インタークラブ決勝、9位と頑張りました。

 

  関西ゴルフ連盟主催の「2017年度関西インタークラブ決勝」が9月22日、大阪ゴルフクラブで各地区予選を勝ち抜いてきた24クラブに大阪GCを加えた25クラブによって行われ、交野カントリー倶楽部がトータル368で2位のオータニにしきカントリークラブに12ストロークの大差をつけて優勝しました。2位はオータニにしきCC、3位には聖丘カントリー倶楽部が入りました。奈良西地区代表の奈良柳生カントリークラブはトータル398で9位と健闘しました。

 大阪GCは昭和13年に開場して今年80周年を迎えた歴史あるゴルフコース。上田治が海岸線にある丘陵地に起伏を存分に生かした戦略性の高いコースに仕上げたコースです。また関西では数コースしかない高麗芝のグリーンのコースとして有名です。

 各選手とも大阪GCのトリッキーなコースに加えて芝目のきつい高麗グリーンに手をやいたものの、交野CCは前田祐樹選手の70をはじめ5人が70台をマークするなどトータル368で断トツの強さを見せ優勝しました。

 当クラブも大西康司選手が仕事の都合などで練習なしのブッツケ本番でスタートしましたが、10番ホールでイーグルを奪うなど37、35、72でホールアウト。ポイントゲッターとして先陣の役割を見事果たしました。チームキャプテンの向山昭三選手も3メートルのイーグルパットを逃し3パットするなど最後までパッティングに悩まされ42、37、79に終わりました。ほかの選手も起伏がありしかも狭いフェアウェーと高麗グリーンに手こずり大苦戦しトータル398で終わりました。

 当クラブは過去3回、決勝では実力が十分に果たせませんでしたが、今回はなんとしても10位以内に入ることを目標として頑張った結果、トータル398で念願の10位以内の9位となりました。

 成績は関西ゴルフ連盟の競技結果【PDF】をご覧ください。

 

台風一過、今日は敬老の日です。

 今日18日は敬老の日です。2001年の祝日改正で9月15日だったのが第3月曜日に移行して10年以上も経ってますが、成人の日と同様に何か違和感があります。敬老の日とは高齢者の方に祝福と感謝の気持ちを伝える日ではありますが、そもそも対象となる老人は何歳からなんでしょう?

 アンケートによると大体は60歳以上が過半数なのですが、当事者の60歳代の方に聞くと70歳以上と答える方が圧倒的だそうです。

 ゴルフの世界では、プロゴルファーのツアー競技では50歳以上がシニアツアーの有資格者になります。アマチュア競技ではJGA/KGU主催の公式競技では55歳以上、クラブ競技などでは60歳以上としているようです。

 しかしながら日本のゴルフ人口の半分以上を占めているのが60歳以上のシニアゴルファーです。ゴルファーの感覚からいえば敬老の対象となるゴルファーは75歳以上いや80歳以上の高齢者ゴルファーを指すのではないでしょうか。それほどゴルフをされる皆さんは若々しく矍鑠(かくしゃく)とされています。

 「ゴルフが健康に良い」は以前にもこのブログ(2015年5月28日)で紹介しましたが、科学的に証明されています。高齢者ゴルファーの方々に祝福と感謝の気持ちを込めて「体が動く限り大いにゴルフを楽しみ若さをいつまでも保ってください」と。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

QTのデータに見るホール難易度

 8月29日~9月1日の期間、日本ゴルフツアー機構(JGTO)のQT2ndステージを奈良柳生カントリークラブで開催しました。4日間通算22アンダーパーの驚異のスコアで3rdステージへ進んだタイのT・チャイプラコン選手のことは9月6日のブログで紹介しましたが、今回はJGTOからいただいた各ホールの難易度のデータをご紹介します。

 このデータは全選手のホールバイホールを入力し、各ホールのイーグル、バーディ、パー、ボギー、ダブルボギー、トリプルボギーなどを入力し、そのホールの平均スコアを小数点以下まで出した数字でホールの難度をまとめています。

 4日間、延べ386人のスコアによると、難易度1番は10番ホール(453ヤード、パー4)で、イーグル1人、バーディ28人、パー241人、ボギー80人、ダボ27人、トリプル4人、それ以上が5人ということで平均スコアが4・35のオーバーパーでした。

 難易度2番は4番ホール(194ヤード、パー3)で平均スコアが3・3、次いで15番ホール(427ヤード、パー4)が同4・22。難易度4番は16番ホール(205ヤード、パー3)で同3・19、5番目の難易度は17番ホール(407ヤード、パー4)で同4・1でした。

 逆に1番易しいホールは11番ホール(535ヤード、パー5)でイーグルが9人、バーディ157人、パー176人、ボギー21人、ダボ19人、トリプル1人、それ以上4人で平均スコアは4・74でした。次いで易しいホールは8番ホール(569ヤード、パー5)で同4・8、3番目に易しいホールは18番ホール(580ヤード、パー5)の同4・82でした。

