紅葉を愛でながらのプレーは心豊かに。




 先週は10月の3連休を台無しにした台風19号。台風通過後に大陸から寒気が流れ込んだせいかこの秋一番の冷え込みになったそうです。

 日本には四季折々の素晴らしい景観を楽しむことができます。地球温暖化による異常気象は、やたら夏が長くなり春と秋が極端に短くなっているように感じますが、今年はどういうわけか秋の訪れは暦通りのようです。

 自然に囲まれてレイアウトされたゴルフ場は、美しい四季折々の表情を見せてくれますが、中でも秋の紅葉は特別です。周囲の山並みが日を追って赤く染まって行く様は、美意識の強い日本人の心を癒してくれます。

 この時期のゴルフは単にプレーを楽しむだけでなく、自然のうつり行く景観を愛でる余裕をもってラウンドしたいもの。紅葉の秋を堪能してください。

※写真は昨年の紅葉シーズンに撮影したもの。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

台風19号の気象情報が恨めしい。



 気象庁のいう「大型で強い台風19号が勢力を維持したまま九州、四国、近畿地方へと通過する」と発表。JR西日本では午後4時から運転を見合せるなど早々と発表されたため、各地の行楽地のイベントもほとんど中止されました。

 当クラブでは毎年、体育の日に「開場記念競技」を盛大に催しており、今年は18周年記念大会としてほぼ50組のフルエントリーでしたが、野暮な台風情報でキャンセル続出となりました。

 台風19号が近畿に最接近するのは今夜から未明にかけてですが、来場されたメンバーも時おり吹く強い風と小降りの雨にしり込みし「これからもっと強くなるので」とお帰りになる方が多く残念でした。

 「台風は夜からだから当然プレーするよ」といってスタートして行った17組55名のメンバーの皆さんの心がけが良いのか、9時過ぎからは雨も上がり、写真のように青空も出る中でプレーを楽しんでいただきました。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

マナーアップポスターをいただきました。

 ゴルフ好きのスイスの時計職人ふたりが2007年、ゴルフに拘(こだわ)った高級時計を作り続けているJaermann&Stubi(ヤーマン&ストゥービ)が、このほどゴルフのマナーアップポスターを制作された。これに伴い各ゴルフ場宛てにこのポスター「マナーアップポスター」希望者には送付するとのことで、早速申し込んだところこのほど4枚の「マナーアップポスター」が送られてきました。

 ポスターはモノクロトーンの100年以上前のセントアンドリゥスでゴルフを楽しむ写真を背景に球聖ボビー・ジョーンズや日本の赤星四郎などの名言が刷り込まれています。いずれも現在のゴルファーが忘れているゴルフマナーの大切さが表現されています。

●良いゴルファーのポケットには「謙虚」の二文字が隠されている・・・・・・・・・
 
●ゴルフほどプレーヤーの性質が現れるものはない。しかもゴルフは、それが最善と最悪の形で現れるのだ。 

 ●ゴルフはすぐに上達しないが「マナーのシングル」には今日からなれるよ。 

 ●人間は、自分が敗れた時こそ種々な教訓を得るものだ。私は、勝った試合からはかって何ものも学び得た事はなかった。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

10月から新メニューが登場しました。



 さわやかな秋の青空が気持ちの良い好季節になりました。収穫の秋を迎えて新米や秋野菜が市場に出回りはじめました。当クラブレストランでも選りすぐりの素材を仕入れて秋のメニューとしてご提供します。

 夏メニューから秋・冬メニューに10月から替わりました。新しく「中華定食」(写真上:1,500円税別)と「海鮮ちらし」(写真下:1,500円税別)が加わりました。この機会にぜひご賞味ください。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

何ゆえにゴルフは紳士のスポーツといわれるのか?

 数あるスポーツの中で競技規則の第1章に「エチケット」「コース上の心得」が明記されてるのは恐らくゴルフだけです。ゴルフはいかにエチケット・マナーを重んじられるスポーツであるかということがよく分かります。ゴルフは技術以前に人間性が問われるスポーツであることを最近のゴルファーは知らないように思えます。

 ゴルフの上手い下手というよりプレーを通じて同伴競技者といかに楽しく愉快に過ごすかがゴルフというスポーツの妙です。老若男女が同じステージで楽しめるゴルフは、技術の巧拙よりもエチケット・マナーを遵守することこそが基本条件です。ゴルフの上手下手よりも人間としての品性・品格こそがゴルファーに求められます。

 品性・品格とは、まず人を不愉快にさせない気遣いと常識をもった振る舞い、そして場の雰囲気を読み空気を和ませる会話や行動をもつ人といえるでしょう。いわゆるジェントルマンと評される人物のことです。よく「ゴルフは紳士のスポーツだ」といわれます。

