大道さん理事長杯に続きキャプテン杯も制覇。

2025年度キャプテン杯は、8月31日に22人が参加して行われた予選を通過した16人によって本日決勝27ホール・ストロークプレー(通算54H・S)で争われました。

 前日の台風15号による豪雨を伴う雨でコースコンディションが悪くプリファドライのローカルルールを追加して行われ、熱戦が繰り広げられました。

 6月に行われた理事長杯を制した大道俊平さんが(HD2)が予選トップで通過し、今年度のスクラッチ選手権、理事長杯に続いて3冠を目指しスタート。ハンディキャップ2のローハンディによるストロークプレーはかなり厳しいが39、40、39、ネット115、トータル185で2位に3打差をつけ見事キャプテン杯を制覇し3冠達成。10月のクラブ選手権を目指し年間グランドスラム達成に照準を合わすとのこと。

 予選を5位で通過した山口修さん(HD7)は44、44、37、ネット114・5、トータル188・5と追い上げましたが、惜しくも2位に終わりました。3位の堀勝美さん(HD9)は前半のアウト38と好スタートをきったものの、イン46、最終ハーフ47、ネット117・5、トータル190・5と後退しましたがクラブ3大競技のキャプテン杯3位に見事初入賞されました。

 優勝した大道さんには阪口総支配人よりキャプテン杯が贈られました。(写真上)写真下は優勝の大道さんを中に右・山口修さん、左・堀さん。

QT1st最終日は悪天候のため中止。

 QT1st最終日が予定されてましたが、台風15号の影響で中止となりました。一昨日からの台風15号が九州、四国に豪雨を伴いながら近畿地方に接近。台風15号の影響で豪雨が襲うなど最悪の状況となりました。時折小やみになり間隙をぬって早朝5時過ぎからコーススタッフ総出でバンカー内の浸水箇所の水抜きの作業など注力し、8時スタートを1時間遅らせ9時スタートを予定しました。しかしながら8時頃から断続的に豪雨が降り続け再度10時スタートに延長を決定しました。

 しかし雨は降り続き、午後からの雨が上がるとの予報もありましたが、コース整備に時間がかかり、プレー再開しても最終組が日没にかかるため、競技委員会で協議した結果、中止を決定しました。このため3日目までの54ホール・ストロークの短縮競技となり順位が決定しました。

  この結果、211ストロークの5アンダーの41名が1stステージ通過、2ndステージ進出となりました。

QT1stステージ3日目。

 

 QT1stステージ3日目。前日深夜に降った短時間豪雨の影響でバンカー内の浸水、流水跡が残り、早朝からコーススタッフによるバンカーの水出し、流水跡の整地を最優先に作業を行う。フェアウェーは豪雨によるサッチ(芝の刈りカズ)が浮いてる箇所や若干水が浮いた個所もあり、プリファドライのローカルルールの追加で定刻の8時に無事スタートしました。

 明日の台風接近予報もあり最終日の開催の有無もあり、3日目が勝負と選手全員、気合を入れてのスタート。昼前からの雨予報もありましたが、雨は降らず曇天で気温も30度を超すことはなく比較的しのぎやすい好コンディションに恵まれ、上位陣はスコアを着実に伸ばしてます。

※写真は成績トップグループの最終組(右から藤島、加藤、樽井、リムパスート)

 3日目の成績は下記でご覧ください。


ファーストQT③奈良柳生カントリークラブ 2025 – 日本ゴルフツアー機構 – The Official Site of JAPAN GOLF TOUR

トップタイの加藤選手は中学3年生。

 

 9月に入ったとはいえ、連日35度の猛暑が続いてます。QT1st2日目が行われました。前日8アンダーの64でトップに立った加藤金次郎選手は2日目5バーディ、1ボギーの4アンダーとスコアを伸ばしトータル12アンダーのトップタイで首位を堅持。この加藤選手は15歳の中学3年生で、今年の中日クラウンズに出場した話題の選手です。

 初日66の3位タイだった藤島征次選手はアウト3バーディ、イン3バーディと好調なプレーで66、トータル12アンダーでトップに並びました。1打差で樽井友哉とリムパスート・ケムコンが3位タイに並びました。初日トップだった澤崎安雄は3バーディ、2ボギー、1ダブルボギーの出入りの激しいゴルフでスコアは伸びずトータル7アンダーの7位タイグループに。

 2日目も厳しい猛暑の中でのプレーでしたが、好スコアが続出するなど全員無事ホールアウトしました。QT1stステージの通過者は35名、2日目の成績では4アンダーの30位タイまで。2日目の成績は下記でご覧ください。

