台風11号の影響で昨日はクローズ。

 梅雨期に四国・中国地方を直撃した台風11号。近畿地方は直撃を免れましたが、台風の影響で激しい雨がこの2、3日降り続き大雨警報が近畿各地で発令されました。

 台風11号がノロノロと日本に近づく度にどこのゴルフ場もキャンセル続出に頭を悩ませました。とくに昨日の17日は奈良県下だけでなく近畿圏のゴルフ場のほとんどがキャンセル続出でやむなくクローズになってしまいました。

 当クラブも16日までにキャンセルが相次いだものの、17日は5組残っていたため営業するつもりで準備していましたが、当日の朝早くから5組全てがキャンセルとなり残念ながらクローズとなりました。

 梅雨の時期の台風は大雨を伴い近畿地方全域にハンパではない大雨がこの2、3日降り続きました。和歌山県、奈良県南部、兵庫、大阪北部などテレビでしばしば大雨洪水警報がテロップで流れていました。

 昨日、今日とコース内で倒木や崩落、冠水などがないか調べましたが、台風の影響にによる災害は全くなく安堵しました。雨も一昨日からずっと降り続いていましたが、グリーンキーパーの報告では15日が13ミリ、16日が41ミリ、17日は15ミリと他所に比べればかなり少なかったようです。

 倒木、崩落、冠水などの被害はありませんでしたが、台風接近情報によるキャンセル続出が何よりも痛かったです。下の写真は昨日朝7時のコースです。

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 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

デマンド監視装置が頻繁に鳴ってます。

 昨日は梅雨の晴れ間で全国の観測地点のうち16箇所で気温35度以上の猛暑日を記録したとテレビのニュースなどで報じられていました。今日も35度を超す猛暑日が連日続いています。もうそろそろ梅雨明け宣言が出てもおかしくないのですが・・・・。

 どうやら夏本番、昨日からクラブハウスのエアコンはフル稼働。電気使用量を一定内におさめるためデマンド監視装置を設置し、契約デマンドを超過させないよう、契約デマンドに近い数字になると警告が事務所に発せられます。これによって電気の制御版で事務所や従業員食堂などバックヤードのエアコンのスイッチをおとしてデマンドを調整するのですが、昨日、今日とデマンド監視装置が頻繁に鳴っています。

 関西電力の企業向け契約電力は4月から13~14%値上がりしており、オール電化の当クラブでは大変な経費増となっています。クールビズで室内のエアコンは28度などといわれていますが、猛暑の中でプレーして帰ってくるゴルファーを生温かいクラブハウスでお迎えすることは出来ません。汗だくの体をお風呂でさっぱり洗い流し、エアコンのきいたクラブハウスでゆっくりお寛(くつろ)ぎいただくためには相応の室温を保たなければなりません。その分、従業員が働く事務所やキャディ控え室、コース管理棟などは少々我慢をしてもらっています。

 夏本番、電気使用量の契約デマンドとの攻防がいよいよ始まりました。極力無駄な電気を使わないよう、苦心惨憺やり繰りをしていることをご理解ください。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

過去のブログからマナー・エチケットの話題を集めました。

 2010年7月6日に始めたこのブログも6年目に入りました。ブログの数も889回を数えます。週1、2回クラブの出来事を奈良柳生カントリークラブの会員に発信するつもりでやってきました。ご覧になられているのは会員だけでなくゴルフ場関係者や会員権業者、ゴルフ用品販売関係者など意外に業界人が多く、たまにこうした業界人と顔を会わせると「いつもブログを読ませてもらってます。」と声をかけられます。

 当クラブの会員向けにクラブ情報を発信することを目的にスタートしたのですが、クラブ情報だけにとどまらず、ゴルフのマナー・エチケットのことやゴルファーのことなど時々、思いついたことを書いてきました。

 最近のゴルフ場はインターネットによるエントリーと低料金化、セルプレー化などパブリック化が進んでいるためかマナー・エチケットの低下が著しいようです。そのせいかゴルフマナー・エチケットに関する話をブログにアップすると「よく書いてくれました。もっとこうしたマナーやエチケットに関する話題を取り上げてください。」と声をかけられます。

 ホームページをサポートしてもらっている委託会社のスタッフにその話をすると「それならいっそのこと、ルールやマナー・エチケットなど無知なゴルファーのために、過去のブログからピックアップしてまとめて電子書籍のようにしてみてはどうですか?」という提案を受けました。

