奈良県オープン選手権アマ予選行う。

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   若葉の緑が目にまぶしい絶好のゴルフ日和の中、第17回奈良県オープンゴルフ選手権のアマチュア予選が当クラブで102名が出場し行われました。7018ヤード、パー72のコースセッティングで熱戦が繰り広げられ、熊由樹也選手と北添海翔選手がイーブンパーの72でトップ通過。予選通過24名枠のカットは80のカウントバックで決勝進出者が決まった。

 参加者102名のうち唯一紅一点の金原梨里加選手(奈良育英高校2年生)はアウト39、イン41の80でホールアウト。カウントバックで惜しくも次点となり予選通過がなりませんでした。

 詳細は奈良県オープンゴルフ選手権事務局のホームページでご覧ください。

打ち込み厳禁、もし打ち込んだ時の謝罪は・・・・。

 広大な敷地に18ホールがレイアウトされたゴルフ場ですが、どこからボールが飛んでくるか分かりません。早い話、いつ危険が襲ってくるか分かりません。隣りホールからボールが飛んできたり、あってはならないことですが後方からボールが飛んでくることもあります。打った本人はまず大きな声で「フォアー」と叫んでください。

 隣や後ろから「フォアー」という声が聞こえたら、まずボールが飛んでくるかもしれないと両手で頭を覆い体を小さくして防御体勢をとるようにしてください。

 後続組のプレーヤーが前の組に届きそうな距離の所から絶対に打ってはいけないのはゴルファーとしての常識であり当然の心得です。しかしながら正確にショットするプロやシングルゴルファーなら自分の飛距離を十分に把握しているので、前の組が飛距離外に出るまで待てますが、初心者やヘボゴルファーだと200ヤード以上あれば滅多にナイスショットはしないだろうと打ってしまいがちです。

 このレベルのゴルファーだとミスショット9に対してナイスショット1の確率だから、待ちチョロが嫌でついつい待ちきれずに打ってしまうことがあります。得てしてこういう場合に10分の1の確率のナイスショットが出て打ち込んでしまうことになります。

 もし打ち込みをした場合の謝罪は、即刻前の組に帽子をとり大きな声で謝るととともに、駆け足で前組のプレーヤーの元に行き、あらためてお詫びすることが必要です。大事なのは打ち込んだ時に帽子をとり謝り、許しを請うたので、それで終わったと思うのは間違いです。

 次のティインググランドやコース売店やレストラン、ロッカー室などで前の組に追いついた時に正対して「〇番ホールで打ち込んでしまい申し訳ありませんでした」ときちんと謝罪をし許しを請うことが大事なのです。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

まず初心者に何を教えるか?

 週刊ゴルフダイジェスト4月26日号に「初めてゴルファーに教えたいラウンドマナー」と題して先輩ゴルファーがコースデビューする初心者に何について気をつければ良いか、何を教えてあげれば良いかという特集記事が載ってました。

 ゴルファーの高齢化とともにゴルフ人口の減少に危機感をもつゴルフ関係者としては、いかに新しいゴルファーを増やして行くかに智恵を絞っていかなければならないのに、ゴルフ団体はゴルフ振興の名の下にゴルファーから振興金を徴収し、既存のゴルファーを対象とした「チャリティフェスタ」だの「フレンドカップ」などと旧態依然、競技を開催し集めたカネをばら撒いています。

 もっと20代、30代、40代の現役世代のビジネスマンにゴルフををする機会を与えるようなシステム作りを考えることこそが先決なのですが・・・・・。

 それはさておき、初心者ゴルファーに何を教えてあげるべきか?

