ジコチュー(自己中)ゴルファー増殖中。

 ゴルフのマナーとルールは世界共通です。たとえ言葉が通じなくとも紳士的な振舞い、ラウンド中のマナーを守っていれば海外では恥をかかずにゴルフは楽しめます。

 ゴルフの腕前はお世辞にも上手とはいえませんが、他のプレーヤーやキャディに対する気遣いなどされる素晴らしいゴルファーはいます。

 同伴者がアドレスに入ればお喋りはやめる、後方線上に立たない等々の気配りはゴルファーならごく当たり前のことですが、これがなかなか守れない。とくに最近ゴルフを始めた若い人に多いようです。

 そういえば昔(今の団塊の世代が30歳前後でゴルフを始めた頃)は、ビジネスマンにとってゴルフは必須アイテムとして上司からゴルフの手ほどきをみんな受けたものです。

 ゴルフ場のクラブハウスに入るときはブレザー着用。プレーするときのウェアは襟付きのポロシャツを着用するようになどと口うるさく注意されたものです。

 プレーについても「君らのようなビギナーは真っ直ぐ飛ばないのだから打ったら、必ずクラブ2、3本持ってボールの所へ走って行くように!」とか「バンカーショットの跡や靴跡は後のプレーヤーのために必ずバンカーレーキで均して出るように」などなどゴルファーとしての初歩的なルール・マナーを厳しく指導されたものです。

 最近はゴルフの手ほどきをする先輩や上司がいなくなりました。そのため「自分さえ良ければ」という自己中心のプレーヤーが増殖しています。ルール・マナーを知らないビギナーが自分勝手な行動をしたときは、先輩ゴルファーとしてしっかり注意・指導するように心がけたいと思いますが、皆さんもお目付け役としてなぜマナーを守らなければならないのかなどを指導してやってください。

ゴルフ外交は倫理規定に抵触はしない?

 米国トランプ大統領が来日し安倍首相と強固な日米同盟を礎とする外交基盤を固めました。トランプ大統領と安倍首相は国内屈指の名門コース・霞ヶ関カンツリー倶楽部でゴルフを通じてより厚い信頼関係を築いたようです。

 二人の信頼関係をより強固にしたものにゴルフ外交があります。ゴルフプレーをしながらお互いリラックスしていろいろ難しい話題も本音で話し合えたとゴルフ外交の成果を話されていました。

 ところで日本の国家公務員の倫理規定には「利害関係者とのゴルフの禁止」という項目が明記されており国家公務員の付き合いゴルフは禁じられています。今回の安倍首相が国賓並のトランプ大統領をゴルフで「おもてなし」をしたことは、この倫理規定に抵触しないのだろうか?

 さらに今回の霞ヶ関CCでのプレー代、松山英樹選手の招聘の費用とギャラ等々は誰が支払ったのでしょうか。たぶん日本政府が一切合財支払ったと思いますが、果たして倫理規定にゴルフ禁止が明記されてるのに違法支出にならないのでしょうかね。

 ゴルフはプレーヤー同士、プレーを通じてリラックスしながら本音を語り合える素晴らしいスポーツであることが証明された訳ですから、この機会をとらえて日本ゴルフ協会など業界団体は国家公務員の倫理規定に明記されている「ゴルフ禁止」の項目を削除するよう要求すべきだと思います。

トランプ大統領のゴルフ外交。

 米国トランプ大統領が来日し安倍首相と松山英樹プロを伴って2020年東京五輪のゴルフ会場となる霞ヶ関カンツリー倶楽部東コースでラウンドされました。

 トランプ大統領は無類のゴルフ好きでハンディキャップも3(?)だとか。もともと不動産業の大富豪でゴルフ場の経営も10指で数えられないほど保有しています。同氏はビジネスでも「真に付き合う人物かどうか判断するには一緒にゴルフをすればその人物の性格や考え方がおおよそ判る」とゴルフ接待やゴルフ外交がいかに有効であるかを説いています。

 確かにゴルフを一緒に18ホール回れば同伴者の一挙手一投足で、その人物の性格や考え方がよく判ります。相手や周りの人に迷惑をかけたり不愉快な言動や行動をせず謙虚、気遣いをする紳士で上辺だけでない信頼に足る人物かどうか。また、そのプレーが「公正」「正直」か。さらにトラブルに見舞われた時の対処法が「挑戦」「勇気」「計画性」といった的確な判断力をもっているかなどラウンドすればその人の人物像がみえてきます。

 ビジネスにゴルフを活用するトランプ大統領のゴルフ観、私も同感です。

ゴルフ帰りの渋滞回避情報。

 台風や雨の日が多かった先月とはうって変わって、この3連休は好天に恵まれ、ゴルフ場の来場者も多く盛況です。

 観光都市・奈良でも正倉院展をはじめ平城宮跡で開かれている天平祭など大勢の行楽客で賑わっています。そのせいか奈良市内の交通渋滞が激しく、とくにゴルフ帰りの夕方の市内幹線道路はハンパではない混みようです。

 ゴルフ場から大阪方面に帰られる方は、中ノ川交差点から奈良市内方面に400~500メートルほど下った右側の新バイパスを利用してください。般若寺交差点は市内中心へ向かう車で大渋滞しています。

