立証されているゴルフは健康に良い。

 いよいよ春のゴルフシーズンの到来です。新聞にも梅だよりが載りはじめました。寒い冬を敬遠されていたシニアやレディースの方も、今冬は暖冬のせいか立春を過ぎたころから元気なお姿を拝見する機会が増えてきました。

 ゴルフというスポーツは他のスポーツのように過激に体を動かす必要はなく、散歩のペースでプレーして行けるところがシニアに適したスポーツだといわれる所以です。乗用カートに乗りながらのラウンドでも1万歩以上歩きますので運動不足は解消されます。

 何よりもゴルフは1打1打のショットや各ホール、各グリーンなどの攻略法を都度考え行動して行く知的スポーツだけに、脳の働きを活性化させ認知症予防になると科学的に実証されてます。ミスショットすれば次はどうカバーして行くか、攻めるか謝りレイアップして次のショットに賭けるかなど自分自身のなかで様々な駆け引きをしています。このことが前頭葉を活性化させるそうです。生活習慣病の予防や認知症予防にゴルフは最適です。寒い冬を敬遠して封印していた方もそろそろキャディバッグを取り出してゴルフ場へ足を向けてはいかがでしょう。

17番ビーチバンカーの改修工事、順調に進捗。

 

 現在工事中の17番ホールのビーチバンカーの改修工事の進捗状況を報告します。
 写真のように池の水位を下げてユンボで流れた砂をかき揚げています。かき揚げた砂を振るいにかけ再度ビーチバンカーの砂の補充に当てます。工事の完成は3月上旬の予定で順調に進んでいます。また乗用カート道の破損部分の修復作業につきましても3月はじめに着工を予定しています。工事期間中、ご迷惑をお掛けします。

17番のビーチバンカー改修中。

 暖冬の予報通り今冬は厳しい寒さは比較的少なく、立春が過ぎましたが春の訪れはもうそこまで来てる感じがします。

 来場者の少ない時期にふだんできないコースの改修や整備を行っています。改修工事では17番ホールの名物でもあるビーチバンカーの改修に着手しました。17番ホールのフェアウェ-左手に設けられている修景池の池際に海岸の砂浜をイメージしたバンカーがレイアウトされています。

 このビーチバンカーが20数年の時を経て砂が池の波などで流されるとともに、水位も上がりバンカーがかなり浸水し当初のバンカーの3分の2くらいになってしまいました。

 このため、池の水を徐々に抜きつつ流された砂を掻き揚げ、砂と池の水の堤を設置し直し砂の池への流入を防ぐべく改修工事を行っています。完成は今月末から来月初旬の予定です。

 ※写真は池の水位を下げ当初のビーチバンカー全容が表れた状態。

雪は融けて明日(2日)は営業します。

 昨夜からの降雪により積雪5センチ前後で本日は組数も少なくクローズとしました。明日はなんとしても営業をするべくグリーンキーパーと協議。今日の天気予報では午前午後とも晴れとのことで、あえて除雪作業はせず、フェアウェーのみ雪が融けやすいように作業車にスチールマットを付けて走行する程度で、ほぼ夕方には太陽の日差しで融けるだろうとの結論に至りました。

 午前11時過ぎから思惑通り雪は融け始め、午後1時半にはインコースはほぼプレー可能状態になり、午後2時半には下の写真の通り、アウトも法面に雪が残るだけで明日のプレーは完全に可能な状態になりました。予定通り明日は定刻通り、スタートします。明日は、セルフプレーならばエントリーはまだ受けられます。ただし本日の電話受付は終わりましたので、明日朝いちばんにお電話いただければエントリーはOKです。ご来場をお待ちしております。

写真は上から1,2は今朝6時半頃の積雪状況。
3枚目からは午後2時半の雪がほぼ融けた状況。

今冬初めての積雪クローズとなりました。

 天気予報の通り今日は未明からの雪で積雪クローズとなりました。今冬初めての雪によるクローズです。残念です。(写真上2枚)

