米国でも日本と同じようにゴルファーの減少に歯止めがかからずいかにゴルファーを増やすか、また現在のゴルファーにいつまでもゴルフを楽しんでいただくかに腐心しています。
米PGAとUSGAでは体力が落ちてきたゴルファーや力の劣るゴルファーに対して「TEE IT FORWARD」としてドライバーの飛距離に応じて18ホールの総距離のヤーデージ設定の距離でのプレーを勧めています。
ドライバーの飛距離が275ヤードのプロ級であれば6800~6900ヤードの距離設定のコースでのプレーが適しているといいます。またドライバーの飛距離が225ヤードであれば5800~6000ヤードのコース設定でのプレーが相応しいと勧めています。
ドライバーの飛距離に応じたコース設定は次の通りです。
ドライバーの飛距離275ヤードの場合6700~6900ヤード
ドライバーの飛距離250ヤードの場合6200~6400ヤード
ドライバーの飛距離225ヤードの場合5600~6000ヤード
ドライバーの飛距離200ヤードの場合5200~5400ヤード
ドライバーの飛距離175ヤードの場合4400~4600ヤード
ドライバーの飛距離150ヤードの場合3500~3700ヤード
ドライバーの飛距離125ヤードの場合2800~3000ヤード
ドライバーの飛距離100ヤードの場合2100~2300ヤード
確かにドライバーの飛距離が200ヤードしか飛ばないのに6500ヤードを超すコース設定でプレーしてもパーオンは無理だしパープレーは不可能です。ゴルフはパーに挑戦して行くゲームだけに飛距離の落ちてきたシニアゴルファーや体力のない女性ゴルファーでもパープレーが可能である最適なコースの長さを選んでプレーすることを勧めています。