局地的ゲリラ豪雨と雷の恐怖を体感しました。

 日本列島を襲っているゲリラ豪雨と雷の怖さを体感しました。本日は当クラブの取引先協力会社の親睦ゴルフコンペを開催しました。私とグリーンキーパーも参加して8時にアウト、インから13組52名が順次スタートして行きました。曇り空で風も涼やかに吹く中、8時からスタートしました。

 5番ホールを終えて6番ホールのティーグランドに立つと西北方向の空を見ると黒い雲が徐々にこちらに近づいてきました。ポツポツと雨を感じる間もなく、第2打地点に行くと、滝のような猛烈な豪雨と雷鳴が轟きました。グリーンを見ると一面池から水が溢れ出ているよう。まさに局地的ゲリラ豪雨です。雷も鳴り出し自主判断して同伴者全員カートに乗り込み5番コース売店へ避難しました。コース売店につくやいなや雷警報のサイレンが鳴りプレー中断となりました。

 9時15分ころから10時40分まで豪雨と雷で約1時間半、プレー中断で待機。コース売店で各組待機しながら、皆さんスマートフォンで気象情報や雷情報を確認。気象レーダーが発達して逐次スマートフォンで状況が見れるだけに、待機するプレーヤーも無茶をいわず大人しくプレー再開の合図を待ちました。

 この1時間半の待機時間が過ぎると青空も見える好天気に変わり、夏のゴルフを堪能しました。親睦コンペも無事成立しました。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

スタート前に激しいにわか雨がありました。

 本日(7月14日)は「マンスリー競技Bクラス」開催。昨年まではマンスリー競技はA・Bクラス同日開催でしたが、Bクラスの参加者が増えてきたため、キャンセル待ちが出るようになりました。このため競技委員会で検討した結果、冬場のシーズンオフを除き4月からAクラス、Bクラスを別日開催することになりました。本日のマンスリーBクラスのエントリーは23組です。

 7時半過ぎからスタートする予定でしたが、天気予報にもない激しい雨が30分弱にわたり降ったため、スタートを遅らせ、7時50分からスタートして行きました。

 ところで雨の量を表現するのに「音を立てて降る雨」とか「しとしと雨」「霧雨」「夕立」などの表現が使われますが、実際にどの程度の雨量なのか調べてみました。霧雨とは0.1~0.2mm/時間で、傘をささなくても気にならないような雨だそうです。しとしと雨は0.5mm/時間でこれはもう傘が必要なレベルで、音を立てて降る雨は1~2mm/時間でかなりきつい雨です。夕立は4~6mm/時間ですが、これは1時間の雨量としては少なく見えますが数十分のうちに集中して降るためバケツをひっくり返したような雨に感じます。

 この分類によると今日の7時半頃の雨は夕立ですが、朝方に降る雨を夕立とはいいません。夕立とは夏の暑い日の夕方に突然降るから夕立というのであって、午前中に急に振り出す雨はにわか雨というのが正しいようです。もっともこの夕立も夏限定の季節用語で、冬や秋の夕方に降るにわか雨を夕立とはいいません。夏の夕方に降る夕立は数十分の間に激しく降りますが、あっという間にやんで涼風を運んでくれます。

 梅雨明け以後、猛暑日が連日続いていますが、今日の雨はゴルフ場にとっては恵みの雨でした。

奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇 

近畿地方もついに梅雨明けしました。

 ようやく近畿地方も昨日8日に梅雨明けしたと大阪管区気象台が発表しました。昨年より8日早く、平年よりは13日も早かったそうです。発表によりますと近畿地方は日本海付近に停滞していた前線の活動が弱まり、太平洋高気圧に覆われ、おおむね晴れたことにより梅雨明けを宣したようです。

