ゴルフから学べる、いろいろなこと。

「面白くなければテレビではない」といったフジテレビのキャッチフレーズではありませんが、「ゴルフは面白くなければゴルフではない」と思います。しかしゴルフは単に面白いだけでなく、難しいし奥の深いスポーツでもあります。

 ゴルフをすることによっていろいろなことをプレーを通じて教えてくれます。「公正」「正直」「自制」の精神を学ぶことができます。また「挑戦」「勇気」「向上」「計画性」といった困難に直面し立ち向かう「精神力」も養うこともできます。そして何よりもゴルフは人に対する「敬意」「思いやり」「感謝」といった寛容の精神を教えてくれます。

 この素晴らしいスポーツを小中高校生に教え、ゴルフを通じて得られる精神や人格形成に役立てる体育のカリキュラムができればいいのになあ、と考えてます。

健康保持・増進のため歩きましょう。

厚労省が健康保持・増進のために推奨している1日の歩数は男性が9千2百歩、女性は8千3百歩です。ゴルフをすれば18ホールのプレー(乗用カートを使用)で大体1万歩~1万3千歩は歩きます。極力乗用カートに乗らず歩きに専念すれば2万歩前後くらいでしょうか。

 ゴルフは過激な運動をすることなくたくさん歩くので健康増進には最適です。とくに高齢者には最も相応しいスポーツだといえます。

 歩くことの効能は骨が丈夫になり骨粗鬆症対策になり、心臓が鍛えられ血液循環機能が向上します。さらに有酸素運動による脂肪燃焼や肺の働きが活発になり、脳への酸素供給量が増え脳の活性化や血流が良くなり自律神経が整うなどの効能があるそうです。

 私も昨年6月に頸椎の手術をして以来、毎日リハビリを兼ねて1万歩歩くようにしてます。ゴルフをしない日は、家の近くの服部緑地を1周してます。家に帰れば約1万歩。去年の夏、秋、冬そして春と四季折々の美しい自然の風景を鑑賞しながら歩くのも楽しいものです。

 

喫煙はマナーを守ると共に嫌煙者に配慮を。

 ゴルファーのマナーについて昨日のブログに書きましたが、会員のNさんから「タバコのポイ捨てがありました」と写真が送付されて来ました。「もうゴルフ場全域を禁煙にしたらどうですか?」との言葉が添えられていました。

 大阪市でも市民等の安心、安全及び快適な生活環境を確保するとともに、国際観光都市にふさわしい環境整備やまちの美化に積極的に取り組んでいくため、令和7年1月27日(月曜日)から、路上喫煙を禁止する区域を大阪市内全域に拡大しました。と同時に喫煙者のための「指定喫煙所」を設置するなど手間とカネがかかり大変なようです。

 多くのゴルフ場では、クラブハウスは全館禁煙となってますが、コースではティーイングエリアなど灰皿のある場所に喫煙は認めています。問題は灰皿を設置しているにもかかわらず灰皿に捨てずに排水溝に火を消さずにポイ捨てされる方がおり、どのゴルフ場も頭を悩ましています。

 またタバコの煙が嫌だという嫌煙ゴルファーも多いようです。「カートに乗車している同伴者の吸うタバコの煙が許せない。カートの灰皿を取り除くべし」と指摘する嫌煙派ゴルファーも数多くいます。こうした嫌煙派ゴルファーと同伴プレーされる喫煙者は、必ず喫煙される際は同伴者の了解を得てから喫ってください。マナー・モラルとして走行中ではなく、ティーイングエリアで前組がいたり混雑する際には煙がかからない所で喫うようにしましょう。

 今年の2、3月に日本各地で発生した山火事の猛威はニュースなどで実感されたと思います。ゴルフ場のポイ捨てによる火事が発生したらアッという間に大火災になります。愛煙家のゴルファーにお願いします、タバコを吸われるときは、必ずタバコは灰皿のある場所で、同伴者の了解を得て吸うようにしてください。

ゴルフを楽しく愉快に過ごすために。

 ゴールデンウイークも早や後半となりました。旅行や帰省のラッシュが始まり交通機関は混雑のピークを迎えています。とくに今年は大阪・関西万博が4月に開幕したこともあり関西の各地は国内外の観光客で賑わってるようです。

 前回のブログでプレーの遅い人は嫌われると書いたところ「よく書いてくれました」と来場の多くのメンバーから賛同の声をいただきました。

 ゴルフを楽しむのは、自分一人だけではありません。ゴルフ場に来られたすべての方がゴルフプレーを通じて一日を楽しく愉快に過ごそうと思っているはず。一人一人が自覚を持ちマナーをわきまえながら同伴者や周りの人に不愉快な思いをさせずにプレーすることが大事です。

 以前にもブログで紹介しましたが、ゴルフマナー評論家の鈴木康之氏がいう「マナーを知らないとどうなるか?打ち方のミスはスコアではね返せる。続行不可能なミスショットしてもペナルティを払って救済される。ところがマナー違反には救済や許しの決まりはない。マナーを知らないとゴルフができなくなることを皆は知らない。マナー知らずは人に嫌われ、仲間が少なくなりゴルフに誘われなくなる」といってます。他人に不愉快な思いをさせないことこそがゴルフを楽しむコツです。肝に銘じましょう。