奈良オープンゴルフ選手権アマ予選会開催。

 2018年度奈良オープンゴルフ選手権のアマチュア予選会が、今日(4月24日)当クラブで行われました。

 この奈良オープンゴルフ選手権は2000年に奈良県在住プロの有志がチャリティーとアマチュアゴルファーの育成やゴルフ振興を目的にスタートしました。すでに今年で19回目を数え、地域に密着したゴルフトーナメントとして定着しています。

 今年の大会は6月15・16日の2日間、グランデージゴルフクラブでJGTOの賞金シード選手なども多数出場して開催されます。

 本日の本戦出場権を得るためのアマチュア予選会は104名が参加して行われました。予選通過は上位25名だけに本戦の出場権獲得はかなり厳しく、昼前から雨が降り出す悪コンディションの中、熱戦が繰り広げられました。

当クラブの会員・野島岩雄さんは安定したショットと好調なパッティングで36、35、71の好スコアをマークし予選トップで本選出場のチケットを獲得しました。以下25位の78(カウントバック)までの25名が本選の出場資格を獲得しました。当クラブから出場した上杉公一さんも38、40、78で見事予選通過を果たしました。成績は奈良オープンゴルフ選手権事務局ホームページでご覧ください

KGUの公式競技でもセルフプレー化に。

 ゴルフ場の人手不足は深刻です。ゴルフ場に限らず飲食業やコンビニエンスストアなどのサービス業全般にいえますが、学生アルバイトや主婦のパートなどの応募がなく24時間営業を廃止するところも少なくありません。

 ゴルフ場もキャディのなり手がなく慢性的なキャディ不足でセルフプレーが常態化してきてます。関西ゴルフ連盟主催の公式競技の予選などはセルフプレーで行うようになってきました。キャディの派遣会社に派遣を依頼しても希望の人数どころか1人も派遣できない状況だといわれてます。

 各ゴルフ場もキャディ不足でクラブ競技でも完全セルフ化の傾向にあり、日清都CC、タラオCCといった有名ゴルフ場も早くからクラブ競技の全面セルフ化を取り入れてるそうです。

 日本のゴルフ場の75%くらいはセルフプレーを導入しており、今後もセルフプレー化は増加していくのは間違いのないところです。当クラブでもキャディの求人募集や学生アルバイトの募集など八方手を尽くしてますが、応募はほとんどなく4月からクラブ競技でもやむ得ず一部セルフ化を取り入れてます。求人の応募があっても50代の中高年男性が問合せしてくるくらいでホントに頭の痛い問題です。

 都心から離れた山間部に位置するゴルフ場は通勤に1時間近くかかることもありパート・アルバイトにとっては敬遠される理由のひとつでもあります。近い将来、キャディという職業は消えていくのではないかと思います。どうしてもキャディが必要だというゴルファーは、プロのようにキャディを帯同していくことになるかもしれません。

 

花の息吹が南から北へ。

 立ち枯れのような木々の枝に春の新芽が新しい命をはぐくんでいます。梅から桜へと花の息吹が南から北へと日本列島を縦断しています。例年ならば今日くらいがコースの桜が満開なのですが、すでに花は散って緑鮮やかな葉桜に。今日はマンスリー競技Bクラスが行われており、メンバー多数来場。「桜の満開を楽しみに来ました」という方が多かったのですが・・・・。

 先日、カメラマンの柴田ヒデヤス氏が来場し春のコース写真を撮影してくれました。木蓮などの花が美しく咲き誇る写真がありましたのでご紹介します。ホームページでも近々紹介する予定です。

更新作業(グリーンのコアリング)。

 3月に夏日があったり桜が満開になるなど気候の変動が大きく地球の温暖化の影響でしょうか。そのせいか芝の新芽が日に日に青くなってきています。コースの更新作業にも熱が入ります。

 この時期、グリーンの更新作業(コアリング)でプレーヤーの皆様にご迷惑をおかけしています。コアリング(穴あけ)した後に目砂を入れていきますがボールの転がりがスムーズでなくスコアに影響することがあります。

 このコアリングはグリーンの芝刈りによる刈りカスや枯れた根、微生物の死骸などによるサッチ層からなる土壌不良を改善し透水性をよくする欠かせない作業なのです。

 ベントグリーンは何よりもスムーズなボールの転がりと適度の速さと堅さが求められる繊細なグリーンコンディションが求められます。このため12ミリの太さのタインでコアリングした後、目砂を散布しさらにブロワーで丁寧に穴を塞いでいきます。(写真)

 1年間を良好なグリーン状態に保っていくための重要な更新作業ですので、ここ10日間ほどご辛抱ください。

スクラッチ選手権が行われました。

 平成30年度スクラッチ選手権が3月25日と4月1日の2週にわたって36ホール・ストロークプレーで行われ、予選を75の成績でトップだった清光英成さんを4打差の南憲司さん(写真上)が37、35、72、トータル151で見事逆転しスクラッチ選手権を制覇しました。2位はトータル157の清光さん(写真中)、3位にはトータル161で向山昭三さん(写真下)が入りました。

美しい花を愛でながらのゴルフはいかが。

 

