関西社会人ゴルフ選手権予選開催。

 

 本日はスポーツニッポン新聞社主催の日本社会人ゴルフ選手権関西予選兼関西社会人ゴルフ選手権予選が行われています。

 この大会は昨年から一般の部とシニアの部に分かれて行われるようになり、一般の部63名、シニアの部58名が参加して熱戦が繰り広げられています。

 予選はすでに実施済の小野東洋ゴルフ俱楽部、奈良柳生カントリークラブ、城陽カントリー俱楽部(7月13日)、六甲国際ゴルフ倶楽部(8月8日)で実施され、決勝が枚方カントリー俱楽部で行われます。

 本日の予選では一般の部16名、シニアの部14名が予選通過者となり、予選会場での通過者により8月24日、関西社会人ゴルフの決勝が行われます。

成績表はこちらから

史上最も早い梅雨明け、水不足が心配です。

昨日今日と晴れ間が広がり強い日差しが照り付けています。気象台では近畿地方でも昨日28日、梅雨明けしたと発表がありました。

 梅雨の期間といえば1か月近く雨が降りジメジメ鬱陶しい季節ですが、今年の梅雨期はわずか14日間、平年だと40日間くらいだけに異常に短い梅雨期間でした。

 ゴルファーにとっては雨より少々暑くても晴れ間が広がる好天気は大歓迎ですが、心配なのが水不足と猛暑です。

 ゴルフ場の芝は農作物と同様に適度な雨量が必要です。ゴルフ場の芝、とくにグリーンはベント芝といって高温多湿に弱い芝だけに、朝夕の水やりは必須です。最近のゴルフ場はスプリンクラーを設置し定期的に散水をしていますが、梅雨時の降雨量がこれだけ少ないと渇水対策が大変です。

上杉さん7-6で高橋さんを降し2年連続制覇。

 

 2022年度の理事長杯決勝は2年連続制覇を目指す上杉公一さん(写真上左)と理事長杯決勝初進出で初のビッグタイトル獲得を狙う高橋弘さん(写真上右)によって6月19日、27ホール・マッチプレーで行われました。試合は上杉さんが終始リードする展開で進み7-6で上杉さんが高橋さんを降し昨年に続き2回目の理事長杯を獲得しました。メダリストは倉垣光伸さんでした。※写真下は右からメダリスト倉垣さん、ランナースアップ高橋さん、優勝上杉さん、藤原競技委員

 

夏のゴルフはしっかり暑さ対策を。

温暖化のせいか近年、日本の夏が長く春と秋が短く四季がなくなってきたように感じます。4月には気温25度の夏日が記録されたり、5月は各地で30度を超す真夏日が記録されたり、もう完全に夏です。

 暦では梅雨入り前で夏はまだまだ先だと思いつつも連日真夏日に近い気温が続くと体はまだ暑さに慣れてないため、屋外での運動会の練習などで熱中症で倒れる子供たちが病院に搬送されるニュースが連日報じられています。

 コロナ禍で運動不足気味のところに真夏の暑さの下での運動は、熱中症など引き起こしやすいので気をつけてください。

 ゴルフも適度に乗用カートを利用しながら日傘を差してのプレーをお勧めします。それとこまめに水分補給をとるなど暑さ対策をとりながら夏のゴルフをお楽しみください。

ゴルフ場はCO2を抑制し地球温暖化防止に寄与してます。

 本日、「事務局だより」6月1日号の発送作業を終え明日郵送します。先月のように4月末に郵送したにもかかわらず、春のゴールデンウイークで休みが続いたため会員の皆様の手元に届いたのが連休明けの6日となってしまいました。日本郵便が民営化されて土・日・祝日は配送が休みであることを忘れていたための失態でした。

 このため「事務局だより」6月号は1日には会員の皆様のお手元に届くように頑張って早めに作り上げ、本日発送作業中です。

 今回の「事務局だより」の冒頭文では2050年に二酸化炭素(CO2)の排出量の実質ゼロを目指すカーボンニュートラル社会実現に関して、ゴルフ場は温暖化防止、脱炭素社会に大きく貢献していることを書いてます。