 昨日に引き続いて暑さは半端ではなく35度以上の猛暑日が続きそうです。向こう1週間も高気圧に覆われて晴れの日が多いそうです。暑さ対策には十分気をつけてください。

 今年の梅雨入りは5月28日と例年よりも早く、当初は雨が降らず空梅雨の様相でしたが、7月7日までの梅雨の期間中の雨量は、奈良市で284ミリで平年の251ミリより雨量は多かったとのこと。さほど雨の日が多かったかな?と感じる今年の梅雨でしたが、雨の日よりも雨の降る量が半端でないゲリラ豪雨が多かったせいだと思います。

 短時間にバケツの水をひっくり返したようなゲリラ豪雨、明らかに地球温暖化の影響です。原子力発電の再稼動が賛否両論、喧々諤々していますが、火力発電に要する石油やその他エネルギーが地球温暖化に悪影響を及ぼしているのは事実ですが、不思議とメディアも参院選の各政党や政治家も地球温暖化に関する問題は取り上げられていません。

 1997年に京都市で開かれた「地球温暖化防止京都会議」で採択されたあの京都議定書はどこへ行ったのでしょう?地球温暖化に影響を与える温室効果ガスの一種である二酸化炭素やメタン等々の削減などを謳った京都議定書、見て見ぬ振りをしているのかメディアも全く取り上げないこの不思議さに疑問を抱くのは私一人ではないと思いますが・・・・・・。だからといって原発の再稼動にもろ手を挙げて容認してる訳ではありません。誤解のないように。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

デマンド警告装置で事なきを得ました。

 台風襲来予報も雨予報もはずれ真夏日の好天気。今朝4時の大阪市内の気温が24・9度でほぼ熱帯夜だったそうです。今日も朝から気温はぐんぐん上昇し午後2時前に電気使用も急上昇しデマンド警告装置が鳴り、一斉にバックヤードの空調関係のスイッチをおとしました。この後2時半過ぎにも再度警告装置が鳴り慌てて空調関係の電源を切り、事なきを得ました。

 電気料金の大幅値上げで以前にも書きましたが、デマンド契約は昨年の500デマンドから406デマンドに大幅に下げましたので、デマンド監視装置により400デマンドで警告を発するように設定しています。契約の406デマンドを超えると違約超過金がハネ上がるため、契約デマンドを超過しないよう、細心の注意を払っていますが・・・・。

 昨年の最大デマンドが406でしたので、7月・8月に2、3日あるかくらいだろうと高をくくっていましたが、いきなりこの6月の梅雨のシーズンにくるとは思いませんでした。警告音を聞いてからスイッチを切りましたが、後で調べると1回目が402、2回目が403とギリギリのところで収まりましたが、今後はさらに注意してデマンドを監視して行かなければなりません。今年の夏は暑さとの戦いになりそうです。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

カラ梅雨で芝も焼け気味、ひと雨欲しいところ。



 梅雨入りしたとはいえ、いっこうに雨が降りません。5月28日に気象庁は近畿地方の梅雨入りを発表しましたが、発表当初に雨が降っただけで晴天が続いています。ゴルファーにとってもゴルフ場にとってもお客が減らずに助かるのですが、あまりにも降水量が少なければ芝が焼けてくるなど管理面に影響が出てくるだけに痛し痒しです。

 気象庁によると、西日本の5月初めからの降水量が少ない状態が続いており5月1日~6月4日までの大阪の降水量は44ミリで平年の28%だそうです。あまりにも雨が少ないカラ梅雨に農作物にも影響が出てきそうです。ゴルフ場の芝もかなり焼けてきており、まとまった雨が欲しいところです。写真は真夏並みの入道雲とカサカサに焼け気味のラフの芝。(6月7日撮影)

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

平年より10日も早く、近畿地方も梅雨入り。

  
 本日は奈良県ゴルフ場支配人会がナパラゴルフクラブ一本松コースで開催されました。定例の会議の前に関西グリーン研究所の山田明先生の「気象変動による芝管理の変化」と題しての講演がありました。とくに奈良県の1954年から2012年の年平均気温や年降水量の変化などの気象変化による芝の具体的な病害やその原因などを資料に基づいて講演していただき大変勉強になりました。