 このデータを見るとショートホールは全てオーバーパーとなってますが、逆にロングホールは2番ホールの5・0以外は全てアンダーパーになっています。当クラブのロングホールは11番ホールの535ヤード以外は2番579ヤード、8番569ヤード、18番580ヤードとしっかり距離もありますが、果敢に2オンを狙い易々バーディを取っていく易しいホールであることが証明されました。

 この現実を目の当たりにすると、いかにクラブやボールなどの道具が目覚しく進化しているのが分かります。道具に加えて選手の体力や体幹の向上がこうしたスコアに表れていると思います。ドライバーショットは、ほぼ330ヤード超は当たり前になり、残り200ヤード超も7番・8番アイアンでピタッとグリーンを捉えてきます。道具の著しい進化はまさにゴルフ場受難の時代になってきました。

 茨城県に昨年9月に誕生した「ザ・ロイヤルゴルフクラブ」は全長8143ヤード。鈴木規夫プロが監修し「世界基準のコース」を標榜していますが、確かに現在の米ツアーで活躍する選手を相手にするならこの距離のゴルフ場が必要だろうなと思います。

 8143ヤードのゴルフ場でアベレージゴルファーがゴルフをしても面白くないでしょう。プロに対抗するために距離を伸ばすというのはもはや限界だと思います。むしろプロにはプロ野球の選手のように金属バット禁止で木製バットに限るように、プロゴルファーもウッドクラブは木製のパーシモンに限定すれば、いささかなりとも飛ばし優先のプロトーナメントも少しは変わってくるのではないか思ってます。

 

T・チャイプラコン選手のこと。

 日本ゴルフツアー機構(JGTO)主催のQT2ndステージが先週の金曜日(9月1日)に終わって、残務処理もおわりひと息ついてます。

 QT2ndを4日間を通じて22アンダーという驚異の快スコアを叩き出し圧倒的な強さでトップで通過したタイのT・チャイプラコン選手のことが気になって、いろいろ調べてみました。

 チャムプラコン選手は24歳でアジアンツアーで活躍する新鋭実力プロであることが分かりました。昨シーズンのアジアンツアー「バシュンダラ・バングラデシュオープン」で初タイトルを獲得し、続く10月の同ツアー「新韓ドンヘオープン」でも通算16アンダーで、日本でもお馴染みの韓国のキム・キョンテなどの強豪を押さえて見事2勝するなどアジアンツアーで活躍する新鋭実力選手です。

 日本のQTを経て日本のツアーに参戦すべく挑戦中。QTの3rd、Finalもあの実力があれば間違いなく通過だろうと思います。日本のツアーでは男女とも韓国選手が圧倒していますが、タイのP・マークセンや女子では先週優勝したO・サタヤや全米女子ツアーで活躍するA・ジュタヌガンなどタイの選手も躍進目覚しい。いずれチャイプラコン選手も日本のツアーで活躍する姿を目にすることもそう遠くないと思います。

小嶋さん2年ぶり2回目のキャプテン杯獲得。

 本日はクラブ3大競技の「キャプテン杯」決勝27ホールが予選を通過した16名で争われました。予選をネット70で首位通過した小嶋宏昌さん(HD9)が42、43、40と大きく崩れることなく安定したゴルフでトータルネット182・5、2位の木谷景一さん(HD7)に5打差をつけて2年ぶり2回目のキャプテン杯を獲得しました。3位には前年度のクラブチャンピオン大西康司さん(HD0)が入りました。

※写真は左から赤澤競技委員、優勝の小嶋さん、2位の木谷さん、3位の大西さん

QT 2ndステージが無事終わりました。

 日本ゴルフツアー機構(JGTO)主催のQT 2ndステージ4日間が無事終了しました。4日間とも好天に恵まれ好スコアが続出、中でもタイのTチャイプラコンは66、66、65、69と驚異の22アンダーをマークして断トツの首位で通過しました。当クラブの松田高明も68、72、65、67の272で見事2位の成績で3rdステージへ進出しました。以下3アンダーの39位までの選手が通過し3rdステージへ進出を決めました。

 2ndステージを通過した上位39名の選手には、コンペ室で3rdステージへの説明と通過証が渡され、上位の選手から3rdの会場を選択し、長い4日間は終了しました。

※最終組のマーカー指定(写真上)、驚異のスコアで首位のT・チャイプラコンと2位の松田選手(写真中)、トップの選手から3rdステージの会場を選択(写真下)

 <Final  Round>

-22 1位 T・チャイプラコン 266 66 66 65 69
-16 2位 松田 高明 272 68 72 65 67
-14 3位 深堀 昌之 274 69 70 68 67
4位 岸本 翔太 274 70 65 68 71
5位 伊藤 元気 274 70 63 68 73
-13 6位 川口 雅晴 275 68 66 71 70
7位 松村 大輝 275 69 66 69 71
-11 8位 亀代 順哉 277 67 70 71 69
9位 Park Ji-Hwan 277 70 68 69 70
10T 上森 大輔 277 70 66 70 71

