今朝未明までに雨量123ミリの大雨でした。

 太平洋上でUターンするなど異常な進路で東日本を襲っている台風10号。この台風の影響で西日本は大雨に見舞われました。奈良県でも昨日午後から今朝未明まで大雨が降り続きました。

 グリーンキーパーによるとコースに降った雨は123ミリとのこと。バンカーの流水跡と浸水以外はこれといった被害はなかったとの報告がありました。

 今日8月30日から9月5日までは「防災期間」です。これから台風発生も多くなるだけに土砂災害が起こらないよう、コースの点検をしっかり行っていきます。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

インタークラブ奈良西地区予選1位で決勝へ。

 昨日(8月19日)、関西ゴルフ連盟(KGU)主催の2016年度関西インタークラブ競技が各地区で予選が行われました。インタークラブはKGU加盟クラブの対抗競技で、奈良柳生カントリークラブは奈良西地区予選に出場し新奈良ゴルフ倶楽部で15クラブにより熱戦が繰り広げられ、奈良柳生CC(向山昭三75、寺嶋亨77、岡崎耕司78、大西康司79、今西敏彦79、加藤研士85)がベスト5トータル388の1位で3年ぶり3回目の決勝進出を果たしました。2位は奈良国際ゴルフ倶楽部でトータル391で2年連続決勝へ進出しました。9月13日、グランデージゴルフクラブで行われるインタークラブ決勝大会に奈良西地区を代表して奈良国際GCとともに関西NO1を目指します。

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 成績は下記の通りです。
1位:奈良柳生CC388   2位:奈良国際GC391  3位:法隆寺CC399   4位:飛鳥CC400   5位:奈良CC401   6位:奈良ロイヤルGC403   7位:花吉野CC404   8位:シプレCC407  9位:ディアーパークGC409   10位:奈良万葉CC409  11位:新奈良GC413  12位:木津川CC415   13位:奈良の杜GC419  14位:秋津原GC424  15位:よしのCC434

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

9月のQTに向けてコース整備に頑張ってます。

 慌しかったお盆ウィークも終わりました。猛暑日と日照りが続きゴルフ場の芝も芝枯れの様相を呈してましたが、8月14日の夕方4時半頃から1時間ほど降り続いた雨でほっと一息。7月26日の雨以来でしたから芝には恵みの雨、まさに慈雨となりました。

 お盆を過ぎて秋の気配がほんの少し感じるようになってきました。セミの鳴き声も変わってきました。暑さはまだまだ続きそうですが、台風7号も東日本に来襲しそうです。大きな被害が出ないように祈るばかりです。

 当クラブで9月12日から始まる日本ゴルフツアー機構(JGTO)のクォリファイング・トーナメント(QT)の2ndステージの出場者リストが送られてきました。7月末で107名。うち外国人選手が37名出場します。

 8月に入り出場選手が練習に来るようになってきました。日本人選手より韓国などから来る外国人選手の方が多いようです。日本人選手の練習ラウンドは9月に入ってからのようです。日照り続きでコースの芝の状態を心配していましたが、3日前の雨と昨夜の雨で芝も息を吹き返しつつあります。例年20日を過ぎると朝露も出てきますのでなんとか水の心配をしなくてもよさそうです。

 9月12日から始まるQT2ndに出場する選手にベストパフォーマンスを発揮できるようなベストコンディション、ベストターフに仕上げるべくコーススタッフは頑張っています。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

短パンにハイソックス着用?

 ゴルファーのファッションは基本、周りのゴルファーに不快感を与えないことが大前提です。夏のゴルフは蒸し暑く服装も乱れやすい。ポロシャツの裾出しも、それ用のポロシャツであればスマートで涼しげですが、ポロシャツの裾がお尻まで隠れるような中入れ用を外出ししているのは見苦しく周りの人を不快にさせます。ポロシャツの裾をすっきりパンツにインすればスマートでおしゃれなんですがね・・・・・・・。

 夏のゴルフには短パンも涼しくて意外に最適かもしれません。しかしながら短パンにはハイソックス着用を義務付ける時代錯誤のゴルフクラブが多いようです。とくに開場50年以上の名門ゴルフクラブに。世界のゴルフクラブでも短パンにハイソックス着用を義務付けている所はほとんどありません。日本独自のおかしなゴルフ文化です。

 英国のようなリンクスでショットしたボールが曲がってブッシュに打ち込んだりしたときに、短パンだとブッシュでケガをするので防護のためにハイソックスを着用すべしという説もありますが、本家本元の英国でハイソックスは義務付けてません。

 また一説では、男のすね毛が見えるのは見苦しいというようなところからハイソックスを義務付けたともいわれていますが定かではありません。プロトーナメントでは選手の短パン着用はPGA、JGTO共認めてませんが、帯同キャディのほとんどは涼しく機能的な短パンを利用していますが、ハイソックス着用は義務付けてません。

