利用税撤廃に白旗上げてどうする。

ゴルフ場でプレー後の精算時に明細書を見て「ゴルフ場利用税」を支払っていることにお気付きでしょうか。また、「このゴルフ場利用税って一体何の税金なんだろう」と疑問に思ったことはありませんか。

 オリンピック種目にも復活した純然たるスポーツでありながら利用するたびに税金が取られ、しかも消費税も徴収されており完全なダブル課税になってる理不尽な税なのです。この理不尽なゴルフ場利用税の撤廃を要望して毎年、ゴルフ関連団体は署名活動などを通じて運動をしてきました。

 ところが2023年度税制改正要望で「ゴルフ場利用税」が撤廃はおろか見直し等の改正の要望が盛り込まれていないことが判明しました。

 ゴルフの総本山を自負する日本ゴルフ協会(JGA)をはじめとする日本ゴルフ場経営協会(NGK)など15のゴルフ関連団体から陳情や要望がなかったせいか文部科学省は来年度の税制改正でゴルフ場利用税の見直しは全く盛り込まなかったといいます。

 ゴルファーやゴルフ場事業者が切望しているゴルフ場利用税撤廃が来年度の税制改正の議論にもならないということです。

 JGAをはじめとするゴルフ関連団体はゴルフ場利用税の完全撤廃に対して完全に白旗を上げたも同然。消費税とダブル課税のこの理不尽な税金をなくそうという気はなくなったのだろうか。

 ゴルフは高齢者でもできる生涯スポーツとして人気があり、コロナ禍でも「密」にならないスポーツとして若い世代のゴルフ人口も急増してきてます。今こそこの理不尽なゴルフ場利用税撤廃を要望しなければならない時に、白旗を上げてどうするのか!怒りを覚えます。

ゴルフは5年寿命が延びる!

以前に何度か本欄で書いてますが「ゴルフは本当に健康に良い」という記事をご紹介します。週刊ゴルフダイジェスト10月18日号で「ゴルフは5年寿命が延びる」という小記事が載ってました。

 2020年にR&Aから発表された「ゴルフと健康」に関する調査によれば、ゴルフが健康に与えるプラス用差はいくつかあるという。ゴルフをやる人はやらない人に比べて「寿命が5年長い」とう結果が出ている。

 寿命の延伸だけでなく、その質も高い。つまり寝たきりなどの確率が低くなり”健康”を維持できるという。調査に参加した30万人のゴルファーは同年代の非ゴルファーと比べ、40%も死亡率が低いというデータもある。

 心臓疾患・脳卒中(20~35%)、糖尿病(30~40%)、腰部骨折(36~48%)、結腸癌(30%)、乳癌(20%)、うつ病・認知症(20~30%)リスクが減少すると。

 そして身体の健康のみならず、心の健康にもいいことは誰もがわかることだろう。R&Aのアジア太平洋ディレクターのドミニク・ウォール氏は、これらの研究結果からゴルフが健康に与える影響を評価し、より一層のゴルフの普及に予算を投じていくと表明した。と書かれています。(週刊ゴルフダイジェストより) 

 ゴルフというスポーツは他のスポーツのように過激に体を動かす必要はなく、散歩のペースでプレーして行けるところがシニアに適したスポーツだといわれる所以です。乗用カートに乗りながらのラウンドでも1万歩以上歩きますので運動不足は解消されます。

 何よりもゴルフは1打1打のショットや各ホール、各グリーンなどの攻略法を都度考え行動して行く知的スポーツだけに、脳の働きを活性化させ認知症予防になると科学的に実証されてます。ゴルフは前頭葉を活性化させるそうです。生活習慣病の予防や認知症予防にゴルフは最適です。

秋季2部対抗戦、関学が優勝しました。

関西学生ゴルフ連盟主催の「関西学生男子秋季2部校対抗戦」最終日が行われ、初日トップの関西学院大学が2日間トータル572で2位の甲南大学に16打差をつけて優勝しました。