ファーストQT③奈良柳生カントリークラブ 2025 – 日本ゴルフツアー機構 – The Official Site of JAPAN GOLF TOUR

QT1stステージ始まる。

 日本ゴルフツアー機構主催のQT1stステージが今日(2日)からスタートし5日までの4日間通算72ホール・ストロークプレーで争われます。ツアープレーヤー99名、アマチュア11名の110人が出場してQT1st通過を目指します。

 午前8時、快晴微風、気温30度の猛暑の中スタート。気温はさらに上昇し昼前には35度前後の暑さの中で熱戦が繰り広げられ、熱中症警戒アラートが出れば熱中症対策で30分のハーフ休憩を予定してましたが、なんとか休憩時間を取らずにプレーは続けられ全員無事ホールアウトしました。

 インの2組目でスタートした澤崎安雄(信楽)は幸先よく10番でバーディをとり、12、14番バーディでインを33でホールアウト。アウトに入っても1、2番と連続バーディをとるなど快調に飛ばし4バーディと伸ばし7アンダーのトータル65をマークし早々にトップに立ちました。

 アウトの最終組の一組前にスタートしたアマチュアの加藤金次郎がアウト5バーディ、イン3バーディとショット、パットともに好調で8アンダーをマークして初日トップにたちました。

 厳しい暑さにも関わらず、各選手順調にスコアを伸ばしアンダーパーをマークしたのは47人とハイレベルな熱戦が繰り広げられてます。初日のトータルスコア、ホールバイホールなど詳細は下記でご覧ください。

ファーストQT③奈良柳生カントリークラブ 2025 – 日本ゴルフツアー機構 – The Official Site of JAPAN GOLF TOUR

いよいよQT1stステージが始まります。

今日から9月です。暦の上では、とっくに秋ですが8月からの猛暑は下がることなく9月に入っても続きそうです。しばらくは熱中症対策が必要です。

 奈良柳生カントリークラブでは今日から日本ゴルフツアー機構(JGTO)のクォリファイング・トーナメント(QT)1stステージが始まります。本日はレジストレーションと指定練習日です。出場選手全員がレジストを行い練習ラウンドして明日からの本番に備えます。

 一昨日からコース入りしたQT1st担当の有賀競技委員長も西井グリーンキーパーと共に念入りにコースのチェックを点検して回ってます。7,8月に35度を超す猛暑が続くと共に、ほとんど雨が降らず、調整池の水位が下がり、フェアウェーへの散水を止めグリーン、ティーイングエリアの散水も制限しながらのため、芝の焼けなど開場以来最悪のコースコンディションであることを有賀競技委員長に報告したところ「どこのゴルフ場も酷暑と雨不足の影響で最悪ですよ。まだ奈良柳生さんはましな方です。」とのことで安堵しました。

 有賀競技委員長によると、先々週に北海道で行われたツアーの会場は芝の焼けでフェアウェー、グリーンなどかなり酷かったみたいです。そういえば昨日まで北海道で行われていた女子ツアー「ニトリ・レディース」(北海道CC大沼コース)のコース状態はテレビで観ていても分かるくらい芝の焼けによる裸地やラフ状態がひどい状況が見てとれました。

 涼しいはずの北海道は大量の散水が不要な洋芝が多く、今年のような北海道でも35度を超す異常な猛暑が続くと暑さに弱い洋芝では見るも無残な芝の焼けによる裸地が広がるのは無理もないと思います。とはいえ当クラブのコース状態も悪いだけに、早く猛暑がおさまり適度な雨が降るように毎日祈念してます。

可笑しな日本のゴルフ文化「短パンにハイソックス」

 お盆が過ぎたとはいえ連日35度を超す猛暑日が続いてます。猛暑の中でのゴルフプレーはスラックスより短パンが快適だといわれてます。事実短パン着用の場合、スラックスに比べ体感で5、6度温度が下がるといいます。

 日本ではゴルフのプレースタイルは短パン着用の場合、ハイソックスを履くことを強要する名門ゴルフ場が多く、あるゴルフ場などはハイソックスを着用してなければ、売店で購入して履くことを強要する所もあります。

 この短パンにハイソックスというゴルフファッションは日本独自の可笑しなゴルフ文化でした。この可笑しなゴルフ文化も近年の猛暑によるゴルフプレーでは熱中症対策の一環として名門ゴルフ場の多くも短パンにショートソックスでも良しと認めざるを得なくなったようです。

 そもそもこの短パンにハイソックスという奇異なゴルフファッションは、確たる根拠がありません。曰く「OBゾーンに行った球を探す際にブッシュで擦り傷を防ぐため」とか「立派な紳士がすね毛を見せてゴルフするのは見苦しい」など曖昧な理由で延々と今日まで続いてる日本独自可笑しなゴルフ文化です。

