ゴルファーに求められるのは品性品格。

 ゴルフにおいては技量以上にマナーが大切です。シングルゴルファーであろうと不作法ゴルファーは嫌われ「彼がいるなら遠慮するよ」とだんだん仲間が離れていきます。ゴルフに求められるのは上手下手ではなく人間としての品性品格なのです。

 往々にして上級者はスコアにこだわり自己中心のプレーヤーが多いように思われます。そのためか同伴者の存在を忘れたかのような振る舞いをよく目にします。

ゴルフは見知らぬ人とでも一緒にプレーが楽しめる素晴らしいスポーツです。ビギナーとベテラン、男性と女性、お年寄りと若人が一緒にプレーすることができ楽しめます。

 ゴルフに求められる守らなければならないひとつがマナー・エチケットです。ゴルフ場内に集うゴルファーに対する思いやりと敬意です。クラブハウスに入れば身分や職業、肩書は不要ゴルフを愛好する同好の士として接することが大事です。

 クラブハウスで知らない方とすれ違ったり、ロッカー室で隣り合わせになったときに軽く挨拶を交わすだけでその日一日が健やかな気分でスタートすることができます。

 ゴルフはよくイギリス生まれの紳士淑女のスポーツだといわれていますが、こういった他人に対する思いやりや敬意をもって接せる行動や行いがゴルフに求められているからです。「ゴルフが他の競技と趣を異にするのは、イギリスの騎士道を基本として長い伝統が凛として存在するためである」とゴルフ史家・夏坂健氏はいってます。

当クラブでの今年のQTは中止になりました。

秋分を過ぎて随分涼しくなり秋の気配が漂う今日この頃です。コロナ禍がなければ今週は日本ゴルフツアー機構のクォリファイング・トーナメント(QT)の真っ最中だったのですが、今年は当クラブでは中止となりました。

 シード権をもたないプロにとってはQTに出場して1stからファイナルまで勝ち上がって、やっと手にできるトーナメント出場権。何千人というプロの中でトーナメントに出場できるのはシード権保有者を含めて百数十人。きわめて厳しい世界です。

 そのトーナメントも今年のコロナ禍で男女トーナメントとも開催が数えるほど。一日も早くコロナが収束しギャラリーが観戦できるプロトーナメントが再開することを願ってます。

健康的で楽しいゴルフを。

 気温35度を超す猛暑日が連続していた8月も終わり初秋の9月も名ばかりの猛暑が続いてます。コロナ禍と猛暑の夏休みは自粛ムードで例年とは180度違った夏休みになったようです。

 子供の夏休みに合わしてお盆の帰省や家族旅行といった大型レジャーも自粛、夏の風物詩ともいえる甲子園球場での夏の高校野球全国大会やプロ野球、サッカーといった手軽な観戦もままならず自粛ムードでレジャーの選択肢が減少しています。

 緊急事態宣言が発出された当初はゴルフも悪者扱いされてましたが、広い緑の空間で少人数でのプレー、さらにゴルフ場側もコロナ感染症対策を講じるなどしたお陰で、健康的に楽しめるスポーツであると再認識されたのか7・8月のゴルフ場来場者は総じて前年並み以上をマークしたようです。

 ゴルフは広大な緑の空間でプレーするため、「密」にならずに青空の下、思い切り体を動かせることができる健康的なスポーツであり、コロナ禍により閉塞した日々から解放できるとあってプレーに来られるのでしょう。

 ただ9月以降の秋のゴルフシーズンにコンペの予約がどこのゴルフ場も激減しているようです。会社を中心とした社内コンペや得意先など「密」を理由にコンペ禁止のおふれが回ったまま解禁とならないようです。

 プレー後のコンペ会食や表彰パーティーを省略するなどちょっと工夫すれば「密」にならずに健康的で楽しいゴルフができるはずです。「密」を避けたコンペの在り様について考えていきたいと思います。

奈良県ジュニアゴルフ選手権開催。

 

