クラブ選手権大西さん、シニア選手権は渕上さん。

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 2016年度クラブ選手権とシニア選手権決勝が本日行われました。クラブ選手権は前年度クラブチャンピオンの向山昭三さんと一昨年のクラブチャンピオン・大西康司さんの激突となりましたが、5-4で大西さんが向山さんを降し見事チャンピオンの座を奪還しました。メダリストは寺嶋亨さんでした。

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 シニア選手権は予選をトップで通過した渕上哲夫さんと決勝初進出の川崎逸男さんの争いとなりましたが、渕上さんが終始リードをし8-7で川崎さんを降し念願のシニアチャンピオンに輝きました。

※写真上から1枚目と2枚目はクラブチャンピオン大西さんと渕上さんにカップを授与する赤澤競技委員。

写真上から3枚目は右からメダリスト寺嶋さん、ランナースアップ向山さん、クラブチャンピオン大西さんと赤澤競技委員。

写真下は右からランナースアップの川崎さん、シニアチャンピオン渕上さんと赤澤競技委員。

 

ゴルフ場利用税撤廃か存続か攻防熾烈。

 今週発売された週刊パーゴルフ(11月1日号)に「ゴルフ場利用税撤廃派VS堅持派」という特集記事が掲載されており、興味深く読みました。

 年末にかけて結論を出す2017年度税制改正を前に、ゴルフ場利用税の撤廃派、堅持派の攻防が熱を帯びているそうな。これまでは常に不利な戦いを強いられてきた撤廃派でしたが、リオ五輪でゴルフが正式種目として復活し東京五輪という追い風が吹きはじめ、ここはなんとしても議員立法により成立を目指したいと「超党派ゴルフ議員連盟」(高村正彦会長)はいう。

 一方、ゴルフ場利用税の7割がゴルフ場所在の市町村に交付されるため、全国の840市町村は「ゴルフ場利用税の収入がなければやっていけない」とゴルフ場利用税堅持のための全国市町村連盟(込山正秀代表世話人)は危機感をもっている。財政が厳しい市町村にとってゴルフ場利用税は貴重な財源であるため、存続を訴えて政府・与党への働きかけを強めていくといいます。

 25のゴルフ場がある兵庫県三木市の税収は約110億円(2015年度)、うち利用税は5億8100万円で全体の約5%を占めるだけに地方自治体にとっても影響は大きい。とはいえ「スポーツに課税するのはおかしい」し、ゴルフ場側からいえば固定資産税も支払っているし、何よりも1事業所当たり57・3人、1億5000万円の雇用に貢献しているのだから「ゴルファーいじめ」「ゴルフ場いじめ」はもう勘弁してほしい。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

開場20周年記念競技が行われました。

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 今日10月10日は体育の日です。1964年10月10日に行われた東京オリンピックを記念して「体育の日」が制定されました。今でこそオリンピックは真夏の8月に開催されていますが、当時はスポーツに最適のシーズンである秋に行われました。

 東京オリンピックの10月10日に決定した経緯は、日本の過去100年の気象データ即ち晴れの確率が最も高かったのが10日だったそうです。そして10日を開幕式に決めたとのこと。(伝聞だけに確かではありません)この決定が見事なのは、前日の9日が大雨であったが、翌10日には雲ひとつない快晴、まさに日本晴れに恵まれたことです。

 過去の気象データを基に10日は晴れの日が多いというだけに本日も、昨日までぐずついていた天気も見事に晴れ渡りました。

 今日は奈良柳生カントリークラブの開場20周年記念競技が行われました。毎年「体育の日」に合せて開場記念競技を開催しています。体育の日は「スポーツに親しみ健康な心身をつちかう」日です。開場記念だからといってお金をかけた華美な演出は避け、会員同士がゴルフを通じて交流・親睦を図る交歓の場となるよう、普段の競技とは違う親睦に重点を置いた記念競技にしています。

 参加者全員ダブルペリアで行います。オフィシャルハンディキャップによるアンダーハンディ競技では、自分のネットスコアがすぐに判ってしまいますが、ダブルペリアなら思わぬ大叩きがハンディキャップに生かされ優勝や上位入賞もあります。当然、逆のケースもありますが、ホールアウト後まで自分のハンディキャップが判らず、成績順位も全員がホールアウトするまで上位か下位かも判らない面白さがあります。

 開場記念競技は競技の楽しみだけでなく昼食も恒例のバイキング料理です。料理に舌鼓をうちながら会員同士が和やかに歓談し交流・親睦を深めていただいてます。今年の参加賞は地元の契約農家に委託したこの秋収穫したばかりの新米こしひかり2キロを全員に贈呈。そして賞品も全て収穫したての美味しい新米こしひかり30キロ、20キロ、10キロ、5キロなどです。まさに奈良柳生CC全米オープンです。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

