ゴルフは技量よりもマナーが重んじられる

 強い雨が降ったりやんだりでキャンセルが続出。仕方なくブログでも書きます。

 ゴルフはいくらシングルゴルファーでもマナー・エチケットに欠ける人は尊敬されません。ゴルフは技量よりも品性・品格が重んじられるスポーツだからです。

 マナーとは相手を思いやり尊重することです。ゴルフでは自分本位の振る舞いは厳に慎むようにしましょう。ゴルフは同伴者や前組や後続組に迷惑を掛けないことを心掛けてください。

 同伴者が最も嫌がることのひとつにスロープレーがあります。雑誌の特集でもスロープレーが一番嫌われるとあります。無駄な素振りを繰り返したり毎度、毎度アドレスに入る前に自分流のルーティンをする人がいますが、同伴者をイライラさせたり気分を害すだけでなくスロープレーは後続組にも迷惑を掛けることになります。

 マナー違反だけでなくルール違反をする人もいます。ディボット跡に入った球を動かしたり、木の根っこに止まった球を蹴りだしたりする人もいます。こうした行為を目にすると、その人の品性・品格を疑いたくなり2度と一緒のプレーはお断りすることになります。

 不思議なことにこの手のマナー・ルール違反は意外と他人の耳に入ってくるもので「〇〇さんは卵を産む」とかの噂が広がってしまいます。

 ゴルフの技量は関係ありません。まずは同伴者に気持ちよくプレーしてもらうことこそがプレー上手なゴルファーなのです。

ゴルフをいつまでも楽しむために

 団塊の世代ももう後期高齢者。75歳を過ぎてもゴルフが楽しめる健康な体とゴルフができる仲間があってこそゴルフが楽しめる。80歳を超えても今なお矍鑠(かくしゃく)とプレーしてる姿を拝見すると「自分もあの年までゴルフをしたいな」と思います。

 スコアにこだわらず美しい芝の上で白球を打ち、ナイスショットもあればボールの手前を叩いたり、ボールの頭を叩いたりのミスショットが出て1球1打に喜怒哀楽を表す。75歳以上のゴルファーの方たちがよく言う「ボギーがパー、パーがバーディ、ハーフで一つパーが取れれば万々歳。長い10メートルのパットがカップに沈めれば快哉を叫ぶ、これこそが年寄りのゴルフの楽しみ方だよ。」

 だからといって他の組に迷惑を掛けるのはご法度です。年寄りのゴルフは体力的にも衰えているだけに動作が鈍くなっているのは仕方ありません。しかしながら行動より段取りの悪さでプレーが遅いことに気付かない年寄りゴルファーは多いようです。次のボール位置に行くのに、クラブを2、3本持っていけばいいのに1本しか持たぬ人がいます。

 残り100ヤード、ピッチングウェッジ1本持って行き、チョロして残り50ヤードという場合、またカートまでアプローチウェッジを取りに戻ることになります。そうしたミスを予測してPWとAWあるいはグリーン周りのバンカーに入れることも予測してSWも持って行けばミスショットしてもいちいちカートに戻る必要がなくスムーズにプレーすることができます。

 打ち終わってカートに乗る際も必ずクラブを後ろのキャディバッグに収めてから乗る方がいますが、カートを待たせているのだからクラブを持ったまま乗る方が、カートに乗って待たせてる同伴者をイライラさせることはありません。

 打つ回数が多くても常にクラブを2、3本用意しておけばプレーに要する時間は短縮することができます。いわゆるラウンド能力の低さが遅延プレーにつながり他のプレーヤーに迷惑をかけることになるのです。一緒にプレーする同伴者を待たせ、プレーのテンポを狂わせ、後ろの組を待たせ、そのまた後ろの組の人たちを待たせ後続組すべてに迷惑を掛けてしまうことになってしまうのです。

 ゴルフが下手で同伴者に迷惑を掛けるという方がいますが、チョロやダフリを連発するいわゆる下手なゴルファーであっても次のショットまでの動き方、動作で遅滞なくプレーすることができ、好ましいゴルファーとして「次回も機会があればご一緒に」と声が掛かると思います。

関西社会人ゴルフ予選が行われてます。

 本日はスポーツニッポン新聞社主催の関西社会人ゴルフ選手権の予選会が奈良柳生カントリークラブでレギュラーの部、シニアの部(55歳以上)併せて110名の選手が参加して行われてます。

 予選会は奈良柳生CC以外に伏尾ゴルフクラブ(7月10日)、ザ・カントリクラブ(7月16日)、六甲国際ゴルフ倶楽部(8月7日)、小野東洋ゴルフ倶楽部(8月26日)で行われ、9月17日に枚方カントリー倶楽部で予選を通過した選手によって決勝大会が行われます。

※成績は明日のスポーツニッポン新聞をご覧ください。