クラブ選手権は南さん、シニア選手権は森さんが優勝。

 今年度のクラブチャンピオンとシニアチャンピオンを決めるクラブ選手権(36H・M)とシニア選手権(27H・M)決勝が快晴の好コンディションの中で行われました。

 クラブ選手権は昨年の覇者・向山昭三さんが2年連続Vとなるか、クラブチャンピオンに5回、さらにクラブ4大競技を完全制覇している南憲司さんが5年ぶり6回目の栄冠奪還なるか奈良柳生CCのNO1を決めるに相応しい決勝戦となりました。

 試合の方は前半、南さんはショット、パットとも好調で5UPリードとし一方的な試合展開になるかと思われましたが、向山さんも後半に入りジワジワと追い上げイーブンまで戻す決勝戦に相応しい熱戦が繰り広げられ、最終36ホール、1UPで決着がつき南さんが5年ぶり6回目のクラブチャンピオンに輝きました。

 シニア選手権は2015年のシニアチャンピオン・森啓一郎さんが3年ぶりの奪還を目指し今年の予選をトップで勝ち上がるなど順調に決勝へ進出。一方、対戦相手の岡崎耕司さんは過去3回制覇し2年連続シニアチャンピオンを狙いましたが、試合の方は岡崎さんがシャンクを連発し10-9という大差で森さんが楽勝。3年ぶり2回目のシニアチャンピオンの座につきました。

※写真説明:写真上・スタート前の南さん(左)と向山さん。上から2枚目は岡崎さん(左)と森さん。3枚目は左から赤澤競技委員、南さん、向山さん。4枚目はシニアチャンピオンの優勝カップのレプリカとメダリストのトロフィを手にする森さん。

 

クラブ・シニア選手権のマッチプレーが始まりました。

 今週は比較的好天気が続き昨日・今日と爽やかな秋晴れのゴルフ日和となりました。

 関西ゴルフ連盟加盟クラブでは先週の日曜日からクラブチャンピオンとシニアチャンピオンを決めるクラブ選手権とシニア選手権が始まり、今日から予選を通過した選手によるマッチプレー(クラブによってはストロークプレーで実施)1回戦が行われています。

 このマッチプレーはご存知の通り二人に一人のキャディが付くツーサムプレーだけにキャディ不足の昨今、さらにキャディ不足となりセルフプレーをお願いするケースが増えます。おまけにマッチプレーは前組をパスする先行権があるため、前組はやむなくプレーを中断しパスさせて行きます。

 クラブ選手権8組、シニア選手権4組をパスさせて行くのですから球趣を削がれるため、言わずもがなのひと言をついつい発してしまわれる方がおられます。こうした些細な言動でトラブルになることも多々あります。どこのゴルフクラブも、この時期のクラブ選手権、シニア選手権のマッチプレーのパスで苦情やトラブルが発生しないよう関係者は祈る気持ちでいます。

 クラブチャンピオン、シニアチャンピオンを決めるクラブで最も権威ある競技だけに会員の皆様も認知し理解を示してくれるようになり、近年当クラブでは大きなトラブルはありません。

 マッチ・プレーに出場する選手も「パスさせて当然」という態度でなく、パスさせてくれたゴルファーに帽子をとり軽く会釈するなど「ありがとうございます」の意思表示をすることによりパスさせる側も「頑張ってください」の声援も出てなごやかになるものです。

 要はパスさせる側もパスさせられる側も「ありがとうございます」「どうぞ頑張ってください」のひと言で会員同士なら気持ちも意味も通じなごやかになるのですから友愛の精神で見守っていただければと思います。 

たばこの値上げを機に禁煙されては。

 10月1日よりたばこが大幅に値上がりし1箱500円の時代に入ってきました。愛煙家の皆さんの声は1,000円になれば「きっぱりやめるけど、500円ならキツイけど仕方ないか」と半分あきらめ顔。逆に嫌煙者からは「いいぞ、もっと上げろ。生ぬるい上げ方じゃなく倍の1,000円にすれば禁煙者がど~んと増えるのに」という声が聞こえてきます。

 厚生労働省の2017年の調査「国民健康・栄養調査」によるとたばこを習慣的に喫っている男性の割合は29・4%で1989年の調査以来、初めて3割を割ったそうです。全体の喫煙率では、女性は7・2%、男女合わせると17・7%で過去最低でたばこ離れが進んでいるようです。たばこによる健康被害が知られるようになり受動喫煙防止対策で喫煙場所が減っていることも要因とみられます。

