ゴルフ場は芝地と木々の樹林地として残留しており九州大学の縣和一名誉教授は「ゴルフ場は大気浄化・地球温暖化防止に寄与している」と論文発表しています。

 大気中のCO2は植物の光合成により吸収され、植物体を形成する葉や根になるとのこと。しかも枯れると微生物等により芝の養分を保つ有機物に分解され土壌中の有機炭素として蓄積され、この土壌炭素量が増加すれば地球温暖化を抑制することができるそうです。

 世界中の産業活動による膨大なCO2排出による気候変動が私たちの安全・安心な暮らしを脅かしています。ともすれば森林破壊してゴルフ場を造成したという負のイメージをお持ちかもしれませんが、ゴルフ場は逆にCO2を抑制し地球温暖化防止に大きく寄与していることを再認識していただきたいと思います。

真のゴルファーとは?

 ゴルフは技量以前にルール、マナー、エチケットが最も重視されるスポーツです。長い歴史を積み重ねて作り上げられてきたゴルフルールですが、改正されず不変なのがマナー、エチケットです。

 ゴルフ規則第1章エチケットには
◎コース上での心得 ◎他のプレーヤーに対する心くばり ◎プレーのペース ◎コース上の先行権 ◎コースの保護について明記されてます。

 ルールは違反すれば罰せられますが、マナー、エチケットはプレーヤー同士がお互いを信頼し尊重し合って共通の楽しみであるゴルフに興じるわけですから、マナー、エチケットに反していても罰せられることはありません。

 そのせいかマナー、エチケットを守らず平気でマナーやエチケットに反する行動をする無神経なゴルファーがいるから厄介です。プレー中なら同伴者に、クラブハウスなど多くの人が集まる場ではそこにいる人たちに不快な思いをさせてしまいます。

 ゴルフは老若男女、様々な経歴を持つ紳士淑女が楽しむスポーツです。「マナー知らずは人に嫌われ、仲間が少なくなり、誘われなくなる。人のプレーを妨げ、人を不愉快にさせるからである。ゴルフマナーは本来好きなゴルフがもっと愉快なゲームになり、人との付き合いがもっと深い親交になる、そうした限りない楽しみをできる行いなのである。」(鈴木康之著・ピーターたちのゴルフマナーより)

 同書はさらに「他のプレーヤーへの配慮をとくに重んじるゴルフの世界では、ひとりの愉快より誰かひとりの不愉快のほうが重い。」と断じてます。自己中心の考えや行動は厳に慎み、人に気を遣い周囲や環境に気を配る気遣いこそが真のゴルファーであると肝に銘じてプレーしてください。

ゴルフの祭典マスターズが開幕します。

 

 全国的に桜の花が満開となりました。奈良柳生CCの桜も見事に咲き誇り、いまが最高の見ごろです。陽春の下、白球を追いながらコース内の桜の花を見つつゴルフを楽しむ花見ゴルフは1年でも最高の至福の時といえます。

 ゴルフの祭典「マスターズトーナメント」が今日、開幕します。世界のトッププロがグリーンジャケットに袖を通す夢を実現するために最高の技術を駆使して戦うマスターズが始まります。

 前回大会ではアジア人初のマスターズ制覇した松山英樹の2連覇に期待が寄せられています。過去2連覇したのはジャック・ニクラス、ニック・ファルド、タイガー・ウッズのたった3人だけ。この偉業に松山が果敢に挑みます。

 しかしながらマスターズの舞台オーガスタは超タフなコース。テレビ画面で見る美しいコースとは裏腹にコースは硬くグリーンも世界一速いといわれているだけにトップ10に入るのもなかなか難しいコースです。

 誰が優勝してもおかしくないレジェンドたちが挑むオーガスタ、気負いなく臨むことこそがグリーンジャッケットに袖を通すことができるといわれてます。

 すでに初日の組合せが発表されており、松山は世界ランキング7位のジャスティン・トーマス、昨年の全米アマチュアチャンピオンのジェームス・ピオットと同組で午前10時45分(日本時間7日午後11時45分)にスタートします。

 また史上最強といわれたタイガー・ウッズも松山の組の前に出場します。交通事故による負傷が癒えたとはいえ、まだまだ万全の状態ではありませんが姿を見せるだけで会場の空気を一変させるオーラがあり、マスターズに花を添えてくれます。今夜から4日間、寝不足になりそうです。

ゴルフは生涯スポーツです。

 ゴルフは精神的にも体力的にも老若男女問わずできる最も優れたスポーツだと私は思います。とくにシニア世代には最適のスポーツです。

 広大な緑の空間を白球を追って闊歩して行くゴルフは過激な運動でなく1日1万歩の歩行による健康維持にうってつけ。さらに青空の下、ボールを思い切り打って行く爽快さとともに4・25インチ(108ミリ)の小さなカップをターゲットに狙いすましたパットがカップインすれば満足感・充実感が得られます。
 
 逆にカップの縁をなめて外せば口惜しいし、ミスショットすれば忘れていた負けん気や闘争心が蘇ってきます。何よりもゴルフは頭を使うスポーツであり脳の活性化に最適、ボケ防止にもなります。

