立証されているゴルフは健康に良い。

 いよいよ春のゴルフシーズンの到来です。新聞にも梅だよりが載りはじめました。寒い冬を敬遠されていたシニアやレディースの方も、今冬は暖冬のせいか立春を過ぎたころから元気なお姿を拝見する機会が増えてきました。

 ゴルフというスポーツは他のスポーツのように過激に体を動かす必要はなく、散歩のペースでプレーして行けるところがシニアに適したスポーツだといわれる所以です。乗用カートに乗りながらのラウンドでも1万歩以上歩きますので運動不足は解消されます。

 何よりもゴルフは1打1打のショットや各ホール、各グリーンなどの攻略法を都度考え行動して行く知的スポーツだけに、脳の働きを活性化させ認知症予防になると科学的に実証されてます。ミスショットすれば次はどうカバーして行くか、攻めるか謝りレイアップして次のショットに賭けるかなど自分自身のなかで様々な駆け引きをしています。このことが前頭葉を活性化させるそうです。生活習慣病の予防や認知症予防にゴルフは最適です。寒い冬を敬遠して封印していた方もそろそろキャディバッグを取り出してゴルフ場へ足を向けてはいかがでしょう。

冬のゴルフは準備運動を十分してください。

 皇太子さまが新天皇に即位される5月1日と、即位礼正殿の儀が行われる同10月22日を祝日とする特別法案が今国会で可決・成立しました。祝日法の規定で来年4月27日~5月6日が10連休となります。来年のゴールデンウイークは1年限りですが10連休という大型連休になるだけに観光業界などは特需の期待が高まってます。

 同じレジャー産業のゴルフ業界にとっては、大型連休はあまり歓迎できません。大型連休になると、家族揃っての帰省や国内外への家族旅行など家族サービスに重点がおかれるため、ゴルフ場への足は遠のき、どこのゴルフ場も集客に頭を悩まします。

 ところで昨日、今日と予報通りこの冬一番の冷え込みとなりました。とはいえ、気温20度を超すような温かい日が続いていたせいで、昨日、今日の冷え込みが強く感じるだけで、平年に比べるとまだまだ暖かい方だと思います。

 寒くなってくるとスタート前の準備運動やストレッチをしっかりしっかりするようにしてください。冬のゴルフはとくに体調などには気をつけることと。体が固いうえ、ふだんの運動不足からスイングした瞬間にぎっくり腰を再発させたり首の筋を傷めたりすることがあります。

 またティーショットが曲がり、ボールを探しに法面を駆け上がる際に肉離れやアキレス腱を断裂したりしますし、心臓に負担がかかり心臓発作や心筋梗塞を発症したりして命をおとすこともあります。以前にも紹介したことがありますが、ゴルフプレーが原因の死亡事故はほかのスポーツに比べて桁違いに多いといいます。くれぐれもゴルフというスポーツを舐めてかからぬよう、スタート前の準備運動やストレッチなどを励行するようにしてください。

たばこの値上げを機に禁煙されては。

 10月1日よりたばこが大幅に値上がりし1箱500円の時代に入ってきました。愛煙家の皆さんの声は1,000円になれば「きっぱりやめるけど、500円ならキツイけど仕方ないか」と半分あきらめ顔。逆に嫌煙者からは「いいぞ、もっと上げろ。生ぬるい上げ方じゃなく倍の1,000円にすれば禁煙者がど~んと増えるのに」という声が聞こえてきます。

 厚生労働省の2017年の調査「国民健康・栄養調査」によるとたばこを習慣的に喫っている男性の割合は29・4%で1989年の調査以来、初めて3割を割ったそうです。全体の喫煙率では、女性は7・2%、男女合わせると17・7%で過去最低でたばこ離れが進んでいるようです。たばこによる健康被害が知られるようになり受動喫煙防止対策で喫煙場所が減っていることも要因とみられます。