 ゴルフ場でもゴルフ場全域を禁煙場所にする所も増えてきますし、レストランの全面禁煙も8割が実施されてきており、分煙も含めるとゴルフ場のレストランはほぼ100%禁煙場所になってきてます。

 愛煙家は愛煙家の言い分、嫌煙家は嫌煙家の言い分がありますが、確かなことはたばこの煙が漂い回りの嫌煙家を不愉快にさせることにありますし、何よりもたばこは体に悪いということです。

 かくいう小生もこのゴルフ場を開発するまでは日に3箱以上喫うヘビースモーカーでしたが、開発工事が始まると同時にキッパリ禁煙をしましたのでたばこを喫う身、喫わぬ身がわかるだけに・・・・・・。ゴルフ場の禁煙問題はなんとも悩ましい問題です。

 ただ社交施設でありスポーツ施設でもあるゴルフ場は、早晩全面禁煙場所となっていくのではないでしょうか。たばこの値上げを機会に禁煙をされたらいかがでしょう。

台風一過、被害はなく最高のゴルフ日和です。

台風一過、心配されたコース内の倒木や枝葉の飛散などほとんどなく、今までの台風の中で一番被害がない状態です。昨夜、紀伊半島に上陸しそのまま中部地方から関東・東北へ縦断して行った台風24号ですが、ゴルフ場にほとんど被害がなく安心しました。台風一過、青い空が広がり最高のゴルフ日和になりました。

 

明日(30日)はクローズとなりました。

 台風24号が沖縄に接近し猛威を振るってます。沖縄南城・糸数では最大瞬間風速56・2メートルを記録したといいます。午後1時過ぎには沖縄県内で20万300戸が停電しているといいます。

 台風24号は明日には西日本にかなり接近または上陸しそうです。大雨・暴風に警戒するように気象庁では呼び掛けてます。

 こうした状況から明日のエントリーも次々とキャンセルの電話が入り、ほぼエントリーゼロの「自然クローズ」となってしまいました。

恨めしい台風24号。

秋の気配を感じる絶好のゴルフシーズンが到来しましたが、週初めから大型台風24号の日本列島縦断を予測する各メデイアの情報にこの週末のエントリーは激減してしまいました。

 今日は台風より未明からの雨が今日一日降り続くというだけで昨日から今朝にかけてキャンセルの電話が殺到し、46組のエントリーが見るも無残な19組になってしまいました。

 今日はまだ台風の影響はありませんが、台風24号は、明日の進路予想では夕方から夜にかけて近畿地方に最接近するとみられ、大荒れの天気になる見込みとのこと。気象情報を正しく受け取ってもらえば台風の襲来は夕方から夜なので朝からのゴルフは大丈夫なのですが・・・・とぼやきたくなります。

 台風の接近は夜といえども一日雨が降るためか台風を口実に早々にキャンセル。明日のクラブ競技「親睦競技会」はキャンセル続出で、目も当てられません。当クラブだけでなくどこのゴルフ場も同じようです。エントリーが数組しか残っていないためすでにクローズを決定した所もあります。

 今回の台風24号は日本列島に近づくと大陸からの偏西風の影響で速度が速まるため、雨風が急に強まる恐れがり、突風や竜巻などに注意する必要もあるとのこと。コース内の倒木の恐れがある樹木や排水路の詰まりや軟弱な法面個所がないかなどグリーンキーパーに厳戒態勢をとるよう、指示しましたが何ともやり切れません。

2018QT2nd全選手データによる難易度。

JGTOからいただいた全選手のスコアをホールバイホールで入力したデータで奈良柳生CCのホール難易度がわかります。各ホールのイーグル、バーディ、パー、ボギー、ダブルボギー、トリプルボギーなどが入力され、そのホールの平均スコアを小数点以下まで出した数字でホールの難度をまとめています。

 4日間、延べ377人のスコアによると、難易度1番は10番ホール(453ヤード、パー4)で、バーディ32人(8・5%)、パー238人(63・1%)、ボギー76人(20・2%)、ダボ16人(4・2%)、トリプル10人(2・7%)、それ以上が5人(1・3%)ということで平均スコアが4・34のオーバーパーでした。

 難易度2番は4番ホール(194ヤード、パー3)と15番ホール(427ヤード、パー4)で平均スコアは4番が3・19、15番が同4・19で同じでした。。次いで16番ホール(205ヤード、パー3)の同3・17、そして5番目の難易度は17番ホール(407ヤード、パー4)で同4・12でした。