 会員だけでなく広くゴルファーにも知っていただきたいので、冒頭文のさわりを紹介します。

 日本のゴルフ場は山林や原野を切り崩して造成しているため、環境破壊の元凶と環境保護団体からバッシングを受けてきました。

 ゴルフ場の造成開発には自治体などの厳しい開発規制法の下、許可を取得して開発しているため、ゴルフ場内の残地森林を30%~40%手をつけてはならない、さらに回復緑地として環境保全を義務付けるなど新しい自然を造り上げたのがゴルフ場なのです。

 ゴルフ場は芝地と木々の樹林地として残留しており九州大学の縣和一名誉教授は「ゴルフ場は大気浄化・地球温暖化防止に寄与している」と論文発表しています。

 大気中のCO2は植物の光合成により吸収され、植物体を形成する葉や根になるとのこと。しかも枯れると微生物等により芝の養分を保つ有機物に分解され土壌中の有機炭素として蓄積され、この土壌炭素量が増加すれば地球温暖化を抑制することができるそうです。

 世界中の産業活動による膨大なCO2排出による気候変動が私たちの安全・安心な暮らしを脅かしています。ともすれば森林破壊してゴルフ場を造成したという負のイメージをお持ちかもしれませんが、ゴルフ場は逆にCO2を抑制し地球温暖化防止に大きく寄与していることを再認識していただきたいと思います。

タバコは百害あって一利なし。

 最近はゴルフ場の喫煙者の姿をあまり見なくなりました。「健康増進法」の厳格化に伴い喫煙人口が急激に減少しているからでしょう。

 日本たばこ産業(JT)の全国喫煙者調査によれば成人男性の喫煙率のピークは1966年に83・7%だったのが2018年には27・8%で56ポイントも減少しているそうです。

 タバコは自分の健康を害するだけでなく、回りの人に受動喫煙させ迷惑をかけることが実証されています。

 最近ではほとんどのゴルフ場のクラブハウス内は全面禁煙になっています。屋外のコースでも禁煙を謳っている所もありますが、ティーイングエリアなど灰皿のある個所など限定的に認めているゴルフ場が多いようです。

 ゴルフ場の運営側からすればゴルフ場全体を禁煙にしたいところですが、広いコースでは目が行き届かず隠れて喫煙するゴルファーもいます。その際の吸い殻の後始末が灰皿がなければポイ捨てしてしまいます。

 ゴルフ場のコースでのポイ捨ては芝などに燃え移りあっという間に大火事になってしまいます。喫煙は個人の趣味嗜好とはいうものの社会的な害悪と見なされてきてます。ゴルフマナー評論家の鈴木康之氏流にいうと「ひとりの気持ちよさ(愉快)より誰かひとりの迷惑(不愉快)の方が重い」ということです。

 発がん性の高いタバコは「百害あって一利なし」自分の健康を害するだけでなく受動喫煙で健康を損なうなど迷惑をかけます。喫煙者は自分のタバコ臭に気付きませんが、周囲の嫌煙者は臭いに敏感で嫌悪感を露わにする人もいます。多くの人が集まるゴルフ場で快適で楽しく一日を過ごすためにもゴルフ場ではタバコを我慢してはどうでしょう。

事務局だより未着の原因

 4月29日から始まった春の大型連休。コロナ禍による規制・制限がないせいか新幹線や飛行機の乗車率はかなり高く観光地などもかなり賑わっているようです。

 会員の皆様に毎月1日付けで発行している「事務局だより」5月号がまだ届かないという声が寄せられています。

 「事務局だより」5月号は4月27日に封入作業を終え、翌28日午後に郵便局が引取ったので30日には会員の皆様のお手元に届くはずと思っていました。しかし、よく考えると郵便も民営化され土・日・祝日の配送はしないことになっていました。

 このため連休明けの6日まで郵便配達されないようです。民営化による土・日・祝日に配達されないということに気付かず発送していたため、皆様のお手元に届くのが遅くなり大変、申し訳ありません。今後このようなことがないように編集発行に気をつけたいと思います。

 なお「事務局だより」は発行と同時にホームページの会員ページに掲載していますので、こちらの方をご覧いただければ幸甚です。

真のゴルファーとは?