 本日は奈良県ゴルフ協会主催の「第15回奈良県ジュニアゴルフ選手権」が奈良柳生カントリークラブで64人が参加して行われました。

 コロナ禍の影響で2月から5月まで学校閉鎖が続き授業の遅れを取り戻すため夏休みも大幅に短縮され、この奈良県ジュニアゴルフ選手権も開催が危ぶまれましたが、夏休み期間中の半ばであることと、進学先のゴルフ推薦の技量・実力基準としての県内大会が必要であるということで、高ゴ連の役員各位の努力で開催が決定しました。

 高校は奈良育英をはじめ、奈良学園、五条、大阪桐蔭、智弁、四天王寺東など男子20人、女子10人、中学生は男子11人、女子9人、小学生は男子9人、女子6人の64人が出場して、気温35度を超える夏空の下、練習の成果を発揮すべく元気にスタートして行きました。
成績表はこちらからご覧いただけます。

暇つぶしにお読みください。

 8月1日に梅雨明けしましたが、そのあとは一気に気温が上がり35度を超える真夏日が連日続いています。今年の夏は阪神甲子園球場で行われている恒例の全国高等学校野球選手権も中止になり何だか寂しい夏休みです。加えてコロナ禍もありこのお盆期間も帰省や家族旅行が自粛となり味気ない休暇を送られているのではないでしょうか。

 本日のブログは自宅で暇を持て余している方に、ゴルフの蘊蓄(うんちく)を紹介しますので暇つぶしにお読みください。

 ゴルフのクラブはなぜ14本以内と決められたのでしょう。ラウンドで使用できるのはパターを含めて14本というのはゴルファーなら誰でも知っていることですね。14本以内に決められたのはいつか?ご存知ですか。1938年にルールで定められたそうです。82年も前のことなんですね。

 それ以前はクラブの本数制限はなく何本でもOK。多い人は30本近いクラブを持ってラウンドしていたという記録が残っています。20本以上のクラブを持ち運ぶキャディも大変だし、次のショットで選ぶクラブに時間がかかり過ぎるなどの理由から本数制限をルール化することになったらしい。

 では、なぜ14本になったかについては諸説あります。戸張捷監修の「ビジネス教養としてのゴルフ」で、そこのところが書かれていたので以下、紹介します。

 クラブの本数制限を決める議論が進む中で各ゴルフコースがキリのいい1ダース(12本)にパターを加えた13本はどうかと主張した。しかしキリスト教圏の人々にとっては13本は不吉な数字であったため14本になったという説がよく知られている。

 1936年にアメリカで開催された男子アマチュアのチーム対抗戦「ウォーカーカップ」で、アメリカのボビー・ジョーンズとイギリスのトニー・トーランスが、クラブの本数制限の話をした記録がある。ジョーンズは16本のクラブを使用し、トーランスは12本だった。それで二人の中間の14本が良いということになり、トーランスがR&Aに進言して14本になったという説もある。

 近年のゴルフ史研究家の間で有力な説を紹介しよう。スチールシャフトの出現で1930年代にアイアンに番手が刻まれるようになった。1本目のドライバーを220ヤードとして、そこから飛距離の差を10ヤード刻みにしてクラブを並べると13本目が100ヤードになる。使用しやすく現実的なセッティングを考えると、これにパターを加えた14本がベストというわけだ。

奈良県ジュニアゴルフ選手権を当クラブで開催します。

 奈良県ゴルフ協会主催の国体やねんりんピック、スポーツマスターズなどの選手選考会といった主要な県民ゴルフがコロナ禍で中止となっていますが、奈良県ジュニアゴルフ選手権については、ジュニアの進学先のゴルフ推薦の技量・実力基準としての県内大会が必要ということで高ゴ連などが決定し、当クラブで8月20日に開催することになりました。

 コロナ禍で2月から5月まで学校閉鎖が続き授業の遅れを取り戻すため、夏休みも短縮して規程の授業単位を確保するために夏休みも短縮され、ジュニアゴルフ選手権の開催も危ぶまれていましたが、高校野球やそのほかの体育会の部活同様、全国大会は中止になったものの、各府県レベルの競技会を開催することにより在学中の部活に打ち込んできた生徒の努力が報われるようです。