 新バイパスを利用すれば京奈自動車道や国道24号、ならやま大通り、歌姫街道などを利用することができ奈良市内の大宮通りを回避することができますのでご利用ください。

紅葉を愛でながらのゴルフはいかが。

11月です。木枯らし1号も吹き朝晩の冷え込みがきびしくなってきました。ゴルフ場の木々も紅葉が始まり、晩秋から初冬への移ろう季節となってきました。

10月は思いもよらぬ台風が2週にわたって週末を襲いました。近畿圏のゴルフ場にとっては台風が襲来したわけでなく幸い進路は和歌山沖の海上を北東に進んだわけですが、台風情報と雨予報でキャンセルが続出し開店休業状態となってしまいました。

関西ゴルフ連盟が集計している10月の来場者数はたぶんどこのゴルフ場も大変な落ち込みが予想されます。もう台風はないそうですので11月のゴルフシーズン、美しい紅葉を愛でながらのゴルフにゴルフ仲間お誘いの上、ご来場ください。 

クラブ選手権は向山さん、シニアは岡崎さん獲得。

 10月22日に予定していたクラブ選手権とシニア選手権の決勝が台風21号の影響で1週間順延の今日(28日)、再度台風22号が本土に近づくという悪天候予想のため、競技委員が協議しクラブ選手権の36ホール、シニア選手権の27ホールマッチプレーをいずれも天候次第で18ホールをもって競技成立とし、プレーすることが決定しました。

 クラブ選手権決勝は2年ぶり2回目を目指す向山昭三さんと昨年のクラブチャンピオンの大西康司さんを降し初の決勝戦に勝ち上がってきた岡田泰浩さんとの対決となりました。7時30分、小雨が降る中36ホール・マッチプレーがスタート。安定したショットと不調だったパターが復調したという向山さんが終始リードし、10-9で岡田さんを降し向山さんが2年ぶり2回目のクラブチャンピオンの座に返り咲きました。

 シニア選手権決勝は今年度の理事長杯を制覇した川崎逸男さんと3回目のシニアチャンピオンを目指す岡崎耕司さんによって27ホール・マッチプレーで行われ、4-3で岡崎さんが川崎さんを降し4年ぶり3回目のシニアチャンピオンとなりました。

 競技後、フロントロビーで表彰式が行われ赤澤正道競技委員よりそれぞれカップが贈呈されました。

10番ホールの法面のズレ、応急措置しました。

 超大型の台風21号は、静岡県の御前崎付近に上陸した後、関東地方を通過して東北沖を抜け温帯低気圧に変わりました。台風21号による大雨の影響で土砂崩れなどの被害が近畿各地で相次ぎました。奈良県でも大和川が氾濫した奈良県三郷町では家屋の浸水被害が相次いだとのこと。

 当クラブの被害状況は昨日のブログで報告しましたが、10番ホールの右法面の土砂のズレが大規模な土砂崩れにならないように、応急措置を行いました。今後、天気をみながら復旧作業をして行く予定です。

台風21号による大きな被害はありませんでした。

 昨日から今日未明にかけて超大型の台風21号が和歌山県沖を通過して近畿各地で土砂災害や川の氾濫などが発生しました。奈良県でも22日早朝から豪雨による大雨洪水警報が発令されるなど奈良県下の各所で土砂崩れなどの災害が発生しました。台風の影響で昨日、今日と県下のゴルフ場の多くがクローズしました。

 今日、朝から台風によるコース内の被害がないかコースを巡回しましたが、幸い大きな被害はありませんでした。バンカー内の流水跡や水溜り程度でしたが、10番ホールの200ヤード右の法面が伏流水により一部崩落がありました。

 聞くところによると奈良県の吉野方面のゴルフ場では大規模な土砂崩れで、明日から月内いっぱい休場し、突貫で復旧工事をするとの大規模な災害があったそうです。

 ※写真上2枚は10番ホールの法面の崩落。バンカーの水溜りと流水跡。

般若寺のコスモス、今が見ごろです。

 奈良柳生カントリークラブへの道中、奈良県庁東を左折して5キロほど北上した所に般若寺交差点があります。この交差点に冠せられた般若寺は、飛鳥時代に開創され、聖武天皇が平城京の鬼門鎮護のため伽藍を整え勅願寺とした由緒ある名刹です。

 この名刹・般若寺はコスモス寺としても有名です。この時期、境内に植えられた15万本のコスモスの花が咲き誇り秋を美しく彩ってます。ゴルフ帰りにふらっと立ち寄って色とりどりのコスモスが美しく咲き誇る様を観賞されてはどうでしょう。

 今秋から同寺南側に駐車場が移設され、帰り道からふらっと立ち寄りやすくなりました。コスモスの花は11月下旬まで楽しめるとのこと。

この3連休はおおむね好天です。

 この3連休はおおむね好天ということで一安心。しかしながらゴルフ場にとっての3連休は逆に集客に苦労します。とくに土・日・祝日のエントリーは会員以外受付けない奈良柳生カントリークラブのような会員重視のクラブ運営を行っているところは苦労しています。会員の多くは3連休を利用して旅行や各行楽地に家族サービスでお出掛けになること多いようです。

 古都・奈良でもこのシーズン、秋を彩る行事が数多く行われます。春日大社境内の鹿苑で行われる「鹿の角きり」も昨日から始まりました。以前はゴルフ帰りの交通渋滞に長く悩まされてきましたが、中の川交差点付近から新バイパスが開通したことで奈良公園~近鉄奈良駅前の大宮通りを避けられるようになったため、帰路の渋滞が緩和されスムースに走れるようになりました。「奈良からの帰りが大変だ」と敬遠されるゴルファーも多かったようですが、以前のような大渋滞は緩和されましたので秋のゴルフシーズンは奈良柳生CCへお誘いください。