 ゴルフ場でもゴルフ場全域を禁煙場所にする所も増えてきますし、レストランの全面禁煙も8割が実施されてきており、分煙も含めるとゴルフ場のレストランはほぼ100%禁煙場所になってきてます。

 愛煙家は愛煙家の言い分、嫌煙家は嫌煙家の言い分がありますが、確かなことはたばこの煙が漂い回りの嫌煙家を不愉快にさせることにありますし、何よりもたばこは体に悪いということです。

 かくいう小生もこのゴルフ場を開発するまでは日に3箱以上喫うヘビースモーカーでしたが、開発工事が始まると同時にキッパリ禁煙をしましたのでたばこを喫う身、喫わぬ身がわかるだけに・・・・・・。ゴルフ場の禁煙問題はなんとも悩ましい問題です。

 ただ社交施設でありスポーツ施設でもあるゴルフ場は、早晩全面禁煙場所となっていくのではないでしょうか。たばこの値上げを機会に禁煙をされたらいかがでしょう。

暑い暑いといいながら皆さん元気にプレー

 日本列島を覆うような猛烈な暑さが続いています。学校の夏休み前に35度を超す猛暑日が続く異常気象。昨日岐阜県多治見市では40度を超したそうです。

 連日猛暑のニュースが流れていますが、今日もゴルファーの皆さん「暑い、暑い」といいながらも元気に楽しくプレーされてます。

 ゴルフは他のスポーツのように過激な運動ではありませんし、散歩のペースでショット間の移動は乗用カートを利用しますので、老若男女が夏でも楽しめるスポーツです。

 とはいっても過信は禁物です。このブログで夏のゴルフ対策(6月6日付け、6月27日付け)を何度も書いていますが、十分に気をつけてください。まずは熱中症対策として水分を十分に補給する。直射日光を避ける工夫を十分に行う。体を露出する顔や首筋にUVカットのクリームを塗る。サンバイザーより帽子を着用する。そしてゴルフ用日傘を着用するなど夏のゴルフを楽しむ最低限の対策を講じてスタートしてください。

夏のゴルフはこまめに水分補給を。

 昨日、一昨日と奈良県は高気圧に覆われ強い日差しが照りつけ真夏の暑さでした。一昨日は気温がぐんぐん上昇し奈良市で最高気温33・6度を記録し、今年の最高気温を観測したそうです。

  夏のゴルフで気をつけてほしいのは、こまめに水分補給をすること。夏は大量の汗をかくため脱水症状を防ぐのに水分補給が重要であることを皆さんご存知ですが、水分補給が十分でないと脳梗塞を発症し易いことは意外に知られてません。

 脳梗塞は夏に発症が増えるといいます。暑さで大量の汗をかくと血液中の水分量が不足して血液がドロドロ状態となり血栓ができ易くなり、脳への血流がスムーズにいかず脳の血管に血栓がつまり血流が途絶えることで脳の組織が死んでしまうそうです。

 このためこまめに水分ををとり補給することが大切なのです。水分補給にはスポーツドリンクや水、お茶が適しておりくれぐれもビールなどのアルコールは摂らないようにしてください。

 脳梗塞の兆しは①顔の片側が下がって歪む ②片方の腕や足に力が入らない ③言葉の呂律が回らないといった症状がひとつでも見られたら一刻も早く救急車を呼ぶことです。

 脳梗塞は発症から早ければ早いほど快癒します。発症から時間がたつほど半身麻痺や言語障害などの重篤な後遺症が残ります。発症から5時間以内なら血栓を溶かす治療などで症状が改善できるそうです。少しでも前述の①~③の症状と思った場合はゴルフをやめ同伴者に救急車を呼んでもらうようにしてください。

◆     ◆     ◆     ◆     ◆     ◆     ◆

 昨日は飛鳥カンツリー倶楽部で関西ゴルフ連盟の「女子クラブ対抗予選」に28クラブが出場して争われ、岸和田CCが230で予選トップで通過し247の8クラブが決勝進出しました。当クラブ(牧草眞由美、萩原嘉織、藤原美樹、西川優さん)はトリッキーなコースに苦戦し252の14位に終わりました。

