ペアマッチ競技7月24日に再開催。

 昨日予定していた奈良県ゴルフ協会後援の「ペアマッチ競技」が大雨の悪コンディションで中止となりました。奈良県ゴルフ協会の通常の県民ゴルフとは違い、男女、男男、女女でペアを組み争うチーム戦だけに目新しさも加わり注目を集めましたが、残念ながら雨のため中止。参加者からも再開催の声が上がり、協会担当者と協議し7月24日(水)に再度開催することになりました。

 この競技は誰でも参加でき、ゴルフの楽しさやゴルフを通じて交流・親睦を図ることを目的にした奈良県ゴルフ協会のゴルフ振興の一環で行っているものです。競技方法は18ホール・ストロークプレーで各人プレーし、各ホール、ペアの良い方のスコアを取り18ホールトータルスコアによるダブルペリアで順位を決めます。

 奈良県ゴルフ協会の後援競技ですからプレー料金もセルフ9,360円(昼食付、利用税込、消費税は別)とぐっとお得な料金となってます。(参加料不要)ただし申し込みは2名ペアでお申込みください。

 お申込みは所定の申込用紙に記入し奈良柳生カントリークラブへFAX(0742-93-0700)するだけでOK。お問合せは奈良柳生カントリークラブ(0742-93-0789)か奈良県ゴルフ協会(0742-32-2080)へ。開催要項は下記の通り。

「ペアマッチ競技」
開催日時:2019年7月24日(水)AM8:32~
開催場所:奈良柳生カントリークラブ(奈良市大柳生町4800)
競技方法:18ホール・ストロークプレー(各ホール、ペアの良い方を取り18ホールトータルスコアによるダブルペリアで順位決定。
プレー代:9,360円(セルフプレー・昼食付・利用税含む。消費税は別途)
表  彰:優勝、準優勝、3位、飛び賞、ブービー賞。

気のおけないゴルフ仲間を増やそう。

 仕事をリタイアして料金が安い平日に好きなゴルフを存分に楽しむぞ!と思ってる定年退職直前のシニアゴルファーは多い。

 ところがいざリタイアして「さあゴルフを」と思っても誘える相手がいないことに気づく。現役だった頃は、部下や後輩に半ば強引に付き合わせていたが、リタイアしてしまうと現役世代にそう声をかけて誘えないと否応なしに気づかされます。

 ゴルフは個人競技ではありますが、4人1組か3人1組でプレーするのが基本だけに仕事がらみのゴルフ仲間とはきれいさっぱり縁を切り新しい同好(ゴルフ)の士を見つけることが肝要です。

 そのためにはゴルファーとしての技量よりも相手を不愉快にさせないマナー・エチケットを持ち合わせた人間性豊な真のゴルファーであることが求められます。

 ゴルフクラブに所属する会員であれば気軽に一人で来場してメンバー枠などに入れてもらってゴルフをするチャンスはありますが、気のおけない真のゴルフ友達となれるかどうかが問題です。
 
 プレー後に同伴のゴルファーとは「二度と一緒にプレーしたくない人」か「またご一緒させてくださいね」といえる人か、あるいは相手から見てあなたは「二度と一緒にプレーしたくない人」の烙印をおされてるかもしれません。

 週刊ゴルフダイジェスト6月4日号で「またご一緒したい人ランキング」が出ていました。
 ①楽しくできる・明るい・前向きな人 ②プレーや決断が早い ③上手い・プレーが参考になる ③マナーが良い ③周りを気遣える ⑥スコアだけに執着しない ⑦適度に的確に教えてくれる ⑧リズムよくプレーできる ⑨一生懸命プレーする ⑨うるさく騒がない ⑪調子悪くても黙々とプレーする・ズルしない・人柄が良い

 逆に「二度とご一緒したくない人のランキング」は
 ①プレーが遅い ②感情をあらわにする ③マナーが悪い ④うるさい・おしゃべり ⑤教え魔 ⑥自分しか考えず周りをみない ⑦キャディたちへの態度が悪い ⑦自分のスコア、スイング自慢 ⑨細かすぎる・神経質 ⑨スコアばかり気にする ⑪疑い深い・セコイ・品がない・服装などがだらしない・ズルをする

 このアンケートをよくご覧いただき、少なくとも「二度とお誘いのないゴルファーにならない」よう気をつけていただきたいと思います。ゴルフはプレースタイルを見るとその人の人柄や人間性が見事に表れるスポーツです。アンケートを熟読し「またお誘いいただけるゴルファーに」なるように心がければ、しがらみのないゴルフ仲間が自然と増えて行くはずです。 奈良柳生カントリークラブ総支配人・阪口 勇

