ゴルフを通じて健康維持増進を図ろう。

 ゴルフの祭典「マスターズ」が開幕しました。悪天候の影響でプレーが中断するなど、テレビ観戦も今一つ盛り上がりに欠ける気がします。

 桜の花も散り葉桜となりましたが、コース内の木々や芝の色も緑に映え絶好のゴルフシーズン到来です。ゴルフを通じて健康維持と豊かな人生を享受していただくために長くゴルフを続けていただきたいと思います。

 以前にも紹介しましたが、ゴルフをする人はしない人に比べて寿命が平均5年は長いといわれてます。ゴルフは健康の維持増進につながる素晴らしいスポーツです。身体的な健康だけでなくストレス発散など心身の健康維持増進にも大いに役立つことは科学的にも立証されてます。

 とくに高齢者にとってゴルフは最適のスポーツですが、年甲斐もなく無理してケガなど体を壊しては元も子もありません。そのためには、スタート前にストレッチなど準備運動をしっかり行ってください。

 ゴルフはボールを打って、歩く(カートに乗る)軽いスポーツと思われてますが、思い切りフルスイングをして膝や腰を傷めたり、曲がったボールを捜しに急な法面を駆け上ったり駆け下りたりして心臓や脳に負担をかけて倒れたりすることがあります。

 準備運動をしっかり行った上で体力に応じたゴルフを楽しんでいただきたいと思います。

南さん圧勝で7回目の優勝。

 2023年度スクラッチ選手権は3月26日の予選を通過した10人で決勝18ホール、通算36ホール・ストロークプレーで行われました。予選の強風雨の悪コンディションで参加者のほとんがスコアを崩す中、39、35、74の好スコアで通過した南憲司さんが決勝でも39、36、75とまったく危なげなく通算149で2位に15ストロークの大差をつけて7回目のスクラッチ杯を獲得しました。

 予選の悪コンディションの中、41、42、83の2位で予選を通過したクラブチャンピオンの大西康司さんもスタート前から「7打差からの逆転は無理」とあきらめムード。この日も41、40、81、通算164の2位に終わりました。3位には佐竹仁志さんが81(47、41)、88(42、39)で通算169で入りました。

 写真は左から優勝・南さん、藤原競技委員、2位・大西さん、3位・佐竹さん

男子ゴルフツアー、いよいよ開幕。

コースの桜も満開、桜花爛漫絶好のゴルフ日和です。澄み渡った青空と新緑に染まる木々、さらに薄桃色の花が咲き誇る桜の花を愛でながらのゴルフは、1年で最も自然の美しさを感じる優雅な時間を過ごすことができます。今週末までは桜の花見ゴルフは間に合うと思います。

 いよいよ男子ゴルフツアーが今日、「東建ホームメイトカップ」で開幕しました。女子ツアーに対して男子ツアーは人気の面で後れをとってますが、今シーズンの男子ツアーは若手の台頭で盛り上がりそうです。

 昨年アマチュアながらメジャーの日本オープンを制覇し2勝を挙げた蝉川泰果(22)を筆頭に、2021年にアマチュア優勝した中島啓太(22)さらに圧倒的な飛ばしが魅力でルーキーイヤーの昨シーズンに2勝挙げた河本力(23)や着実に成長している金谷拓実(24)など大型かつ実力のある若手が目白押し。

 迎え撃つ石川遼、今平周吾、比嘉一貴、堀川未来夢、池田勇太、谷原秀人など実力ある人気選手が絡んで今シーズンの男子ツアーは目が離せません。

待ちに待った球春到来。

ワールドベースボールクラシック(WBC)で大谷翔平をはじめダルビッシュ有、ヌートバー、吉田正尚など大リーグ選手と山本由伸、佐々木朗希、近藤健介など日本を代表する選手がいかんなく実力を発揮して圧倒的な強さで準決勝まで勝ち上がり、大いに盛り上がってます。

 WBC以外にも昨日、選抜高校野球大会も開幕しました。さらには大相撲大阪場所も横綱大関不在とはいえ、優勝争いが混沌として白熱の土俵が繰り広げられてます。

 新型コロナウイルス対策が3月13日から緩和されたせいか野球、相撲をはじめとしたイベントもファンの熱い声援が会場を大いに盛り上げ、白熱した好プレーに胸が熱くなります。

 コース内の梅や木蓮の花が咲き、コースの芝の色も日一日と色づいてきました。桜(ソメイヨシノ)の開花予想は奈良は22日、満開は30日とのこと。ゴルフ場の開花は奈良市内より5日ほど遅れますが、いよいよ球春到来です。皆様のご来場、お待ちしてます。