夏に向かい暑さ対策が必要です。

 昨日(6月5日)、中国地方で「梅雨入り宣言」が出ました。近畿地方も今日くらいに発表されそうです。昨晩から降る雨が降り続きキャンセルが続出、頭が痛いです。これから梅雨入りし雨が続く日々を想像すると気が滅入ってしまいます。

 しかしながら梅雨の時期だからといって晴れの日がないわけではありませんし、確率的には雨より降らない日の方が多いのですからゴルフは存分に楽しめます。天気予報に注意してゴルフプランをお立てください。

 これから夏に向かい暑さ対策が必要になってきます。太陽がまぶしい夏空の下でのゴルフはまず直射日光を避ける工夫をしてください。体で露出している顔や首筋、腕などにはUVカットの日焼け止めクリームを必ず塗るようにしましょう。近年は、日焼けした肌は皮膚がんが発症しやすくなるため、男女を問わずUVカットのクリームを塗ることが必須といわれてます。

 ゴルフは長時間、太陽の下で過ごすため直射日光を避ける工夫が必要です。そのひとつにUVカット布素材の日傘が必携アイテムとなっています。この日傘を差していると意外ですが直射日光を遮るため、木陰のように涼しく感じるのでぜひゴルフ用日傘を携行することをお勧めします。

 夏のゴルフは健康的な汗がたっぷりかけます。それだけに汗を拭うタオルも必須アイテムです。できれば大き目のタオルがいいでしょう。ハンカチ程度のフェースタオルでは、ないよりはマシ程度で間に合いません。よくゴルフ場の手洗所に設置しているフェースタオルを持ち出す不届きゴルファーがいますが、マナー・エチケット違反ですから絶対にしないでください。

 また汗をかくと脱水症状にもなりますので、スポーツ飲料などで頻繁に水分を補給するようにしてください。そして何よりも一番大事なことは、ゴルフ前夜の深酒や寝不足を避けることです。

体調を整えてゴルフをしてください。

 スポーツといえば体力の限りを尽くす激しい運動競技を想像するが、ゴルフはさほど過激な運動を必要としません。むしろ散歩に毛が生えたような運動だと思っている人が多い。

 ゴルフを甘く見てラウンド前夜の深酒や夜更かししてプレーする人もいます。さらにはスタート前にビールを飲んだり、ラウンド中に飲酒するゴルファーも結構多いようです。

 意外と思われるが、スポーツの最中に不幸にして死亡する人は、ゴルフは他のスポーツに比べてケタ違いに多いのをご存知だろうか?

 ゴルフが散歩程度の運動という認識だから二日酔いの体で、あるいは徹夜明けの体調不良のままコースに出向きラウンド中にアクシデントが起こる。血圧が異常に高い状態や動悸がおかしいといった場合は、ショットやパットする前の緊張感から脳や心臓発作を起こして倒れ込み救急車に担ぎこまれることになりかねない。

 ゴルフ前夜の不摂生や無茶する人に限って自分を過信したり、また逆にそれを誇らしげに同伴者に吹聴する人がいます。ゴルフは案外、危険なスポーツであることを認識してしっかり体調を整えてプレーするようにしてください。

認知症予防・老化防止のためにもゴルフを。

 今日は上空に強い寒気が流れ込み日本海側や東北・北海道では昨日同様、雪が吹雪くといいます。ゴルファーにとっては嫌な季節の到来ですが、ゴルフというスポーツは春夏秋冬それぞれの季節を感じながら自然の中で楽しめるスポーツです。

 高齢者ゴルファーの中には寒い冬はキャディバッグを封印し冬眠すると冗談気味に話す方がおられますが、もってのほか健康のためにも定期的にゴルフを楽しんでいただきたいと思います。

 すでに科学的に証明されてるいるようにゴルフは認知症予防や老化予防に最適なスポーツです。

 認知症予防に良いとされるのは距離の計算や風の読み、クラブの選択、コースの攻め方など、その都度考えながらプレーすることが脳の血流を良くし神経細胞の代謝を良くすることで認知症の予防になるそうです。

