子狸が春の陽気に誘われて・・・・。

 

春の陽気に誘われて子狸が16番ホールのティーグランド奥のカート道沿いに出現しました。狸は冬眠の習性はないそうですが、冬に備えて脂肪を蓄え体重を5割ほど増加させ、冬季に穴ごもりするらしい。春の陽気に穴ぐらからエサを求めて出てきたようです。ネズミ、カエル、昆虫などの小動物のほか、果実や木の実などなんでも食べる雑食だそうです。狸は日本では古くから親しまれて昔話やことわざによく登場する野生動物です。死んだふりや寝たふりをすることを「狸寝入り」といいます。実際のところは、猟師が猟銃を撃った時にその銃声に驚いてタヌキは弾がかすりもしていないのに気絶してしまい、猟師が獲物をしとめたと思って持ち去ろうと油断すると、タヌキは息を吹き返しそのまま逃げ去ってしまうという逸話からきているそうです。

奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

バンカーの正しい入り方、出方について。

 奈良柳生カントリークラブのバンカーは美しさと戦略性を兼ねて配置されています。バンカーの数は18ホールで83カ所あり、総面積は24,063平米で1カ所平均290平米の計算です。グリーン周りのサイドバンカーは比較的大きくしかも深いためスコアメークにはバンカーに入れないことが肝要。

 大きく深いバンカーは見た目には美しいのですが、プレーヤーがバンカーの斜面(土手)を駆け下りたり駆け上がったりするために、一部崩落したり窪んだりして醜くなってしまいた。このため冬の間に復元改修工事を順次行っています。改修を終えたバンカーは芝の養生中です。梅雨明けにはしっかり芝の根も張り付き元の美しいバンカーに復元されます。

 バンカーでのプレーぶりを見ていると意外にバンカーのマナーをご存知ない方が多いようです。正しいバンカーの入り方と出方は、バンカー内にあるボールの所に行くには最も近い所から入る。これはこれで正しいのですが、ただ急な法面いわゆる高い土手に近い場合は、遠くても低い所から入って行くのが正解です。

 バンカーでのマナーが分かっていても一発で出ず、何発も打ったり、またホームランしたりして頭に血がのぼっているのかキャディに「バンカー均しはしておきますので」といわれて思わず土手を駆け上がったりする方もいます。いついかなる時もバンカーの高い土手から入ったり出たりしないように気をつけてください。

 またバンカーに入る際はできるだけバンカーレーキを持って入るようにしましょう。その際、気をつけることはレーキを置く場所です。ミスショットしてボールがバンカーから出ず転がって戻ってくる時に当たらない場所に置くこと。バンカーショットが終わったらレーキで均しつつ後ずさりしながら足跡を直して行けばスムースです。

 それから勘違いしているゴルファーが意外に多いのは、バンカーの跡を均すのはキャディの仕事だと思い込んでいる方がいます。バンカー均しはプレーヤー自らが後のプレーヤーのために行うのがルールブックに書かれいるマナーですから、よほどのトラブルでない限りはプレーヤー自身で行ってください。

 ちなみにバンカーの正しい入り方、出方の見本を当クラブの村岸プロに見せてもらい動画におさめましたのでご覧ください。

奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

関西オープン予選会が行われました。

 本日は第80回関西オープンゴルフ選手権予選会(C会場)がプロ102名、アマチュア22名の124名が参加して行われました。快晴微風の絶好のコンディションの中、プロは5名の本戦出場枠とアマは7名の最終予選を目指して熱戦が繰り広げられ、34、33の67の好スコアをマークした佐橋寿樹プロが見事トップで予選を勝ち抜き本戦の出場権を獲得。以下、久米朗文68、廣田恭司68、末永一聖68、小島亮太69の5名が5月22日から六甲CCで行われる本戦への出場権を獲得しました。アマは中学3年になったばかりの岩田大河選手が36、32の68をマークしてトップ通過。以下、水島大輔72、西脇まあく74、中道和孝75、上田純也75、下家秀翔77、松本正樹77、平瀬瑞規77の7名が最終予選会への出場権を獲得しました。

奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

関西オープン予選の準備に追われてます

 明後日(4月8日)の第80回関西オープンゴルフ選手権予選会の準備に追われています。コースセッティングをはじめ競技の条件、ローカルルール等、前回の競技委員との打合せた項目について点検、確認などチェックシートに基づいて行っています。この予選会は泉ケ丘CC(3月25日)、三木GC(4月1日)、奈良柳生(4月8日)そして播州東洋GC(4月22日)の4ヵ所で行われます。すでに泉ケ丘CCの予選会はアマ24名、プロ63名が出場しプロ3名は出場権を獲得。三木GCもアマ33名、プロ50名が出場し、こちらもプロ3名が出場権を獲得しています。

 当クラブの予選にはアマ25名、プロ106名の131名がエントリーし4会場で最も参加者が多く、とくにプロの参加者が100名を超すため本選出場権も5名の枠で他会場よりも多くなっています。それでもプロにとっては大変な激戦となります。当クラブのプロ・村岸充雄、松田高明に研修生の鈴木将太も出場します。エントリーしているプロの名前を見ると、ここ2、3年当クラブで行われたクォリファイングトーナメントに出場し、好スコアをマークして上位の成績でQTを通過していった伊藤誠道、寺田天我、浅地洋佑、成松亮などの名前も見られます。106名中、5名しか出場資格が与えられない厳しい関門を通り抜け出場権を獲得する選手は誰か興味津々です。

奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

春の訪れを告げる野鳥の鳴き声。

奈良市内を流れる佐保川沿いの桜並木が満開になりました。当クラブ隣接の須川貯水池畔の桜も五分咲きで、ここ数日で満開になると思われます。ゴルフ場の桜も満開までにはあと数日要すでしょう。コース内に点在するこぶしが白い花を梢いっぱいに咲いています。(写真上)花を咲かせる季節が桜より早いことから、ヒキザクラ、ヤチザクラ、シキザクラなどと呼ばれています。これからの季節、こぶし、ユキヤナギ、桜、木蓮、ハナミズキ、藤など次々と色鮮やかな花々が咲き誇ります。春の訪れを告げるように野鳥の鳴き声も心地よく聞こえてきます。

※写真下:17番ホールの池畔の桜ももう少しで満開になります。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

スクラッチ選手権予選、3時間中断後、再開。

 今日(30日)はクラブ四大競技のひとつスクラッチ選手権の予選が行われました。前夜からの雨も7時半のスタート時点ではうす曇りで雨も上がって、天気予報が外れたと喜んだのも束の間、8時過ぎから再度降り出した雨の中、7組24名がスタートして行きました。8時半過ぎには雨脚も強くグリーンに水が浮き出しプレーができない状態となりました。

 プレーを一時中断。気象予報の雨雲データを見ると、12時前まではかなり強い雨が降り続き、午後から徐々に雨がおさまるとのこと。このため、競技委員と協議した結果、プレーを中断し、全員クラブハウスに引き上げてもらい、雨が弱くなる12時頃まで待機した後、プレー再開することに決定しました。過去の競技で3時間近く中断しプレー再開させるというケースはありませんでしたが、発達した気象データがインターネットで常時見られるので自信をもってこうした措置が取れるようになりました。今までのような経験と勘ではこうした決断はなかなか取れませんでした。

※写真は7時半過ぎのスタートの組にマーカーを指定しカード渡しているところ。

奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

昨日、奈良で桜が開花しました。

 

 昨日27日、奈良で桜(ソメイヨシノ)が開花したと奈良地方気象台が発表しました。発表によると昨年より5日遅かったそうです。開花から7日~10日で満開を迎えるとのこと。奈良市内の桜名所のひとつ「佐保川沿いの桜並木」も花がほころび始めました。

 ゴルフ場の桜はもう少し先。近くの須川貯水池の畔の桜並木(写真)もまだ蕾は固く、来週くらいから開花が始まり、満開は4月10日以降になると思います。

 ゴルフ場の芝も徐々に色づき始めました。寒い冬はキャディバッグを封印して冬眠に入ると公言していたシニアゴルファーも春の暖かさを感じて、冬ごもりしていた虫が外に這い出てくる「啓蟄」(けいちつ)よろしくゴルフ場に顔を見せてくれます。久しぶりのゴルフだけに体には十分気をつかってほしいと思います。

 久しぶりのゴルフだけについつい張り切り過ぎて、ふだん使わない筋肉を使って腰痛や捻挫、肉離れやアキレス腱を傷めることがあります。ゴルフを甘く見てはいけません。乗用カートを利用しているとはいえ、5キロから8キロは歩きますし、ボールの行方によっては急斜面を駆け上がったり、駆け下りたりしてついつい調子にのって必要以上に体力を駆使してしまいがちです。

 スタート時間には余裕をもってゴルフ場に行き、スタート前に入念に準備運動やストレッチなどウォームアップをしてからスタートするようにしてください。

奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

春の更新作業が急ピッチで進んでます。


 春のゴルフシーズンに向けてコースの更新作業が急ピッチで進んでいます。フェアウェーのバーチカルを完了し、現在ティーグランドの穴あけと目砂入れの作業にかかっています。グリーンの更新作業も、本来ですとムクのタインによるフォーキング(穴あけ)をしたかったのですが、4月8日に関西オープンゴルフ選手権の第一次予選があるため、薄目砂(0・3ミリ)を1週間に1回入れるだけにとどめ、競技終了後にエアレーションを行います。

 映像はパッティンググリーンにサンドピーコックという機械で薄目砂を入れている作業風景。1週間に1回、予選競技まで入れることにより面が均一になり転がりもスムーズになります。

奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

梅の花が咲き始めました。

 

 待ち遠しかった梅の花が咲き始めました。パッティンググリーン周辺に植えられた記念樹の紅梅は七分咲き、隣の白梅は三分咲きで、今週の週末が見ごろと思います。桜の花ももう間近、ゴルフシーズンの到来です。寒い冬の間、キャディバッグを封印されていたシニアゴルファーの皆さん、いよいよ出番です。ご来場、お待ちしております。

奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

最近の天気予報はよく当たります。

 

最近の天気予報のよく当たること。今週は春らしい比較的暖かな日が続いていましたが、気象庁の予報では昨日から急激に冷え込み、今日は北日本では雪が、近畿でも山間部では雪が降るとの予報でした。

 東大寺のお水取りも終わり、最高気温が20度近い日が続いただけにいくら冷え込んでも雪はないだろうと思っていましたが、霰(あられ)のような雪が時折、吹雪いていました。プレーヤーも真冬の衣装から1枚薄手に替えたせいか「寒い、寒い」を連発されていました。

 ほころびかけていた梅の花もこの寒さで満開になるのは1週間ほど遅れるのではないでしょうか。桜の花も奈良市内の開花予想は27日前後で、満開は4月7日~10日頃でしょう。同じ奈良市内でも東部山間地帯に位置する奈良柳生CCの桜は、これより10日くらい遅れて咲きます。

※写真は今朝の瞬間的猛吹雪(写真では雪が見えませんが)。地面が濡れているのは雨ではなく雪です。

奈良柳生カントリークラブ 総支配人 阪口 勇