ゴルフはれっきとしたスポーツです。と強く言い切れますか?ゴルフをするのにゴルフ場利用税という理不尽な税金を取られるのはなぜか考えたことがありますか。ゴルフがスポーツというより遊びととらえられているためではないでしょうか。
そのひとつにプレー中の喫煙を容認していること。たばこを喫いながらプレーするスポーツがあるだろうか。野球で守備についている内野手や外野手がたばこを喫いながらボールが飛んでくるのを待っていることなどありえませんよね。
相撲の土俵下で待つ力士が一服しているだろうか。サッカーのゴールキーパーがたばこを喫って守っているだろうか。
スポーツで競技中に喫煙を認められているのはゴルフだけです。ゴルフは喫煙しながらできるスポーツだと思ってる人は多いが、喫煙しないゴルファーからみると、ゴルフというスポーツを冒涜しているように思います。
たばこ以外にお酒を飲んでプレーすることができるスポーツはゴルフだけです。スタート前に一杯引っ掛けて、コース売店で一杯、昼食時に一杯というように酒を飲んでプレーすることができるのがゴルフです。さすがにプロ競技や権威ある公式アマチュア競技では許されてませんが、プライベートラウンドやクラブ競技では禁止を謳ってるゴルフ場はありません。
こうしたたばこやアルコールをプレー中に嗜(たしな)むことができるゴルフがスポーツではなく遊びだといわれる所以です。ゴルフ場利用税撤廃を要望すれど「所詮ゴルフはスポーツでなく担税能力のある金持ちの遊びだ」と思われており2020年度も利用税撤廃は見送られました。