 プロ競技においても今までは指定練習日以外は短パンによるプレーは厳禁でしたが、昨年から夏の猛暑に開催されるツアーに限って解禁となりました。

 35度以上、40度近い猛暑の中でのプレーは強健な体のプロといえども熱中症に倒れる可能性があるということで、短パンによるラウンド可を打ち出したようです。

 男子ツアーを主管する日本ゴルフツアー機構から今年度開催のクォリファイングトーナメント(QT)の1stステージ開催ゴルフ場に対して、短パンによるラウンドは可能かどうかの問合せが当クラブにもありました。反対する理由もないので「了」としました。

 この結果、暑い盛りに行われるQT1st会場全てが短パンによるラウンド可となりました。

ゴルフメーカー総合力NO1はピン

ゴルフ雑誌「Gewギュー8月号」に同誌が行ったゴルフメーカー総合力ランキングのアンケート調査結果が掲載されていました。意外に国内メーカーが振るわずピンが3年連続1位だったそうです。

 メーカー総合力ランキングは、ゴルフ専門店から見たメーカーの評価を6つの設問から評価したもの。①市場活性化力 ②商品開発力 ③広告・プロモーション力 ④ショップへの対応力 ⑤ブランド利益還元力 ⑥時代を先取りする力  この6つの設問で全国452店舗へアンケート、各問5ポイント~1ポイントで評価しトータルで順位を出したものだそうです。

 2025年総合力ランキングの1位はピン(1672ポイント)で3年連続トップ。次いで2位がキャロウェー(1383ポイント)、3位がテーラーメイド(1229ポイント)と米国メーカーが占めました。

 4位に日本のダンロップ、5位がプロギアで国内メーカーではブリヂストンが8位、9位にミズノ、10位にヨネックスでした。

 ゼクシオ・スリクソンのダンロップがトップかなと思ってましたが、上位3位にも入れず4位で、ダンロップ以外に国内大手のブリヂストン、ミズノをはじめ国内メーカーの評価が低かったのは意外でした。

夏のゴルフはこまめに水分補給を。

ブログ投稿を少しサボっているとあっという間に8月に入ってしまいました。5月に30度を超す真夏日を記録したり6月には早々に梅雨明けをして連日35度を超す猛暑日が発せられ、今年の夏は異常な暑さに見舞われメディアが「命にかかわる危険な暑さ」と呼び掛けてるうちに7月も終わり早や8月。

 気象庁の発表によると今年の7月の日本国内の平均気温が平年(2020年までの30年平均)より2・89度高く、1898年の統計開始以降で最も高かったそうです。

 確かに体温を超える40度以上の暑さが続き「命にかかわる危険な暑さ」が大袈裟な呼びかけではない日が続いてます。街中の車の排気、ビルや家などの建物のエアコンの排気熱、さらに強烈な日射が照り返すアスファルトの影響で40度近い街中を歩くのは大変です。

 ただゴルフ場は奈良市街地に比べて標高300メートルに位置し、芝や木々に囲まれ太陽熱を吸収してくれるせいか街中より3、4度気温が低く木々の合間を吹き渡る風で思った以上に暑く感じません。暑いのは暑いですが乗用カートに無理せず乗りながらプレーに徹すれば夏のゴルフが楽しめます。

 とはいえ無理は禁物、前日のアルコールは控えめにして、睡眠をたっぷりとり朝食もしっかり食べてゴルフ場に出かけて下さい。プレー中はアルコールはやめてこまめにスポーツドリンクなどの水分補給を摂るようにしてラウンドをお楽しみください。

ゴルフは技量よりもマナーが重んじられる

 強い雨が降ったりやんだりでキャンセルが続出。仕方なくブログでも書きます。

 ゴルフはいくらシングルゴルファーでもマナー・エチケットに欠ける人は尊敬されません。ゴルフは技量よりも品性・品格が重んじられるスポーツだからです。

 マナーとは相手を思いやり尊重することです。ゴルフでは自分本位の振る舞いは厳に慎むようにしましょう。ゴルフは同伴者や前組や後続組に迷惑を掛けないことを心掛けてください。

 同伴者が最も嫌がることのひとつにスロープレーがあります。雑誌の特集でもスロープレーが一番嫌われるとあります。無駄な素振りを繰り返したり毎度、毎度アドレスに入る前に自分流のルーティンをする人がいますが、同伴者をイライラさせたり気分を害すだけでなくスロープレーは後続組にも迷惑を掛けることになります。

 マナー違反だけでなくルール違反をする人もいます。ディボット跡に入った球を動かしたり、木の根っこに止まった球を蹴りだしたりする人もいます。こうした行為を目にすると、その人の品性・品格を疑いたくなり2度と一緒のプレーはお断りすることになります。

 不思議なことにこの手のマナー・ルール違反は意外と他人の耳に入ってくるもので「〇〇さんは卵を産む」とかの噂が広がってしまいます。

 ゴルフの技量は関係ありません。まずは同伴者に気持ちよくプレーしてもらうことこそがプレー上手なゴルファーなのです。