コースの更新作業、急ピッチ。

 日本気象協会が桜(ソメイヨシノ)の開花予想を昨日(3月9日)発表しました。これによると奈良の開花は22日で満開は30日とのこと。気象協会によると今年の開花は平年より6日早く、昨年より3日早いそうです。

 いよいよゴルフシーズンを迎えます。春のゴルフシーズンを前にコースの更新作業はピッチを上げてます。

 すでにグリーンのコアリング(穴あけ)を行い薄目砂をいれていってます。(写真上)。パターの転がりに影響を与えて興趣に欠けますが、シーズン前にやらなければならない更新作業であり、また1年間良好なグリーンに保つためですのでご容赦ください。今回のコアリングはより排水性をよくするため12ミリのコアリングをしているため3月下旬に追い目砂を散布する予定です。

 またフェアウェーは全ホール、芝の根を鋤(す)かして太陽の光を当てて冬眠状態だった根に光を吸収させて芝芽の発芽を促進するバーチカルを2月に終え、今週からフェアウェーの目砂入れを実施しております。(写真中)

 さらにバンカーの排水不良を順次改修(写真下)して行く予定です。春のシーズンに皆様をベストターフでお迎えするべくコーススタッフはフル稼働中です。

クラブを14本から7本に本数規制しては?

 週刊ゴルフダイジェスト(2月28日号)の奥田靖己プロのコラム「ゴルフはつづくよどこまでも」を読んでいて主旨は違うが、私の日頃考えてるゴルフクラブ14本は多過ぎで7本くらいに制限した方がいいのではないかという考えと相通ずる思いがしました。

 奥田プロはクラブの本数を5本以下にしてラウンドしようというもの。「本数を少なくすることで、クラブ選択に迷うことなく決断が早くなりプレー時間が短縮されることと、限られたクラブで何とかせなアカンといろいろ考え工夫するようになる」という。

 私は常日頃からゴルフするのにクラブ14本は多すぎると考えてます。ゴルフを始めた初心者がクラブを購入するにあたってフルセット揃えるのに金がかかり過ぎます。ゴルフは金がかかるスポーツだとよく言われます。

 道具は高い、プレー代は高い、ひと昔前はゴルフは金がかかる金持ちのスポーツだとよくいわれてました。プレー代はかなり安くなりましたが、それでも他のスポーツに比べればまだまだ金のかかるスポーツです。

 ゴルフを始めようとする初心者が道具を揃えるのにクラブだけで10万円以上かかるのはハードルが高すぎます。昔のように初心者セットのハーフセットの7本が基準になればいいのですが。

 同時にクラブの本数制限を14本でなく半分の7本にすればキャディバッグも軽くなり、奥田プロのいうようにクラブの選択に悩む時間が短縮されプレー時間が早くなります。

 1本のアプローチウェッジでいろいろ打ち分ける技量こそが技を競いスコアを競うスポーツ競技の本来の姿だと考えます。現在のようにウェッジのライ角度が1度刻みで、打ち手の技量ではなくクラブの精度でスコアをまとめる、言葉を変えれば道具に頼りスコアメイクするゴルフは技を競うスポーツ競技ではないのではないかと思います。

 科学の先端技術の粋を集めて製造された飛ぶクラブ、ロングアイアンが苦手な人のためのユーティリティ(ハイブリッドともいいます)を開発したり、ゴルフクラブはどんどん進化をしています。開発に金がかかり需要もそんなに多くないし、金に余裕のあるゴルファーなら少々販売価格が高くても購入するだろうというメーカーの思惑が見えてきます。

 ゴルフの普及振興するためにクラブの本数を14本から7本に規制すればゴルフも変わって行くと思いますがいかがでしょう。

奈良オープンゴルフ選手権、当クラブで開催。

 ゴルフを通じて地域の活性化とチャリティ事業の推進などを目的に奈良県在住、奈良県下ゴルフ場に所属するプロゴルファーが手弁当で2000年に立ち上げた「奈良オープンゴルフ選手権大会」も今年で24回を迎えます。

 第24回大会は、当奈良柳生カントリークラブで6月16・17日の2日間にわたって開催されます。当クラブでの開催は2006年の第6回大会に続いて2回目の開催となります。

