南さん、2回目の年度グランドスラムへまず2冠制覇。

 2020年度の「理事長杯決勝」が南憲司さん(HD0)と石田敬宏さん(HD5)によって27ホール・マッチプレーで行われ、南さんが4-2で9年ぶり3回目の理事長杯を獲得しました。ランナースアップは石田さん、メダリストは浦島善民さんでした。

 前日から朝がたにかけて豪雨が降り続いていましたが、7時28分のスタート時には小雨となり、藤原安廣競技委員の立会いの下、スタートしました。

 南さんは過去クラブ選手権、理事長杯、キャプテン杯、スクラッチ選手権などのタイトルを完全制覇するグランドスラムを達成するなどクラブNO1の実力の持ち主。すでに今年度のスクラッチ選手権を制覇し2冠制覇を目指しています。

 一方の石田さんはクラブ4大競技の決勝進出は初めてですが、成長著しい有望株として実力NO1の南さんに挑戦しました。

 前半の9ホールは南さんが2UPリードでしたが、インに入り石田さんがハンディキャップホールをとるなど18ホールでイーブンに戻す熱戦が繰り広げられました。

 最終9ホールに入り1番ホール南さんがUPすれば2番ホールで石田さんが取り返すなど接戦でしたが、3番ホールから石田さんが乱れはじめ南さんの連続UPが続き6番ホールで3UP、7番のドーミーホールで石田さんの力が尽き南さんの4-2で決着がつきました。

 南さんは今年度のスクラッチ選手権を制覇しており、9年ぶり3回目の理事長杯に勝ち2冠制覇。キャプテン杯、クラブ選手権の4冠制覇に向けて2歩前進しました。

 ※写真上は今年2冠制覇した南さん(右)。写真下は左から藤原競技委員、優勝した南さん、ランナースアップの石田さん、メダリストの浦島さん。

事務局だより5月1日号が届かない?

 新型コロナ感染症拡大防止のための緊急事態宣言が6日からさらに今月末まで延長されました。子供たちの学校の再開も目途が立たず、経済活動もまさに瀕死の状態、いつ収束するのか・・・・・。

 メンバーの方から「毎月1日付けで送られてくる奈良柳生CCの事務局だよりが5日になっても届かない。コロナの影響で休刊してるのですか?」という問い合わせが寄せられてきました。

 事務局だより5月1日号は間違いなく5月1日16時に郵便局の集配係が引取って行きました。当クラブの事務局だよりは平成8年の開場以来、毎月1日付けで1回たりとも遅れたり、未発行したりすることはありませんでした。早速、地元の郵便局に問合せしたところ、「1日夕に受けた郵便物は連休期間中、配達はされません。たぶん明日(7日)から配達されることになります」とのことでした。

 郵便局も民営化され、休日の配達業務はお休みということでした。全国津々浦々同料金で毎日配達してくれていた郵便も民営化されたことにより、休日の郵便配達は連休が5日も続いても放置したまま配達されないというサービスの低下を嘆きたくなります。

 事務局だより5月1日号はコロナ禍でStay homeされ、ゴルフも自粛されてるメンバーにはクラブの動向を知る物だけに、1週間近く遅れてる事務局だよりが待ち遠しいと思います。郵便局の話では間違いなく明日から配達にかかるとのことですので、今しばらくお待ちください。

なお、お急ぎの方はホームページのメンバー欄には事務局だよりの最新号を掲載してますので、そちらへ。

例年より早い更新作業は順調です。

 先週は幾分寒い日も数日ありましたが、総じて今冬は雪のない暖かい冬が続いています。春のシーズンを控えてコースの更新作業も例年よりも2週間ほど早めに着手しています。

 今日、明日のクラブ休場日を利用してグリーンのコアリング(写真)を行っています。このコアリングはグリーンの芝刈りによる刈りカスや枯れた根、微生物の死骸などによるサッチ層からなる土壌不良を改善し透水性をよくするための更新作業です。

 コアリングの後、目砂を入れていきます。砂の入ったグリーンはプレーヤーにとっては面白さが半減しますが、1年間良好なグリーンの状態に保っていくための重要な更新作業ですのでご容赦ください。

 当クラブのベントグリーンは透水性の良いサンドグリーンですが、グリーン刈りやグリーンの転圧などを重ねているとサッチ層が固くなり水捌けが悪くなり雨が降るとすぐに水溜まりになったりします。透水性を良くするとともに、スムーズなボールの転がりと繊細なグリーンコンディションを維持するための更新作業ですのでご理解ください。

シーズンに向けて更新作業にフル稼働

 今シーズンは雪が降らず文字通りの暖冬で大阪市内の梅も早や満開。ゴルフ場も春のゴルフシーズンを控えてコースの更新作業が例年より3週間ほど早めています。

 先週の5日からフェアウェーのバーチカルを開始し明日には完了する予定です。バーチカルとは芝の根を鋤(す)かして排水・透水性をよくするものです。また芝の根に太陽の光を当て冬眠状態だった根に太陽の光を吸収させて芝芽の発芽を促進させて行きます。(写真)

