実力を発揮できずインター競技24位に終わる。




 関西ゴルフ連盟主催のクラブ対抗戦、「第73回関西インタークラブ競技決勝」が昨日、19日に北六甲CCで予選を勝ち抜いてきた25クラブで争われ、開催会場となった北六甲CCが2年振り3回目の優勝を飾りました。

 奈良西地区をトップで通過した当クラブは、向山昭三選手が38、34の72と好スコアをマークし、ベテラン岡崎耕司選手も40、36、76と上位入賞を期待しましたが、他選手は難しいピン位置と早いグリーンに手こずり3パットを連発するなど実力を出し切れず、残念ながらトータル414で24位に終わりました。

成績は関西ゴルフ連盟のホームページをご覧ください

奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

開場17周年記念「植樹祭」開催。


 17年前(平成8年)の9月11日は当クラブが正式にオープンした日です。オープン直後はコース内の樹木も少なく景観も殺風景であったり、フェアウェ-幅もやたら広く変化の少ない大味なホールが多かったため、要所・要所に樹木を植樹し戦略的コースにしたり景観を高めるなどの目的で、毎年11日の開場記念日を「植樹祭」としてメンバーの皆様から植樹基金をいただき、各ホールに植樹してきました。基金されたメンバーの皆様の署名を銘刻し額に入れてクラブハウス内に掲額しています。

 今日の植樹祭に筒井寛昭理事長も来場され、8月7日に行われた「関西インタークラブ競技」の奈良西地区予選の優勝を祝って「心無雲」と揮毫した書を寄贈していただきました。クラブの選手の皆さんの活躍を讃えるとともに9月19日のインタークラブ決勝で戦うにあたり「心を無にして」臨むようにとの意味だと思います。

 「心無雲」の意味を調べるためインターネットでいろいろ検索しましたが「心無雲」では出てきませんでしたが、趣意に近い面白い文を見つけましたので、ここに掲載しておきます。

 夕雲:心を無にしなさい。ただただ剣を振りかざすのみ。打たれても良いのじゃ。
 一雲:何も観なくてよいのですね?

 夕雲:観なくてよいわけではない。雲といえども見えなければ雲ではない。何が動いているかしっかり見定めよ。
 一雲:わかりました。

奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

岡崎さん、キャプテン杯獲得、レディース選手権は牧草さん



 先週(8月25日)と今週(9月1日)の2週にわたって行われた今年度の「キャプテン杯」と「レディース選手権」は、悪天候に悩まされながらも無事競技は成立し、キャプテン杯は岡崎耕司さん、レディース選手権は牧草眞由美さんがそれぞれ優勝されました。

 先週のキャプテン杯予選は27ホールの予定が局地的豪雨によりプレーが2時間ほど中断し18ホールに短縮して行われ、岡崎さんが悪コンディションにもかかわらず39、37のN74で予選トップで通過しました。以下16名が予選を通過し本日27ホール・ストロークプレーで熱戦が繰り広げられました。
 
 岡崎さんは安定したショットと絶妙の寄せ、パットで41、36、39のN119でホールアウト。トータル187で危なげなく逃げ切りキャプテン杯を獲得しました。逆転を狙った大久保憲一さんは初日76、最終日38、44、42のN115、トータル191で4打及ばず2位に終わりました。初日77の加藤研士さんも逆転優勝を狙いましたが43、41、42とスコアは伸びずN120、トータル197で3位に終わりました。

 レディース選手権は当クラブのレディースの実力NO1の牧草眞由美さんが予選、決勝ラウンドとも安定したプレーで75、75、トータル150でホールアウト。87、79トータル166の山口美帆さんに16打差をつけて優勝しました。2位に山口さん、3位には萩原嘉織さんが90、86トータル176で入りました。

※写真上はキャプテン杯の記念撮影。左から赤澤競技委員、2位:大久保さん、優勝:岡崎さん、3位:加藤さん
 写真下はレディース選手権記念撮影。左から赤澤競技委員、2位:山口さん、優勝:牧草さん、3位:萩原さん

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

2番ホールの遺跡前の戦略的樹木について。



 2番ホールの右ドッグレッグした古墳の遺跡の手前にあった、戦略的に植えられていた松の木が松くい虫にやられてしまったため、他の松に松くい虫が移らないように早々に処分しました。しかしながら松の木を取り除いたことにより前方を阻む松の木がなくなったために、セカンドショットがノープレッシャーとなってしまいました。

 このため、松枯れの心配のない「センペルセコイア」をこのほど植樹しました。センペルセコイアは高さ100メートル近くにもなる世界有数の大高木で、アメリカ合衆国西海岸の海岸山脈に自生する常緑針葉大高木です。このセンペルセコイアは世界一の樹高を誇り、アメリカカリフォルニア州レッドウッド国立公園のセンペルセコイアは樹高世界1位を誇っています。病害にも強く成長も早いので、2番ホールのショートカットを阻む戦略的樹木としての役割を果たしてくれるはずです。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