 夏のゴルフで短パンを利用しているゴルファーにハイソックスを義務付ける時代錯誤なゴルフファッションを求めるのは、もうやめるべきだと思うのですが・・・・。

奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

滋賀県では65歳~69歳ならば利用税が半額に。

 ゴルフが健全なスポーツとして浸透し誰もが気軽に楽しめるようになりました。「金持ちの道楽」「特権階級のお遊びだ」などと色メガネでみられていた50年以上前から大衆化が進み、健全なスポーツとして老若男女に浸透されてきたのは業界関係者として誠に喜ばしいことです。

 先日、滋賀県の某ゴルフ場にプライベートで行った時、フロントでサインをしていると「65歳以上ですね。年齢を証明するものがあればゴルフ場利用税が半額になります」といわれ、思わず「エッ?」と聞き返しました。

 70歳以上のゴルフ場利用税の免税は日本全国どこのゴルフ場でも認められていますが、65歳以上であれば利用税が半額になるとは業界人のわたしも初耳。半信半疑ながら免許証を提示しました。プレー後、精算し精算書を見ると確かにゴルフ場利用税は半額になっていました。

 なぜ?という思いで知り合いの滋賀県下ゴルフ場支配人に問い合わせると「滋賀県のゴルフ場のほとんどは、65歳以上はゴルフ場利用税が半額になりますよ」とのこと。滋賀県のゴルフ場支配人会は、ゴルフ振興をはかるためとの名目で、今もっとも利用者の多い団塊の世代といわれてる65歳以上のシニアゴルファーの利用頻度をさらに高めるための優遇措置として、ゴルフ場利用税の半額を折衝し実現したとのこと。

 ゴルフ場利用税の等級に関係なくビジターのプレー代金を2割引に設定して県税事務所に申請すれば65歳以上のゴルファーの利用税が半額になるということでした。

 近畿2府4県では滋賀県のみが65歳以上の利用税の半額を認めているという現実。各府県のゴルフ場支配人会も滋賀県にならって府県税事務所と強い決意をもって折衝して行くべきだと思います。

 関西ゴルフ連盟も振興基金と称してゴルファーから毎回30円徴収して「サマーゴルフフェスティバル」など値引き企画の競技を開催するより、各府県支配人会と共同で府県税事務所と折衝して理不尽なゴルフ場利用税の半額や免税などの折衝を行いゴルファーの負担を少なくする真のゴルフ振興策に力を注いでもらいたいものです。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

ゴルフの基本は本人の直感。

 セルフプレーが多くなってきたせいか、距離測定器を持つゴルファーが増えてきました。ゴルフ場もセルフ対応のせいかグリーンまでの残りの距離を200ヤード(パー5ホール)、150ヤード、100ヤードの表示以外に50ヤード刻みに表示していたり、散水栓のフタに残り表示をこと細かく記載しているゴルフ場が多くなっています。

 最近では乗用カートにコースナビを搭載しておりGPSでカートが動き出せば自動的に残り表示やグリーン上のピンの位置までの距離を即座に教えてくれます。ホントに便利になりました。

 週刊ゴルフダイジェスト今週号(8月9日号)の奥田靖巳プロと海老原清治プロの対談記事で「やっぱり(ゴルフの)基本は本人の直感ですよ。パットのラインも残り距離も」(奥田)と。

 これに対し海老原も「直感を大事にしたほうがゴルフは絶対に面白い。測定と計算ばかりじゃコースでプレーしているんじゃなくてヤーデージブックとプレーしているようになっちゃいますからね。」と応じています。

 40年以上前のゴルフ場には残り表示を示す看板や杭などはなく、つげの木やさつきの木などの植木でコースの景観を乱さないようにさりげなく植えられていましたが、今はそういったゴルフ場が少なくなってしまいました。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

本日、高圧線ケーブル入れ替え完了、復電しました。

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   23日午後からの停電が今朝6時45分に復旧しました。24、25日と停電による臨時クローズでお客様には大変ご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。

 昨日から夜通しで高圧線ケーブルの入れ替え工事を行い、早朝5時前に完了。6時過ぎから関西電力の検査等を終え6時45分に通電。井戸水の揚水ポンプ、貯水槽から厨房や手洗い、風呂等への送水、空調関係等々正常に稼動しているか各所点検してまわり正常に稼動していることを確認。しかしながらレストランは製氷や食材の関係もあり本日のみカレーライスの1品メニューで対応することにし、9時スタートのスケジュールで各部署へ通達。

 前日に停電による影響でスタートが遅れることなどを連絡したものの、連絡がつかないお客様が8時前から来場され、事情説明し待機をお願いしました。皆さん「大変ですね」のお言葉をいただきホッとしました。

