2018QT2nd全選手データによる難易度。

JGTOからいただいた全選手のスコアをホールバイホールで入力したデータで奈良柳生CCのホール難易度がわかります。各ホールのイーグル、バーディ、パー、ボギー、ダブルボギー、トリプルボギーなどが入力され、そのホールの平均スコアを小数点以下まで出した数字でホールの難度をまとめています。

 4日間、延べ377人のスコアによると、難易度1番は10番ホール(453ヤード、パー4)で、バーディ32人(8・5%)、パー238人(63・1%)、ボギー76人(20・2%)、ダボ16人(4・2%)、トリプル10人(2・7%)、それ以上が5人(1・3%)ということで平均スコアが4・34のオーバーパーでした。

 難易度2番は4番ホール(194ヤード、パー3)と15番ホール(427ヤード、パー4)で平均スコアは4番が3・19、15番が同4・19で同じでした。。次いで16番ホール(205ヤード、パー3)の同3・17、そして5番目の難易度は17番ホール(407ヤード、パー4)で同4・12でした。

 逆に1番易しいホールは11番ホール(535ヤード、パー5)でイーグルが5人(1・3%)、バーディ180人(47・7%)、パー168人(44・6%)、ボギー17人(4・5%)、ダボ6人(1・6%)、トリプル1人(0・3%)、それ以上はなく平均スコアは4・58でした。次いで易しいホールは6番ホール(402ヤード、パー4)で同3・84.3番目に易しいホールは18番ホール(580ヤード、パー5)の同4・85でした。

 データを見るとショートホール(4番3・19、7番3・1、14番3・08、16番3・17)、は全てオーバーパーとなってますが、逆にロングホールは先の11番、18番以外のロング(2番4・99、8番4・96)も全てアンダーパーになっています。

 当クラブのロングホールは比較的しっかり距離もありますが、ほとんどの選手がセカンドショットをアイアンで果敢に2オンを狙い易々バーディを取っていきました。選手の体力や体幹の向上とともにクラブやボールの進化は著しく、4日間で20アンダーは当たり前の時代になってきました。