浅地洋祐選手、初優勝おめでとう。

 昨日のアジアパシフィック・ダイヤモンドカップ(千葉県・総武CC)で浅地洋祐選手がマンデートーナメントから出場してプロ初優勝を果たしました。

 浅地といえば石川遼と同じ東京・杉並学院高校で石川の2学年後輩。石川が華々しく高校生プロとして注目をあつめていた頃、浅地も高校2年生の時にこのダイヤモンドカップに出場し9位に入る逸材として期待されていました。

 私もこの浅地をよく覚えているのは、奈良柳生カントリークラブで行っていた日本ゴルフツアー機構(JGTO)の2011年QT1stにアマチュアで出場していたからです。

 この時の記録を見ると浅地は72、68、66、10アンダーの206でトップに2打差の3位で1stを楽々通過していました。ちなみにこの時のQT1stには出水田大二郎もアマチュアで出場しており、71、76、70の217の成績で19位でした。

 当時のQT1stの模様は、私のブログ2011年8月25日に遡っていただくと、浅地選手の高校生時代の写真が載ってます。2011年8月25日ブログ

奈良柳生カントリークラブ総支配人・阪口 勇

「御し難きは己なり」

 長かった10連休も残すところ今日、明日の2日。連休の後半は晴天が続き気温も上昇し昨日などは大阪府枚方市で27・9度、京都市中京区で27・5度の最高気温を記録するなど夏日を記録したそうです。

 連休疲れを自宅で癒して明後日からの仕事に備えている方も多いと思います。そんな方にゴルフマナー評論家・鈴木康之氏の著書「ピ-ターたちのゴルフマナー」の中から含蓄に富む一節が目につきましたので、暇つぶしにお読みください。

 「セルフコントロール」さばくのが難しいボールと自分
 ゴルフ場にいる人間の中でいちばん付き合いにくいのは、誰あろう、あなた自身ではないだろうか。ゴルフほど「御し難きは己なり」と思い知らされるゲームはほかにない。ボールのさばき方、運び方と同じぐらい自分自身のさばき方、運び方がうまくいかない。ゴルフ上手は自分との付き合いが上手である。感情的に不安定になりやすい自分自身といかに上手に付き合うか、それがゴルフ上手への第一歩であるとも言えるだろう。

 ゴルフは個人プレー。はしゃぎすぎている自分や落ち込んでいる自分に声を掛けてくれるのは、あなた以外にいない。プロのように専属キャディのいないアマチュアの場合はなおさらである。

 また、自分を上手にコントロールできないゴルファーは、ほかのゴルファーにとって気持ちのよい同伴競技者ではない。これをポジティブに言うなら、ゴルファーには社交と孤独の両面の楽しみがある、とも言える。

 ダメになっていく自分に早く気づき、平常な自分に戻すもうひとりの自分役がいなければならない。こうしたセルフコントロールやメンタルトレーニングは、心理学という専門分野のものであって、この分野のゴルフ書が数多く出ている。(鈴木康之著・ピーターたちのゴルフマナー=ゴルフダイジェスト社発行)奈良柳生カントリークラブ総支配人・阪口 勇

 

平成が終わり令和の時代に。

 令和の時代が始まりました。国民一人一人がそれぞれの過去、現在、未来に思いを馳せながら令和元年の最初の朝を迎えたことと思います。

 昨日、テレビで見た「退位礼正殿の儀」で平成天皇が国民に向け最後のお言葉を述べられたお姿、感動しました。終始穏やかでひと言、ひと言発せられる口調は厳かであり、またやさしく慈愛に溢れたお言葉が胸に深く沁みました。

 4月27日から始まった10連休も前半が終わり後半へ。ここ2、3日あいにくの天気が続いていますが、さほどプレーに影響するような雨ではなく、ご来場いただいた皆さんは休日ゴルフをお楽しみいただいております。

 ただ残念なのは、テレビの天気予報で雨予報が出るととたんにキャンセルが続出することです。夜や未明に降る雨もその日一日が雨と受け取ってしまう方が多いことです。また近畿地方の兵庫県北部や京都府北部にかかる雨も近畿全体に降ると受け取ってしまうのか雨予報が出るとキャンセルの電話です。

