当クラブでの今年のQTは中止になりました。

秋分を過ぎて随分涼しくなり秋の気配が漂う今日この頃です。コロナ禍がなければ今週は日本ゴルフツアー機構のクォリファイング・トーナメント(QT)の真っ最中だったのですが、今年は当クラブでは中止となりました。

 シード権をもたないプロにとってはQTに出場して1stからファイナルまで勝ち上がって、やっと手にできるトーナメント出場権。何千人というプロの中でトーナメントに出場できるのはシード権保有者を含めて百数十人。きわめて厳しい世界です。

 そのトーナメントも今年のコロナ禍で男女トーナメントとも開催が数えるほど。一日も早くコロナが収束しギャラリーが観戦できるプロトーナメントが再開することを願ってます。

大道さん、キャプテン杯初制覇。

 

 

 本日はクラブ3大競技のひとつ「キャプテン杯」決勝が行われました。8月30日に行われた予選を通過した15人で決勝27ホール・ストロークプレー(通算45ホール、アンダーハンディ)で争われ、大道俊平さん(HD5)が予選ネット75、決勝ネット112・5、トータルネット187・5で2位に2・5打差をつけて見事キャプテン杯を初制覇しました。トップに2・5打差のトータルネット190で川上正訓さん(HD4)と山口隆治さん(HD10)が並びましたが、競技規定(マッチング)により2位に川上さん、3位に山口さんの入賞となりました。3人には藤原安廣競技委員よりカップが贈られました。

※写真上から優勝・大道さん、2位・川上さん、3位・山口さん。

 

健康的で楽しいゴルフを。

 気温35度を超す猛暑日が連続していた8月も終わり初秋の9月も名ばかりの猛暑が続いてます。コロナ禍と猛暑の夏休みは自粛ムードで例年とは180度違った夏休みになったようです。

 子供の夏休みに合わしてお盆の帰省や家族旅行といった大型レジャーも自粛、夏の風物詩ともいえる甲子園球場での夏の高校野球全国大会やプロ野球、サッカーといった手軽な観戦もままならず自粛ムードでレジャーの選択肢が減少しています。

 緊急事態宣言が発出された当初はゴルフも悪者扱いされてましたが、広い緑の空間で少人数でのプレー、さらにゴルフ場側もコロナ感染症対策を講じるなどしたお陰で、健康的に楽しめるスポーツであると再認識されたのか7・8月のゴルフ場来場者は総じて前年並み以上をマークしたようです。

 ゴルフは広大な緑の空間でプレーするため、「密」にならずに青空の下、思い切り体を動かせることができる健康的なスポーツであり、コロナ禍により閉塞した日々から解放できるとあってプレーに来られるのでしょう。

 ただ9月以降の秋のゴルフシーズンにコンペの予約がどこのゴルフ場も激減しているようです。会社を中心とした社内コンペや得意先など「密」を理由にコンペ禁止のおふれが回ったまま解禁とならないようです。

 プレー後のコンペ会食や表彰パーティーを省略するなどちょっと工夫すれば「密」にならずに健康的で楽しいゴルフができるはずです。「密」を避けたコンペの在り様について考えていきたいと思います。

東近畿地区プロ会9月競技会開催。

 

 8月が終わっても酷暑が続いています。奈良市では8月中に猛暑日になったのは19日間に上ったそうです。当分この暑さは9月に入っても続きそうです。

 本日は近畿地区プロゴルフ会の9月競技会が奈良柳生カントリークラブで50名が参加して、18ホール・ストロークプレーで行われました。この9月競技会の上位入賞者には近畿オープン(10月28日・春日台CC)、奈良県オープン(10月30日・KOMA)の出場資格が与えられるとあって熱戦が繰り広げられています。

奈良県ジュニアゴルフ選手権開催。

 

 本日は奈良県ゴルフ協会主催の「第15回奈良県ジュニアゴルフ選手権」が奈良柳生カントリークラブで64人が参加して行われました。

 コロナ禍の影響で2月から5月まで学校閉鎖が続き授業の遅れを取り戻すため夏休みも大幅に短縮され、この奈良県ジュニアゴルフ選手権も開催が危ぶまれましたが、夏休み期間中の半ばであることと、進学先のゴルフ推薦の技量・実力基準としての県内大会が必要であるということで、高ゴ連の役員各位の努力で開催が決定しました。

 高校は奈良育英をはじめ、奈良学園、五条、大阪桐蔭、智弁、四天王寺東など男子20人、女子10人、中学生は男子11人、女子9人、小学生は男子9人、女子6人の64人が出場して、気温35度を超える夏空の下、練習の成果を発揮すべく元気にスタートして行きました。
成績表はこちらからご覧いただけます。

暇つぶしにお読みください。

 8月1日に梅雨明けしましたが、そのあとは一気に気温が上がり35度を超える真夏日が連日続いています。今年の夏は阪神甲子園球場で行われている恒例の全国高等学校野球選手権も中止になり何だか寂しい夏休みです。加えてコロナ禍もありこのお盆期間も帰省や家族旅行が自粛となり味気ない休暇を送られているのではないでしょうか。