 関学は植田、四位が70でホールアウトするなどトータル290と全員安定したゴルフでトータル572で堂々の優勝。甲南大も樽井が67と好スコアをマークしましたが、初日のポイントゲッター松岡が76と振るわず294,トータル588で2位に終わりました。3位には龍谷大が617で入りました。

 以下、4位流通経済大、5位大阪産大、6位阪大、7位神戸学院大、8位桃山学院大でした。この結果、関学が2022年度1、2部入替戦の出場権を獲得しました。

 なお樽井(甲南大)、植田(関学)両選手が141ストロクで最優秀選手に選ばれました。

本日、磨崖仏の供養を執り行いました。

 本日、9月9日午前9時45分より13番グリーン横の磨崖仏の供養を東大寺大仏殿副院主・東大寺塔頭龍松院住職の筒井英賢師(筒井寛昭理事長のご子息)を導師にお迎えして執り行われました。13番ホールのグリーン横には、ゴルフ場の造成工事の際に周辺で出土した磨崖仏をはじめ地蔵菩薩を一堂に集めて毎年、供養しています。磨崖仏は自然の露岩に彫られた仏像で、平安時代前期から後期に各地に磨崖仏が盛んに造立されています。

関西学生秋季2部校対抗戦、初日関学が首位。

 本日は当クラブで関西学生ゴルフ連盟主催の「関西学生男子秋季2部校対抗戦」が2部リーグの8大学により初日が行われ関西学院大学がトータル282でトップに立ちました。

 関西学生2部リーグは関学、甲南大学、龍谷大学、流通科学大学、大阪産業大学、大阪大学、神戸学院大学、桃山学院大学の8大学で、競技は今日・明日の2日間36ホール・ストロークプレーにより争われ、出場5選手のベスト4選手のトータルスコアで順位を決定します。

 関学は落合凌の68(34、34)をはじめ筒井大輝69(33、36)、植田剛央71(37、34)の3人がアンダーをマークするなどトータル282でトップにたちました。

 甲南大の松田翔太郎が33、34、67の好スコアをマークするなど大活躍で甲南大がトータル12打差の294で2位につけています。3位にはトータル311で龍谷大学、以下流通科学大(312)、大阪産業大(320)、大阪大(339)、神戸学院大(340)、桃山学院大(348)の順でした。

清光英成さん、キャプテン杯初制覇。

2022年度キャプテン杯は8月28日の予選を通過した16人によって本日決勝が行われました。決勝は27ホール・ストロークプレー(通算45H・S)で争われ、予選を73でトップ通過した清光英成さん(HD3)が42、34、44、ネット115・5の好スコアでホールアウト、通算ネット188・5見事逃げ切り、初のキャプテン杯を制しました。

 2位にはハンディキャップ0の実力者・向山昭三さんが37、38、39の114と追い上げ通算190、わずか1・5打差及びませんでした。山口修さん(HD9)はハンディを生かし通算190・5で猛追しましたが、2打及ばず3位でした。

 ※写真は優勝・清光さん(中央)、2位・向山さん(右)、3位・山口さん(左)

伴真太郎が通算-18でトップ通過。

 

 日本ゴルフツアー機構(JGTO)主催のQT1stステージ4日間が無事終了しました。昨日から降り続いた雨は6時半過ぎには上がりましたが、夜から朝にかけて強烈な豪雨が襲いバンカーが浸水、しかも流水跡が残るアクシデントによりコーススタッフ総出でバンカーの水抜き、流水跡の整地にかかりなんとか8時のスタートに間に合わせることができました。

 2日目、3日目と悪コンディションの中でのプレーでしたが、最終日はスタートから雨も上がり気温30度を超す強い夏の日差しの下、熱戦が繰り広げられました。2ndへの出場権獲得は29位タイまでのため、通算イーブン前後の選手はスコアを伸ばさなければならない厳しいラウンドとなりました。

 3日目を終えて15アンダーで2位に5打差をつけている伴真太郎(写真上)は余裕のプレーで6バーディ、3ボギーの69でホールアウト、トータル18アンダーで堂々の1位通過を果たしました。

