見事逆転で上杉さんキャプテン杯制す。

 今年度のキャプテン杯決勝27ホール・ストロークプレー(通算45ホール)が予選を通過した15人によって争われ、予選を3打差の5位タイで通過した上杉公一さん(HD7)がトータル182・5で見事逆転し、初のキャプテン杯を獲得しました。2位には今西敏彦さん(HD4)が186で、3位には山口隆治さん(HD10)が188で入賞しました。

 予選をトップタイで通過した福田和之さん(HD9)と木谷景一さん(HD7)は、二人ともショット、パットとも不調で大きく崩れともに128・5、トータル200・5に終わりました。一方、上杉さんは「いつになくショットが好調でした」と本人がいうように37、39、42の118、ネット107・5の好スコアでホールアウトしトータル182・5で2位の今西さんに3・5打差をつけてキャプテン杯を手にしました。
※写真上は右から3位の山口さん、優勝の上杉さん、2位の今西さん、赤澤競技委員

 

来週からQT2ndステージが始まります。

 台風20号が近付いてます。奈良地方気象台によると、奈良県では今夕から暴風域に入り明日未明の予想だそうです。今日もキャンセルが出ているものの、夕方から暴風域に入るとの予報なので予定通り皆さんスタートされています。

 いよいよ来週から日本ゴルフゴルフツアー機構(JGTO)のQT2ndステージが当クラブで始まります。JGTO競技運営部・鷲見副部長から「先週でQT1stステージの全日程が終了しました。来週からQT2ndが始まります。今回の奈良柳生CCでの2ndの参加選手は97名です。」との連絡を受けました。

 参加選手のベストパフォーマンスを十二分に発揮できるコースコンディションに仕上げるべく鈴木グリーンキーパーを筆頭にコーススタッフ総動員で朝早くから夜遅くまで汗を流してくれてます。

 とくに夏場の晴天続きの芝生には水が必要ですので、散水には神経を使っています。当クラブはオープン当初からティインググランド、フェアウェー、グリーンと無線による自動散水設備が完備していますので、夜間の定時散水ができるため助かっています。しかし開場から20年を経ると、コース内の樹木が大きく成長し樹木が邪魔をして無線が届かず散水ができない箇所も数多く出てきています。

 このため夏の期間、自動散水に頼らずスタッフが宿直し夜中に散水の制御盤を手動操作し、定時に散水を確認実施しています。こうしたスタッフの努力のお陰で今夏のコースコンディションはベストの状態を維持しています。来週から始まるQT2ndに出場する選手が技量を十分に発揮できるコースコンディションに仕上げ、昨年同様のハイレベルな熱闘を期待したいと思います。

平日休めないゴルファーのために。

 奈良県ゴルフ協会ではより多くの方にゴルフを楽しんでもらうために県民ゴルフを県下ゴルフ場で年に15回ほど開催しています。いずれも平日に低料金(会員料金)で参加できるとあって多くのゴルファーに喜ばれています。

 ただ、この県民ゴルフは開催が平日に限られているため、参加者のほとんどが60歳以上のリタイアしたシニアと女性ゴルファーで、30歳~50歳代の現役世代の参加がほとんどないという状況です。

 ゴルフ人口が減少する傾向にある現在、現役世代のゴルファーによりゴルフを楽しんでいただこうというゴルフ振興策の一環として県民ゴルフを開催しているものの、時間的に余裕のある現役をリタイアしたシニアゴルファーばかりの参加が実情です。

 このため奈良県ゴルフ協会では新たに現役世代の方を掘り起こそうと、平日開催でなく休みが取れる8月の土曜日に、奈良柳生カントリークラブをはじめ7クラブで協会主催の「サタデー盛夏杯コンペ」を企画しました。プレー料金は会員料金(別に参加料2千円)で、会社の同僚など1組単位で申し込める比較的肩のこらない仲間同士で楽しめるコンペです。

