雨の日に思うこと。

 ゴルフはご存知のように自然の中でプレーを楽しむスポーツです。暑さ寒さはもちろん風が吹いたり雨が降ったりと自然の変化に対応して行くところにゴルフというスポーツの妙味があります。

 とはいえ、ゴルフ人口の7割近くを占める60歳以上のシニア世代には、もはやこの理屈は通用しなくなってきました。暑い夏や寒い冬それに雨が降れば「健康管理のためにゴルフをしているのに、過酷な気象条件の中でゴルフして体をこわしては元も子もない」などの理由で簡単にキャンセルされる方が多くなってきました。

 血気盛んだった壮年時代にゴルフに夢中になった団塊世代も暑さ寒さに加えて雨風に簡単にギブアップしてしまいます。雨のゴルフは快適とはいえませんが、帽子やレインウェア、シューズ等々ゴルフ用品も年々優れた商品が開発され市販されていますのでそれなりにゴルフも楽しめるはずなんでがねえ。

 エントリーした日がいつもいつも晴れの日や春・秋の爽やかな日ばかりとは限りません。その日が雨であったとしても大自然の厳しさに対峙して堂々と立ち向かって行く気概を忘れずにゴルフを楽しみたいものです。

 昨日は今冬一番の寒さで、近畿でも雪が降ったようです。奈良県でも阿騎野GCでは積雪のためクローズになったとか。オークモントGCやヤマトCC、春日台CCなど標高400メートル以上のゴルフ場は朝方に薄っすらと積雪があり、スタート時間を遅らせたとのことでした。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

事務局だより12月号、昨日発送。


 毎月1日付で会員の皆様に送付している「事務局だより12月号」を昨日、発送しました。平成8年に開場して以来、事務局の情報を会員の皆様にお知らせすることを目的に毎月1回欠かさず発行を続けています。

 今年最後の「事務局だより」を発送してホッとひと段落していますが、実際には12月末に新年1月号を発行するための準備にかかっています。

 「事務局だより12月号」の主だった内容は11月15日に行われた運営委員会の報告、とくに競技委員会がまとめた来年度のクラブ競技の日程が決定したことや今年10月までの来場者数の報告、シーズンオフのコースの作業予定など資料とともに掲載しています。

 このほか12月14日に行われる「奈良マラソン2014」の交通規制に注意することやシニアの親睦会「緑友会」が100回を迎えたことなどが紹介されています。

 文字だけの簡便な「事務局だより」ですが、毎月1回会員の皆様に事務局からのお知らせなど情報公開の貴重なツールですので、今後とも月1回の定期発行に努力して行きます。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

秋のコース写真がホームページにアップされました。






 プロカメラマン・柴田ヒデヤス氏の撮影された秋のコース写真を紹介していますが、本日のホームページの「四季の写真」で秋のコース写真をアップしましたのでご覧ください。このブログで紹介した写真も含めて30数点の秋のコース写真が展示?されてます。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

秋のコース写真、順次紹介していきます。




 カメラマンの柴田ヒデヤスさんから昨日、天気がよかったので晩秋のコース写真を撮影したとのことでいい写真がたくさん送られてきました。ホームページで紹介するのに手間取っているため、このブログで3、4点づつ先に紹介していきます。さすがプロだなあと思うような写真ばかりです。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

秋のコース写真、ピックアップ。




 カメラマン・柴田ヒデヤス氏から秋のコース写真、第2弾が送られてきましたので、その中から3点ピックアップして紹介します。コース内を隈なく歩き回って時折、写真を撮っていますが、素人の私などには及びもつかないプロらしいアングルの写真に驚かされます。ホームページに近々、秋のコース写真として掲載します。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

