クラブ・シニア選手権のマッチプレーが始まりました。

 今週は比較的好天気が続き昨日・今日と爽やかな秋晴れのゴルフ日和となりました。

 関西ゴルフ連盟加盟クラブでは先週の日曜日からクラブチャンピオンとシニアチャンピオンを決めるクラブ選手権とシニア選手権が始まり、今日から予選を通過した選手によるマッチプレー(クラブによってはストロークプレーで実施)1回戦が行われています。

 このマッチプレーはご存知の通り二人に一人のキャディが付くツーサムプレーだけにキャディ不足の昨今、さらにキャディ不足となりセルフプレーをお願いするケースが増えます。おまけにマッチプレーは前組をパスする先行権があるため、前組はやむなくプレーを中断しパスさせて行きます。

 クラブ選手権8組、シニア選手権4組をパスさせて行くのですから球趣を削がれるため、言わずもがなのひと言をついつい発してしまわれる方がおられます。こうした些細な言動でトラブルになることも多々あります。どこのゴルフクラブも、この時期のクラブ選手権、シニア選手権のマッチプレーのパスで苦情やトラブルが発生しないよう関係者は祈る気持ちでいます。

 クラブチャンピオン、シニアチャンピオンを決めるクラブで最も権威ある競技だけに会員の皆様も認知し理解を示してくれるようになり、近年当クラブでは大きなトラブルはありません。

 マッチ・プレーに出場する選手も「パスさせて当然」という態度でなく、パスさせてくれたゴルファーに帽子をとり軽く会釈するなど「ありがとうございます」の意思表示をすることによりパスさせる側も「頑張ってください」の声援も出てなごやかになるものです。

 要はパスさせる側もパスさせられる側も「ありがとうございます」「どうぞ頑張ってください」のひと言で会員同士なら気持ちも意味も通じなごやかになるのですから友愛の精神で見守っていただければと思います。