 なるほど、その手があるかと早速、過去のブログを繰りながらマナー・エチケット・ルールなど読んでほしいブログを集めてみました。タイトルは球聖ボビー・ジョーンズの言葉から「ゴルフは知の芸」とし、サブタイトルに「嫌われないゴルファーになるために 何よりもマナー・エチケット」としました。今日からホームページのトップにアップしました。クリックすれば電子書籍ばりに本のようにまとめられています。ぜひご覧下さい。写真下の青字の部分をクリックすると「ゴルフは知の芸」へ。

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【ゴルフは知の芸】
嫌われないゴルファーになるために
なによりも マナー・エチケット

奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇 

年々増加する70歳以上の高齢者ゴルファー。

 一般社団法人・日本ゴルフ場経営者協会(NGK)の会報6月号で「平成26年度都道府県別全国ゴルフ場来場者」(速報)状況が報告されています。

 これによると平成26年度のゴルフ場来場者は消費税率(5%→8%)や天候要因により全国的に減少し、上半期の累計で119万人減少となったが、下半期では102万人増加となり、年度合計で17万人減少(0・2%減)の8692万人とほぼ横ばいだったそうです。ただこの数字の実態を見るとゴルフ業界にとっては深刻な状況となっています。

 というのも年々増加する70歳以上の来場者数は、本年度も100万人(7・2%)となり、全来場者に占める割合が17・2%(1・2%増)になったからです。

 裏を返すと現役世代のゴルファーが全く増えず70歳以上の高齢者ゴルファーが増えているだけです。ゴルフ場来場者数は、70歳以上の高齢者ゴルファーが増加して辛うじて横ばいを維持しているというのが現実です。高齢者ゴルファーの増加はそれはそれで喜ばしいことでありますが、60歳以下の現役、とくに20歳代、30歳代の若手が増えてこないのが問題なのです。

 関西ゴルフ連盟のゴルフ振興策や各府県ゴルフ協会が主催・実施している府民ゴルフや県民ゴルフも新しいゴルファーを創造させるのではなく、すでにゴルフを楽しんでいるゴルファーに単に安くプレーできる機会を増やしているだけで、新たな需要を創造する参加促進案ではないのです。

 ゴルフ人口拡大策、即ち60歳以下の現役世代がゴルフに参加し新たなゴルファーとなるべく真の振興策を業界全体で智恵を絞って行く必要があると思います。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

岡本綾子プロのコラムを読んで。

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 今日は1日中雨です。毎月1日に会員の皆様に発行している「事務局だより7月号」が昨日納品され、本日手が空いてるキャディさんにも手伝ってもらって発送作業を行っています。月末には会員の皆様のお手元に届くと思います。

 書類整理の合間に今週号の週刊ゴルフダイジェストがあったので、パラパラと流し読みをしていたところ「岡本綾子 ゴルフのほんとう。」という連載コラムで含蓄に富む文章が目に付きました。さすがに世界のトップに君臨した超一流プロゴルファーだな関心しました。

 記事は質問者が「ほかのスポーツにくらべてプロゴルファーはマスコミに叩かれることが多いのはなぜか?」というような質問に岡本プロは答えているのですが、その回答もトッププロとして自身が経験してきたところから懇切丁寧に説明されており、なるほどなあと感じ入ってしまいました。紹介するにはあまりにも紙面?が足りないので、興味のある方は購入してお読みください。

 このコラムの中でさすがと思ったのが次の文章です。

 「ゴルフは単にボールを打つ技術だけでなく、想像力豊かに戦略を立て、自分自身の精神状態をコントロールする知性と感性、経験が求められます。」

 言いえて妙、見事にゴルフというスポーツを言い表しています。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
 

2015年春のコース写真。

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 写真家・柴田ヒデヤス氏に依頼していた春のコース写真が送られてきました。ホームページの四季の写真「2015年コースの四季・春編」と題して写真30数点をアップする予定です。作業は今週の木曜日頃には仕上がると思いますので、ぜひご覧ください。

 本日のブログで送付されてきた春のコース写真のうち、6点をピックアップして本欄に掲載します。春らしいゴルフがしたくなる写真が数多くあります。ぜひお楽しみに。(ご存知でしょうが、写真の上にカーソルをもっていき左クリックすれば写真は拡大されます)

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 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

暴力団等排除して安心安全なプレー環境を。

 先週12日に行われました奈良県ゴルフ場暴力団・防犯対策協議会において、奈良県警察本部組織犯罪対策(暴対)より各ゴルフ場のチェックイン時の受付署名簿に「私は暴力団及び暴力関係団体等、反社会的勢力に属していません」という文言を署名簿に記載するよう指導を受けました。

 奈良県警察と奈良県各ゴルフ場と連携を図り、暴力団等反社会的勢力を排除しゴルファーが安心してプレーできる環境づくりをするために奈良県ゴルフ場支配人会では、来場時の受付署名簿に前項の文言を記載することを決めました。

