ゴルファー育成はなかなか難しい。

 私事ですが手足が痺れ歩行もままならぬ体調でゴルフはここ2ヶ月してません。頸椎と脊柱管狭窄症が原因で来月下旬にまず頸椎の手術をします。この2ヵ月、絶好のゴルフシーズンですが、ゴルフができず、皆さんから残念ですね。と慰めてもらってますが、ゴルフができなくなっても別に寂しくないし、逆にさほどしたくなくなるのは不思議です。ゴルフする機会がなくなってリタイアして行く人が多いのはこういうことかと実感してます。

 逆に孫が大学を今年卒業して社会人の仲間入り。「社会人にとってゴルフは役に立ちますか?役立つならゴルフを始めます」といってきました。爺バカでしょうか、クラブセットを譲り打球練習場に連れて行きゴルフのイロハを教えてます。

 しかしながらゴルフというスポーツは、他のスポーツに比べてあまりにも難しいと実感してます。初心者をいかにゴルフに夢中にさせるか、言葉は悪いですがいかにゴルフに嵌(は)めるかということでしょうか。

 コースに出るまでに打球練習場で軽トラ1台分のボールを打って、ようやく空振りやダフリがなくなりコースデビューさせてもらった60年前の経験を思い出してます。コースに出るまでの打球練習場でのボール打ちに飽きて「面白くない」と挫折する初心者も多いはず。

 やはりゴルフは広大な敷地にレイアウトされた緑のコースに出てこそ、ゴルフの醍醐味が味わえるわけで、ボールを打つ爽快感などゴルフを通じて経験できる面白さ、感動・感激が得られてこそゴルフの奥深さが分かり、嵌って行くのですが、初心者をここまで継続させることはなかなか難しいなと実感してます