 24・25日の停電による臨時クローズで電話も停電で不通となりエントリーなどお電話いただいたものの、つながらずご心配された会員も多かったと思います。無事復電しようやく正常にもどりましたので、ご報告申し上げます。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

停電により7月24・25日は臨時クローズとなりました。

 昨日(7月23日)14時40分頃にゴルフ場周辺地域が停電となりました。数分後に地域一帯は復電したにもかかわらず当ゴルフ場は停電したまま。関西電力の担当者、当ゴルフ場の電気設備管理者に連絡し復旧作業をお願いしましたが、復電ならず停電のまま。原因は復電したときに地下の高圧ケーブルに負荷がかかり過ぎたのか破線・断線?のため通電されず停電状態であるとの報告でした。

 地下に埋設した高圧ケーブル(約360メートル)の入れ替え工事は時間がかかり2,3日はかかる見込みとのことで、今日・明日の臨時クローズを決めました。

 当ゴルフ場はオール電化のため、上下水道、空調、散水、電話、コンピュータ等々何もかも完全に作動停止。本日、エントリーされている皆様にも、事情説明とクローズのお知らせをするために昨夜は悪戦苦闘しました。真っ暗な事務所内で懐中電灯片手に、コンピュータの会員データは動かず、会員台帳で調べて電話をしようにも不通。やむなく携帯電話からかけるものの、不審な携帯電話はお取りにならない方もおられ汗だくになりながら事務所スタッフ全員で夜9時過ぎまで連絡にあたりました。

 クローズも大変ですが、コースの自動散水ができず、コース管理もそれ以上に大変です。猛暑が続いており、グリーンの散水ができなければいっぺんに枯れてしまいます。そのためタンク車をフル稼動させ人海戦術で朝6時過ぎからグリーンの散水にとりかかっています。なんとか明後日の朝までに突貫工事で高圧ケーブルの入れ替え工事が完了するべく段取りをつけるよう、全力をあげて工事にかかってもらいます。今日・明日エントリーをされている皆様には大変ご迷惑をおかけし申し訳ありませんでした。

なお、電話は復電するまで不通のため受電できませんのでご了承ください。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

8・14・17番ホールの黒ティー使用開始しました。

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 今年の2、3月のシーズンオフにティーインググランドの慢性的な裸地状態を解消するために、周辺の樹木を伐採するとともに地盤を2、3メートル下げるなどの改修工事を行い芝張り後の活着まで芝の養成を行ってきましたが、昨日の研修会から使用を開始しました。

 改修されたティーインググランドは8番ホール、14番ホール、17番ホールのトーナメント・ティーインググランド(黒ティー)。とくに14番ホール(写真中)は周辺の樹木により風通しが悪く日陰になるため、樹木を伐採し地盤を2メートル下げ広くなり視界もすっきりしました。

 また17番ホール(写真下)のトーナメント・ティーインググランドは右と左に段差の違う2面のティーインググランドとなっていたものを1面に改修し、違和感をなくしました。(写真下)

全日本ゴルフ全体会議が発足しました。

 ゴルフ場利用税廃止運動推進本部(日本ゴルフ関連団体協議会)から2016年ゴルフ場利用税廃止運動の今後のスケジュールと「全日本ゴルフ全体会議」が組織され第1回会議が行われた報告書が各ゴルフ場に送られてきました。

 「全日本ゴルフ会議」は、従来の自民党ゴルフ振興議員連盟、超党派ゴルフ議員連盟、スポーツ庁に加えてこのほど今井敬日経連名誉会長、畔柳信雄三菱東京UFJ銀行特別顧問、川淵三郎日本サッカー協会最高顧問、似鳥昭雄ニトリホールディングス会長、都倉俊一、渡辺貞夫氏ら財界・スポーツ界・文化・芸能などの有識者24名の賛同を得て発足したとのこと。

 第1回会議報告の中で目を引いたのは、鈴木大地スポーツ庁長官から「今回、このような会議が発足したことは大変意義深い。実は自分がスポーツ庁長官に就任するときに、ゴルフはやってはいけないと説明を受けましたが、これはおかしいと思いました。スポーツ庁はスポーツを振興する立場にありますので、この問題(ゴルフ場利用税、国家公務員倫理規定)は何とかしたいと考えていた。五輪は平等性のもとに開催されるスポーツの祭典です。この五輪の実施競技であるゴルフに税金がかかることを海外の人に疑問に思われても答えに窮してしまう。またゴルフは年を重ねてもできるスポーツであり、健康増進にもつながる。ひいては、それが医療費の削減にもつながっていく。少子高齢化社会の中で、医療費の削減は重要なことであり、この会議を通じて全国にムーブメントを起こして日本のゴルフを盛り上げていきたい」と、この会議への期待を表明されたそうです。

 こうした会議を重ねていくことにより競技人口の減少やゴルフ場利用税などゴルフが抱える現状を広く国民に理解してもらえればと思います。