 最近ではスマホのウェザーニュースなどで雨雲の動きがよく分かるようになってきてますが、テレビの天気予報の影響はひじょうに大きいことを実感します。

 10連休のエントリー比較的好調でしたが、ここ2、3日の雨予報で来場者はがた落ちでガックリきてます。冬の寒い雨ならば健康面からも自重することも理解できますが、ゴルフシーズン真っただ中の陽春の時季の雨で簡単にキャンセルされるのは、ゴルファーの風上にもおけないと毒づいても詮無いこと。

 ゴルフは自然の中で自然と対峙して果敢に挑んで行くスポーツです。悪天候を嫌い、悪天候から逃げたがる心は、わがまま、弱虫の心であるとゴルフマナー評論家の鈴木康之氏は書いてます。さらに強い雨、強風、濃い霧はゴルファーにとってもちろん快適ではない。しかしゴルフにとって不向きなものではない。原則としてコースがクローズしない限りプレーを取りやめる理由はないと指摘しています。奈良柳生カントリークラブ総支配人・阪口 勇

タイガーの復活に感動しました。

ソメイヨシノや山桜の花は散り葉桜となりましたが、不安定だった気温もようやく春らしい陽気となってきました。奈良柳生カントリークラブの桜の満開を見逃した方に、ホームページの「フォトギャラリー」に桜の満開写真を掲載しましたので、ご覧ください。

 話は変わって世界最大のゴルフトーナメントともいわれるマスターズでタイガー・ウッズが14年ぶり5回目のマスターズ制覇に世界中のゴルフファンが喝さいをおくり強いタイガーの復活を喜びました。

 沈滞するゴルフ界にあって世界中のゴルフファンを虜にするスターの復活は誰もが待ち望んでただけに、タイガーの圧倒的な存在感、揺るぎない人気は本物のスーパースターであることを思い知らされました。

 来週末から春のゴールデンウィークが始まります。日本では初の「10連休」です。メーカーなどの企業はすんなり10連休で休むことができますが、デパートやショッピングモール、観光、飲食関係の販売・サービス業は稼ぎ時だけに、そう簡単に休める人は少ないと思われます。

 こうした販売・サービス業はふだんでも人手不足に悩まされ深刻なだけにそのやり繰りが大変です。ゴルフ場でも来週末から始まる10連休に集客と人のやり繰りに頭を悩ませています。総支配人・阪口 勇

もっと気軽に短時間でゴルフが楽しめないものか。

 新しくゴルフを始めようという人が相変わらずあまり増えません。金と暇がかかることが敬遠される一番の理由のようです。金の問題はさて置き、暇=時間がかかりすぎるというのは忙しい現代人にとっては最も嫌われる要素かもしれません。

 ゴルフ場への行き帰りに2時間、ラウンド時間はハーフ2時間~2時間半。18ホール回ってほぼ5時間、家を出てゴルフして帰ってくるまで7~8時間かかってしまうとなればほぼ休日の1日がつぶれてしまいます。

 もっと気軽に短時間でゴルフを楽しめないものか。18ホールの1ラウンド料金制から9ホールのハーフ単位の料金制を取り入れる所も出てきたとの話も聞きます。

 ハーフプレーなら料金も安く時間も半日あればこと足りるわけです。午前中ハーフプレーしてから仕事に、あるいは逆に午前中は仕事をして午後から軽くハーフプレーといった具合に忙しい現代人とってはピッタリかもしれません。

 ゴルフが18ホールの1ラウンドを基準としているため、休日がゴルフで1日丸つぶれとなり家族サービスも疎かになってしまいます。

 団塊世代以前のモーレツ社員なら家庭を放っておいてゴルフも仕事のうちとゴルフに興じていましたが、現在の家庭中心の団塊二世、三世には通用しません。家族ともども短時間で料金的にも安上がりで楽しめるハーフプレーシステムを業界として考えていく必要性があるかもしれません。総支配人・阪口 勇

 

ゴルフクラブの性能向上について。

 ラグビーの全国大学選手権決勝が昨日、東京・秩父宮ラグビー場で行われ、天理大学が初優勝を目指して明治大学と対戦しました。常勝・帝京大学のV10を阻止し決勝進出しただけに、奈良県民をはじめ関西のラグビーファンも同志社大学以来の関西の大学の優勝に期待し天理大学に声援を送りましたが、惜しくも22-17で関東の壁を崩せなかったのは残念でした。

 話はかわりますがゴルフクラブの性能は年々向上していますね。よく飛びそして曲がらないといった究極のテーマにメーカーは開発・改良にしのぎを削ってます。スウィートスポットを少々外してもミスショットにならず、そこそこ飛ぶように進化してきてます。アマチュアゴルファーはクラブの進化でどれだけ技量をカバーしてもらっているか。

