さわやかな秋の青空が気持ちの良い好季節になりました。収穫の秋を迎えて新米や秋野菜が市場に出回りはじめました。当クラブレストランでも選りすぐりの素材を仕入れて秋のメニューとしてご提供します。
夏メニューから秋・冬メニューに10月から替わりました。新しく「中華定食」(写真上:1,500円税別)と「海鮮ちらし」(写真下:1,500円税別)が加わりました。この機会にぜひご賞味ください。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
数あるスポーツの中で競技規則の第1章に「エチケット」「コース上の心得」が明記されてるのは恐らくゴルフだけです。ゴルフはいかにエチケット・マナーを重んじられるスポーツであるかということがよく分かります。ゴルフは技術以前に人間性が問われるスポーツであることを最近のゴルファーは知らないように思えます。
ゴルフの上手い下手というよりプレーを通じて同伴競技者といかに楽しく愉快に過ごすかがゴルフというスポーツの妙です。老若男女が同じステージで楽しめるゴルフは、技術の巧拙よりもエチケット・マナーを遵守することこそが基本条件です。ゴルフの上手下手よりも人間としての品性・品格こそがゴルファーに求められます。
品性・品格とは、まず人を不愉快にさせない気遣いと常識をもった振る舞い、そして場の雰囲気を読み空気を和ませる会話や行動をもつ人といえるでしょう。いわゆるジェントルマンと評される人物のことです。よく「ゴルフは紳士のスポーツだ」といわれます。
クラブハウス、コースなど限られたゴルフ場のスペースで多くのゴルファーが集います。ひとり一人のプレーヤーが快適によりスムーズに楽しむために、安全かつ迅速にプレーしていただくために、他のプレーヤーへの配慮や心遣い、そしてコースをいたわり大事に使う気持ちがゴルフ規則の第1章「エチケット」の条文になっているのです。
最近はこうしたゴルフ本来のエチケット・マナーが継承されずにゴルフの巧拙で判断してしまう風潮があります。ゴルフは下手と上手が一緒に回って楽しめるスポーツです。ゴルフは下手でも同伴者に迷惑をかけない気遣いやプレーのペースを狂わせないようなプレーをすればいいのです。逆にゴルフの腕前はシングルクラスであっても自己中心的なマイペースで同伴者と協調できないモンスター・ゴルファーが増えてきたように思えます。
敬意を払われるゴルファーというのは、けっしてゴルフが上手いからではなく、同伴競技者を含めてその場の空気を和ませる会話や振る舞いを身につけている人こそ尊敬に値するゴルファーであることを肝に銘じていただきたいものです。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
今年も13番ホールのグリーン横に祀られている磨崖仏などの石仏の供養を行いました。毎年、理事長である筒井寛昭東大寺別当に供養していただいておりますが、別当としてご多忙につき、代理でご子息の東大寺塔頭新禅院住職・筒井英賢導師によって執り行われました。供養には遠山隆重代表理事、遠山彩子代表取締役をはじめコーススタッフが参列し午後1時半から磨崖仏や多数の石仏の供養を行っていただきました。
磨崖仏や石仏はゴルフ場の造成時に13番グリーン周辺に散在していたものを一箇所に集めて祀っています。いずれも室町時代に作られたものだそうです。浮き彫り仏の「阿弥陀如来像」(下の上写真)を中央に、左側に磨崖仏の「不動明王」(下の中写真)、右側に「六地蔵菩薩像」(下の下写真)が鎮座されてます。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
今日、9月11日は奈良柳生カントリークラブの開場記念日です。平成8年に正式開場して18年目の誕生日を迎えました。今年も開場記念として「植樹祭」が開催されました。この植樹祭とは、オープン当初はコース内の樹木が少なく殺風景だったため、プレー代を無料にし昼食も委託の近鉄レストランが無料提供する代わりにメンバーの皆様から植樹基金をいただき、そのお金でコースの要所要所に樹木を植樹してきました。コース内の植樹以外にもより完成度の高いチャンピオンコースにするための改修・改造工事などの費用の一部に充ててきました。本日来場されたメンバーの皆様には寄せ書きに署名していただき銘刻し額に入れてクラブハウス内に掲額します。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
ゴルフというスポーツは実に楽しい、そして面白い。何故にかくも楽しく面白いのだろう。ティーグランドに立ち青々とした広大なフェアウェーに向かって放つショットの醍醐味、爽快感は当然ですが、その放たれたボールの行方によって面白さはさらに倍増します。