 ティーイングエリアに立って「このホールは右に打てばOB,左のあそこが狙い目だな」とか「グリーンのピン位置は奥目でオーバーすれば返しが難しいので手前から攻めて行こう」などショットごとに攻略の仕方を考えることが脳の活性化につながり認知症予防にもなるといわれてます。ゴルフはまさに生涯スポーツです。

 若い時のようにボールが飛ばなくなり、目も悪くなりスコアは悪化の一途「もうゴルフはやめるよ」というシニアの方が多い。スコアにこだわるスコア亡者、飛距離比べに明け暮れするゴルフから脱却して心豊かにゴルフを楽しむ大人のゴルファーに引退はありません。

いよいよ男子ツアーが明日開幕します。

 女子ツアーが開幕してすでに3戦消化、20歳の西郷真央がすでに2勝するなど女子ツアーは活況を呈してます。

 一方、男子ツアーは明日からいよいよスタートします。「東建ホームメイトカップ」で開幕です。開催場所は東建多度カンツリークラブ名古屋で行われます。

 この大会の第1回目は1993年3月に鹿児島の祁答院ゴルフ倶楽部で「東建コーポレーションカップ」の大会名でスタートしました。第1回の勝者が飯合肇でした。

 東建多度CC名古屋はもとはゼネコンの大日本土木が造り上げ経営していたゴルフ場です。バブル期にできたこともありコース内にそっくりの金閣寺があることで有名です。

 バブル期に誕生したこともありクラブハウス、コースなど至るところ、贅を尽くしていたのが印象的でした。

 近くにこれまたバブルの象徴ともいえる中部地方の高級ゴルフ場・涼仙ゴルフ倶楽部がありクラブハウス、庭園風コースに思わずため息が漏れたのを覚えています。

プレー中の転倒に気をつけましょう。

 ネットニュースを見ていると「ピーター(池畑慎之介)ゴルフ中に転び骨折」というニュースに目がいきました。ゴルフ好きのピーターも69歳、記事は次の通り。

ピーターこと歌手で俳優の池畑慎之介(69)が10日のゴルフラウンド中に左足首を骨折したことが12日、分かった。17日に入院して18日に手術、順調なら20日に退院予定という。

この日、自身のインスタグラムで「一昨日、太平洋クラブ御殿場コース!! メンバーも楽しくスタートホールに!! と、思ったら…。本当にドジで間抜けで、おっちょこちょいなピーです(涙)。ティーグラウンドにある枯れ草の斜面で滑り、転けてしまいました。あ、やらかした!! と思いましたが、左足首の捻挫かも、と思い、皆さんの協力の下、18ホール済ませました」とつづった。

スコアは55、48の103。「足の痛みを堪えてやった割には、まぁまぁのスコア」と振り返ったが「痛みがあまりに引かないので、近所の病院に寄りレントゲンを撮ったら、骨折してました」と報告した。

スポーツ医学で有名な病院を紹介され、11日に精密検査を受けて手術が決定した。「足首のずれもあり手術しなければ治り方が遅くなるというお話でした。気持ちと身体とのバランスが、離れていく事を意識しなければいけない年齢になったということですね」と振り返った。関係者によると、池畑は元気で「手術から2日で退院できるんだから、あまり心配しないで」と話しているという。

 私らシニアゴルファーが最も気を付けなければいけないのは、コースでの転倒。とくにコースの法面を下りるときやティイングエリアから下りるとき、バンカーの縁から砂面に下りるときに靴底が滑って転倒することがよくあります。とくに冬場は霜のせいでツルッと滑って転んでしまいます。

 若い人ならうまく対応したり骨が丈夫ですが、70歳近い年寄りだと体をうまくかわすことができない上に、骨ももろく骨折などしてしまいます。

 急な法面で滑りやすくなっているのは、最近のゴルフシューズに原因があると思います。以前のように金属性の鉄鋲のスパイクシューズはグリーン上で引きずったりして傷めるなどの理由で使用禁止になり、現在のゴルフシューズはゴムの突起だけのスパイクレスシューズになったことが大きな要因です。

 スパイクレスシューズでもゴム製の羽のような突起がついてるものがあります。これならまだ急な法面を下りるときでも踏ん張りがききますので、足腰の弱ったシニアゴルファーでも転倒は免れる可能性は高いと思いますので、ゴルフシューズ購入の際はこちらをお勧めします。

 いずれにしろコースの法面など坂になっている箇所を下りる際は慌てず急がず慎重に行動してください。

ゴルフルールの原型、13カ条は次の通り。

 ゴルフルールは難解です。2019年にプレーの進行を早めるために大改訂され、大きな反響を呼んだものです。

 名称でいえばティーグランドがティイングエリアとかペナルティエリア等々。プレーではラウンドの原則である遠球先打が、準備ができた者からとか、グリーンのカップに立てられた旗竿は抜かずにそのままプレーしても良いとかプレーに即したルールに改訂されました。