 奈良県ゴルフ協会の報告によりますと19組69名が参加することが決まってるようです。練習に励んできたジュニアたちがふだんの実力を十分に発揮できるようにしっかりコースメンテナンスをして選手たちを迎えたいと思います。

関西社会人ゴルフ選手権予選、無事開幕。

6月4日に熊本県内各地で甚大な被害をもたらした梅雨前線は6日~8日にかけて九州北部から中四国、近畿、中部、関東と日本列島を横断するなど各地で水害が発生しています。豪雨被害に遭われた皆様に衷心よりお見舞い申し上げます。

 本日はスポーツニッポン新聞社主催の「第43回関西社会人ゴルフ選手権予選」が当クラブで行われました。前夜から未明にかけて大雨警報と強風警報が発せられた近畿地方。午前6時頃まで強風、豪雨が降り続き開催が危ぶまれましたが、8時過ぎから雨雲が東に流れるとの情報でスタート時間を1時間遅らせることに決定。

 その間、コース内の強風による枯れ木の倒木、枝葉の散乱を除去し、コース内の整備に尽力し8時半のスタート時間に間に合うように全力で作業を行いました。予報通り雨雲は東へ移動し雨も上がり8時30分よりスタートして行きました。

なお大会はコロナ感染症防止対策として受付で参加者選手全員に体温チェックを実施し、次のような「参加誓約書」を提出し参加しました。①現在、発熱(37・5度以上)・咳等の症状はなく、良好な健康状態です。②近親者、または濃厚接触に新型コロナウイルス感染症の疑いのある者、もしくは感染している者はいません。③過去14日以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国、地域等への渡航、または当該在住者との濃厚接触はありません。④感染防止のために主催者が決めたその他の措置の順守、指示に従います。⑤私個人の責任において健康管理に十分な注意を払い大会に参加し、万一体調などに異常が生じた場合はすみやかに大会参加を中止します。⑥イエント終了後2週間以内に新型コロナウイルス感染症を発症した場合は、主催者に対してすみやかに濃厚接触者の有無等について報告いたします。

初心者ゴルフにはやさしく指導するように。

 最近目立ってきたのはご夫婦連れ、親子ゴルフなどファミリーでゴルフを楽しまれているケースです。ご夫婦ゴルファーは以前から当クラブでは多かったのですが、最近は小学生や中学生の子供を連れてゴルフを楽しんでいる親子ゴルファーが増えてきました。シニアゴルファーが年々ゴルフをリタイヤしてゴルフ人口が減少傾向にある現在、小中学生ゴルファーが増えていくのは大歓迎です。

 先日、会員が初心者のお嬢様を同伴で来場されました。ラウンドはまだ数える程度とのこと。父上は「後ろの組に迷惑をかけないように、クラブ2、3本を持たせて走らせます」といわれましたが、若い初心者ゴルファーが最も嫌がるのが「後ろの組に迷惑をかけないよう、ボールの所に走っていけ!」とか「ボールはティーショットすればボールに触れずにあるがままの状態で打つこと」等々、先輩ゴルファーとしてゴルフの行動基準をあれやこれや指示アドバイスすること。

 これが初心者にはトラウマになって「空振りやチョロなどうまく打てない上にボールに触るな、ボールの所まで走れとかいわれて、もうゴルフなんてイヤ!」とせっかくゴルフをしようという若い人の芽を摘んでしまうことが多いようです。先輩ゴルファーはお気をつけください。

 ゴルフほど難しいスポーツはありません。ベテランゴルファーでもチョロや空振りもします。初心者であればなおさらです。バンカーに入ったり池に入ったりと苦戦の連続です。初心者に同伴する先輩ゴルファーは、こうした場合、厳しいルールやゴルフの行動基準を教え込むことよりリラックスしてゴルフを楽しむことを教えてください。

 ラフにあるボールは打ち易いようにピックアップして打ち易いようにボールを置くことを認め、バンカーで3度打って出なかったら、バンカー外に出してプレーすることを勧めるなどして初心者育成プログラムを考え実践してください。

