もっと気軽に短時間でゴルフが楽しめないものか。

 新しくゴルフを始めようという人が相変わらずあまり増えません。金と暇がかかることが敬遠される一番の理由のようです。金の問題はさて置き、暇=時間がかかりすぎるというのは忙しい現代人にとっては最も嫌われる要素かもしれません。

 ゴルフ場への行き帰りに2時間、ラウンド時間はハーフ2時間~2時間半。18ホール回ってほぼ5時間、家を出てゴルフして帰ってくるまで7~8時間かかってしまうとなればほぼ休日の1日がつぶれてしまいます。

 もっと気軽に短時間でゴルフを楽しめないものか。18ホールの1ラウンド料金制から9ホールのハーフ単位の料金制を取り入れる所も出てきたとの話も聞きます。

 ハーフプレーなら料金も安く時間も半日あればこと足りるわけです。午前中ハーフプレーしてから仕事に、あるいは逆に午前中は仕事をして午後から軽くハーフプレーといった具合に忙しい現代人とってはピッタリかもしれません。

 ゴルフが18ホールの1ラウンドを基準としているため、休日がゴルフで1日丸つぶれとなり家族サービスも疎かになってしまいます。

 団塊世代以前のモーレツ社員なら家庭を放っておいてゴルフも仕事のうちとゴルフに興じていましたが、現在の家庭中心の団塊二世、三世には通用しません。家族ともども短時間で料金的にも安上がりで楽しめるハーフプレーシステムを業界として考えていく必要性があるかもしれません。総支配人・阪口 勇