気のおけないゴルフ仲間を増やそう。

 仕事をリタイアして料金が安い平日に好きなゴルフを存分に楽しむぞ!と思ってる定年退職直前のシニアゴルファーは多い。

 ところがいざリタイアして「さあゴルフを」と思っても誘える相手がいないことに気づく。現役だった頃は、部下や後輩に半ば強引に付き合わせていたが、リタイアしてしまうと現役世代にそう声をかけて誘えないと否応なしに気づかされます。

 ゴルフは個人競技ではありますが、4人1組か3人1組でプレーするのが基本だけに仕事がらみのゴルフ仲間とはきれいさっぱり縁を切り新しい同好(ゴルフ)の士を見つけることが肝要です。

 そのためにはゴルファーとしての技量よりも相手を不愉快にさせないマナー・エチケットを持ち合わせた人間性豊な真のゴルファーであることが求められます。

 ゴルフクラブに所属する会員であれば気軽に一人で来場してメンバー枠などに入れてもらってゴルフをするチャンスはありますが、気のおけない真のゴルフ友達となれるかどうかが問題です。
 
 プレー後に同伴のゴルファーとは「二度と一緒にプレーしたくない人」か「またご一緒させてくださいね」といえる人か、あるいは相手から見てあなたは「二度と一緒にプレーしたくない人」の烙印をおされてるかもしれません。

 週刊ゴルフダイジェスト6月4日号で「またご一緒したい人ランキング」が出ていました。
 ①楽しくできる・明るい・前向きな人 ②プレーや決断が早い ③上手い・プレーが参考になる ③マナーが良い ③周りを気遣える ⑥スコアだけに執着しない ⑦適度に的確に教えてくれる ⑧リズムよくプレーできる ⑨一生懸命プレーする ⑨うるさく騒がない ⑪調子悪くても黙々とプレーする・ズルしない・人柄が良い

 逆に「二度とご一緒したくない人のランキング」は
 ①プレーが遅い ②感情をあらわにする ③マナーが悪い ④うるさい・おしゃべり ⑤教え魔 ⑥自分しか考えず周りをみない ⑦キャディたちへの態度が悪い ⑦自分のスコア、スイング自慢 ⑨細かすぎる・神経質 ⑨スコアばかり気にする ⑪疑い深い・セコイ・品がない・服装などがだらしない・ズルをする

 このアンケートをよくご覧いただき、少なくとも「二度とお誘いのないゴルファーにならない」よう気をつけていただきたいと思います。ゴルフはプレースタイルを見るとその人の人柄や人間性が見事に表れるスポーツです。アンケートを熟読し「またお誘いいただけるゴルファーに」なるように心がければ、しがらみのないゴルフ仲間が自然と増えて行くはずです。 奈良柳生カントリークラブ総支配人・阪口 勇

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