秋のコース写真、近々ホームページに掲載予定。

 写真家・柴田ヒデヤス氏が秋のコース写真を撮影してくれました。地球温暖化の影響で11月でも夏日を記録する長い夏がここ数年続いていましたが、今年は9月半ばから秋風が吹く暦通りの秋が訪れています。11月に入って紅葉が美しくそろそろ晩秋を感じさせる今日この頃です。柴田カメラマンの撮影した秋のコース写真は近々、ホームページに掲載する予定です。その中から2点ピックアップしました。


 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

ローカルルールの悪法「前進4打」「6インチプレース」

 ローカルルールの悪法の最たるものは「プレイング4」と「6インチプレース」だろう。プレイング4とは、ティーショットをOBした場合、プレーの進行をスムーズに行かせるため、前方特設箇所(特設ティーとしている所もある)から打って4打(プレイング4)としてプレーする救済措置です。いわば体のいい遅延防止策です。

 確かにビギナーが何度も何度もOBを繰り返せば同伴競技者はもちろん、後続組も詰まってしまってコース内は込み込みになってしまう可能性があります。だからといってティーショットをOBした者が特設箇所からプレイング4でプレーを続行するというのはいささか腑に落ちません。

 ゴルフというゲームはティーグランドからティーショットしたボールをグリーンのカップにカップインして打数を競うものです。それをティーショットしたボールがOBだったからボールを手にもって特設箇所に歩いて行く。ゴルフはティーショットしたらグリーンに上がるまでは一切ボールに触れてはいけないという大原則あるにもかかわらず、ティーグランドから特設箇所までボールを持ち運ぶのは、ゴルフの本筋から外れているように思います。

 ビギナーの救済措置ということもあるかもしれませんが、一律OBは特設箇所からプレイング4ではなく、せめて打ち直しかプレイング4かの選択する権利はプレーヤー自身に判断させるべきだと思います。

 もうひとつの悪法「6インチプレース」。こちらはコースを保護するため、あるいはコースコンディションが劣悪な状態だから6インチの範囲内でボールを動かしても良いというもの。ゴルフはあるがままの状態(ライ)でボールを打って行くのが大原則。芝の張り替えた箇所や発芽前や発芽中の芝を養生するための限定的範囲なら修理地にするべきで、コース全体6インチにするというのは、「18ホールのコース状態がノータッチでプレーできない最悪のコースです」とゴルフ場自ら公言しているようなものです。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

球聖ボビー・ジョーンズのエピソード。

 50数年前までは「ゴルフは紳士のスポーツ」といわれていました。しかし高度経済成長期やバブルを経て「ゴルフは完全に大衆化スポーツ」になりました。

 ゴルフは紳士のスポーツの゛紳士゛を強調するのはプレー料金が高く高嶺の花であたったこともありますが、高貴なスポーツであるという意味も含まれています。何よりもジェントルマンシップに則ったスポーツであるからこそ゛紳士のスポーツ゛といわれていた所以です。

 昭和40年代からゴルフが大衆化するとともに、ゴルファーのマナーやエチケットが乱れに乱れています。ゴルフという競技は審判のいない自己申告即ち、自らの行動は全て自らが負う自己責任を旨としたスポーツです。

 審判がいないことを良いことに不正やズルをする輩(やから)が後を絶ちません。ナイスショットした球がディボット跡にあれば誰も見ていないことを良いことに数センチ蹴り出したり、OBラインの外にある球を「セーフ!」と叫び同伴者の確認を待たずにさっさと打ち出したりと、この手の話は枚挙に遑(いとま)がありません。

 このような明らかなルール違反ではないものの、同伴者や前後のプレーヤーに対する気遣いや配慮に欠けた無神経なプレーヤーも増殖しています。恐ろしくプレーの遅い人、あるいはグリーンにボール跡をつけたにもかかわらず修復しない人、ゴルフシューズでグリーン面を引きずって傷つけたりする非常識なゴルファーも増殖中です。