 参加資格は申込者が奈良県在住者もしくは奈良県下企業の在勤者であれば同伴者は他府県在住者でも1組4名で参加できます。

 奈良柳生カントリークラブ以外にも春日台CC,阿騎野GC,KOMA、ディアーパークGC、奈良OGM、ヤマトCCなどで開催されます。

 このサタデー盛夏杯は各クラブとも20組限定(先着順)の楽しいコンペです。参加者全員に参加賞があります。参加資格のある方はお申込みください。

 競技は18ホール・ストロークプレー(参加者全員ダブルペリア)で優勝~3位。参加者全員に参加賞。申し込みは希望のクラブへ所定の申込用紙に記入しFAXしてください。

ちなみに奈良柳生カントリークラブの開催は8月4日の土曜日で、会員料金はセルフ8220円(通常料金18980円)、キャディ付き10380円(通常料金27120円)です。申込書は0742(93)0789へご請求ください。

地震による被害はありませんでしたか?

 昨日(6月18日)午前7時58分、大阪府北部を震源とする近畿全域に激震が走りました。大阪府高槻市、茨木市などは震度6・1の揺れを観測し、23年前の阪神淡路大震災の恐怖がよぎりました。ゴルフ場は幸い何事もなく平常通りに営業ができております。皆様のお宅など大丈夫だったでしょうか、お見舞い申し上げます。

 日本では怖い順に地震、雷、火事、親父といわれていますが、親父の権威がなくなってる現在、親父の怖さは論外として地震の怖さだけは昔も今も一番です。それだけに今度はいつどこで起きるか判りませんが、地震災害に備えることの大切さを改めて思い知らされました。今日だけでも数回、地震がありました。まだまだ大きな余震がくるかもしれません。枕元に懐中電灯、携帯電話、財布、メガネ、スリッパ・靴など、ひとまとめに置いておくようにしてください。

ゴルフ帰りに夏の八景を訪れては?

奈良柳生カントリークラブのある奈良市東部山間地区は、手つかずの自然や大切に守られてきた伝統があります。地元の大柳生、東里、狭川地区など美しい風景を選んだ「夏の八景」が小冊子「す・とうぶ」に紹介されています。フロントに置いてますので、ゴルフの帰りに周辺を散策してみてはいかがでしょう。

 紹介されている夏の八景。
①西狭川町の不動の滝:滝の東側の高台の畑は福智西山城跡だそうです。
②須川町の棚田:小高い丘の上から眺める山々と棚田の広がりが美しい。(写真)
③下狭川奥町のふじこえとり:「節越えとり」とは、季節の変わり目に行う禊(みそぎ)の  祭事のことで用水を取り入れる淵で行うそうです。
④大柳生町の白砂川のホタル:6月の初めから2週間ほど見ることができます。
⑤興ケ原町のみつ岩:大きな3つの岩が印象的です。
⑥北野山町の布目ダム:布目川の洪水調整と奈良盆地の水不足対策のために建設さ   れたものです。
⑦水間町の井戸:水間(みま)の地名は三つの井戸の間(みいま)にはじまるといわれて  ます。
⑧天ノ池(一の池):水間町ち日笠町の間の、川の水源より高い位置にあるため池。

 ①から⑤は奈良柳生CCから車で5分~10分で行けますので、ゴルフ帰りに訪れてみてはいかがでしょう。

更新作業(グリーンのコアリング)。

 3月に夏日があったり桜が満開になるなど気候の変動が大きく地球の温暖化の影響でしょうか。そのせいか芝の新芽が日に日に青くなってきています。コースの更新作業にも熱が入ります。

 この時期、グリーンの更新作業(コアリング)でプレーヤーの皆様にご迷惑をおかけしています。コアリング(穴あけ)した後に目砂を入れていきますがボールの転がりがスムーズでなくスコアに影響することがあります。

