ゴルファーとして当然のエチケット。

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  すでに10数年前に鬼籍に入られたメンバーのI・Yさんは、お世辞にもゴルフは上手くなかったが、プレーの際は必ずスタート室横に置いてある目土袋を携行し、自分のショット跡以外に他人のディボット跡をせっせと埋めていってくれました。

 日本のゴルフ場のほとんどは乗用カートを導入しています。あるゴルフ団体の調べによるとゴルフ場利用者の8割がセルフプレーになっているとのこと。キャディなしでのプレーですから乗用カートに目土袋が用意されていても、自分で作ったディボット跡に目土を埋めているゴルファーは皆無です。

 年間5万人(ちなみに奈良柳生は3万1千人)以上の入場者のあるセルフプレー中心のゴルフ場は、フェアウェーのあちこちにディボット跡が残ってます。ディボット跡にボールが止まって舌打ちしているゴルフアーの姿をよく見かけます。

 セルフプレーが全盛の今日、自分で目土をする習慣を身につけるよう自戒を込めて申し上げたい。グリーンのピッチマーク同様、自分のショットしたことによりできるディボット跡は、後のプレーヤーのため(コースのためでもあります)自分で埋めるのがゴルファーとしての当然のエチケットですと。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

QT 2ndステージ無事終了しました。

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 QT 2ndステージの4日間が無事終わりました。初日・2日目と悪天候に見舞われましたが、昨日、今日と好天に恵まれ3rdステージへ与えられる40名の通過証を獲得するため熱戦が繰り広げられました。最終日も絶好のコンディションの中、好スコアが続出し、金鎮成選手が71、67、65、65の20アンダーパーのトップで2ndステージを通過しました。2位には石丸昌史選手が19アンダーパーで入りました。ベスト10のうち日本人選手は石丸選手と3位タイの大川詩隠選手の2名が入っただけで外国人選手が上位を占めました。

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 3rdステージへのカットラインは5アンダーパーの上位40名までとひじょうにレベルの高い争いでした。出場選手109名(途中棄権は除く)のうち4日間トータルでアンダーパーは66名でした。3rdステージへの出場資格を得た40名のうち外国人選手は26名でした。

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 2ndステージを通過した上位40名の選手には、コンペ室で3rdステージへの説明と通過証が渡され、上位の選手から3rdの会場を選択し、長い4日間は終了しました。

<Final Round>
-20 1:金 鎮成 268 71 67 65 65
-19 2:石丸昌史 269 72 70 61 66
-18 3:Kim In-Ho 270 69 69 66 66
    4:金 度勲 270 69 66 68 67
    5:大川詩隠 270 68 63 69 70
 以下-5の40位までが3rdステージに進出

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見事なスコアでトップで通過した金選手、3rdの会場を選んでいるところ。

成績表はこちらから【JGTOのページにリンク】

石丸選手、驚異の61をマークし2位タイへ急浮上。

 QT 2ndステージの3rd Roundが昨日、晴れ間がみえる好天気の下、熱戦が繰り広げられました。初日、2日と雨の悪天候が続いたためグリーンのスピードは9・3フィート、堅さも柔らかく当初予定していたコンパクション23に遥か及ばず21前後。風もなくボールはピタッ、ピタッと止まりバーディラッシュで好スコアが続出するだろうという予想通りオーバーパーは110名中、31名でした。

 2日目終わって2アンダーだった石丸昌史選手はバーディ、イーグルと好発進し3番、6番パー以外9番までバーディラッシュでアウト28をマーク。インに入っても3バーディの33、トータル61の驚異のスコアでホールアウト。通算13アンダーで32位タイから一挙に2位タイに躍進しました。

 2日目まで68、63の13アンダーをマークしトップを走る大川詩隠選手はアウト35、イン34の69と快調にとばし16アンダーとスコアを伸ばし首位で最終日を迎えます。

<3rd Round>
-16 1:大川詩隠   200 68 63 69(35 34)
-13 2T 石丸昌史   203 72 70 61(28 33)
      金 鎮成   203 71 67 65(34 31)
      金 度勲   203 69 66 68(35 33)
-12 5T Kim In-HoK  204 69 69 66(32 34)
     金 兌畢   204 69 69 66(33 33)
     Mun Do-Yeob 204 70 68 66(33 33)
     Ko Suk-Woan 204 67 70 67(33 34)
     Martin Kim  204 70 67 67(34 33)
     桑原克典   204 71 64 69(34 35)