ゴルフはマナー・エチケットが何よりも優先されます。

 前回のブログでディボット埋めについて書きましたが、最近のゴルファーは、ディボット埋めやバンカー均しをするのはキャディの務め「自分はお金を払ってプレーしているのだから、そういう作業はキャディやコースの作業員がするのが当然。われわれはお客様なのだから・・・・・」と平然という方がたまにおられます。

 ゴルファーは、まずマナー・エチケットを何よりも優先されます。ゴルフ規則第1章エチケットでコース上での心得として「コースの保護」が明記されています。

 「バンカーは、バンカーから出る前に自分が作ったバンカー内の穴や足跡は勿論、近くにある他のプレーヤーの作った穴や足跡もすべて入念に埋め、平らにならしておくべきである」と。また「ディボット跡やボールマークなど自分たちの作ったディボット跡(略)を入念に直しておくべきである。」ともゴルフ規則には書かれています。

 ゴルフマナー評論家・鈴木康之氏は「ディボットとディボットマーク(跡)を放置していくな」にこう記してます。

 後続のプレーヤーのナイスショットしたボールが、そのディボットマークに入ることもある。不運な後続のプレーヤーは不愉快ながら、そのまま打たなければならない。不運は天が人に与えるものである。人には別なゴルファーに不運を与える権利などはない。あなたが被害者になった場合の腹立たしさを想像しただけでも、なにをすべきかは明瞭である。

 そういう想像が働かない人、想像を怠る人、たとえ想像してもリアリティを感じない人、こういう人たちにはゴルファーとしての資質が欠落している。(ピーターたちのゴルフマナーより)

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

ゴルファーとして当然のエチケット。

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  すでに10数年前に鬼籍に入られたメンバーのI・Yさんは、お世辞にもゴルフは上手くなかったが、プレーの際は必ずスタート室横に置いてある目土袋を携行し、自分のショット跡以外に他人のディボット跡をせっせと埋めていってくれました。

 日本のゴルフ場のほとんどは乗用カートを導入しています。あるゴルフ団体の調べによるとゴルフ場利用者の8割がセルフプレーになっているとのこと。キャディなしでのプレーですから乗用カートに目土袋が用意されていても、自分で作ったディボット跡に目土を埋めているゴルファーは皆無です。

 年間5万人(ちなみに奈良柳生は3万1千人)以上の入場者のあるセルフプレー中心のゴルフ場は、フェアウェーのあちこちにディボット跡が残ってます。ディボット跡にボールが止まって舌打ちしているゴルフアーの姿をよく見かけます。

 セルフプレーが全盛の今日、自分で目土をする習慣を身につけるよう自戒を込めて申し上げたい。グリーンのピッチマーク同様、自分のショットしたことによりできるディボット跡は、後のプレーヤーのため(コースのためでもあります)自分で埋めるのがゴルファーとしての当然のエチケットですと。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

QT 2ndステージ無事終了しました。

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 QT 2ndステージの4日間が無事終わりました。初日・2日目と悪天候に見舞われましたが、昨日、今日と好天に恵まれ3rdステージへ与えられる40名の通過証を獲得するため熱戦が繰り広げられました。最終日も絶好のコンディションの中、好スコアが続出し、金鎮成選手が71、67、65、65の20アンダーパーのトップで2ndステージを通過しました。2位には石丸昌史選手が19アンダーパーで入りました。ベスト10のうち日本人選手は石丸選手と3位タイの大川詩隠選手の2名が入っただけで外国人選手が上位を占めました。

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 3rdステージへのカットラインは5アンダーパーの上位40名までとひじょうにレベルの高い争いでした。出場選手109名(途中棄権は除く)のうち4日間トータルでアンダーパーは66名でした。3rdステージへの出場資格を得た40名のうち外国人選手は26名でした。

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 2ndステージを通過した上位40名の選手には、コンペ室で3rdステージへの説明と通過証が渡され、上位の選手から3rdの会場を選択し、長い4日間は終了しました。

<Final Round>
-20 1:金 鎮成 268 71 67 65 65
-19 2:石丸昌史 269 72 70 61 66
-18 3:Kim In-Ho 270 69 69 66 66
    4:金 度勲 270 69 66 68 67
    5:大川詩隠 270 68 63 69 70
 以下-5の40位までが3rdステージに進出

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見事なスコアでトップで通過した金選手、3rdの会場を選んでいるところ。

