驚きのCM動画の真相。

 11月29日にアップしたジュン&ロペのCM動画「見事な曲打ちショットのCM動画」について週刊ゴルフダイジェスト12月10日号に詳しく報じられてました。

 ジュン&ロペのCM動画に出ている男女二人はゴルフインストラクターでトリックアーティストのジョシュア・ケリーさんとタニア・タレさんといい、女性のタニアさんはプロ資格を持っているそうです。

 CM動画のオープニングは、クラブヘッドでトントンとリフティングしながらコースに向かい、練習グリーンと思われるカップ目がけてボールを放ると7メートルほど先のカップに見事カップイン。このほかクラブをバトントワラーよろしくクルッと空中に回してからクラブを掴みショットするなど数々の曲打ちを披露、ただただ仰天するばかりです。

 ジュン&ロペの担当者に確認するとトリックや合成なしの実写で「デザインで入ってる文字以外の合成は一切なし」と取材に答えてます。撮影はロペ倶楽部で朝4時から夕方5時まで1日で撮影したそうです。

 昔、タイガー・ウッズがリフティングしながら空中のボールを打つといったCMがありましたが、今回のジュン&ロペのCM動画は数々の曲打ちの連続で驚かされます。

見事な曲打ちショットのCM動画。

ジュン&ロペのCM動画がなかなか楽しいので紹介します。男女2人のゴルファーが数々の曲打ちショットを披露。しかもトリックや合成映像でなくすべて実写といいますから驚きです。

 どんな内容かといえばクラブでボールをリフティングしつつ空中のボールを打つのはよくあるパターン。昔のタイガー・ウッズのCMでもお馴染みでしたが、リフテインングしてるボールをサッカー選手さながら足でリフティングしその空中のボールを見事にショットしたり、女性がバンカーから打ち出した空中のボールを男性ゴルファーがバシッと打つ曲芸ショットなど数々見せてくれる楽しいCM動画です。

 止まってるボールもまともに打てないゴルファーが多い中、なんとも見事な曲打ちの数々。なんとも文章では説明しきれませんので、下の画像をクリックしてご覧ください。なお、このCM動画、一切の合成やトリックはしてないそうです。

 

タバコの屋内での喫煙が原則禁煙に。

 最近、環境にやさしくといった人間生活に悪影響を及ぼす資源破壊、環境破壊に対してようやく人々も関心をもつようになってきました。

 またタバコの喫煙・禁煙問題でも、公共施設や共有スペースでの嫌煙権が定着し喫煙者にとっては喫煙スペースが限られるようになり肩身が狭くなってきました。

 来春4月には健康増進法が改正されます。この法律によって多くの施設において「屋内が原則禁煙」となります。従来は望まない受動喫煙を防止するために、マナーからルールへと変わります。したがって改正法によって違反者は罰則の適用(過料)が課せられることになります。

 一説によると、この改正法では喫煙スペースや喫煙室を設けていても原則施設の屋内では喫煙不可になるそうです。真偽は確かではありませんが、いずれにしても体に害を及ぼすタバコは、これを機会にきっぱりとやめるようにすればいかがでしょう。

さすがPGAツアーの醍醐味。

 朝夕の冷え込みが厳しく秋の深まりを感じる気候になってきました。何十年ぶりかで電車通勤した電車内でもマスクをつけた人が目立ってます。例年より早くインフルエンザの流行が早いといわれてます。早めにインフルエンザの予防注射を打つようにしてください。

 プロゴルフトーナメントも佳境に入ってきました。日本で初めて開催されたアメリカPGAツアー「ZOZOチャンピオンシップ」のタイガー・ウッズと松山英樹の白熱した優勝争いは見応えがありましたね。久々に男子プロトーナメントの醍醐味、面白さを満喫させてくれました。

 優勝争いは2日目の豪雨による中止で最終日の一部が月曜日にずれ込んだものの、テレビも朝のワイドショーの枠を使って生中継を敢行し、平日の朝にも関わらず9・0%の視聴率を記録したそうです。テレビ業界もこれを機会に男子ツアーのアグレッシブなプレーをしっかり中継・放映してくれれば男子トーナメントも盛り上がって行くと思いますがね。