インタークラブ代表選手が決まりました。

 関西ゴルフ連盟主催の2013年度「関西インタークラブ競技奈良西地区予選」が8月9日、シプレカントリークラブで行われます。このインタークラブ予選に出場するクラブ代表選手が昨日の研修会で決定しました。

 選手は研修会の会員で1年間のマンスリー競技、研修会例会、4大競技の予選の31競技の成績の内、ベスト10をとり、その平均スコアの上位から選考し今年度は決まりました。従来は平均スコア上位10人程度の選手をノミネートし、そこから数試合の選考会を経て選手を決定していましたが、大会直前まで選手、補欠が決まらずチームワークなどに問題が出るということから、今年から規定の競技のベスト10の平均の上位から決定することになりました。

 対象競技31のベスト10の平均スコアをとると、ほぼ実力が反映されているということから、この方式に決まったようです。当クラブの実力NO1の南憲司さんと5番目の成績に入った落部達雄さんがスケジュールの都合で辞退されたのは残念です。決まった選手は向山昭三(平均ソコア74・3)、岡崎耕司(同74・7)、清光英成(同77・2)、加藤研士(同78・7)、大久保憲一(同79・9)、永岡悟(同80・2)の6氏です。昨年は6位で予選通過できませんでしたが、今年はこの布陣で2年ぶり2度目の決勝進出を目指します。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

東大寺筒井寛昭別当の傳燈奉告文。

 
 一昨日の東大寺の筒井寛昭別当の晋山式の模様を昨日のブログで紹介しましたが、大仏殿の本尊・盧舎那仏に奉告された「伝燈奉告文」を原文のまま紹介します。

       <傳燈奉告文>

  緑葉山野に茂り 松風閑かにして 障雑を拂う

 今日 各山諸大徳を始め 有縁縉紳の臨席を仰ぎ

 闔山大衆と共に本尊盧舎那大佛の寶前に 跪き

 香華燈明の浄供を捧げ 小衲晋山の法儀を陳べ奉る

  佛子寛昭 今春図らずも 先蹤を嗣ぎ 第二

 百二十一世東大寺別當 華厳の長吏に清撰せらる

  伏して惟るに 古に聖武皇帝 深く佛教に帰依し

 民衆の為に遍く景福を求めて 寧樂の地に盧舎

 那の寶閣を草創し 華厳一乗を弘通して

 救世度生の基礎を固め 為に皇恩に浴せざるはなく

 萬民豊樂し 天下平らじゃばるは国是精華として萬

 那の驚嘆する所たり

  然に現今 本願皇帝の鴻願 事成りて満たれり

 と雖も 偏に人心は迷いて至り難く 社会治まら

 ずして 世情 不安に厚く覆わるる

  小衲 佛天の加護と闔山大衆の助力を得て
 
 不自惜身命を以って

 法燈を継承し佛法を興隆し さらには人心和合の

 さらに進まんことを 万世に掲げんと欲す

  仰ぎ願わくは 本尊界會の被護の下 舎那の威
 
 光倍増し 所期圓満ならしめ給え

  重ねて乞う 風雨順時 天下泰平 各願成辧

 乃至法界 平等利益
                   敬 白

 平成二十五年五月二十九日

  華厳宗管長東大寺別當大僧正  寛 昭  

 ※写真の「不自惜身命」は筒井寛昭別当が昨年、当クラブの松田高明がプロ合格し、励みとするよう松田プロがいただいた「書」です。

奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

筒井寛昭221世東大寺別当、晋山式。




 当クラブの筒井寛昭理事長が5月1日付けで東大寺の第221世別当・華厳宗管長に就任された晋山式と披露宴にお招きいただき、代表取締役の遠山隆重・彩子夫妻と共に参列させていただきました。式場には県内諸寺の僧侶や荒井正吾知事ら政財界の関係者も多数出席、当クラブの理事、運営委員、会員の方々も多数お見うけしました。

 晋山式は大仏殿の本尊・盧舎那仏の前で厳かに営まれた「伝燈奉告法要」で筒井寛昭師は「不自惜身命をもって東大寺の法灯を継承する」と誓われました。就任を報告する伝燈奉告文で「人の心は迷いのために救われ難いことも多く世間の様子は不安に覆われている」と憂い、「人心の和合が進まんことを、万世に掲げんと欲す」と述べられました。

 晋山式後に大仏殿東庭の仮設会場で行われた披露宴では、筒井別当は「初代良弁別当から220人の別当が東大寺を守ってきて下さった。221世として身の震えるような思い」と挨拶。さらに「2度の被災で東大寺は燃えてしまったが、人々の力で復興されてきた。東日本大震災の復興も人のつながりを実現することにより進んでいく」と語られました。

 祝辞では寺院関係者を代表して唐招提寺の石田智圓長老が「守るべき伝統を踏まえつつも、この混乱した現代社会の先導役になられることを祈念する」と祝辞を述べられた。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