 去年の古い週刊ゴルフダイジェストを捲っていると藤田寛之プロのコラム「藤田寛之の結論 ゴルフは理屈じゃない」で面白いことを書いてます。

 「私(藤田)はドライバーでドローやフェード、高低などゴルフ場のホールの形状(レイアウト)や風など状況によって球筋を打ち分ける。あえて飛距離を落として方向性を重視して握ることもありました。パーシモン(ヘッド)とか小ぶりなヘッドの時代を経験してきたこともあり、自分でヘッドを操作して球筋をつくってきた」といいます。

 現在のクラブは曲がらずより遠くへ飛ばすクラブが主流となっており、藤田プロいわく「ミスショットしても曲がり幅が小さくなり、それでいて飛ぶ」という。

 それほどクラブの進化は著しいのですが、プロにとっては、それが問題だといってます。ミスショットしても曲がらずに飛ぶことがなぜ問題なのでしょう。

 藤田プロはいいます。「プロはホールの形状によってボールを曲げてコントロールする技術をもっていますが、最近の進化したクラブではその技術がボールに伝わらず、思い通りの球筋のボールが打てない」ということらしい。

 なるほどそういえばアマチュアゴルファーに大人気で最も売れているクラブ「XXIO」を使用しているツアープロはほとんど目にしません。プロの高度なテクニックとはクラブの性能より自分の確かな技術によってスコアメーキングしているのだということを知らされました。総支配人・阪口 勇

 

新ルールでラウンドしました。

 新しい年がスタートしました。そして新ゴルフルールも1月1日から全世界のゴルフ場で施行されました。当クラブでも2日の初夢杯から新ルールに基づき競技が行われました。

 大幅にルールが改正されたことによる混乱を懸念して競技委員会では、3月末までは周知期間として誤ったルール適用の際は、初回はペナルティを課さず注意指導に留めることとしました。「事務局だより」やこのブログなどでも新ルールについて要点を紹介していたせいか大きな混乱もなく順調にスタートしました。

 昨日、グリーンキーパーと新ルールに基づいてラウンドしてみました。プレーの進行を重視したというだけあって、新ルールでのプレーはスムースで時間短縮になります。

 グリーン上の旗竿が立ったままパッティングしてもOKは、いちいち旗竿抜いたり差したりしなくていいので大幅な時間短縮になります。また遠球先打でなく打つ準備ができたものからプレーして行くのも予想以上にプレーは早くなります。

 ただ、新ルールで若干気になったのは、「ドロップは膝の高さからボールを落とす」は、実際に片膝をついて片方の膝からドロップすればいいのですが、立ったまま膝の高さからドロップすればほとんど膝より上の高さから落としているようです。

 本人が立ったまま(実際はやや屈んでます)膝の高さと思っても、意外に膝より上の位置になっているようです。この点は注意が必要です。

 

新ルールが来年1月から施行されます。

 

 来年1月から世界中のゴルフ場で新ゴルフルールが一斉に施行されます。新規則は従来の4年に1回のルールの見直しといったものではなく大幅にルールが変わります。新しいルールブックは従前に比べてひじょうに見やすく、また分かりやすくなってます。

 数多くのゴルファーにルールブックを持っていますか?と問うと、ほとんどの方が「持ってないし、見たこともない」と答える人が圧倒的に多いのが現状です。

 ではゴルフルールをどのようにして理解しているのかというと、ほとんどの方がプレー中にトラブッたらキャディや同伴者に救済処置やペナルティーを教えてもらってるようです。

 ゴルフは基本、ティーショットすればグリーンに上がるまでボールに触れずあるがままプレーして行けば良いという単純明快なスポーツです。しかしながらボールが曲がってボールを見失ったり、あると思われる所になかったり、コース内の池や小川など新ルールでいうところのペナルティーエリアに入りプレーが続行できなくなった場合に、どう救済処置をとれば良いかなどルールを知っていなければプレーを続けて行くことができません。

 「ルールブックなんて読んだことはない」と自慢気にいう方がいますが、ゴルファーとしていくら技量は優れていても、非常識で無知なゴルファーという烙印を押されてしまいます。

 そうならないように新しいルールブックを購入していただき熟読し、新ルールを理解していただくことが肝要です。またラウンドの際は、必ずルールブックはキャディバッグにいれ携行するようにしてください。何かトラブルが発生したら即座にルールブックを開くという習慣を身につけてほしいと思います。