マナーにはその人の人格が表れる。

 「打ち方にはその人の体力が表れる。ルール上のジャッジメントにはその人の知力が表れる。そしてマナーにはその人の人格が表れる。」これはゴルフマナー評論家・鈴木康之氏の言葉です。

 先月行われた女子ツアーの「マスターズ女子レディース」で笠りつ子が風呂の脱衣場でストレッチする際に、バスタオルが常備されておらず係員に「タオルを出してほしい」と要求、ゴルフ場側は例年このトーナメントではバスタオルが数多く紛失するため、日本女子プロゴルフ協会(LPGA)の了解の下にトーナメント期間中はタオルを常備しないことになっていた。

 これを知らない選手の笠がコースの風呂場にタオルが置いてないことに腹を立て、スタッフに対して「何で置いてないのか」と食ってかかり、「タオルを出せ」「出せない」の押し問答のあげく、コースの副支配人に対して「頭が固い。死ね」と暴言を吐いたらしい。

 この件については自分のサイトに10月31日付けで、会場で関係者に対して不適切な発言をした当事者であることを認め、謝罪文を掲載し当面の間「ツアーへの出場は自粛させていただきます」と公表しました。

 男女プロゴルファーに限らず一般ゴルファーもマナーに欠ける行為を平気でする人が多くなってきました。ゴルフ場の風呂や洗面所に常備しているタオルの紛失はどこのゴルフ場も頭の痛い問題です。

 とくに洗面所に置いてあるフェースタオルは汗拭きにいいのかポケットに1、2枚忍ばせて行く人が多い。ゴルフ場によっては洗面所にフェースタオルの代わりに手拭き用のペーパータオルに代えているところがあります。

 夏場の暑いプレーの場合、汗拭き用のフェースタオルを忘れて、ゴルフ場のフェースタオルを拝借ということでしょうが、この持ち出したタオルは不思議と戻ってきません。

 以前、当クラブでは持ち出しお断りより、「汗拭きタオルを忘れた方は、持ち出しOK、ただし必ず元に戻してください」と張り紙をしたことがありましたが、残念ながら回収率は低く、結局「持ち出し厳禁」の張り紙に代えました。

 女子ツアーを開催しているクラブの支配人から聞いたことがありますが、「女子プロの行儀の悪さには壁壁しますよ。脱衣場のタオルは濡れたまま、そこら中に使い放し。バスタオルもタオル入れに戻さず平気で床に投げ捨てられ、女性の脱衣場とは思えませんよ。」と嘆いていたのを覚えてます。

 こうした不始末に対してマスターズGCも女子プロゴルフ協会と相談しタオルを出さないことを伝え了承を得ていたという。笠の不適切発言の前に女子プロ全員がもう少し社会人としての自覚を持ち常識的行動をするように望みたい。

南さん7回目の栄冠、川崎さんは初制覇。

 2019年度クラブ選手権決勝とシニア選手権決勝が本日行われました。

 クラブ選手権は南憲司さんと平岡大二郎さんによる決勝36ホール・マッチプレーで争われ、南さんが終始リードする展開で11-9で平岡さんを降し昨年に続き連覇、通算7回目のクラブチャンピオンとなりました。

 シニア選手権は昨年の覇者・森啓一郎さんとメダリストの川崎逸男さんによる27ホール・マッチプレーで熱戦が繰り広げられ2-1で川崎さんが森さんを降し初のシニアチャンピオンに輝きました。

 ※写真は中央左がクラブチャンピオン南さん、左がランナースアップの平岡さん。中央右がシニアチャンピオン川崎さん、右がランアースアップの森さん。

第71回正倉院展が始まりました。

 昨日(10月26日)から奈良国立博物館で恒例の第71回正倉院展が始まりました。今年は令和天皇のご即位を記念していつもより多い宝物が出展されているそうです。展示期間も例年より長く11月14日までとなっています。

 京阪神から通いなれた奈良柳生カントリークラブの道中、プレー後に立ち寄って荘厳を極めたいにしえ天平の貴重な宝物を愛でてみてはいかがでしょう。

 開場時間は平日は午前9時~午後6時、金・土・日・祝日は午前9時~午後8時までとなっています。

日本初のUSPGAツアーが今週始まります。

 いよいよ今週24日から日本初のUSPGAツアー「ZOZOチャンピオンシップ選手権」が習志野CCで始まります。

 マスターズで見事、復活優勝したタイガー・ウッズをはじめツアー選手権に勝ち年間王者となったローリー・マキロイやジョーダン・スピース、ジェイソン・デイ、ババ・ワトソンさらには松山英樹など名だたるトッププレーヤーがやってきます。

