デマンド監視装置が頻繁に鳴ってます。

 昨日は梅雨の晴れ間で全国の観測地点のうち16箇所で気温35度以上の猛暑日を記録したとテレビのニュースなどで報じられていました。今日も35度を超す猛暑日が連日続いています。もうそろそろ梅雨明け宣言が出てもおかしくないのですが・・・・。

 どうやら夏本番、昨日からクラブハウスのエアコンはフル稼働。電気使用量を一定内におさめるためデマンド監視装置を設置し、契約デマンドを超過させないよう、契約デマンドに近い数字になると警告が事務所に発せられます。これによって電気の制御版で事務所や従業員食堂などバックヤードのエアコンのスイッチをおとしてデマンドを調整するのですが、昨日、今日とデマンド監視装置が頻繁に鳴っています。

 関西電力の企業向け契約電力は4月から13~14%値上がりしており、オール電化の当クラブでは大変な経費増となっています。クールビズで室内のエアコンは28度などといわれていますが、猛暑の中でプレーして帰ってくるゴルファーを生温かいクラブハウスでお迎えすることは出来ません。汗だくの体をお風呂でさっぱり洗い流し、エアコンのきいたクラブハウスでゆっくりお寛(くつろ)ぎいただくためには相応の室温を保たなければなりません。その分、従業員が働く事務所やキャディ控え室、コース管理棟などは少々我慢をしてもらっています。

 夏本番、電気使用量の契約デマンドとの攻防がいよいよ始まりました。極力無駄な電気を使わないよう、苦心惨憺やり繰りをしていることをご理解ください。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

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