 クラブハウス、コースなど限られたゴルフ場のスペースで多くのゴルファーが集います。ひとり一人のプレーヤーが快適によりスムーズに楽しむために、安全かつ迅速にプレーしていただくために、他のプレーヤーへの配慮や心遣い、そしてコースをいたわり大事に使う気持ちがゴルフ規則の第1章「エチケット」の条文になっているのです。

 最近はこうしたゴルフ本来のエチケット・マナーが継承されずにゴルフの巧拙で判断してしまう風潮があります。ゴルフは下手と上手が一緒に回って楽しめるスポーツです。ゴルフは下手でも同伴者に迷惑をかけない気遣いやプレーのペースを狂わせないようなプレーをすればいいのです。逆にゴルフの腕前はシングルクラスであっても自己中心的なマイペースで同伴者と協調できないモンスター・ゴルファーが増えてきたように思えます。

 敬意を払われるゴルファーというのは、けっしてゴルフが上手いからではなく、同伴競技者を含めてその場の空気を和ませる会話や振る舞いを身につけている人こそ尊敬に値するゴルファーであることを肝に銘じていただきたいものです。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

ゴルフ帰りに古寺名刹・円成寺拝観はいかが。




 国道369号の中の川交差点を左折せずそのまま国道で奈良柳生CCへ来場される方はご存知だと思いますが、この国道沿いに古寺名刹・円成寺(奈良市忍辱山町)があります。この古寺・円成寺は756年に鑑真和上の弟子で唐僧・虚瀧和上により創建された歴史ある古寺名刹です。

 この円成寺は平安時代の面影を残す池を中心とした浄土式庭園が広がり、楼門を入ると本堂を中心に鎮守社の春日堂、白山堂、宇賀神本殿、多宝塔などが建っています。この時期、本堂周辺に赤や白の萩の花が美しく咲き誇っています。今月いっぱいまで萩の花が見ごろです。ゴルフ帰りに立ち寄ってみてはいかがでしょう。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

13番グリーン横の磨崖仏、石仏の供養を執り行いました。



 今年も13番ホールのグリーン横に祀られている磨崖仏などの石仏の供養を行いました。毎年、理事長である筒井寛昭東大寺別当に供養していただいておりますが、別当としてご多忙につき、代理でご子息の東大寺塔頭新禅院住職・筒井英賢導師によって執り行われました。供養には遠山隆重代表理事、遠山彩子代表取締役をはじめコーススタッフが参列し午後1時半から磨崖仏や多数の石仏の供養を行っていただきました。

 磨崖仏や石仏はゴルフ場の造成時に13番グリーン周辺に散在していたものを一箇所に集めて祀っています。いずれも室町時代に作られたものだそうです。浮き彫り仏の「阿弥陀如来像」(下の上写真)を中央に、左側に磨崖仏の「不動明王」(下の中写真)、右側に「六地蔵菩薩像」(下の下写真)が鎮座されてます。



 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

開場18周年記念「植樹祭」が行われました。



 今日、9月11日は奈良柳生カントリークラブの開場記念日です。平成8年に正式開場して18年目の誕生日を迎えました。今年も開場記念として「植樹祭」が開催されました。この植樹祭とは、オープン当初はコース内の樹木が少なく殺風景だったため、プレー代を無料にし昼食も委託の近鉄レストランが無料提供する代わりにメンバーの皆様から植樹基金をいただき、そのお金でコースの要所要所に樹木を植樹してきました。コース内の植樹以外にもより完成度の高いチャンピオンコースにするための改修・改造工事などの費用の一部に充ててきました。本日来場されたメンバーの皆様には寄せ書きに署名していただき銘刻し額に入れてクラブハウス内に掲額します。

奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

川上さん、上甲さんを降しキャプテン杯獲得


 本日はクラブ三大競技のひとつ「2014年度キャプテン杯」の決勝27H・Sが予選を勝ち抜いてきた15人で争われました。予選を3位タイで通過した上甲敏和さん(HD11)と川上正訓さん(HD9)が熱戦を繰り広げ通算225ストロークの同スコアでホールアウト。競技規定(マッチング)により川上さんが上甲さんを降し見事キャプテン杯を制覇しました。惜しくも2位は上甲さん、3位には清光英成さん(HD3)が通算226で入りました。
※写真は左から藤原競技委員、3位清光さん、優勝川上さん、2位上甲さん、赤澤競技委員

奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

牧草眞由美さん4年連続7回目の栄冠。

 本日は2014年度レディース選手権決勝が行われ、牧草眞由美さんが圧倒的な強さを見せ2位の山口美帆さんに15打差をつけて優勝、4年連続7回目のレディースチャンピオンに輝きました。3位には藤原美樹さんが入りました。成績は下記の通り。

左から赤澤競技委員、3位藤原さん、優勝牧草さん、2位山口さん

①牧草眞由美 78 73 151
②山口 美帆 79 87 166
③藤原 美樹 85 83 168
④萩原 嘉織 90 84 174
⑤遠山志津子 88 89 177