2020年度の「理事長杯決勝」が南憲司さん(HD0)と石田敬宏さん(HD5)によって27ホール・マッチプレーで行われ、南さんが4-2で9年ぶり3回目の理事長杯を獲得しました。ランナースアップは石田さん、メダリストは浦島善民さんでした。
前日から朝がたにかけて豪雨が降り続いていましたが、7時28分のスタート時には小雨となり、藤原安廣競技委員の立会いの下、スタートしました。
南さんは過去クラブ選手権、理事長杯、キャプテン杯、スクラッチ選手権などのタイトルを完全制覇するグランドスラムを達成するなどクラブNO1の実力の持ち主。すでに今年度のスクラッチ選手権を制覇し2冠制覇を目指しています。
一方の石田さんはクラブ4大競技の決勝進出は初めてですが、成長著しい有望株として実力NO1の南さんに挑戦しました。
前半の9ホールは南さんが2UPリードでしたが、インに入り石田さんがハンディキャップホールをとるなど18ホールでイーブンに戻す熱戦が繰り広げられました。
最終9ホールに入り1番ホール南さんがUPすれば2番ホールで石田さんが取り返すなど接戦でしたが、3番ホールから石田さんが乱れはじめ南さんの連続UPが続き6番ホールで3UP、7番のドーミーホールで石田さんの力が尽き南さんの4-2で決着がつきました。
南さんは今年度のスクラッチ選手権を制覇しており、9年ぶり3回目の理事長杯に勝ち2冠制覇。キャプテン杯、クラブ選手権の4冠制覇に向けて2歩前進しました。
※写真上は今年2冠制覇した南さん(右)。写真下は左から藤原競技委員、優勝した南さん、ランナースアップの石田さん、メダリストの浦島さん。