 ややうす曇りで雨が降るかどうか微妙ですが、3rdステージへの通過証を手に入れるために各選手の奮闘を期待します。8時にFinal Roundがスタートします。

 

成績表はこちらから【JGTOのページにリンク】

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

 

2日目終えてトップは13アンダーパー。

 QT2ndステージが一昨日にスタートしてやっと晴れ間がみえる好天気になりました。1st Roundは悪天候で日没サスペンデッドとなり、2日目に残りホールと2nd Roundが昨日行われました。1st Roundと2nd Roundの上位成績は次の通りです。

<1st Round>
-8 1:李 東珉 33 31 64   
-6 2T:高橋 勝 33 33 66  
     D・Chia 33 33 66  
     寺田天我 34 32 66
-5 5T:Ko Suk-Woan 35 32 67  
     松本 浩 35 32 67  
     朴 陪琮 34 33 67
 以下33位タイの44名までがアンダーパー。

<2nd Round>
-13 1:大川詩隠 131 68 63(31 32)
-9 2T:桑原克典 135 71 64(33 31)
     金 度勲 135 69 66(33 33)
-8 4:高橋 勝 136 66 70(35 35)
-7 5T:H Kyung-Jun 137 70 67(32 35)
     Ko Suk-Won 137 67 70(34 36)
     Danny Chia 137 66 71(35 36)  
     Martin Kim 137 70 67(31 36)
     李 東珉 137 64 73(34 39)
     Lee Sang-Yeop 137 69 68(33 35)
 以下44位タイの53名までがアンダーパー。

 今日の3rd Roundは晴れ間のみえる好天気に恵まれ、8時にスタートして行きました。 image2

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成績表はこちらから【JGTOのページにリンク】

QT2nd、初日は日没サスペンデッド。

 日本ゴルフツアー機構(JGTO)のQT2ndステージが昨日からスタートしました。懸念していた悪天候のため3時間半のプレー中断となり17時35分日没サスペンデッドとなりました。

 秋雨前線により朝から雨が降り続く中、115名の選手が出場して初日18ホール・ストロークプレーが8時にスタートしました。全組がスタートした後、11時前から雷と集中豪雨が襲い11時5分、プレー中断しました。

 雨は降り続きグリーンは水が浮き出し、バンカーも冠水。12時過ぎから雨は小止みになりグリーンの水は引いたものの、バンカー内の救済処置がとれない冠水状態。コース作業員を総動員してバンカーの水抜き作業を行うも、ポンプ2台では回らず、結局2時45分プレー再開となりました。

 17時35分、日没サスペンデッドを決定。翌日再開に向けて競技委員と打合せ、コースの整備、キャディの手配、ポーター、フロント受付など各部署に対応指示。悪天候が原因とはいえ、競技委員、コーススタッフとも疲労困憊の一日でしたが、プレー中断で3時間半も待たされた選手たちが一番迷惑だったかもしれません。雨も降らず良好なコンディションで最終日まで競い合えればと願ってます。

成績表はこちらから【JGTOのページにリンク】

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

明日からのQT、天気が心配です。

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 日本ゴルフツアー機構(JGTO)主催のクォリファイング・トーナメント(QT)の2ndステージが明日から始まります。本日はレジストレーション(出場登録)と指定練習日であるため、出場選手全員が来場しレジストの手続きを終えました。

 出場選手は115名うち36名が韓国など外人選手です。手続き終了後、早速第1日の組合せが発表されました。午後1時からコース側と競技委員の最終打合せが行われ、グリーンの刈り高やグリーンのスピード、コンパクション、各ホールの問題箇所等々の確認をしました。

 今週の天気は、予報では傘マークが多く心配ですがなんとかベストのコンディションを維持して出場選手の技量が発揮できるように尽力します。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