 本日のブログは自宅で暇を持て余している方に、ゴルフの蘊蓄(うんちく)を紹介しますので暇つぶしにお読みください。

 ゴルフのクラブはなぜ14本以内と決められたのでしょう。ラウンドで使用できるのはパターを含めて14本というのはゴルファーなら誰でも知っていることですね。14本以内に決められたのはいつか?ご存知ですか。1938年にルールで定められたそうです。82年も前のことなんですね。

 それ以前はクラブの本数制限はなく何本でもOK。多い人は30本近いクラブを持ってラウンドしていたという記録が残っています。20本以上のクラブを持ち運ぶキャディも大変だし、次のショットで選ぶクラブに時間がかかり過ぎるなどの理由から本数制限をルール化することになったらしい。

 では、なぜ14本になったかについては諸説あります。戸張捷監修の「ビジネス教養としてのゴルフ」で、そこのところが書かれていたので以下、紹介します。

 クラブの本数制限を決める議論が進む中で各ゴルフコースがキリのいい1ダース(12本)にパターを加えた13本はどうかと主張した。しかしキリスト教圏の人々にとっては13本は不吉な数字であったため14本になったという説がよく知られている。

 1936年にアメリカで開催された男子アマチュアのチーム対抗戦「ウォーカーカップ」で、アメリカのボビー・ジョーンズとイギリスのトニー・トーランスが、クラブの本数制限の話をした記録がある。ジョーンズは16本のクラブを使用し、トーランスは12本だった。それで二人の中間の14本が良いということになり、トーランスがR&Aに進言して14本になったという説もある。

 近年のゴルフ史研究家の間で有力な説を紹介しよう。スチールシャフトの出現で1930年代にアイアンに番手が刻まれるようになった。1本目のドライバーを220ヤードとして、そこから飛距離の差を10ヤード刻みにしてクラブを並べると13本目が100ヤードになる。使用しやすく現実的なセッティングを考えると、これにパターを加えた14本がベストというわけだ。

エコランドリーバック

 昨日(8月6日)東近畿地区(大阪・京都・滋賀・奈良・和歌山)支配人会の全体会議がディアーパークGCでありました。

 7月17日の本ブログで紹介した「環境汚染の元凶ビニール袋について」で滋賀県内ゴルフ場では浴場に設置している洗い物を入れるビニール袋を置かずエコ用ランドリーバックの持参・使用をすることを推し進めています。このことについて滋賀県ゴルフ場支配人会・山崎会長(近江CC)に実施状況をお伺いするとともに、全廃したゴルフ場で頒布(税込み200円)しているランドリーバック(写真)を提供してもらいました。

 7月1日からコンビニやスーパーなどでのレジ袋が有料になったこともあり、タイミングよくほとんどクレームもなくスムースに導入できているとのことでした。

 滋賀県で頒布しているランドリーバックは青色地に白抜きで琵琶湖をかたどった横に「琵琶湖の環境と水質を守りましょう」SGC SHIGA GOLF COURSEと明記されています。近畿の水がめといわれている琵琶湖を抱えている滋賀県だけに、県下ゴルフ場が強い環境意識を持ち団結して推進している真摯な活動に頭が下がります。

 奈良県ゴルフ場支配人会でも滋賀県のこうした取り組みに呼応してビニール袋の全廃、エコランドリーバック導入を前向きに検討し来年1月を目途に実施して行くことを話し合ってます。

ようやく梅雨が明けました。

 長い梅雨がようやく明けました。いよいよ夏本番です。とはいえ今年の夏は新型コロナウイルス感染症の影響で子供たちの夏休みも短縮されたり、家族旅行や帰省などを控えるなどいつものような夏が実感されないのは私だけではないようです。

 この夏はコロナに感染しないようにしっかり自己防衛するとともに、熱中症対策にも万全を期さなければなりません。ゴルフで思い切りストレスを発散してください。夏のゴルフはストレス発散、健康のためのゴルフと割り切ってスコアにこだわらず蝉の鳴き声を聞きながら青空の下、白球を追いながら緑の芝の上を歩きリフレッシュしましょう。

奈良県ジュニアゴルフ選手権を当クラブで開催します。

 奈良県ゴルフ協会主催の国体やねんりんピック、スポーツマスターズなどの選手選考会といった主要な県民ゴルフがコロナ禍で中止となっていますが、奈良県ジュニアゴルフ選手権については、ジュニアの進学先のゴルフ推薦の技量・実力基準としての県内大会が必要ということで高ゴ連などが決定し、当クラブで8月20日に開催することになりました。

 コロナ禍で2月から5月まで学校閉鎖が続き授業の遅れを取り戻すため、夏休みも短縮して規程の授業単位を確保するために夏休みも短縮され、ジュニアゴルフ選手権の開催も危ぶまれていましたが、高校野球やそのほかの体育会の部活同様、全国大会は中止になったものの、各府県レベルの競技会を開催することにより在学中の部活に打ち込んできた生徒の努力が報われるようです。

 奈良県ゴルフ協会の報告によりますと19組69名が参加することが決まってるようです。練習に励んできたジュニアたちがふだんの実力を十分に発揮できるようにしっかりコースメンテナンスをして選手たちを迎えたいと思います。