成績表はこちらから【JGTOのページにリンク】

石丸選手、驚異の61をマークし2位タイへ急浮上。

 QT 2ndステージの3rd Roundが昨日、晴れ間がみえる好天気の下、熱戦が繰り広げられました。初日、2日と雨の悪天候が続いたためグリーンのスピードは9・3フィート、堅さも柔らかく当初予定していたコンパクション23に遥か及ばず21前後。風もなくボールはピタッ、ピタッと止まりバーディラッシュで好スコアが続出するだろうという予想通りオーバーパーは110名中、31名でした。

 2日目終わって2アンダーだった石丸昌史選手はバーディ、イーグルと好発進し3番、6番パー以外9番までバーディラッシュでアウト28をマーク。インに入っても3バーディの33、トータル61の驚異のスコアでホールアウト。通算13アンダーで32位タイから一挙に2位タイに躍進しました。

 2日目まで68、63の13アンダーをマークしトップを走る大川詩隠選手はアウト35、イン34の69と快調にとばし16アンダーとスコアを伸ばし首位で最終日を迎えます。

<3rd Round>
-16 1:大川詩隠   200 68 63 69(35 34)
-13 2T 石丸昌史   203 72 70 61(28 33)
      金 鎮成   203 71 67 65(34 31)
      金 度勲   203 69 66 68(35 33)
-12 5T Kim In-HoK  204 69 69 66(32 34)
     金 兌畢   204 69 69 66(33 33)
     Mun Do-Yeob 204 70 68 66(33 33)
     Ko Suk-Woan 204 67 70 67(33 34)
     Martin Kim  204 70 67 67(34 33)
     桑原克典   204 71 64 69(34 35)

 ややうす曇りで雨が降るかどうか微妙ですが、3rdステージへの通過証を手に入れるために各選手の奮闘を期待します。8時にFinal Roundがスタートします。

 

成績表はこちらから【JGTOのページにリンク】

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

 

2日目終えてトップは13アンダーパー。

 QT2ndステージが一昨日にスタートしてやっと晴れ間がみえる好天気になりました。1st Roundは悪天候で日没サスペンデッドとなり、2日目に残りホールと2nd Roundが昨日行われました。1st Roundと2nd Roundの上位成績は次の通りです。

<1st Round>
-8 1:李 東珉 33 31 64   
-6 2T:高橋 勝 33 33 66  
     D・Chia 33 33 66  
     寺田天我 34 32 66
-5 5T:Ko Suk-Woan 35 32 67  
     松本 浩 35 32 67  
     朴 陪琮 34 33 67
 以下33位タイの44名までがアンダーパー。

<2nd Round>
-13 1:大川詩隠 131 68 63(31 32)
-9 2T:桑原克典 135 71 64(33 31)
     金 度勲 135 69 66(33 33)
-8 4:高橋 勝 136 66 70(35 35)
-7 5T:H Kyung-Jun 137 70 67(32 35)
     Ko Suk-Won 137 67 70(34 36)
     Danny Chia 137 66 71(35 36)  
     Martin Kim 137 70 67(31 36)
     李 東珉 137 64 73(34 39)
     Lee Sang-Yeop 137 69 68(33 35)
 以下44位タイの53名までがアンダーパー。

 今日の3rd Roundは晴れ間のみえる好天気に恵まれ、8時にスタートして行きました。 image2

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成績表はこちらから【JGTOのページにリンク】

QT2nd、初日は日没サスペンデッド。

 日本ゴルフツアー機構(JGTO)のQT2ndステージが昨日からスタートしました。懸念していた悪天候のため3時間半のプレー中断となり17時35分日没サスペンデッドとなりました。

 秋雨前線により朝から雨が降り続く中、115名の選手が出場して初日18ホール・ストロークプレーが8時にスタートしました。全組がスタートした後、11時前から雷と集中豪雨が襲い11時5分、プレー中断しました。

 雨は降り続きグリーンは水が浮き出し、バンカーも冠水。12時過ぎから雨は小止みになりグリーンの水は引いたものの、バンカー内の救済処置がとれない冠水状態。コース作業員を総動員してバンカーの水抜き作業を行うも、ポンプ2台では回らず、結局2時45分プレー再開となりました。

 17時35分、日没サスペンデッドを決定。翌日再開に向けて競技委員と打合せ、コースの整備、キャディの手配、ポーター、フロント受付など各部署に対応指示。悪天候が原因とはいえ、競技委員、コーススタッフとも疲労困憊の一日でしたが、プレー中断で3時間半も待たされた選手たちが一番迷惑だったかもしれません。雨も降らず良好なコンディションで最終日まで競い合えればと願ってます。

成績表はこちらから【JGTOのページにリンク】

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