いよいよQT2ndステージが明後日から始まります。

 めっきり秋の気配が感じられる今日この頃です。奈良市内を抜けてゴルフ場に来る道中の畑の稲穂もすっかり黄金色に輝き収穫はもうすぐのようです。

 いよいよ明日から一般社団法人・日本ゴルフツアー機構(JGTO)が主催するクォリファイング・トーナメント(QT)が始まります。当クラブではQT開催は3年ぶり7回目ですが、コース整備などのミスによりトラブルが起こらないか毎回緊張します。

 来年度のツアーのシード権を持たないプロがツアーの出場権を獲得するためにQTを勝ち抜いていく厳しいサバイバルゲームだけに、ベストターフ、ベストコンディションで選手のベストパフォーマンスを引き出せるような舞台を提供することがわれわれコース側の努めであるだけに、責任は重大です。

 今日10時過ぎに今回の2ndステージを担当する内海競技委員長をはじめ小山、岩井、高橋競技委員が来場し、競技本部の設営・準備そしてコースセッティングやルールの確認作業を行っています。

 明日は選手のレジストと指定練習日で、明後日から2ndステージがスタートします。正式にはレジストの手続きが終わらないと出場選手の数の確定はできませんが、現時点でJGTO本部から送られてきている参加予定リストでは114名となっています。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

キャプテン杯とレディース選手権行われる。

 本日は2016年度キャプテン杯とレディース選手権決勝が行われました。キャプテン杯は予選を通過した16名で27ホール・ストロークプレー(通算45ホール・ストロークプレー)で熱戦が繰り広げられ、クラブチャンピオンでハンディキャップ+1の向山昭三さんが実力通りの安定したゴルフで38、38、37、ネット114・5、トータル187・5で見事キャプテン杯を制覇しました。2位の小川慶知さん(HD9)は44、43、41、ネット114・5、トータル188・5の1打差で大健闘。3位にはトータル189で寺嶋亨さんが入りました。
<キャプテン杯>
優勝:向山 昭三  38 38 37 113 +1・5 114・5 予選73 計187・5
2位:小川 慶知  44 43 41 128 13・5 114・5 予選74 計188・5
3位:寺嶋  亨  40 41 37 118  3・0 115   予選74 計189

image3 写真右から3位・寺嶋、2位・小川、優勝・向山、赤澤競技委員  

 レディース選手権は予選18ホール、決勝18ホールのトータル36ホール・ストロークプレーで争われました。戦前の予想通り牧草眞由美さんが予選75、決勝74と全く危なげなくト-タル149で2位の萩原嘉織さんに10打差をつけて連続8回目のレディ-スチャンピオンとなりました。3位には西川優さんがトータル162で見事入賞しました。
<レディース選手権>
優勝:牧草眞由美  75 74 149
2位:萩原 嘉織  81 78 159
3位:西川  優  84 78 162

女子

写真右から3位・西川、優勝・牧草、2位・萩原、赤澤競技委員

言い訳ほど見苦しいものはありません。

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 ゴルフは難しい。ビギナーはビギナーなりに、アベレージゴルファーはアベレージゴルファーなりに、さらにはシングルゴルファーはシングルなりに、うまく行かないことの方が多いのはゴルフというスポーツです。

 それぞれの技量で18ホールをプレーして納得のプレーはどのくらいあるのでしょう?総じてうまく行かない方が多いと思います。うまく行かない原因は自分にあるのですが、ほとんどのゴルファーは自分を棚に上げてうまく行かなかった原因を他者・他所に押し付けてしまいます。いわゆる言い訳をしてしまいます。

 今日一緒した同伴者が気にいらない、キャディが悪い。ナイスショットした球がディボット跡だったり、気の根っこだったり、はたまたスプリングクラーのヘッドに跳ねてラフに入った云々・・・・。さらにはコースがトリッキーだの、グリーンスピードが遅いの早いのとコースをも槍玉に上げてしまいます。

 自分のプレーがうまく行かない理由を他に押し付ける人が意外に多い。ゴルフというスポーツはプレーも含めてゴルフ場内での自分の行動に対する責は全て自分が負うのであって、けっして他者や他所に求めるものではありません。

 自分の無知、技量不足、練習不足、甘えなど自分に原因があることを棚に上げて言い訳することほど見苦しいものはありません。ゴルフは大体においてうまく行かないものと達観して、よしんば他者・他所に原因があったとしてもそれを許す度量をもち大らかにゴルフを楽しんでいただければと思います。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