 逆に1番易しいホールは11番ホール(535ヤード、パー5)でイーグルが5人(1・3%)、バーディ180人(47・7%)、パー168人(44・6%)、ボギー17人(4・5%)、ダボ6人(1・6%)、トリプル1人(0・3%)、それ以上はなく平均スコアは4・58でした。次いで易しいホールは6番ホール(402ヤード、パー4)で同3・84.3番目に易しいホールは18番ホール(580ヤード、パー5)の同4・85でした。

 データを見るとショートホール(4番3・19、7番3・1、14番3・08、16番3・17)、は全てオーバーパーとなってますが、逆にロングホールは先の11番、18番以外のロング(2番4・99、8番4・96)も全てアンダーパーになっています。

 当クラブのロングホールは比較的しっかり距離もありますが、ほとんどの選手がセカンドショットをアイアンで果敢に2オンを狙い易々バーディを取っていきました。選手の体力や体幹の向上とともにクラブやボールの進化は著しく、4日間で20アンダーは当たり前の時代になってきました。
 

磨崖仏や石仏の供養をいたしました。


 台風21号や北海道の地震など日本列島は自然災害に翻弄されています。とくに関西では4日午後に襲来した大型台風による関西国際空港をはじめとした近代的機能を備えた諸施設が大きな災害を受け、本来の機能が完全に停止するなど関係者だけでなく私たち国民も大きなショックを受けています。

 とくにゴルフ場関係でいえば強風によるコース内の樹木の倒木や停電でクローズするコースが相次ぎました。大阪府の名門ゴルフ場といわれてるコースでは樹木が250本も倒木するなど未だ営業できないところもあります。

 幸い当クラブは4日夕から翌日の10時までの18時間の停電だけで済み、コース内の樹木の被害はほとんどありませんでした。これも毎年供養している13番ホールに安置されている磨崖仏や石仏のご加護によるものかもしれません。

 本日、午前10時よりこの磨崖仏などの石仏を東大寺塔頭新禅院住職・筒井英賢師(東大寺長老・筒井寛昭理事長のご子息)を導師にお迎えし供養を執り行っていただきました。コーススタッフ全員が参列し災害や事故のないよう安全祈願いたしました。(写真)

本日は停電クローズですが、明日は営業します。

 昨日、大型台風21号が四国や近畿地方を縦断し、最大瞬間風速が観測史上最大の58・1メートルを記録するなど各地で大きな被害を残して行きました。

 当クラブも昨日は台風襲来ということでクローズしました。台風の影響で、昨日の15時くらいからゴルフ場周辺を含む奈良市東部山間部は大規模停電となりました。今朝6時前にゴルフ場に来た時点でも停電が続いており、停電のためやむ得ず本日もクローズとさせていただきました。

 停電のため電話は不通、エアコン、トイレや厨房の冷蔵冷凍庫、さらにはパソコンなどあらゆる電化製品は使用できず、エントリーされてるお客様に連絡しようにもなかなかできず右往左往しました。今さらながら電気の重要性を再認識、痛感しました。

 コースの方は、枯れ木が倒れたり、枝葉が風で飛ばされていた程度で土砂崩れなど甚大な被害はありませんでした。電気も10時過ぎに18時間ぶりに復旧し、明日の営業に間に合いホッとしています。

 ただ、電話の対応ができませんので、緊急の電話以外、エントリー等は明日以降にお願いいたします。

 明日は通常時間のスタートで営業しますのでご安心ください。

見事逆転で上杉さんキャプテン杯制す。

 今年度のキャプテン杯決勝27ホール・ストロークプレー(通算45ホール)が予選を通過した15人によって争われ、予選を3打差の5位タイで通過した上杉公一さん(HD7)がトータル182・5で見事逆転し、初のキャプテン杯を獲得しました。2位には今西敏彦さん(HD4)が186で、3位には山口隆治さん(HD10)が188で入賞しました。

 予選をトップタイで通過した福田和之さん(HD9)と木谷景一さん(HD7)は、二人ともショット、パットとも不調で大きく崩れともに128・5、トータル200・5に終わりました。一方、上杉さんは「いつになくショットが好調でした」と本人がいうように37、39、42の118、ネット107・5の好スコアでホールアウトしトータル182・5で2位の今西さんに3・5打差をつけてキャプテン杯を手にしました。
※写真上は右から3位の山口さん、優勝の上杉さん、2位の今西さん、赤澤競技委員