 ゴルフマナー研究の第一人者・鈴木康之氏はずばり「ゴルフは心くばりのスポーツだ」として他のプレーヤーへの心配り、コースに対するいたわりをを上げています。

 高松志門プロは「初心者はまずプレーを急げ」といってます。100ヤードまでは打てば2、3本のクラブを持って走ること。このほか「コースをいたわる」「グリーンをいたわる」と説いてます。

 なるほどと思ったのは、北野正之プロの「正規のルールでやる必要なし」ノータッチだからと無理にノータッチプレーする必要なし。打ち易いライに置いてよし、2回以上ミスしたらボールを拾って前進してもよし。バンカーから出なければワープしても構わない。

 確かに初心者にとっては、ゴルフの楽しさを身をもって感じてもらうことが大事で、難しいライからのプレーで打てども打てども前進できないではゴルフは難しいだけで少しも面白くないと投げ出してしまいます。広々とした緑と青空の下でボールを打つ爽快感、緑の芝の上を闊歩する楽しさをまず体感してもらうことが大事だと思います。

 スコアは二の次にしてゴルフがいかに健康的で楽しいスポーツであるかを実感してもらってから、ゴルフの上達へのイロハを教えると共に、ルールなど指導教育していくことが肝要だと思いました。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

ティインググランドの芝張り工事が完了。

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 ティインググランドの裸地部分の修復工事が完了しました。4番ホールの黒ティー(写真上)、5番ホールのレディースティー前(写真中)、8番ホールの黒ティー(写真下)など芝が剥がれ裸地部分の芝張りが完了。梅雨明け後の7月初旬から使用を開始する予定です。インコースについても14番の黒ティー、17番ホールの黒ティーの改造工事も終わり芝張りが完了しました。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

コース内の桜が美しい。

 日本列島を北上している桜前線も西日本各地の桜は満開が終わり葉桜に変わりつつあります。奈良柳生カントリークラブの桜も徐々に花びらを散らしていますが、ここ2、3日はまだまだ桜花が愛でます。

 カメラマンの柴田ヒデヤス氏が一昨日の金曜日に、コース内の満開の桜を撮影してくれました。早速出来上がった写真を送ってきてくれましたので、ピックアップして本欄で紹介します。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

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17番ホールの黒ティーを改修します。

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 17番ホールのトーナメントティーグランド(通称:黒ティー)の改修工事を始めました。この17番ホールの黒ティーは写真のように左右の高さが違ってます。トーナメントティーとして若干違和感がありますので、左側(林側)の裸地状態を改修するのを機に、左右の高さを統一しひとつのティーグランドにすることに決めました。すでに芝を捲(めく)り左側のティーグランドを削る作業に明後日から入ります。改修工事は来週1週間もあれば完成する予定です。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

向山さんがスクラッチ選手権優勝。

 先週と今週の2週にわたって行われた今年度のクラブ四大競技のひとつ「スクラッチ選手権」(通算36ホール・ストロークプレー)が予選を通過した12人で決勝18H・Sで争われました。

 予選18H・Sで唯一、70台の79をマークしてトップに立ったクラブチャンピオン・向山昭三さんが決勝でも安定したショットとパットで39、39の78をマークして通算157で2位の岡田泰浩さんを5ストークの差をつけて優勝しました。3位には加藤研士さんが通算164で入りました。

 優勝:向山 昭三157 79(39・40) 78(39・39) 
 2位:岡田 泰浩162 80(41・39) 82(40・42)
 3位:加藤 研士164 83(43・40) 81(40・41)

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 ※写真は左から赤澤競技委員、3位・加藤さん、優勝・向山さん、2位・岡田さん

9月に2ndQTを当クラブで開催します。

 昨日(3月29日)、男子ツアーを所管する一般社団法人「日本ゴルフツアー機構」(JGTO)のマーケッティング部の大西副部長と曽我主任が奈良柳生カントリークラブへお越しになりました。今年度のクォリファイングトーナメント(QT)の開催を当クラブに依頼されました。

 クォリファイングトーナメント(QT)は、1999年から始めたJGTOが主催・主管するトーナメントへの出場資格と出場優先順位を決める予選会のことです。QTはファースト、セカンド、サード、ファイナルと4段階のステージがあり、各ステージの上位者だけが次のステージへ進めるサバイバル戦です。