 午後には雪も融けて晴れ間も見え、雪は完全に融けました。(写真3枚目)このままの天候で行けば明日は大丈夫だと思いますが、予報では今晩からまた降雪があるとのことですが、予報がはずれることを祈りたい気持ちです。

 明朝、6時半には事務所では電話対応しますので、積雪クローズと判断すればエントリーいただいてる会員の皆様にはお電話でご連絡いたします。電話がなければ営業するということでご理解ください。

ゴルフクラブの性能向上について。

 ラグビーの全国大学選手権決勝が昨日、東京・秩父宮ラグビー場で行われ、天理大学が初優勝を目指して明治大学と対戦しました。常勝・帝京大学のV10を阻止し決勝進出しただけに、奈良県民をはじめ関西のラグビーファンも同志社大学以来の関西の大学の優勝に期待し天理大学に声援を送りましたが、惜しくも22-17で関東の壁を崩せなかったのは残念でした。

 話はかわりますがゴルフクラブの性能は年々向上していますね。よく飛びそして曲がらないといった究極のテーマにメーカーは開発・改良にしのぎを削ってます。スウィートスポットを少々外してもミスショットにならず、そこそこ飛ぶように進化してきてます。アマチュアゴルファーはクラブの進化でどれだけ技量をカバーしてもらっているか。

 去年の古い週刊ゴルフダイジェストを捲っていると藤田寛之プロのコラム「藤田寛之の結論 ゴルフは理屈じゃない」で面白いことを書いてます。

 「私(藤田)はドライバーでドローやフェード、高低などゴルフ場のホールの形状(レイアウト)や風など状況によって球筋を打ち分ける。あえて飛距離を落として方向性を重視して握ることもありました。パーシモン(ヘッド)とか小ぶりなヘッドの時代を経験してきたこともあり、自分でヘッドを操作して球筋をつくってきた」といいます。

 現在のクラブは曲がらずより遠くへ飛ばすクラブが主流となっており、藤田プロいわく「ミスショットしても曲がり幅が小さくなり、それでいて飛ぶ」という。

 それほどクラブの進化は著しいのですが、プロにとっては、それが問題だといってます。ミスショットしても曲がらずに飛ぶことがなぜ問題なのでしょう。

 藤田プロはいいます。「プロはホールの形状によってボールを曲げてコントロールする技術をもっていますが、最近の進化したクラブではその技術がボールに伝わらず、思い通りの球筋のボールが打てない」ということらしい。

 なるほどそういえばアマチュアゴルファーに大人気で最も売れているクラブ「XXIO」を使用しているツアープロはほとんど目にしません。プロの高度なテクニックとはクラブの性能より自分の確かな技術によってスコアメーキングしているのだということを知らされました。総支配人・阪口 勇

 

新ルールでラウンドしました。

 新しい年がスタートしました。そして新ゴルフルールも1月1日から全世界のゴルフ場で施行されました。当クラブでも2日の初夢杯から新ルールに基づき競技が行われました。

 大幅にルールが改正されたことによる混乱を懸念して競技委員会では、3月末までは周知期間として誤ったルール適用の際は、初回はペナルティを課さず注意指導に留めることとしました。「事務局だより」やこのブログなどでも新ルールについて要点を紹介していたせいか大きな混乱もなく順調にスタートしました。

 昨日、グリーンキーパーと新ルールに基づいてラウンドしてみました。プレーの進行を重視したというだけあって、新ルールでのプレーはスムースで時間短縮になります。

 グリーン上の旗竿が立ったままパッティングしてもOKは、いちいち旗竿抜いたり差したりしなくていいので大幅な時間短縮になります。また遠球先打でなく打つ準備ができたものからプレーして行くのも予想以上にプレーは早くなります。

 ただ、新ルールで若干気になったのは、「ドロップは膝の高さからボールを落とす」は、実際に片膝をついて片方の膝からドロップすればいいのですが、立ったまま膝の高さからドロップすればほとんど膝より上の高さから落としているようです。