 それでもまだまだルールブックには想定される現象に対する裁定、処置、罰則などが記述されています。

 ゴルフルールに関する記事に必ず出てくるのが、ゴルフのルールの原型は1754年にセントアンドリュースで制定された13カ条にあると。この13カ条とはどのようなものか知りたくてゴルフ関連の書物を調べ、ようやく見つけました。

 セントアンドリュースの13カ条、ご紹介しましょう。下記の通りです。

第1条 ティアップはボールから1クラブ以内。
第2条 ティは地上に設定する。
第3条 プレー中にボールを交換してはならない。
第4条 ボールを打つために石や骨を取り除いてはならない。
第5条 水、ぬかるみに入ったボールは取り除いて1打罰で後方から打つ。
第6条 ボール同士が接触したら、後方のボールを打つまで前方のボールを拾い
    上げる。
第7条 (グリーン上で)ホールを狙うときはホールに向かって打つ。相手のボ
    ールを狙ってはならない。
第8条 もしボールを失った場合は、1打罰で元の地点に戻って打つ。
第9条 (グリーン上で)クラブなどで目印をつけてはならない。
第10条 人、馬、犬など、いかなるものにボールを止められても、あるがままの
    状態でプレー。
第11条 スイング中にクラブが破損しても1打としてカウントする。
第12条 ホールより最も遠いボールのプレーヤーからプレーする。
第13条 壕、溝、堀はハザードではない。オールを取り出して罰打なしでプレー
    できる。

奈良県ゴルフ協会後援のチーム対抗戦が行われました

奈良県ゴルフ協会後援の「チーム対抗戦競技」が2月26日、奈良柳生カントリークラブで28チーム110人が参加して行われました。

 この競技は奈良県ゴルフ協会のゴルフ振興の一環として、平日に休みが取れない若いサラリーマンゴルファーにゴルフの機会を与えようと土曜日に低料金でゴルフが楽しめるように企画されました。

 奈良県ゴルフ協会のゴルフ振興の趣旨に賛同し若いゴルファーの増加につながればと当クラブも協力しゴルフ場を開放しこのチーム対抗戦競技を開催しました。

 この競技は昨年10月に奈良県ゴルフ協会が告知したところ、当初20チーム(20組)予定があっという間に定員となったため、10チーム(10組)の追加募集し30チームで(当日2組キャンセル)行われました。

 競技は18ホール・ストロークプレーで参加者全員ダブルペリアで行い、1チーム上位3名のトータルネットスコアで順位を競うチーム戦で争われ、室生チーム(渡辺71・4、豊住73・6、井上74、津川78・6)がトータルネット219で2位チームに0・4の僅差で見事優勝しました。

 惜しくも0・4ストローク差で2位になったのはチーム ストレス(倉垣匡72・2、影浦73、浦野74・2、倉垣光75)、3位にはチームAカルテット(松田72・8、古賀73・8、吉川75・8、木本79・8)がトータルネット234・2で入りました。

 なお成績は当クラブのホームページと奈良県ゴルフ協会のホームページに掲載されてます。また成績表は参加チームの代表者に郵送されます。入賞チームには代表者宛に賞品を送付いたします。

奈良県ゴルフ協会の振興競技

 奈良県ゴルフ協会が若いサラリーマンゴルファーに、より多くのゴルフの機会を提供し、ゴルフに親しんでいただくために県下ゴルフ場の協力でゴルフ振興企画が行われています。

 当クラブでもその目的に賛同し2月26日(土)に「チーム対抗戦競技」を開催します。競技方法は1チーム4名でプレー(参加者全員ダブルペリア)し上位3名のベストネットスコアで順位を競います。

 競技ではありますが、このチーム対抗戦は、ふだん平日に休めない若いサラリーマンゴルファーに、エントリーできない土曜日に低料金でプレーを楽しんでいただくことを目的にした振興競技です。そのため募集開始とともに即、募集定員に達するほど好評です。

 いかに土曜日や祝日に低料金でプレーできる企画を若いサラリーマンゴルファーが渇望しているかがわかります。

 奈良県ゴルフ協会では県下ゴルフ場に夏期の閑散な土・日・祝日に低料金でプレーできるゴルフ振興企画を呼び掛けたところ、20ゴルフ場が様々なオープンコンペを開催することになり、ポスター、チラシの配布を行ったところ、申込みが早々に届いてるようです。

 当クラブでも7月30日(土)に「チーム対抗競技」を開催しますが、すでに申込書が13チームから送られてきました。定員30組(30チーム)も3月中には締め切りになるかもしれません。やはり若いサラリーマンゴルファーが参加しやすい土・日・祝日に低料金でゴルフが楽しめることが最大の魅力なのでしょう。

 県下ゴルフ場のほとんどは会員制ゴルフクラブですから土・日・祝日のエントリーは難しく、しかも料金は高いので若いゴルファーには敷居が高く、若い層には気軽にゴルフが楽しめる状況にないということなのでしょう。ゴルフ人口の底辺(若い層)開発するためにも、冬期や夏期の閑散時に安くプレーできるよう、ゴルフ場の門戸を開放することが必要だと思います。