 アマチュアながら前日2位タイにつけていた土肥龍星(金沢学院大学・写真2枚目)はアウトを3バーディ、インでも4バーディ1ボギーの66で回りトータル16アンダーの好スコアで見事2位通過しました。

 前日2位タイのE・キム(写真3枚目)は5バーディ、1ボギーの68でトータル14アンダーで1stを3位で通過しました。奈良県の有望なアマチュア・植田晃大(写真下)は初日70そして69、69、最終日68、トータル12アンダーで見事5位で通過しました。

 なお1st通過はトータル1アンダーの29位タイまでの34人が通過し2ndへの進出を決めました。当クラブ所属の松田高明もトータル5アンダー、15位タイで無事1stを通過しました。

成績はJGTOのウェブサイトでご覧ください

雨・雷で中断するも全員ホールアウト。

 日本ゴルフツアー機構(JGTO)主催のQT1st3日目が行われました。6時半ころから雷が接近したため練習場の使用中断などで8時スタートが8時30分のスタートとなりました。小雨と霧が時おり立ち込めるなど悪コンディションの中でのプレーとなりました。

昼前から13時半ころまでは晴れ間が見えていたが、13時50分に雨が降り出し14時20分頃から雨が強く降り出すとともに雷も接近のためプレー中断となりました。

15時30分に雨は上がったものの、バンカーの水抜きなどコースメンテなどの作業を終え16時30分にプレー再開となるなど選手にとっては厳しい状況の中でのプレーでした。

 17時40分全員ホールアウト。2日目トップの伴真太郎がこの日も好調なゴルフで5バーディ、ノーボギーの5アンダーと快進撃。トータル15アンダーと伸ばし2位に5打差をつけ首位を走る。2位にはE・キムとアマの土肥龍星がそれぞれスコアを伸ばしトータル10アンダーでつけている。成績はJGTOウェブサイトでご覧ください

QT1st2日目、熱戦が繰り広げられてます。

 日本ゴルフツアー機構のQT1st2日目が行われました。前日とはうって変わり晴れ間が広がる好天気でしたが、前日の夜から朝方にかけて雨が降っていたせいか蒸し暑く気温も30度を超す猛暑の中での熱戦となりました。

 初日5アンダーでトップタイだった伴真太郎がこの日も10・11・12番の3連続バーディを含む5バーディ、ノーボギーと好調なゴルフで67、トータル10アンダーとスコアを伸ばしました。

 初日3アンダーだったアマの土肥龍星(金沢学院大学)も5バーディ、1ボギーの68で回りトータル7アンダーで2位につけています。初日イーブンだった佐藤祐樹が6バーディ、ノーボギーの66をマークしてトータル6アンダーで3位タイに。樽井友哉とE・キムがスコアを伸ばしてトータル6アンダーで3位タイにつけています。

 一方、5アンダーで初日トップタイだった綾瀬悠太は74で15位タイ、矢野辰典は75で23位、青山剛は76で27位とスコアをおとしました。

 成績はJGTOのウェブサイトでご覧ください

QT1st初日、スタートしました。

 日本ゴルフツアー機構(JGTO)のクォリファイングトーナメント1st初日が幕を開けました。海外の選手8人を含む90人が参加。明け方降り出した小雨が降り続く中、8時にスタートしました。スタート直後の8時15分頃から30分ほど強い雨に見舞われましたが、その後は雨も上がり気温も28度前後と快適なコンディションの中で熱戦が繰り広げられてました。トップは5アンダーの67で青山剛、綾瀬悠太、矢野勝典、伴真太郎の4人が並びました。

 QTの成績はウェブサイトでリアルタイムで見れるようになりました。
ウェブの開き方は「JGTO」→「ツアートーナメントスケジュール」→「ツアースケジュール・ツアーでQTを開く」「開催中のトーナメント・ファーストQT奈良柳生カントリークラブ成績」で見ることができますので本欄での成績は記載しません。成績以外にもホールの難易度や各選手のホールバイホールなどもみることができます。