 こうした非常識なゴルファーの振る舞いを見たり聞いたりする度に思い出すのが球聖ボビー・ジョーンズのエピソードです。

 1925年の全米オープンでのこと。B・ジョーンズは1打リードで優勝に限りなく近かったのですが、ラフにある球をアドレスした際に球が動いたと自己申告して自ら1打罰付加してスコアカードを提出しました。この結果、プレーオフとなり敗れて優勝を逃してしまいました。アドレスの際に球が動いたのを誰も見ていない、B・ジョーンズが申告しなければ誰も判らず1打リードのまま優勝していたかもしれません。

 このB・ジョーンズの行為に人々は賞賛したといいいます。しかしB・ジョーンズ曰く「ゴルファーとして当たり前のことをしただけ。人のお金を盗まなかったからといって、私を褒めるのはおかしい」と平然と語ったといいます。

 プレー中に悪魔のささやきが聞こえてきたら、このB・ジョーンズの言葉を思い出してください。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

クラブチーム選手権関西地区予選行われる。




 気の合う4人で日本一を目指すクラブチーム王座決定戦「日本クラブチームゴルフ選手権」の関西地区B予選が本日、奈良柳生カントリークラブで14チーム、55名が参加して行われました。

 この大会は東日本地区(北海道、東北、関東A・B・C・D)と西日本地区(九州・中国・四国・関西A・B、中部)でそれぞれ予選を行い、予選通過チームにより東日本、西日本で決勝を行ったあと来年5月9日に茨城県の石岡GCで全国大会を行い日本一を決めるというもの。競技は予選、決勝、全国大会とも1チーム4人で出場し上位3人のトータルスコアで順位を競います。
<成績>6位までが予選通過。
1)信楽カントリー倶楽部 コサ会選抜        218
2)メナードカントリークラブ青山 チームメナード  237
3)奈良柳生カントリークラブ 柳生Aチーム     240
4)篠山ゴルフ倶楽部 篠山ノンベーズ        242
5)池田カンツリークラブ イケカンズ         243
6)レイクフォレストリゾート チームレイクα     244

常勝南さんを阻止して大西さんがクラブチャンピオンに。


(左から南さん、クラブチャンピオン大西さん、シニアチャンピオン岡崎さん、落部さん)

 本日は今年度のクラブ選手権とシニア選手権の決勝戦が快晴、絶好のコンディションの中、行われました。クラブ選手権は南憲司さんと大西康司さんにより36ホール・マッチプレーが、シニア選手権は岡崎耕司さんと落部達雄さんにより27ホール・マッチプレーで熱戦が繰り広げられました。

 クラブ選手権は圧倒的な強さを誇る南さんが4年連続6回目のクラブチャンピオンになるか、その強敵の連続優勝を大西さんが阻止するか興味深い戦いが予想されました。予選をトップで通過し本戦に入っても1回戦、2回戦、準決勝と全く危なげなく決勝へ進出した南さん。一方、予選2位で通過した大西さんも順当に勝ち上がって初の決勝へ。

 南さんはティーショットが安定せず、パットの調子も悪く3パット連発など前半18ホールを終えて大西さんの6UPと大量リードを許す展開。しかしながら後半18ホールに入って、3年連続クラブチャンピオンの意地をみせ、じわじわとUPを重ねて1ダウンまで猛追しましたが、いかんせんリードが大きく大西さんの1UPで勝負がつきました。大西さんが南さんの連続優勝を阻み初のクラブチャンピオンに輝きました。

 シニア選手権は予選トップの成績で2年連続シニアチャンピオンを目指す岡崎耕司さんと予選3位で通過し初の制覇を狙う落部達雄さんの実力者対決となりました。

 決勝27ホール・マッチプレーは両者とも安定したショットとパットで好ゲームが展開されました。岡崎さんは好調なショットとパットで崩れることがなく、落部さんいわく「ミスしてボギーしたら負け。自分もいいゴルフをしましたが、それ以上に岡崎さんが素晴らしかった」という厳しい競り合いでしたが、ボギーを叩かない岡崎さんが終始リードし7-6で岡崎さんに軍配が上がり2年連続シニアチャンピオンに輝きました。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