 奈良市内の桜(ソメイヨシノ)が満開になったと昨日(29日)奈良地方気象台が発表しました。昭和29年に観測を開始して以来、3番目に早い記録だそうです。平年(4月5日)より7日早く、昨年(4月8日)より10日早いとのこと。

 奈良柳生カントリークラブへ来る道すがら、須川ダム周辺の桜(写真上)もパッと咲き始め七・八分咲きとなり明日、明後日の週末には間違いなく満開になり見事に咲き誇ると思います。

 標高300メートルの当ゴルフ場の桜も場所によっては満開に近い咲き具合ですが、全体としては五分咲きといったところでしょうか。

 春の訪れと共にゴルフ場にある木々や草花が華やかな彩りを見せてくれます。美しい花や若葉を愛でながらゴルフを楽しんでください。

2019年施行のルール改正について。

 ゴルフルールの総本山R&AとUSGAから2019年に施行されるルール改正がこのほど発表されました。今回のルール改正については、施行の2年前に変更される改正案が発表され各国でモニタリングした結果を基に、このほど来年施行するルールの改正が決まりました。

 今回のルール改正はルールの簡略化とプレーの進行を早めるなどが要点となっています。すでに2019年ゴルフルールは英文で発表されてますが、日本語訳版も近々発表されるそうです。

 今回のルール改正はドロップ方法やグリーン上の旗竿や靴跡の修復、バンカー内のアンプレヤブルなどかなり衝撃的な改正でゴルファー間でも話題になりました。

 そのひとつドロップは当初案では地上から数センチの所からでもOKでしたが、「ドロップは膝の高さから真っ直ぐに」に変わりました。また「グリーンでパッティングの時、立っている旗竿に当っても無罰」「グリーンでスパイク跡の損傷は直せる」「バンカーのアンプレヤブルは2打罰でバンカーの外から打てる」「バンカーに球がある時、クラブが砂に触れても無罰」「ロストボールを探す時間は3分」などの大幅改正は事前発表通りのルール改正となりました。

春の陽気に誘われてゴルフ解禁。

 

 本日はBクラスのマンスリー競技が行われています。東大寺のお水取りも終わり日に日に春の陽気が感じられます。

 寒い冬のゴルフを敬遠していたメンバーの皆さんも今日は多数来場し挨拶も「ようやく暖かくなってきたのでゴルフの封印を解きゴルフ解禁です」とか「この2ヵ月半、寒いので打球練習場に行く程度でゴルフは全くしてませんでした。」「家内から冬のゴルフは禁止令が出ていて蟄居してました」などの声をお聞きしました。

 どうやら皆さん待ち遠しい春の訪れをクビを長~くして待ってらした様子。ゴルフができる喜びや嬉しさが表情に溢れていました。

 月ヶ瀬梅林の梅の花も満開に近く、東京では早くも桜の開花宣言も出て、日本列島南から北へと花便りが届いてくる季節になりました。いよいよ春のゴルフシーズン到来です。コースの芝も枯芝から日に日に青くなってきました。皆様のご来場をお待ちしております。

深夜から降り続く無情の雨に思う。

 東大寺二月堂の修二会(お水取り)も昨日終わり、いよいよ春本番と思いきや深夜からずっと降り続く無情の雨。キャンセル続出です。

 ゴルフに悪天候はつきもの「自然の中で行うゴルフは悪天候を嫌ってはいけない」とはゴルフマナー研究家の鈴木康之氏の弁。鈴木氏の著書から以下抜粋。

 ゴルフは自然をグランドにして行うゲーム。この場合の自然とは、地の自然と天の自然を意味する。地の自然に急傾斜や谷や池があるように、天の自然には雨、風、霧がある。全てが挑戦に値するハザードである。悪天候を嫌い、悪天候から逃げたがる心は、わがまま、弱虫の心である。強い雨、強風、濃い霧はゴルファーにとってもちろん快適なものではない。しかしなんら不向きなものではない。

 悪天候を悪いスコアやミスショットの言い訳にしてはならない。悪条件はみんなも同じ。悪条件なのだから、うまくいかなくても恥じることはない。その中でもこれだけのゴルフができたと喜ぶべきだ。

 と、書いているものの最近のゴルファーは高齢者が多いこともあり「健康のためにゴルフをしているのに、雨の中で無理してラウンドして風邪を引いたりしたらいい笑い者になる」とあっさりキャンセルされてしまいます。

 以前のようなゴルフブームの時代には、忙しいビジネスマンがスケジュールをやり繰りしてようやくエントリーが取れ、その日を逃すと次のチャンスは当分ないというような状況ならば雨でも仕方がないとプレーしたものです。しかし昨今のゴルファーの多くが現役を引退したシニアゴルファーですから暇はたっぷりあり、エントリーを受けるゴルフ場もいつでもOK状態だけに悪天候なら即キャンセルが現実です。仕方ないですよね。

10番ホール右法面の崩落、改修工事に着手。

 昨年10月22日の超大型台風21号が近畿各地に土砂災害や川の氾濫などの被害を残していきました。当コースでも10番ホールの200ヤード右の法面が伏流水で一部崩落があり、ブルーシートで覆っていましたが、このほど改修工事に着手することになりました。改修工事は今月末完工をメドに進めて行きますが、工事期間中、ご迷惑をお掛けしますがご了承ください。