 日本のコースでUSPGAツアーが見れるのは、ZOZOのオーナーだった前澤さんのお陰。何かと話題を提供してくれる前澤さんですが、ZOZOを手放したものの、この試合は3年契約されているので、来年・再来年と3回は楽しめることになります。USPGAツアーの日本開催は画期的な出来事です。

 試合の模様は世界にライブ中継され、日本のファンのみならず世界中のゴルフファンが注目するビッグトーナメントです。ホントに楽しみです。

体調を崩しやすい季節です。気をつけて下さい。

 ラグビーワールドカップ予選も佳境に入り、日本もロシア、アイルランド、サモアを連破する快進撃。初の決勝進出も見えてきましたが、強敵スコットランドとの対戦いかんでは前回の二の舞の可能性もあります。それだけに油断できません。週末の大一番も台風19号が日本列島に近づいており水を差さなければいいのですが。

 W杯ラグビーだけでなくゴルフ場にとっても絶好のゴルフシーズンだけに台風19号の進路がもっとスライスして日本列島にかからずに太平洋上を東に曲がりながら北へ抜けて行くようになればいいのになあと祈ってます。

 ここ2、3日朝からひやっとする冷たい風を肌に感じるようになりました。二十四節気の「寒露(かんろ)」は「秋が深まり露が寒さで凍り始めるころ」だそうですが、日中はまだまだ暑さを感じます。

 朝夕と日中の気温の差が大きく体調を崩しやすい季節です。そのせいか風邪でマスクをした人の姿をよく見かけます。例年より早くインフルエンザにかかる人も多く早めの予防注射をされますよう、お勧めします。

ゴルファーは誠実で正直でなければならない。

 朝晩ようやく涼しい風を感じるようになったとはいえ、10月に入っても連日30度を超す気温が続いています。ゴルファーの服装を見てもまだ短パンに半袖シャツの夏ファッションの方がおられます。

 今日10月第1週の日曜日は、KGU傘下のゴルフクラブはクラブチャンピオンとシニアチャンピオンを決めるクラブ選手権とシニア選手権の予選が一斉におこなわれてます。

 競技委員とスタートに立ち会い、ゴルフ談義で「わざと誤球を打たせるような同伴者がいる」などと面白おかしく経験談を交えたゴルフ談義を聞いてました。

 ゴルフというスポーツは審判員のいないプレーヤー自身がジャッジしスコアを自己申告する正直を前提として競技が成り立ってます。ゴルフマナー評論家の鈴木康之氏はこう書いてます。

 「ゴルフは誕生以来永々とプレーヤーの正直を前提にして存続してきた。ゆえにゴルフは偉大なゲームであり、偉大な文化である。この偉大な歴史に、そして自分のゴルフ史に一点たりとも虚偽の汚点を残してはならない。」と。

 ボールを林に打ち込み自分しかいないことをいいことに、OB杭のわずか10センチ外のボールを内に入れたり、木の根っこに止まったボールを足で動かしたりという悪魔の囁きに負ける方がいます。

 競技ではないし、親しい仲間同士のプライベートゴルフだから少々ボールを動かしてもいいだろうと自分だけの勝手な理屈でプレーする人がいます。

 しかしいくらプライベートゴルフだからとはいえ、安易にボールに触れたり動かしたりは厳に慎むべきです。この業界に長くいると関西でも名の通ったシングルプレーヤーが「あの男は玉子を産むから要注意」といったレッテルを貼られた人が意外と多くいることに驚かされます。

 広大な敷地にレイアウトされたゴルフ場の林の中に入れば人目につきませんが、隣のホールから見えたり、コースの作業員が周辺にいたりと意外に人に見られることが多く、悪いことはできません。同伴者の目をごまかせてもこうした目撃者の目を覆い隠すことはできませんし口をふさぐこともできません。不正を働く要注意人物の烙印を押されたら終わりです。肝に銘じてください。  

               奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