凍結グリーン解消のための間引き伐採

 

 5番は例年この時期になるとグリーン左サイドの檜林の陰になり寒冷紗を敷いていても霜は溶けず、一日中凍結グリーンでしたが、上の写真のように伐採したことにより朝から太陽があたり凍結することもなくなりました。

  5番グリーンのように木々に覆われ、一日中日陰となる6番、16番、17番ホールのグリーンのうち、16番グリーンを除き6番と17番グリーンの周辺の雑木林の間引き伐採を今冬行う予定で作業を開始しました。16番グリーンに関してはかなりの大掛かりな作業となることと、同時に17番ホールのティーインググランドの改修も併せた工事を計画していますので、来季以降になる予定です。

 

 6番グリーンの右サイドの雑木林の間引き伐採が今朝から始まりました。作業は雑木林の奥の方で行っていますので、ほとんど視覚に入りませんが電気ノコギリの音が気になるかもしれませんがご容赦ください。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

昨日から寒冷紗を敷いてます

 

 

 

 8日の土曜日から急激な冷え込みで近畿各地でも日本海側では大雪、奈良県でも9日の日曜日に名阪道路沿いや吉野方面でもかなりの雪が降り積雪クローズとなったゴルフ場が多くありました。

 この3日間の冷え込みで予定より10日も早くグリーンの寒冷紗を出し、昨日からグリーンにオーバーシートしました。これだけ冷え込みますと霜と凍結でグリーンを狙ったボールが大きく跳ねてグリーンオーバーしてしまいます。手前から攻めれば良いとわかっていても不思議と直接グリーンを狙っていくのはゴルファーの習性でしょうか?

 寒冷紗を敷いていてもグリーンが凍っていて大きく跳ねるのは変わりがありませんが、写真のように見た目が全然違います。霜に覆われた白っぽいグリーンでパターをするよりは青々とした緑の色のグリーンでパッティングするのとでは興趣が全然違います。楽しくそして気持ちよくプレーしていただくために昨日から寒冷紗でグリーンを覆うことしました。例年より2週間ほど早い作業です。

 この寒冷紗、結構手間もかかるせいかゴルフ場でも敷かない所が増えてきました。夕方の被せと朝の取り外しに人手が必要で経費的にも負担がかかるため、経費削減の合理的なゴルフ場では寒冷紗を敷かないようです。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

雪は少なく営業できました。

  

 冬型の気圧配置が強くなり未明から雪が降ったのか路面は濡れていました。第2阪奈道路から大宮通りを走行中、民家の屋根を見ると、なんと薄っすらと雪が積もっていました。「これはやばいなあ。道路は積雪凍結でゴルフ場まで行けるかな」と内心思いつつ車を走らせていましたが、ゴルフ場までの道は全く雪や凍結もなく無事6時25分到着しました。

 車中のカーラジオでは名阪道路は積雪のため通行止めとのこと。当クラブはクラブハウスの屋根に薄っすらと雪化粧がありましたが、コースのフェアウェーはほとんど雪はなく練習グリーンや各ホールのグリーンに雪が残ってるだけでした。

 グリーンキーパーに連絡したところ、「インはグリーン以外、ほとんど大丈夫。アウトは軽く雪が残ってるため、ブロアーでグリーンの雪を吹き飛ばしますので30分ほどスタートを遅らせばOK」とのことで、スタート室にはインは7時半の通常通りのスタートとし、アウトは30分遅れの8時スタートにすることを伝え、混乱なくスタートして行きました。本当にラッキーでした。

 近隣の支配人から「うちはクローズですが奈良柳生さんはどうですか?」との問合わせが次々ありましたが、「うち(奈良柳生)はインは予定通り、アウトは30分遅れでスタートしました」と伝えると皆さん、驚きの声。春日台CC、ヤマトCC、ディアーパーク、奈良万葉、八重桜、オークモントGC、阿騎野GC、グランデージ、花吉野CC等々思わぬ雪のためクローズされたとのこと。平日の空きの多い日ならともかく、日曜日のクローズは本当に頭が痛いと思います。

 写真は練習グリーンの積雪の模様とコーススタッフがブロアーで吹き除雪しているところ。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

 