 このコアリングはグリーンの芝刈りによる刈りカスや枯れた根、微生物の死骸などによるサッチ層からなる土壌不良を改善し透水性をよくする欠かせない作業なのです。

 ベントグリーンは何よりもスムーズなボールの転がりと適度の速さと堅さが求められる繊細なグリーンコンディションが求められます。このため12ミリの太さのタインでコアリングした後、目砂を散布しさらにブロワーで丁寧に穴を塞いでいきます。(写真)

 1年間を良好なグリーン状態に保っていくための重要な更新作業ですので、ここ10日間ほどご辛抱ください。

スクラッチ選手権が行われました。

 平成30年度スクラッチ選手権が3月25日と4月1日の2週にわたって36ホール・ストロークプレーで行われ、予選を75の成績でトップだった清光英成さんを4打差の南憲司さん(写真上)が37、35、72、トータル151で見事逆転しスクラッチ選手権を制覇しました。2位はトータル157の清光さん(写真中)、3位にはトータル161で向山昭三さん(写真下)が入りました。

いよいよ春のゴルフシーズン到来。

 奈良時代から続く東大寺二月堂の伝統法会「修二会」(お水取り)が2月1日に本行入りしました。長さ6メートルの「お松明」(たいまつ)が二月堂の欄干に現れ炎が乱舞する様は幻想、幽玄の絵巻ともいえます。

 週初は日本列島を春の嵐が吹き荒れましたが、その間春一番も吹きここ数日暖かな春の陽気が続いています。このまま春到来となればいいのですが、関西では「お水取りが終わらないと春が来ない」といわれてます。この分だとお水取りが終わらなくても一気に春到来となるのではないかと思います。また、そうあって欲しいものです。

 春のゴルフシーズンを控えて、コースの更新作業にスタッフ全員汗を流しています。芝の根を鋤(す)かして排水・透水性をよくするとともに、芝の根に太陽の光を吸収させて芝の成長を促すバーチカルの更新作業(写真)が始まりました。これに合わせてグリーンやティーインググランドのコアリング(穴あけ)も来週から始めて行きます。

 またイノシシの侵入に昨年は悩まされてきましたが、コース外周に、電柵に替えて防網柵を設置することにより侵入が止まってきました。今月中に外周5キロ余(4キロ設置済み)を完了させます。これに併行して掘り返された跡の整地に順次取り掛かって行きます。

 春のシーズンに皆様をベストターフでお迎えするべくコーススタッフはフル稼働中です。

冬のコース写真、アップしました。

 今冬は積雪クローズがないと喜んでいましたが、昨日、一昨日と2月に入った途端、積雪クローズに見舞われてしまいました。幸い両日ともエントリーが少ない日で助かりました。

 四季折々のコース写真をお願いしている写真家・柴田ヒデヤス氏が1月に冬のコース写真を撮影。ピックアップした8枚をホームページにアップしましたので、ご覧ください。ホームページのトップ面の「コースの四季・冬季」をクリックするとご覧になれます。近い内に写真の点数を増やします。

池際に救命浮輪を設置しています。

 今日は二十四節気の大寒。一年で最も寒い時期とされていますが、今年はやや暖かく3月上旬並みの陽気だといわれています。明日も予報では天気は良さそうです。Bクラスのマンスリー競技が行われますがエントリーは、ほぼ埋まっているだけにひと安心です。

  新年早々、山口県の宇部72カントリークラブでプレーしていた男性が池に落ち水死するという痛ましい事故がありました。

 当クラブには5つの池があるため、プレーヤーが池に落ちたボールを捜しにいったり、池の中のボールを拾おうとして誤って落ちることを想定して救命浮輪を設置しています。

 当クラブの池は13番・14番ホールの池を除いて、いずれも人工の修景池ですので見通しも良くあまり深くありませんが、落ちた際のショックで心臓マヒなどで死亡することもあります。池に打ち込んだボールが見えているからといって不用意にボールを拾いにいかないようにお願いします。