ティーショットしたボール全てが全てフェアウェーの真ん中に行くわけがありません。プロやシングルゴルファーでも7割の確率で行けば御の字。スコアが90~100の月イチゴルファーなら18ホールで2、3発会心のショットが出る程度でしょうか。放たれたボールがナイスショットであっても落ち所によってはディボット跡に止まっていたり、スライスやフックしたボールが林の木に当たって跳ね返ってフェアウェ-の真ん中に止まっていたりします。
ゴルフという人事の及ばない運不運こそがゴルフの真髄であり、奥の深い面白さといえます。木の根っこに止まったボールに対して被害を最小限にとどめるべく対応するか、一か八かのギャンブルで刃向って行くかといった局面が18ホールのプレー中には何度も遭遇します。この運不運への対応処理能力こそがゴルファー自身の人生における現実対応能力を表わしています。
ゴルフというスポーツは審判のいないプレーヤー自身がルールに則り自己申告するスポーツです。ゴルファーは嘘はつかない正直を前提としたゲームです。ホールアウト後のスコアは自己申告を旨とし池に入れたりOBを打てばしかるべく罰打を付加すればプレーは続けられます。不正行為や虚偽申告には罰打はつかない代わりに失格という重いペナルティが付くだけでなく、人間性まで疑われ友情や信頼を失くしてしまいます。
取引先や会社の上司・部下などとのゴルフの機会もあると思いますが、立場はどうあれ同伴プレーヤーのこうしたプレーぶりを見て性格やら人間性がよく分かります。スコアにこだわり周りが見えないゴルファーが増えています。同伴者はこうしたプレーヤーの一挙手一投足をよく見ているものです。お気をつけて下さい。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
本日は関西ゴルフ連盟主催のインタークラブ競技予選が各地区で行われました。奈良柳生CC(岡崎耕司、向山昭三、大久保憲一、南憲司、寺嶋亨、清光英成選手)は奈良西地区(於・秋津原GC)で、昨年に続き2年連続優勝で決勝進出を目指しましたが、各選手とも難しいピンポジションに3パットを連発するなど苦戦しトータル406で6位に終わりました。
優勝はパープレーの72でベストスコアを獲得した増田昭彦選手を擁する木津川CCが395で決勝進出を果たしました。2位は396の奈良CC、3位は秋津原GCの400でした。この結果、木津川CCと奈良CCが9月12日によみうりCCで行われる決勝大会に奈良西地区代表に決まりました。
参加クラブの成績は下記の通りです。
①木津川CC395
②奈良CC396
③秋津原GC400
④奈良国際GC403
⑤法隆寺CC404
⑥奈良柳生CC406
⑦奈良ロイヤルGC411
⑧飛鳥CC413
⑨奈良万葉CC418
⑩ディアーパーク419
⑪シプレCC420
⑫花吉野CC424
⑬奈良の杜GC424
⑭新奈良GC426
⑮吉野CC433
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
雨の日が続くとグリーン面は柔らかくグリーンを捉えたボール跡即ちピッチマークの凹みが見事に残ります。グリーンに傷つけたピッチマークは、プレーヤー自身の責任において必ず修復するようにしてください。後のプレーヤーのためにも、あるいはグリーン面の芝の保護の面からもグリーンフォークで丁寧に修復するように心がけてください。そのためには、プレーの際には必ずグリーンフォークをポケットに入れておくように。
うっかり忘れて自分がつけたピッチマークをティーペッグで直している人がいます。密集してきれいに刈り込んでるグリーン面の芝を太いティーペッグでかき寄せたりすると、芝の根を切ったりしてしまいます。一時的に凹みは修復できたように見えますが、半日もすればその部分は枯れてしまい、翌日以降は凹みが残ったままになってしまいます。
グリーンフォークを忘れてスタートしてもキャディにいえばお客様用のグリーンフォークを必ず数本持参してますので、遠慮なく声をかけて頂戴すればいいのです。
ピッチマークの修復は芝の根を切らないように凹みの周囲の芝を四方からかき寄せること。そうすればやや凸に盛り上がります。これをパターのソールでトントンと押さえれば跡形もなく消えきれいなグリーンに戻ります。けっして凹みをグリーンフォークで掘り起こすように持ち上げないこと。これをすると芝の根をちぎってしまうことになります。ピッチマークの外側から丁寧にかき寄せて凹みを埋めるようにしてください。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