艶やかな藤の花と青い薔薇



 フロント横の装花が艶やかな藤の花と青い薔薇に替わりました。藤色(ふじいろ)といわれるように淡く青味の紫色が美しい藤の花は、万葉集に数多く詠まれています。「藤色」という色は「藤」の字を持つ藤原家の隆盛に伴って、また藤の旺盛な生命力や豊かな芳香にちなんで、平安時代を中心に高貴な色として愛されたとのこと。

 一方、青い薔薇は実際にはあまり馴染みのない薔薇の花ではないでしょうか?装花ができて見たとき無知な私は思わず「青い薔薇の花なんて本当にあるの?」と業者に尋ねてしまいました。聞くところによると、青い薔薇がなかったので、「青い薔薇」を求めて、多くの育種家が長年世界中のバラを交配させてきたそうですが、なかなかうまく行かなかったのを、サントリーが開発して1995年に世界で初めて誕生させたそうです。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

関電の企業向け電気料金値上げ。

 円安・株高などアベノミクス効果による景気の上向きが期待されますが、はたして手放しで喜んで良いものかどうか。関西電力の電気料金が4月から大幅にアップされます。オール電化の当クラブにとっては電気料金の値上げはあまりにも負担が大き過ぎます。

 関電担当者と4月からの契約更新について何度も折衝を重ねてきましたが「これだけ(値上率)は決まったことなのでどうしょうもありません」の一点張り。値上げによる電気料金が当クラブでどれだけ増えるかといえば、従来通りの「大口電力」(最大デマンド500キロワット)のままだと350万円~400万円の増だといいます。これに円安による輸入燃料費(オイルやLPG)がかさめばかさむほど電気料金にスライドして上がっていきます。

 少しでも電気料金の値上げによる負担を減らす方策はないかと関電担当者に相談した結果、デマンド500KWの「大口電力」から最大デマンドを前年度の最高値の406KWの「特定規模需要供給条件」なる契約に変えればとの提案を受けました。

 どういうことかといえば前年の契約の最大デマンド500KWを前年実績の最高デマンド406KWにすれば前年並みの電気料金が可能とのこと。ただし燃料費のスライド分は別。

 新契約の最大デマンド406KWは大きな賭けです。1年間406KWを超過しないことが大前提なのですから。1年の内、406KWを瞬間でも超すとペナルティとしてその超過デマンドが最大数値の需要電力となり1年間適用されることになります。こうなると今までの大口契約以上の電気料金を支払わなければならなくなります。

 このため契約デマンド406KWを超さないよう監視し管理を徹底しなければなりません。もっともデマンドの超過を警戒しなければならないのは1年の内、7・8月の猛暑期に空調がフル稼働する時期だけなので、デマンドの監視を徹底します。デマンドが400になれば即、空調関係等の電源をおとすなど迅速に対応しますので、冷房が若干効かず利用の皆様にご迷惑をおかけすることになるかもしれません。その際は、こういう事情があるということでご容赦下さいますよう、お願いいたします。

 当クラブを利用されている方はご存知の通り、原発事故以前から経費節減で電気の使用料を削減するため、チェックイン後の不要な電気・照明は消すなどの努力をしていますし、昨年3月からはクラブハウスの照明を消費電力の少ないLEDに切り替えるなどの努力をしています。しかしながら関電の電気料金がKWh当り2円44銭、率でいうと17・26%に値上げ、加えて円安による燃料費の高騰分がスライドされるわけですから企業努力だけでは限界があります。頭の痛い問題です。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇 

月刊ゴルフマネジメント3月号に紹介されました。。

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  ゴルフ場経営専門誌「月刊ゴルフマネジメント3月号」(一季出版発行)の「クローズアップ21」というシリーズで奈良柳生カントリークラブのメンバーを中心としたクラブ運営が評価され、「メンバーの要望に応える倶楽部を目指す」との表題で、4ページにわたって詳しくクラブの運営スタイルなどが紹介されています。

 一部抜粋しますと、「日本のゴルフ場の9割がメンバーシップのゴルフ場である。ただ、その中にはメンバーシップとは名ばかりで、パブリックと変わらないゴルフ場も少なくない。・・・・中略・・・・そんな価格競争に参加せず、差別化を図るために今こそ会員制ゴルフ場本来の姿に戻り、メンバー重視の運営をすべきだとするゴルフ場もある。奈良柳生カントリークラブはメンバー重視の運営スタイルを固持し、メンバーを介してしかエントリーを受付けないなどメンバー優先のスタイルを貫いてる。そこで現在のメンバー重視の運営スタイル、同クラブが行っている取り組みやコース整備などについて、紹介することにした。」とあり、以下4ページにわたって詳細に説明しています。

 紹介記事に関心のある方は「月刊ゴルフマネジメント3月号」を大手書店かアマゾンのネットでご購入ください。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