明け方、北西の空に虹がかかってました。



 今朝、6時半過ぎにゴルフ場に着き車を降りてクラブハウスの屋根の上を見ると色彩豊かな虹がかかっていました。日中や夕方に虹を見ることがありますが、明け方の北西の空に見たのは初めてです。百科事典で虹を調べてみると、虹は雨上がりに太陽の光が差し込むと、太陽光は浮かんでる水滴の中で屈折し、波長によって屈折率が違うために太陽光は分光し色鮮やかな色彩を表現すると書いています。めったに見ることができない虹に出会うと、自然の不思議と偶然にめぐり合えた感激に、何か良いことがありそうな気がします。

奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

台風18号の影響でキャンセル続出です。

 台風18号の余波ともいえる大雨と朝5時半頃から6時45分までの停電でクラブハウスに入れず電話対応に迷惑をおかけしました。本日は予定していたマンスリー競技Bクラスもキャンセル続出で、雨もなかなか小止みにならず競技は中止となりました。一般のお客様も台風の影響による大雨警報が発令され、名神高速道路や第2名神高速道路が通行止めになるなどの情報でキャンセルされる方が多く本日は開店休業の状態です。

 インターネットでウェザーニュースによる台風や雨雲の動きを見てますが、台風は8時前には浜松の方へ上陸したようです。ふつう台風が過ぎれば晴れ間が広がるのですが、レーダーを見る限りここ数時間は強い雨が降り続き午前中は悪天候のようです。昼前くらいからスルーでスタートしていただければと案内をしていますが、この雨を見るとなかなかゴルフをする心境にはならないようです。

 週末ごとに雨が降る悪天候、お祓いでもしなければ・・・・・。そういえば13番ホールにある磨崖仏の供養が今年はまだ終わっていません。27日に多忙な筒井寛昭理事長(東大寺別当)に代わって子息の筒井英賢師にお越しいただいて供養する予定になっています。地球温暖化など地球環境の悪化を神仏頼みで解決できるとは思いませんが・・・・・・。開場以来、毎年行っている磨崖仏の供養、これだけはゴルフ場が続く限り執り行っていきます。

写真は台風の余波による大雨でバンカー内に溜まった水を抜き整地作業をしているところ。

奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

8月6日以来の恵みの雨。


 記録的な猛暑が続いています。どう記録的かというと奈良市では8月9日から22日までが気温35度以上の猛暑日が続いたそうです。昨日23日に最高気温が34・5度で猛暑日の連続日数が途切れました。猛暑日は連続14日間で奈良県では1953年の観測開始以来の最長だったと奈良地方気象台では発表しています。

 昨日まで気温とともに晴天が続き雨がいっこうに降らず、コースの芝も焼け気味でしたが、昨夜からの雨でほっとしています。当コースでいえば8月6日の早朝に雨が降って以来、カンカン照りが続き16日間、一滴の雨もなく芝も悲鳴を上げていました。それだけに昨夜からの雨は恵みの雨、まさに慈雨でした。

 しかしながらここ数年の異常気象は、局地的ゲリラ豪雨として日本列島各地を襲っています。いったん降りだすと前が見えないくらい激しい雨脚で土石流や川の氾濫などの水害が心配されます。いずれにしても適度な雨量に留まれば良いのですが、今晩から明日にかけて西日本では局地的ゲリラ豪雨は避けられないようです。気をつけてください。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

猛暑うんざり、ひと雨欲しい。

 記録的な猛暑が続いたお盆期間もようやく終わり、明日から普段の生活がスタートします。8月5日~8日までの日本ゴルフツアー機構のクォリファイングトーナメント(QT)1stステージからお盆期間までゴルフ場は大変でしたが、ようやく明後日から普段のペースに戻ります。とはいえ、晴天続きのこの異常な猛暑でコースの芝も焼け気味で明日の休場日もコーススタッフが出勤し手動で散水を行います。

 8月6日の早朝に雨が降って以来、一滴の雨もない猛暑日が続き空調もフル稼働し電気使用量もうなぎ上り。このブログで以前紹介した契約デマンドを超過しないようにデマンド警告装置を設置していますが、連日鳴りっぱなしです。その度に空調関係や照明等の電源を切ったりしています。ひどい時には朝の9時頃から警告を発し、その都度電源をおとしています。もう大丈夫だろうと電源を必要箇所順に入れて行きますが、1時間もしないうちに警告音が鳴ることもしばしばで落着いて仕事もできません。