 最終日の成績はJGTOホームページをご覧ください。

QT2nd 3日目、チャイプラコン選手独走。

  日本ゴルフツアー機構(JGTO)主催のQT2ndステージの3rd Roundが行われました。北の風4メートル、雲ひとつない快晴の下、熱い戦いが繰り広げられました。初日、2日目と66をマークし12アンダーで首位を走るT・チャイプラコンはこの日も快調にとばし32、33の65とスコアを伸ばし19アンダーと独走し首位を堅守。前日1打差で2位だった伊藤元気も35、33の68で15アンダーをマークしてチャイプラコンを追う。好天気が続きコンディションもよくバーディラッシュで好スコアが続出し、通算アンダーパーは48位タイの53名というハイレベルの戦いが続いています。

<3rd Round> (*)印はアマチュア選手

-19 1位 T・チャイプラコン 197 66 66 65
-15 2位 伊藤 元気 201 70 63 68
-13 3位 岸本 翔太 203 70 65 68
-12 4T 松村 大輝 204 69 66 69
*Kim Euiin 204 67 67 70
-11 6T 松田 高明 205 68 72 65
川口 雅晴 205 68 66 71
-10 8T N・スリソン 206 68 69 69
上森 大輔 206 70 66 70
-9 10T 深堀 昌之 207 69 70 68
*安浦 一輝 207 69 69 69
Youm Eun-Ho 207 72 66 69
Park Ji-Hwan 207 70 68 69
坂下 竜三 207 67 69 71

 3日目の成績はJGTOホームページをご覧ください。      

QT2nd 2日目、好スコアが続出。

 日本ゴルフツアー機構(JGTO)主催のQT2ndステージ2日目が行われました。前日よりいくぶん気温も低い好コンディションの中で熱戦が展開されました。初日66で首位のT・チャイプラコンがこの日も快調に飛ばし66をマーク。2日間トータルで12アンダーで首位を守り、初日70で22位タイの伊藤元気が63の好スコアを出し通算11アンダーの2位に躍進。3位タイには10アンダーの川口雅晴とKim Eulinがつけています。この日も好スコア続出で40位タイの47人がアンダーパーといったハイレベルの争いになっています。

 2日目のプレー後も打球練習場や練習グリーンで遅くまで多くの選手が練習を続けていました。

<2st Round>

-12 1位 T・チャイプラコン 132 66 66
-11 2位 伊藤 元気 133 70 63
-10 3T 川口 雅晴 134 68 66
Kim Euiin 134 67 67
-9 5T 岸本 翔太 135 70 65
松村 大輝 135 69 66
-8 7T 三重野里斗 136 67 69
上森 大輔 136 70 66
坂下 竜三 136 67 69
10T 新田あきひろ 137 68 69
N・スリソン 137 68 69
坂本 雄一 137 68 69
亀代 順哉 137 67 70

2日目の成績はJGTOホームページでご覧ください。 

QT2ndステージがスタートしました。

 日本ゴルフツアー機構(JGTO)主催のクォリファイングトーナメント(QT)の2ndステージが始まりました。海外選手33名を含む98名が出場し3rdステージへの出場権(上位39名)を目指し、快晴微風の好コンディションの中、1st Roundがスタートしました。初日の上位成績は次の通りです。 

<1st Round>

-6 1位 T・チャイプラコン 33 33 66
-5 2T 三重野 里斗 34 33 67
    Kim・Euiin 33 34 67
    坂下 竜三 34 33 67
    亀代 順哉 34 33 67
-4 6T 新田あきひろ 34 34 68
    坂本 雄一 35 33 68
    松田 高明 32 36 68
    須田 将太 34 34 68
    川口 雅晴 34 34 68
    N・スリソン 34 34 68

  以下31位タイの37名までがアンダーパー。
成績はJGTOホームページでご覧ください。

昨日はキャプテン杯予選、今日からQTが始まります。

 昨日27日は「2017年度キャプテン杯」予選が18ホール・ストロークプレーで43人が出場して行われました。予選18ホール、決勝27ホールの通算45ホール(アンダーハンディ)で争われるクラブ3大競技です。

 昨年度の覇者・向山昭三さんはハンディキャップ+1で見事キャプテン杯を獲得されました。ハンディキャップ10までが出場資格があるため、0や+1のローハンディ者の勝利の確率はかなり厳しくなりますが、予選通過16名の枠を目指して熱戦が繰り広げられました。

 予選18ホールの結果、小嶋宏昌さん(HD9)が43、37、79、ネット70の好スコアでホールアウトし首位に。続いて昨年のクラブチャンピオン大西康司さん(HD0)が37、37の74と実力を見せ2位で予選通過。ネット78(同スコアはマッチング)までの16人が決勝進出を決めました。

 16人の中には今春の理事長杯を70歳で獲得した川崎逸男さん(42、39、H6、N75)、2連覇を目指す向山さん(39、38、H+1、N78)も予選を通過しました。

 

 また今日から一般社団法人・日本ゴルフツアー機構(JGTO)主催のクォリファイトーナメント2ndステージが始まります。本日は指定練習日とレジストのため出場選手全員が顔を揃えます。出場選手は98名で海外選手33名も出場します。小山競技委員長をはじめ競技委員がコース内に散乱する枝や落葉がプレーに支障がないか、グリーンやバンカーなどの状態を入念にチェックし明日からの本番に備えています。