 アマチュア予選は4月11日(火)と5月16日(火)に、プロ予選は4月28日(金)と5月12日(金)に奈良柳生カントリークラブで行われます。

 すでに24回大会に関しての詳細は奈良オープンゴルフ選手権事務局で詳細が発表されてますので、申込み等は大会事務局へお問合せください。

雨によるキャンセルで自然クローズとなりました。

本日は雨にてエントリーがゼロになり自然クローズとなってしまいました。冬季の雪によるクローズならば諦めもつきますが、最近では雨でクローズというのが多くなってます。近隣ゴルフ場の支配人に電話すると「柳生さんも雨でクローズですか。うちもそうです。たかが雨でクローズというのは信じられないですよね。昔なら雨だからゴルフやめるわ、なんて許されませんでしたよね。時代は変わりましたね。」周辺ゴルフ場もクローズの所が多く、営業していても「3組が出て行きました。こんなに減るならクローズの方がいいですよ。」とボヤく支配人も。

 週刊天気予報で雨予報が出るとキャンセルが出始めます。雨がほぼ間違いないと連日テレビの天気予報が続くと毎日キャンセルが出続けて、ほぼ前日で数組が残るだけ。ゴルファーの多くがシニアゴルファーだけに「雨中でプレーして風邪でもひいたら大変や。昔のようにエントリーが取れないブームの時なら、今日しかないとゴルフをしましたが、暇を持て余す年寄りには今日でなくとも、いつでもゴルフができるから雨で無理することはない。」という訳です。

 50年以上前にゴルフを始めた私などは「雨が降ってもするのがゴルフや。ゴルフは春夏秋冬、寒い暑い関係なく自然の中で、自然と対峙して挑んで行くのがゴルフだから、雨で文句をいうな。」とよくいわれたものです。

 ゴルフマナー評論家・鈴木康之氏の著書「ピーターたちのゴルフマナー」に「天の自然には雨、風、霧がある。すべてが挑戦に値するハザードである。悪天候を嫌い、悪天候から逃げたがる心は、わがまま、弱虫の心である。強い雨、強風、濃い霧はゴルファーにとってもちろん快適なものではない。しかし、ゴルフにとってなんら不向きなものではない。悪天候を悪いスコアやミスショットの言い訳にしてならない。悪条件はみんなも同じ。」と悪天候との取り組み方を書いてますが、今やこうした言葉は通用しなくなってしまいました。

人気企画「第7回チーム対抗戦」が行われてます。

 

 奈良県ゴルフ協会の後援競技「第7回チーム対抗戦」が本日(2月4日)当クラブで31チーム、122人が参加して気心の合ったゴルフ仲間とゴルフを楽しんでいただいてます。
 このチーム対抗戦はサラリーマンなど多忙な現役世代に土曜日を開放し、しかもお得な割引料金でプレーの機会を与えようと企画されたもので、今回で7回を数え毎回定員超過の人気企画となってます。
 この競技は競技性よりもゴルフ仲間と一緒にプレーを楽しんでいただくことを目的にしており、組合せも知らない人同士のドローではなく親しいゴルフ仲間と一緒にラウンドできることが人気の秘密のようです。参加者全員ダブルペリアで算出した3人のベストネットトータルで順位を競うチーム対抗戦ということで和気あいあいとした雰囲気の中でゴルフを存分に愉しんでいただいてます。

 参加者からは「次回はいつですか?」「もう参加者募集をしていますか?」など問い合わせが数多く寄せられています。
 

冬のゴルフに果敢に挑戦しよう。

 ゴルフは自然の中で行うゲームです。春夏秋冬の季節の移ろい中、晴れの日、雨の日さらには風の強弱など自然現象と対峙しながら18ホールをプレーして行くのがゴルフです。

 冬のグリーンはカチカチに凍てついててグリーンにオンしたと思ったボールが大きく跳ねてグリーン奥のバンカーにといった経験はだれしもおありでしょう。

 「せっかくいいショットで見事にグリーンを捉えたのに~」と恨めしくボヤくゴルファーはこの時期多い。

 ゴルフは自然と対峙し自然の圧力に屈することなく自らの知力と技量で克服して行くところにゴルフの面白さ、奥深さがあるのです。

 冬のゴルフを敬遠するゴルファーは多い。しかしゴルフの面白さ、奥深さを追い求める真のゴルファーなら「寒いから」などと言い訳せずに果敢に冬のゴルフに挑戦し攻略してみてはいかがでしょうか?

2月23日の天皇誕生日の祝日、エントリーは少なくまだまだ空きがあります。お一人でもメンバー枠もありますのでぜひご来場ください。