 またゴルフは長時間長い距離を歩くことが足腰を強くするのはいうまでもなく骨や筋肉、関節などの衰えを防いでくれ老化防止につながります。

 今週の週刊ゴルフダイジェスト(12月19日号)では、ゴルフで5歳若返る!という特集記事が載ってます。「健康を守る最善策は多忙でもゴルフの予定をキャンセルしないことです」と医師が明言されてます。「人生100歳時代、健康寿命を延ばすのがゴルフだ」とも。ぜひ一読し冬のゴルフに立ち向かってください。

 今年もキャディのFさんが4番ホールと16番ホールにクリスマスツリーを飾りつけてくれました。

台風一過、今日は敬老の日です。

 今日18日は敬老の日です。2001年の祝日改正で9月15日だったのが第3月曜日に移行して10年以上も経ってますが、成人の日と同様に何か違和感があります。敬老の日とは高齢者の方に祝福と感謝の気持ちを伝える日ではありますが、そもそも対象となる老人は何歳からなんでしょう?

 アンケートによると大体は60歳以上が過半数なのですが、当事者の60歳代の方に聞くと70歳以上と答える方が圧倒的だそうです。

 ゴルフの世界では、プロゴルファーのツアー競技では50歳以上がシニアツアーの有資格者になります。アマチュア競技ではJGA/KGU主催の公式競技では55歳以上、クラブ競技などでは60歳以上としているようです。

 しかしながら日本のゴルフ人口の半分以上を占めているのが60歳以上のシニアゴルファーです。ゴルファーの感覚からいえば敬老の対象となるゴルファーは75歳以上いや80歳以上の高齢者ゴルファーを指すのではないでしょうか。それほどゴルフをされる皆さんは若々しく矍鑠(かくしゃく)とされています。

 「ゴルフが健康に良い」は以前にもこのブログ(2015年5月28日)で紹介しましたが、科学的に証明されています。高齢者ゴルファーの方々に祝福と感謝の気持ちを込めて「体が動く限り大いにゴルフを楽しみ若さをいつまでも保ってください」と。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

昨日19日、梅雨明け宣言が出ました。

 奈良気象台は昨日19日、近畿地方は梅雨明けしたと発表しました。平年より2日早く昨年より1日遅かったそうです。6月7日から今月18日までの梅雨の期間中の降雨量は奈良市内で145・5ミリ(平年で282・6ミリ)と平年の半分以下の雨量と少なかったようです。

 梅雨が明けると気温もうなぎ上り、35度を超す猛暑日が各地で記録されてます。こう暑くては食欲も減退してしまいます。食事も素麺やざるそばといったもので済ませることが多くなってしまいます。夏バテ予防のためにもしっかりと食事を摂るようにしてください。

 今年の7月25日は「土用の丑の日」です。土用の丑の日には昔から鰻を食べると良いという習慣が今日まで続いています。土用の丑の日に鰻を食べると夏負けしないと平賀源内が発案をしたといわれてます。

 夏バテ予防に鰻は本当に効くのだろうか?確かに鰻にはビタミンA・B群が豊富に含まれており食欲減退防止の効果があり、栄養価も高い。鰻以外に土用の丑の日には「う」の字がつく物を食べると夏負けしないという習慣があったらしい。「う」のつく物といえば梅干、うどん、瓜、馬肉(うま)、牛肉(うし)、うさぎなどがありますが、やはり鰻が一番のような気がします。

 昨年は「土用の丑の日」は7月30日の1日しかありませんでしたが、今年は7月25日と8月6日の2日あります。食欲がおちる夏に鰻の香ばしい匂いは食欲を誘います。当クラブレストランでも活きた鰻を仕入れて料理長自らがさばいて焼き上げる手間をかけた自慢の江戸風鰻重を用意してます。しっかり鰻を召し上がって夏バテ防止をしてください。