 関西電力との契約によるデマンドが1回でも超過すると電気料金がぐ~んと跳ね上がり来年1年間、ペナルティも含めて超過したデマンド契約となるため、デマンドの警告音には神経質にならざるを得ません。

 コースの芝にとっても外気の気温のためにも、夕立があれば有難いのですが・・・・・。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

局地的ゲリラ豪雨と雷の恐怖を体感しました。

 日本列島を襲っているゲリラ豪雨と雷の怖さを体感しました。本日は当クラブの取引先協力会社の親睦ゴルフコンペを開催しました。私とグリーンキーパーも参加して8時にアウト、インから13組52名が順次スタートして行きました。曇り空で風も涼やかに吹く中、8時からスタートしました。

 5番ホールを終えて6番ホールのティーグランドに立つと西北方向の空を見ると黒い雲が徐々にこちらに近づいてきました。ポツポツと雨を感じる間もなく、第2打地点に行くと、滝のような猛烈な豪雨と雷鳴が轟きました。グリーンを見ると一面池から水が溢れ出ているよう。まさに局地的ゲリラ豪雨です。雷も鳴り出し自主判断して同伴者全員カートに乗り込み5番コース売店へ避難しました。コース売店につくやいなや雷警報のサイレンが鳴りプレー中断となりました。

 9時15分ころから10時40分まで豪雨と雷で約1時間半、プレー中断で待機。コース売店で各組待機しながら、皆さんスマートフォンで気象情報や雷情報を確認。気象レーダーが発達して逐次スマートフォンで状況が見れるだけに、待機するプレーヤーも無茶をいわず大人しくプレー再開の合図を待ちました。

 この1時間半の待機時間が過ぎると青空も見える好天気に変わり、夏のゴルフを堪能しました。親睦コンペも無事成立しました。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

スタート前に激しいにわか雨がありました。

 本日(7月14日)は「マンスリー競技Bクラス」開催。昨年まではマンスリー競技はA・Bクラス同日開催でしたが、Bクラスの参加者が増えてきたため、キャンセル待ちが出るようになりました。このため競技委員会で検討した結果、冬場のシーズンオフを除き4月からAクラス、Bクラスを別日開催することになりました。本日のマンスリーBクラスのエントリーは23組です。

 7時半過ぎからスタートする予定でしたが、天気予報にもない激しい雨が30分弱にわたり降ったため、スタートを遅らせ、7時50分からスタートして行きました。

 ところで雨の量を表現するのに「音を立てて降る雨」とか「しとしと雨」「霧雨」「夕立」などの表現が使われますが、実際にどの程度の雨量なのか調べてみました。霧雨とは0.1~0.2mm/時間で、傘をささなくても気にならないような雨だそうです。しとしと雨は0.5mm/時間でこれはもう傘が必要なレベルで、音を立てて降る雨は1~2mm/時間でかなりきつい雨です。夕立は4~6mm/時間ですが、これは1時間の雨量としては少なく見えますが数十分のうちに集中して降るためバケツをひっくり返したような雨に感じます。

 この分類によると今日の7時半頃の雨は夕立ですが、朝方に降る雨を夕立とはいいません。夕立とは夏の暑い日の夕方に突然降るから夕立というのであって、午前中に急に振り出す雨はにわか雨というのが正しいようです。もっともこの夕立も夏限定の季節用語で、冬や秋の夕方に降るにわか雨を夕立とはいいません。夏の夕方に降る夕立は数十分の間に激しく降りますが、あっという間にやんで涼風を運んでくれます。

 梅雨明け以後、猛暑日が連日続いていますが、今日の雨はゴルフ場にとっては恵みの雨でした。

奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇 

近畿地方もついに梅雨明けしました。

 ようやく近畿地方も昨日8日に梅雨明けしたと大阪管区気象台が発表しました。昨年より8日早く、平年よりは13日も早かったそうです。発表によりますと近畿地方は日本海付近に停滞していた前線の活動が弱まり、太平洋高気圧に覆われ、おおむね晴れたことにより梅雨明けを宣したようです。

 昨日に引き続いて暑さは半端ではなく35度以上の猛暑日が続きそうです。向こう1週間も高気圧に覆われて晴れの日が多いそうです。暑さ対策には十分気をつけてください。

 今年の梅雨入りは5月28日と例年よりも早く、当初は雨が降らず空梅雨の様相でしたが、7月7日までの梅雨の期間中の雨量は、奈良市で284ミリで平年の251ミリより雨量は多かったとのこと。さほど雨の日が多かったかな?と感じる今年の梅雨でしたが、雨の日よりも雨の降る量が半端でないゲリラ豪雨が多かったせいだと思います。