寒い冬は熱々メニューが人気

 前日の天気予報では「今冬一番の冷え込みで今日から3日間ほど日本海側では大雪も」と報じていました。未明から朝方にかけて近畿地方は雨が降っていましたが、東の空から日が昇る頃には雨も上がりホッとしました。

 来場されるお客様をフロントでお迎えしていますと、「寒い、寒いウーッ寒い」と玄関を入って来る方ばかり。朝の最低気温3度で今日の最高気温の予想でも10度ですからかなりの冷え込みです。スタート前には十分にストレッチや準備体操をして体を温めてからスタートするようにしてください。

 寒い、寒いといっても雨や雪が降らなければゴルフは面白いし楽しいはず。1、2ホールは乗用カートに乗らずに早足でプレーすれば体も暖まります。ハーフを終えてレストランでの昼食は「鍋焼きうどん」や「坦々麺」などの熱々メニューがお薦めです。今月の「旬菜膳」(写真)は蟹雑炊ですからとくに注文が多いようです。メインの蟹雑炊に紅鮭の塩焼き、きゃらぶき、じゃこ佃煮などがセットされており冬には最適の暖(あった)かメニューです。ご来場の際には、ぜひご賞味ください。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

 

 

9日は奈良マラソンによる交通規制があります

 すでにお知らせしている「奈良マラソン2012」は明後日の12月9日の日曜日に挙行されます。このため奈良市内の主要な道路が通行止めなど交通規制が行われます。当クラブへ来場される方はご注意ください。

 交通規制は鴻池陸上競技場をスタートする8時半頃から10時頃まで幹線道路の大宮通りから県庁東などが通行止めになります。このため第2阪奈道路の宝来ICを利用して大宮通りを通行される方は、8時半までに通行されるようにお願いします。また西名阪道の天理ICを利用される方も、天理街道(国道169号)が9時20分頃から通行規制されます。当日はいつもより早めのご来場をお願いしますとともに、同伴ゲストの方には交通規制があることをお伝えください。なお、クラブ送迎バスは時間通り運行しますのでご安心ください。 

 <迂回路>
●第2阪奈道路宝来IC→県庁東→国道369号利用の方
 ①8時30分までは通常通り走行できます。
 ②8時30分~10時頃までは二条大路南交差点から県庁東→焼門前まで東行は全面通行止規制になります。

  ※8時30分以降は第2阪奈道路中町ICから奈良国際GC前を経て学園前経由→ならやま通り→般若寺→国道369号へ迂回してください。

●西名阪道天理IC→紀寺→県庁東→国道369号利用の方
 ①9時20分までは通常通り走行できます。
 ②9時20分以降は全面通行規制となります。

  ※9時20分以降は名阪道路針IC→国道369号に迂回してください。

 10時以降のスタート時間の方が影響を受けられますので、早い目に自宅を出られて規制がかかるまでに通過されるように同伴者の方にお伝えください。少し早い目にゴルフ場にお越しいただいて打球場でしっかり球を打ち、入念にパターの練習をされた後、スタートまでの時間をコーヒーを飲んでプレーに臨まれてはいかがでしょう。

 なお、お帰りの時間は、競技が終了しており交通規制は解除されており、ほとんど影響はありません。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

グリーン周りの縁切り

グリーンのエッジ周りを2センチくらいの幅でグルッと切込みがあるのにお気づきでしょうか?いわゆるグリーン周りの縁切りというベント芝と野芝のランナーの侵入を防ぐために行うものです。(写真参照)

ところで、このランナー切り跡にボールが止まったら、どう処理をすれば良いのか?ローカルルールで表示したように救済を受けることができます。即ち「グリーンエッジの外周の縁切り(ランナー切り跡の窪地)に止まった球は、救済(拾い上げ、ピンに近づかない箇所にドロップ)を受けられる。」わけですが、もちろんそのままプレーを続行しても構いません。

ただ、この救済方法でよく勘違いされるのは、拾い上げてピンに近づかず"ドロップ"するのではなく"プレース"すると思い込んでいる方が結構いるようです。確かにグリーンエッジに届いたボールはほぼグリーンにオンした感覚をもつせいか縁切り跡の数センチ後ろに置きたくなる心理がそうさせるのでしょうか。ドロップすればグリーンからかなり遠ざかるイメージがあるからでしょう。そうした思いをもつアマチュアゴルファーなら救済を受けずにそのままパターでピンを狙うのが正解でしょう。

奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