 ゴルフは技量以前にルール、マナー、エチケットが最も重視されるスポーツです。長い歴史を積み重ねて作り上げられてきたゴルフルールですが、改正されず不変なのがマナー、エチケットです。

 ゴルフ規則第1章エチケットには
◎コース上での心得 ◎他のプレーヤーに対する心くばり ◎プレーのペース ◎コース上の先行権 ◎コースの保護について明記されてます。

 ルールは違反すれば罰せられますが、マナー、エチケットはプレーヤー同士がお互いを信頼し尊重し合って共通の楽しみであるゴルフに興じるわけですから、マナー、エチケットに反していても罰せられることはありません。

 そのせいかマナー、エチケットを守らず平気でマナーやエチケットに反する行動をする無神経なゴルファーがいるから厄介です。プレー中なら同伴者に、クラブハウスなど多くの人が集まる場ではそこにいる人たちに不快な思いをさせてしまいます。

 ゴルフは老若男女、様々な経歴を持つ紳士淑女が楽しむスポーツです。「マナー知らずは人に嫌われ、仲間が少なくなり、誘われなくなる。人のプレーを妨げ、人を不愉快にさせるからである。ゴルフマナーは本来好きなゴルフがもっと愉快なゲームになり、人との付き合いがもっと深い親交になる、そうした限りない楽しみをできる行いなのである。」(鈴木康之著・ピーターたちのゴルフマナーより)

 同書はさらに「他のプレーヤーへの配慮をとくに重んじるゴルフの世界では、ひとりの愉快より誰かひとりの不愉快のほうが重い。」と断じてます。自己中心の考えや行動は厳に慎み、人に気を遣い周囲や環境に気を配る気遣いこそが真のゴルファーであると肝に銘じてプレーしてください。

ゴルフの祭典マスターズが開幕します。

 

 全国的に桜の花が満開となりました。奈良柳生CCの桜も見事に咲き誇り、いまが最高の見ごろです。陽春の下、白球を追いながらコース内の桜の花を見つつゴルフを楽しむ花見ゴルフは1年でも最高の至福の時といえます。

 ゴルフの祭典「マスターズトーナメント」が今日、開幕します。世界のトッププロがグリーンジャケットに袖を通す夢を実現するために最高の技術を駆使して戦うマスターズが始まります。

 前回大会ではアジア人初のマスターズ制覇した松山英樹の2連覇に期待が寄せられています。過去2連覇したのはジャック・ニクラス、ニック・ファルド、タイガー・ウッズのたった3人だけ。この偉業に松山が果敢に挑みます。

 しかしながらマスターズの舞台オーガスタは超タフなコース。テレビ画面で見る美しいコースとは裏腹にコースは硬くグリーンも世界一速いといわれているだけにトップ10に入るのもなかなか難しいコースです。

 誰が優勝してもおかしくないレジェンドたちが挑むオーガスタ、気負いなく臨むことこそがグリーンジャッケットに袖を通すことができるといわれてます。

 すでに初日の組合せが発表されており、松山は世界ランキング7位のジャスティン・トーマス、昨年の全米アマチュアチャンピオンのジェームス・ピオットと同組で午前10時45分(日本時間7日午後11時45分)にスタートします。

 また史上最強といわれたタイガー・ウッズも松山の組の前に出場します。交通事故による負傷が癒えたとはいえ、まだまだ万全の状態ではありませんが姿を見せるだけで会場の空気を一変させるオーラがあり、マスターズに花を添えてくれます。今夜から4日間、寝不足になりそうです。

向山さん4年ぶりにスクラッチ選手権奪還。

 2022年度のスクラッチ選手権は3月27日と4月3日の2週にわたって36ホール・ストロークプレーで行われ、向山昭三さんと南憲司さんが163の同スコアでトップに並びましたが、規定(マッチング)により向山さんが4年ぶりのスクラッチ選手権を制覇しました。(写真上:藤原競技委員から優勝カップが向山さんに贈られた。写真下:右から2位の南さん、優勝・向山さん、3位の川上さん、藤原競技委員