 難しいゴルフを教え込むより、広い緑の芝の上を歩いて行く爽快感をまず感じてもらう、そしてまたゴルフがしたいという気持ちをもたせるようにアテンドしていただければと思います。ゴルフは「人に迷惑をかけず、ウソやごまかしをしない」だけを教えていただければ、当面それで十分です。

ゴルフの蘊蓄(うんちく)を披露します。

 コロナ禍に加えて鬱陶しい梅雨の週末。昨夜からの雨がかなり降り朝方まで雨のためエントリーはキャンセルが多く来場者も14組50余名と惨憺たる数字です。バブル期以前のように「雨でもゴルフはやるもの。雨でキャンセルなど恥ずべき行為」と教えられましたが、今やゴルファーの7割以上が60歳以上のシニアだけに「雨中ゴルフで風邪でも引いたら元も子もない」と天気予報で傘マークが出るといとも簡単にキャンセルされます。残念なことです。

 今日は暇に任せて少しばかり「蘊蓄(うんちく)」を披露しましょう。

 18ホール、パー72が標準的なゴルフ場ですが、最近のトーナメント、とくに米国ツアーではパー71に設定されたトーナメントコースが多いですね。道具の飛躍的な進化によりパー5が3打でのパーオンのロングホールが軽く2オンするようになってきたため、500~530ヤードのパー5ならパー4の設定にしてしまおうということです。

 ゴルフはパー=標準打数でパープレーを目指して行くゲームですが、パーより1打少ない打数でホールアウトすれば“ナイスバーディ”ですね。バーディ(birdy)はご存知のように鳥のことですね。なぜバーディと称したのでしょう?これは打ったボールが鮮やかに空を鳥のように舞い上がり飛んで行ったことに由来しているといいます。

 ではパーに対して2打少なければイーグル(鷲)といいますね。バーディより強く鷲は飛ぶという意味から名付けられたようです。バーデイよりより強いという意味でイーグルという呼称は相応しい気がします。

 さらにパーに対して3打少ない場合、パー3のショートホールでティーショットがカップに沈めば“エース”あるいは“ホールインワン”という快挙ですが、パー5のロングホールを2打でカップインすれば“アルバトロス(アホウ鳥)”といいます。

 ホールインワンは距離の短いショートホールだけに技量に関係なくビギナーズラックのマグレで達成することがありますが、パー5のロングホールを2打でカップインさせるには相当の技量の持ち主でないと達成できずホールインワン以上に奇跡的な快挙です。

 この2打でカップインさせた時に称すのがアルバトロス(アホウ鳥)です。ロングホールを2打でカップインすることは常識的に考えられないことからアホウ鳥というのかと思ってましたが、そうではなくアルバトロス(アホウ鳥)という鳥は風を巧みに利用することで長距離を容易に飛んで行く鳥だからそう付けられたようです。

 ここまではゴルファーならほとんどの方がご存知のはず。ならばパーより4打少なく上がれば何と呼ぶか?知ってる人はかなりのゴルフ通。この場合は“コンドル”というそうです。プロのトーナメントでもコンドルの快挙はまだ記録はありません。しかし現在の道具の進化で360~400ヤードのパー4ならコンドルの快挙達成も近いと思います。

ゴルフは人間性を養うには最適。

ゴルフというスポーツは人間性を養うには最適のスポーツです。日本のゴルフが昭和30年代に飛躍的に成長したのは、法人マネーによるところが多いと、このブログで何度も書いてます。

 企業のトップがゴルフを重要なコミュニケーションツールであることに気付き取引先や得意先をゴルフに招き「ゴルフは夜の飲食接待より、相手のプレーぶりをじっくり観察できる。相手のミスショットやトラブルショットの対応を見てその人間性がわかる」などビジネスに取り入れられてきました。

 得意先や取引先の接待だけでなく企業の社長や役員クラスであれば部下の人間性や長所・短所を把握するためにゴルフに連れだし、その人物の“人事考課”をするのに最適であるともいわれてきました。

 ゴルフの持つこうした利点をもっと積極的に活用して青少年にゴルフを通じて健全な判断力を培ったり、遵法精神を養ったりするための人間形成に役立つ教育にもっと利用する教育プログラムを文科省で検討してもらえればと思います。