 気象の変動といえば5月は雨の日が少なく芝も焼け気味の状況でしたが、本日28日、気象庁は近畿地方と東海地方で梅雨入りしたと発表。近畿地方の梅雨入りは平年より10日も早いそうです。29日まで雨が降ったりやんだりのうっとうしい天気が続くそうですが、経験・感覚的?には今年の梅雨は雨が少ないような気がします。もっとも何の根拠もありませんが・・・・・・。ゴルフ場事業者とすればカラ梅雨を願うばかりです。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

本日は春分の日です。

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 今日3月20日は春分の日です。「暑さ寒さも彼岸まで」といわれるように寒さが和らぎ暖かな春が到来します。二十四節気の一つで太陽が黄経0度の春分点を通過、真東から出て真西に沈み昼と夜の長さがほぼ同じになる日です。お彼岸にお墓参りに行く風習は、この太陽に関係しているそうです。

 なぜお彼岸にお墓参りするのか調べてみました。仏教では、生死の海を渡って到達する悟りの世界を彼岸といい、その反対側の私たちがいる迷いや煩悩に満ちた世界を此岸(しがん)というそうです。そして、彼岸は西に、此岸は東にあるとされており、太陽が真東から昇って真西に沈む春分と秋分は、彼岸と此岸がもっとも通じやすくなると考え、先祖供養をするようになったとのこと。

 春分の日が祝日に制定された趣旨は「自然をたたえ、生物をいつくしむ」とありますが、いまひとつピンときませんが、間違いなくこの日を境に昼が長くなり夜が短くなっていきます。ゴルフ場の枯れた芝も日一日と青さが増してきます。いよいよゴルフのシーズン到来です。フロントの装花も春らしく満開の桜に変わりました。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

お水取りも終わりいよいよ春本番です。

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  3月も月半ば、昨日と今日では寒暖の差が激しく着るゴルフウエアーにも悩まされます。昨日14日などは厚手のセーターに防寒着といった冬装束が必要でしたが、今日は一転して半そでポロシャツにベストといった陽春の装いでOKといった目まぐるしい気候です。

 「東大寺のお水取りが終わらないことには本格的な暖かい春は来ない」とよくいわれています。その東大寺のお水取り(修二会)も昨日14日をもって約1ヶ月に及ぶ11人の練行衆の厳しい行が満行となり、いよいよ春の訪れとなります。コース内の梅も咲き始めました。来週が見ごろとなりそうです。ぜひ観梅を兼ねてプレーにお越しください。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

昨日の雪は凍ってなかなか融けず苦労しました。

 昨日、奈良県下全域に降った雪は、ほとんどのゴルフ場をクローズにさせましたが、本日は名阪国道沿いや山間部のゴルフ場を除き、なんとか営業ができたようです。当クラブもスタート時間を9時半に遅らせてインから出てもらいました。

 太陽も出て陽射しがあるものの、気温は0度からなかなか上がらず、10番ホールからスタートしてもらったものの、いつものように雪が融けませんでした。雪が融けやすいインでも午前中はフェアウェーの雪がかなり残ったままの状態でした。当然アウトコースはインコース以上の積雪状態のため、お客様にハーフの折り返しは再度インをプレーしていただきました。

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   正午を過ぎても時おり吹雪いたりし気温は5度以上上がらず雪融けは遅々として進まず焦りました、1時以降陽射しが強くなり写真のように3時にはアウトもほとんど雪が融けて明日のプレーは大丈夫の状態になりました。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

ポカポカ陽気の絶好のゴルフ日和。

 今朝は放射冷却でコース全体が雪に覆われたような霜がおりました(写真上)。こうした放射冷却はよく晴れた風の弱い日に発生します。太陽が照り付けるとコースの霜もあっという間に融けてしまいました(写真下)。放射冷却がおりた日は晴れて風もないため日中はポカポカ陽気になります。今日、プレーされた方々も「風もなく太陽が照りつけ暖かく最高のゴルフ日和でした」とお喜びでした。このまま春まで今日のような天気が続けば良いのですが・・・・・・・。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