いよいよ明日からQTが始まります。

 

 明日(8月30日)からいよいよ一般社団法人・日本ゴルフツアー機構(JGTO・青木功会長)のクォリファイングトーナメント(QT)が始まります。昨年度は新型コロナウイルス感染症のため中止となりましたが、今年度はコロナ対策を徹底して実施されます。

 JGTOから今大会を担当する吉川泰正競技委員長ほか8名のスタッフが本日来場され、本部の機材設置やコース点検など準備を行っています。

 JGTOのQTとは、来年度のツアー出場のシード権をもたないプロが出場資格を獲得するための競技で1st、2nd、3rd、Finalの4ステージを勝ち上がって行く、いわばサバイバルゲームです。 

 明日はQT1stの指定練習日とレジストレーションが行われ、8月31日から9月3日までの4日間72ホール・ストロークプレーで熱戦が繰り広げられます。

 例年QTには韓国や中国、タイ、オーストラリアなど外国のプロも数多く参戦しますが、今年はコロナ禍のせいか外人選手はゼロで、参加選手は90名です。 

 JGTO競技委員と打合せしたコースセッティングに合わすべくコース作業を進めていますが、8月の日本列島を覆うような線状降水帯が繰り返し発生し梅雨並みの長雨が続いたせいで芝のメンテも大変です。とくにグリーンの芝は弱っており低(ひく)刈りができず当初予定の10フィート以上のグリーンスピードを出すのが難しい状況ですが、なんとか頑張って10フィートにすると鈴木グリーンキーパーは尽力しています。

 4日間、好天に恵まれベストコンディションで選手の技量を十分に発揮しレベルの高い熱戦が繰り広げられるよう、コーススタッフ全員、頑張ってます。