 この措置は暴力団であることを隠してゴルフ場を利用するケースもあるため、暴力団員ではないことを利用者自身が確約する制度で、これによって暴力団関係者が身分を隠して利用した場合、詐欺罪が立証しやすくなるというもの。

 当クラブでは暴力団等反社会的勢力に属している方はいませんし、そういったビジターの紹介やゲストの同伴など考えられませんが、奈良県のゴルフ場に暴力団関係者の流入を防ぐことにつながるため、署名簿の在庫がなくなり次第、新しい署名簿に切り替えていきますのでご協力ください。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

奈良県ゴルフ場暴力団対策協議会総会。

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 本日は平成26年度奈良県ゴルフ場暴力団・防犯対策協議会総会が奈良ホテルにて奈良県警察本部の萬谷宗正刑事部長、西谷征刑事部組織犯罪対策統括参事官、竹田昌司生活安全部参事官ら組織犯罪対策(暴力団対策)の幹部・担当に公財・奈良県暴力団追放県民センターの谷川章事務局長を迎えて行われました。

 奈良県下30クラブの支配人全員が出席して刑事部組織犯罪対策・岡山隆治第二課長補佐の「ゴルフ場からの暴力団排除について」の講演が行われた後、26年度の経過報告、活動状況の説明が行われました。

 萬谷宗正刑事部長より暴力団情勢と対策などの現状報告が行われ、最後に福田宗喜会長より暴力団排除宣言をして総会は終わりました。

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 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

ちょっとした握りは、ゴルフの潤滑油。

 ゴルフではちょっとした゛握り゛つまりプレーで賭けをすることによって、相手に勝とうという闘争心が実力以上の技量を発揮して好スコアにつながるため゛ベット゛また゛握る゛という表現で賭けをすることが多い。バブルの時代は10万円、20万円のハーフナッソーとかやくざの幹部では100万円単位の握りをしていたなどまことしやかに流布されていました。

 わが国では賭け事は法によって禁じられています。ゴルフのベットに限らず麻雀や花札、ポーカー、チンチロリン等々庶民の賭博は一切禁じられています。

 最近のプライベートコンペでは参加者を馬に見立て枠順を決め1、2位を予想する連単や連複などの予想に1口500円、1000円を投資してプライベートコンペの表彰とは別に的中者に賞金を配当して盛り上げてます。これもれっきとした賭博行為で、警察に検挙されます。

 5、6年前でしたか、大会社の労働組合の主催したコンペや高校野球で1、2位を予想する馬券式賭博をしたことで検挙され大きく新聞に取り上げられたことがありました。これなどは警告を促すために大会社の労働組合を狙い撃ちしたようなもので、本当に重大な犯罪であるから取り締まったわけではないはずです。

 ささやかな庶民の楽しみ程度の賭けに目くじらを立てるほど警察も野暮ではないと思います。ゴルフでも常識の範囲内ならベットもプレーの刺激剤・潤滑油になっていいと思います。ただ少額といえどもレストランなど人目の多い所で人目もはばからず大きな声で勝った負けたのお金のやり取りは見苦しいのでお慎みください。

 また握りをすると自分のゴルフができないというゴルファーも少なくないので、無理強いはしないようにしてください。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

県民ゴルフ「アンダーハンディ競技開催。

男子 女子

本日は奈良県ゴルフ協会主催の県民ゴルフ「アンダーハンディ競技会」が奈良柳生カントリークラブで行われました。昨日までは気温30度近い夏日が続いていましたが、今日の天気予報では朝方は曇りで午後3時頃から雨が降リ出すとの生憎の予報。天気予報は悪い方にはずれ昼前から雨が降り出す悪コンディションとなりました。しかしながら奈良柳生CCでプレーを楽しみにされている方が多く、当日のキャンセルはなくよく整備されたコースコンディションの中、183名(男子161名、女子22名)が参加して熱戦が繰り広げられました。

 男子は相澤義隆さん(写真上)が41、47、グロス88、HD23・0、ネット65・0で2位の治京秀和さんを1・5打差で優勝。女子は長田良美さん(写真下)が51、44、グロス95、HD27・9ネット67・1で2位の樫村治子さんを2・5打差をつけて見事優勝しました。

 この奈良県ゴルフ協会主催の県民ゴルフ「アンダーハンディ競技」は奈良県ゴルフ協会でJGA-HDCPを登録している方だけが参加でき、取得されているJGAハンディキャップで争う大会で、通常の県民ゴルフとは若干趣向が違う競技会です。
 競技の詳細は奈良県ゴルフ協会のホームページをご覧ください。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