 今回、当クラブで開催するのはセカンドQTです。9月12日(月)から16日(金)までの5日間を提供します。当クラブでは過去にセカンドQTは2008年から3年間そしてファーストQTを2011年から2年間開催してきた実績があります。

 QTの開催コースは関東圏、関西圏に分かれファーストQT各1回、セカンドQTは各5回、サードQT各3回、ファイナルQTが白山ヴィレッジGCで行われます。

 ちなみにセカンドQTの関西圏での開催コースは有馬ロイヤルGC(8月29日~9月2日)、山陽GC(9月5日~9日)、奈良柳生CC(9月12日~16日)、小野東洋GC(9月26日~30日)、ジャパンクラシックCC(10月3日~7日)となっています。

 賞金ランキングによるシード権を持たないプロが来季のツアー出場権を確保するために4ステージを勝ち上がっていかなければならない厳しいサバイバルゲームであるQT。セカンドステージを受ける当クラブも参加選手のベストパフォマンスを発揮してもらえるようなベストコンディションを提供するよう尽力します。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇 

コースの更新作業、改修工事など順調に進捗してます。

 

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 日本各地で桜の開花宣言が次々と発せられ、大阪・奈良も今日、明日には開花宣言となるでしょう。いよいよ春のゴルフシーズン到来です。コースのフェアウェーのバーチカル作業やグリーンのコアリングなどの更新作業も終わりあとはベストターフで皆様をお迎えするばかりです。

 コースの改造改修工事も順調に進捗しています。14番ホールのトーナメントティー(通称:黒ティ-)の改造工事も整地され、後は月末か月初に予定している芝張りで完了します。また10番ホールのレギュラーティー(通称:青ティー)の芝の裸地化の要因のひとつ周辺の雑木林による樹液や日陰の問題を解消するため伐採を行いました。裸地部分の芝張りを今月末に実施すべく作業しています。(写真)

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

ゴルフは知的ゲームです。

 最近のゴルフはセルフプレーが多くなっているせいか、ゴルフというゲームの本来的な面白さ醍醐味といったものがなくなっているように思われます。各ホールを攻略していくのに手のひらに収まるような距離測定器を利用されるゴルファーがひじょうに多くなっています。ティインググランドに立つとバンカーや池のハザードの位置や距離、グリーンまでの残り距離など懇切丁寧に表示してくれます。

 ゴルフの面白さのひとつにグリーンまでの距離、グリーンのどの位置にピンが立てられいるか、それに対して自分の目測と上り下りさらに吹く風が向かい風か追い風かなどキャディの助言を加味して自らの責任において決断しショットする。ゴルフゲームが知的ゲームだといわれる所以(ゆえん)はここにあります。

 自らの判断ミスやミスショットは自らが責を負うものであって、けっしてキャディや同伴者のせいにしてはなりません。ゴルファーは自らの判断や行動に対しては清く自らが責任を負うところに、ゴルフは他のスポーツにない紳士のスポーツだと評価されているのです。

 セルフプレーが多くなればなるほどゴルフ場側はコース内に残り表示の杭や植木の残り距離をホールのサイドに100ヤード、150ヤード、200ヤードなど必要最小限の表示以外に、カート道やスプリンクラーのヘッドなどにきめ細かく残り距離の表示板を数多く設置しています。

 セルプレーが圧倒的に多い大手ゴルフ場会社のゴルフ場ではティインググランドから230ヤード地点に吹流しのようなポールをフェアウェーの中央に立てているし、グリーンのピン位置もグリーンの手前は赤旗、中央は白旗、グリーン奥は青旗というようにピン位置がどの位置にあるか判るようにしてます。

 いずれにしろゴルフは様々な諸条件を念頭に想像力を働かせて決断していく知的ゲームであり、そこにゴルフの面白さがあります。ひじょうに便利な科学的兵器?である距離測定器に頼らず自らの能力をフル稼働させ即断即決していくゴルフの醍醐味を再認識していただきたいなと思う今日この頃です。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