 来週からはグリーンやティーイングエリアのコアリング(穴あけ)を始めて行きます。春のシーズンに皆様をベストターフでお迎えするべくコーススタッフはフル稼働中です。

玄関前に大松飾りを設置しました。

「初春の令月にして気淑(きよ)く風和ぎ 梅は鏡前(きょうぜん)の粉を披(ひ)き 蘭は珮後(はい)の香を薫(かおら)す」という万葉集から引用された令和元年も余すところ4日。いつの時代にあっても年末は慌ただしいですね。今日12月27日はほとんどの会社は仕事納めで、大掃除と迎春準備に追われていることと思います。当クラブでも玄関前に飾る大松飾りをコーススタッフ総出で作り上げてくれました。

8日(日)マラソンによる交通規制あり。

 今週の日曜日(12月7日)、恒例の奈良マラソンが今年も行われます。これによる交通規制がありますので、奈良柳生カントリークラブへお越しの方はご注意ください。

 例年の通り奈良の幹線道路である大宮通りは8時30分以降10時30分頃まで通行できません。したがってスタート時間が9時以降の方は8時30分までに大宮通りを走行するかう回路をご利用ください。う回路の案内などは昨年のブログ(12月1日付け)を参照してください。

【奈良マラソンによる交通規制にご注意を】(2018年12月1日ブログ) 

 また12月1日から道路交通法が改正されました。スマホなどを運転中に使用する「ながら運転」については違反点数と反則金が大幅に引き上げられました。「ながら運転」による死亡事故が多発し厳罰化を求める世論の声を反映したものです。

 運転中の電話やメールの発送信、ひどいのになるとスマホでニュースを見たりゲームをしているドタイバーもいるそうです。「ながら運転」をすれば注意力が散漫になり、とっさの判断が遅れ大事故につながります。自戒を込めて安全運転を心掛けるようにしましょう。 

 

第71回正倉院展が始まりました。

 昨日(10月26日)から奈良国立博物館で恒例の第71回正倉院展が始まりました。今年は令和天皇のご即位を記念していつもより多い宝物が出展されているそうです。展示期間も例年より長く11月14日までとなっています。

 京阪神から通いなれた奈良柳生カントリークラブの道中、プレー後に立ち寄って荘厳を極めたいにしえ天平の貴重な宝物を愛でてみてはいかがでしょう。

 開場時間は平日は午前9時~午後6時、金・土・日・祝日は午前9時~午後8時までとなっています。

13番ホール横の磨崖仏を供養しました。

 昨日、9月27日午前9時より東大寺の筒井英賢師(東大寺長老・筒井寛昭理事長のご子息)を導師にお迎えして13番グリーン横の磨崖仏や地蔵菩薩の供養を執り行っていただきました。

 磨崖仏は自然の露岩に彫られた仏像です。日本の磨崖仏の造立開始時期は平安時代初期までさかのぼると言われてます。平安時代前期から後期に移行すると、各地に多くの磨崖仏が盛んに造立されるようになったともいわれています。

 こうした磨崖仏や地蔵菩薩はゴルフ場の造成工事の際、ゴルフ場周辺にあったものを、ゴルフ場やゴルファーの無災害、安全を祈念して祀っています。13番ホールのプレーを終えた後、こうした磨崖仏や地蔵菩薩に手を合わせばご利益があるかも。

ゴルフが楽しくなるカジュアルティー設置。

 ゴルフ場にはバックティーやレギュラーティー以外にフロントティーやシニア向けのゴールドティーや女性向けのレディースティーを設置していますが、75歳を超す高齢者ゴルファーから「もう距離が出なくなりゴールドティーやレディースティーからでも無理です。そろそろゴルフも手仕舞いする時がきた」と嘆いておられる高齢者ゴルファーの声をよく聞きます。高齢者には最適のスポーツといわれるゴルフを、体が動く限りいつまでも続けていただきたいと思っているのはゴルフ場関係者全員の思いです。

 そのせいか各ゴルフ場ではいつまでもゴルフを楽しんでいただこうとレディースティーよりさらに前にティーイングエリアを設ける所が増えてきました。「プラチナティー」とか「ピンクティー」とか呼び名はゴルフ場により違いますが、高齢者ゴルファーにいつまでもゴルフを楽しんでいただくことを目的としています。

 距離はおおよそ4500ヤード前後が多く、高齢者ゴルファー以外にゴルフを始められたビギナーの入門コースとしての利用などゴルフ振興策の一環でこうしたカジュアルティーが増えてくると思います。

 当クラブでも一昨日の12日にカジュアルティーを設置、開設しました。アウト2173ヤード、イン2240ヤード、全長4413ヤードです。名称はカジュアルティーとし、ティーマークの色は、ピンク、プラチナなど検討した結果、グリーンに決めました。

 カジュアルティーは高齢者ゴルファーに限らずビギナーからグランドシニアまで幅広く気軽に楽しんでいただくためにカジュアルティーと称することにしました。各ホールのヤーデージは下のスコアカード(クリックしてください)の通りです。

スコアカード

 ミドルホールで250ヤード前後ですからドライバーショットが150ヤードしか飛ばない方でもパーオン可能となりゴルフの面白さが再認識、再確認できます。アベレージゴルファーでもこのティーを利用すれば第2打がショートアイアン、ロングホールも2オンできイーグルに挑戦できるなどプロ気分が味わえる楽しさがあります。

 ただしこのカジュアルティーはコースレーティングがとれませんので、クラブ競技には使用できませんし、プレー後のスコアカード提出してもハンディキャプ査定に反映されませんのでご注意ください。 奈良柳生カントリークラブ総支配人・阪口 勇