 短時間にバケツの水をひっくり返したようなゲリラ豪雨、明らかに地球温暖化の影響です。原子力発電の再稼動が賛否両論、喧々諤々していますが、火力発電に要する石油やその他エネルギーが地球温暖化に悪影響を及ぼしているのは事実ですが、不思議とメディアも参院選の各政党や政治家も地球温暖化に関する問題は取り上げられていません。

 1997年に京都市で開かれた「地球温暖化防止京都会議」で採択されたあの京都議定書はどこへ行ったのでしょう?地球温暖化に影響を与える温室効果ガスの一種である二酸化炭素やメタン等々の削減などを謳った京都議定書、見て見ぬ振りをしているのかメディアも全く取り上げないこの不思議さに疑問を抱くのは私一人ではないと思いますが・・・・・・。だからといって原発の再稼動にもろ手を挙げて容認してる訳ではありません。誤解のないように。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

デマンド警告装置で事なきを得ました。

 台風襲来予報も雨予報もはずれ真夏日の好天気。今朝4時の大阪市内の気温が24・9度でほぼ熱帯夜だったそうです。今日も朝から気温はぐんぐん上昇し午後2時前に電気使用も急上昇しデマンド警告装置が鳴り、一斉にバックヤードの空調関係のスイッチをおとしました。この後2時半過ぎにも再度警告装置が鳴り慌てて空調関係の電源を切り、事なきを得ました。

 電気料金の大幅値上げで以前にも書きましたが、デマンド契約は昨年の500デマンドから406デマンドに大幅に下げましたので、デマンド監視装置により400デマンドで警告を発するように設定しています。契約の406デマンドを超えると違約超過金がハネ上がるため、契約デマンドを超過しないよう、細心の注意を払っていますが・・・・。

 昨年の最大デマンドが406でしたので、7月・8月に2、3日あるかくらいだろうと高をくくっていましたが、いきなりこの6月の梅雨のシーズンにくるとは思いませんでした。警告音を聞いてからスイッチを切りましたが、後で調べると1回目が402、2回目が403とギリギリのところで収まりましたが、今後はさらに注意してデマンドを監視して行かなければなりません。今年の夏は暑さとの戦いになりそうです。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

カラ梅雨で芝も焼け気味、ひと雨欲しいところ。



 梅雨入りしたとはいえ、いっこうに雨が降りません。5月28日に気象庁は近畿地方の梅雨入りを発表しましたが、発表当初に雨が降っただけで晴天が続いています。ゴルファーにとってもゴルフ場にとってもお客が減らずに助かるのですが、あまりにも降水量が少なければ芝が焼けてくるなど管理面に影響が出てくるだけに痛し痒しです。

 気象庁によると、西日本の5月初めからの降水量が少ない状態が続いており5月1日~6月4日までの大阪の降水量は44ミリで平年の28%だそうです。あまりにも雨が少ないカラ梅雨に農作物にも影響が出てきそうです。ゴルフ場の芝もかなり焼けてきており、まとまった雨が欲しいところです。写真は真夏並みの入道雲とカサカサに焼け気味のラフの芝。(6月7日撮影)

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

平年より10日も早く、近畿地方も梅雨入り。

  
 本日は奈良県ゴルフ場支配人会がナパラゴルフクラブ一本松コースで開催されました。定例の会議の前に関西グリーン研究所の山田明先生の「気象変動による芝管理の変化」と題しての講演がありました。とくに奈良県の1954年から2012年の年平均気温や年降水量の変化などの気象変化による芝の具体的な病害やその原因などを資料に基づいて講演していただき大変勉強になりました。

 気象の変動といえば5月は雨の日が少なく芝も焼け気味の状況でしたが、本日28日、気象庁は近畿地方と東海地方で梅雨入りしたと発表。近畿地方の梅雨入りは平年より10日も早いそうです。29日まで雨が降ったりやんだりのうっとうしい天気が続くそうですが、経験・感覚的?には今年の梅雨は雨が少ないような気がします。もっとも何の根拠もありませんが・・・・・・。ゴルフ場事業者とすればカラ梅雨を願うばかりです。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