 本人が立ったまま(実際はやや屈んでます)膝の高さと思っても、意外に膝より上の位置になっているようです。この点は注意が必要です。

 

今年1年有難うございました。良い年をお迎え下さい。

平成最後の年末年始。今年は大阪北摂を襲った地震やもはや天災ともいえる猛暑、酷暑に台風直撃など、まさに「災」の1年であったようです。天候に左右されるゴルフ場にとっても厳しい1年でした。来年は穏やかな年になるよう祈念するとともに皆様にとって健やかな1年になりますようお祈り申し上げます。今年1年有難うございました。良い年をお迎え下さい。

門松を飾りつけ迎春準備完了。

年の瀬の街中の飾りつけもクリスマスからお正月へと模様替えし、新しい年を迎える準備に大忙しです。当クラブでもクラブハウス玄関に恒例の門松がコーススタッフの手により飾りつけられました。

日本ゴルフ場経営者協会(NGK)の大石専務理事が専門誌「ゴルフ場セミナー」でゴルフ場利用者の来場実態についてデータを基に紹介されているので紹介します。このデータを見ると、ゴルフ場業界はかなり深刻な状況にあることが分かります。以下、大石専務理事の抜粋した文章です。

ゴルフ場利用税の課税状況から算出された「2017年度全国ゴルフ場来場者数」は、前年度比23万人減少(0・27%)の8555万であった。

「70歳以上」が前年より110万人増加(7%増)して1678万人となり、全来場者の19%を占めている。半面「18歳~70歳未満」は2010年に8000万人を割込んで7758万人となってから7年間で約1000万人減少し、2017年度は6877万人と初めて7000万人を割込んだ。

全来場者数は2002年度に9000万人を割込み8800万人となって以降、約16年間は8500万人~8800万人前後維持している。この来場者が維持できているのは、70歳以上の旺盛なプレー意欲と供給側であるゴルフ場の低料金化等による営業努力に支えられたものであると考えられる。と大石専務理事はいいます。

「18歳~70歳未満」が単純平均で年間約150万人減少していることの原因は「団塊の世代」が70歳以上に移行することに対して、若年層ゴルファー創造が十分にできていないからであることは、多くのゴルフ関係者の共通認識である。

新ルールが来年1月から施行されます。

 

 来年1月から世界中のゴルフ場で新ゴルフルールが一斉に施行されます。新規則は従来の4年に1回のルールの見直しといったものではなく大幅にルールが変わります。新しいルールブックは従前に比べてひじょうに見やすく、また分かりやすくなってます。

 数多くのゴルファーにルールブックを持っていますか?と問うと、ほとんどの方が「持ってないし、見たこともない」と答える人が圧倒的に多いのが現状です。

 ではゴルフルールをどのようにして理解しているのかというと、ほとんどの方がプレー中にトラブッたらキャディや同伴者に救済処置やペナルティーを教えてもらってるようです。

 ゴルフは基本、ティーショットすればグリーンに上がるまでボールに触れずあるがままプレーして行けば良いという単純明快なスポーツです。しかしながらボールが曲がってボールを見失ったり、あると思われる所になかったり、コース内の池や小川など新ルールでいうところのペナルティーエリアに入りプレーが続行できなくなった場合に、どう救済処置をとれば良いかなどルールを知っていなければプレーを続けて行くことができません。

 「ルールブックなんて読んだことはない」と自慢気にいう方がいますが、ゴルファーとしていくら技量は優れていても、非常識で無知なゴルファーという烙印を押されてしまいます。

 そうならないように新しいルールブックを購入していただき熟読し、新ルールを理解していただくことが肝要です。またラウンドの際は、必ずルールブックはキャディバッグにいれ携行するようにしてください。何かトラブルが発生したら即座にルールブックを開くという習慣を身につけてほしいと思います。