8日は奈良マラソンで交通規制があります。

 今週の日曜日(12月8日)に「奈良マラソン2024」が行われます。ロートフィールド奈良(鴻ノ池陸上競技場)を発着点に天理市内で折り返す42・195キロのフルマラソンで、奈良市内の幹線道路が交通規制されますので、ゴルフに来られる方はご注意ください。

 午前9時にロートフィールド奈良(鴻ノ池陸上競技場)をスタートして奈良市内の幹線道路大宮通りや天理街道がマラソンコースとなってます。このため、午前8時30分から10時30分まで全面交通規制されますので、大阪方面から第2阪奈道路や西名阪自動車道を利用される方はご注意下さい。

 ただ8時半までに奈良市内の幹線道路を通過される場合はほとんど影響がないので、早めにゴルフ場に来ることをお勧めします。

 スタート時間が9時半以降の遅い方で大阪方面から西名阪道路をご利用の方は、早めにお越しいただくか、天理ICで降りずに針ICまで行き国道369号から水間トンネルを経て大柳生~ゴルフ場か針ICから国道369号を柳生方面を経て大柳生~ゴルフ場への迂回ルートがありますのでご利用下さい。

 阪奈道路や第2阪奈道路をご利用の場合は、阪奈道路の二条大路南交差点を左折して北上、二条町交差点を右折、平城宮跡北側の道路を国道24号線へ向けて走り、国道24号線を北進して下さい。京奈和道木津ICを右折し州見台、梅美台を直進すればバイパスにつながり国道369号中の川交差点に出ます。このルートだと奈良市内の幹線道路の大宮通り、県庁前、県庁東、般若寺交差点を迂回することができます。

 9時半以降の遅いスタートの方も、交通規制のかかる8時半までに通常通りのルートで通過すれば規制の心配はありませんので、8日は早い目に自宅を出発してゴルフ場でスタート前の打球練習をした後、ゆっくりコーヒーでも飲んでスタートに備えてはどうでしょう。

 交通規制、う回路に関しては奈良マラソン実行委員会のホームページ「奈良マラソン交通規制」で検索してください。

マナー知らずは敬遠されます。

 昨日は奈良県のゴルフ場支配人会のOBと現役の交流会がオークモントゴルフクラブで行われ、旧交を温めてきました。OBのほとんどは65歳以上のシニアがほとんど。スコアはさておき、いつまでも元気にゴルフを楽しめることに感謝していました。

 年寄りゴルファーにとっては、スコアよりも元気に仲間とゴルフを通じて和気あいあいと過ごせることが大きな喜びです。支配人として数多くのゴルファーの生態を見聞してきてるだけに、昨今のゴルファー気質の変わりように苦言を呈す人もいましたが、技量よりもゴルファーとしての人間性に優れている人が尊敬に値すると口をそろえていってました。

 いくらゴルフが上手くてもマナー知らずの独りよがりは敬遠されます。昔読んだ本に「マナー知らずは人に嫌われ、仲間が少なくなりゴルフに誘われなくなります。それは人のプレーを妨げ、人を不愉快にさせるからです。ゴルフは誰でもが誰とでも一緒にゲームを楽しめるスポーツです。シングルとビギナーでも男性と女性とでも、さらには若い人とお歳を召した人とでも一緒にプレーを楽しむことができます。そのためにはゴルファーとしてのマナー・エチケットをちゃんとわきまえてることが前提条件となります。マナーにはその人の人格が表れる」(鈴木康之著・ピーターたちのゴルフマナー)と書いてました。

色づきの悪い今年の紅葉。

秋の深まりととともに緋色に色づく秋の紅葉シーズンですが、今年の紅葉の色づきは悪いようです。夏場の暑さや10月末まで夏日が続くなどの影響で枯れてしまったり色づきが悪いのは、今年の異常気象の影響のようです。

 11月末に迎える紅葉のピークですが、ゴルフ場内のもみじやカエデなども色づきが悪く(写真)、来場される皆さんから「今年の紅葉は色づきが悪いですね。」とよく言われます。

 色づきの悪いのは10月以降でも気温25度を超す夏日が続いたのと夏場の異常な高温と残暑が長引いた影響だといわれてます。

スタート前に十分な準備運動をして下さい。

 この数日で気温が一気に下がり秋を飛び越えて冬を迎えたようです。急激な気温の変化で体調を崩すことがあります。とくに心臓や高血圧の持病をお持ちの方、心筋梗塞や脳梗塞など発症することがあります。寒い冬のゴルフはしっかり体調管理をしてゴルフを楽しんでください。

 寒い冬のゴルフはスタート前には十分なストレッチや準備運動をして体をほぐすようにしましょう。暖かいレストランでスタート直前までお茶を飲み、スタート直前に「寒い、寒い」と体を丸めながら1番ホールへ行くのは、ケガや事故のもとです。

 暖かいクラブハウスから寒い屋外に急に出ると体内の血管が委縮して心臓や高血圧に持病をお持ちの方は、心筋梗塞や脳梗塞など発症することがあります。寒い屋外に急に出ていきなりスイングすると体に負担がかかり血圧が急激に上がり心臓に負荷がかかり心筋梗塞や脳梗塞を発症し死に至ることもあります。
 
 体験者の話によると前兆として足元が何かフラフラする、雲の上を歩いてるような気がするそうです。さらに動悸が激しく息苦しくなったり、立ち眩みや吐き気がしたり気分が悪くなったりします。かくいう私も今週はじめにこの症状を経験しましたので、気をつけて下さい。

13番グリーン横の磨崖仏の供養を行いました。

 今日11月13日、13番ホールのグリーン横に祀られている磨崖仏などの石仏の供養を東大寺塔頭新禅院住職・筒井英賢師(東大寺長老・筒井寛昭理事長のご子息)を導師にお迎えし執り行っていただきました。供養には遠山隆重代表理事、遠山彩子代表取締役をはじめコーススタッフが参列し午前9時過ぎから磨崖仏や多数の石仏の供養を行っていただきました。

 磨崖仏や石仏はゴルフ場の造成時に13番グリーン周辺に散在していたものを一箇所に集めて祀っています。磨崖仏はいずれも室町時代に作られたものだそうです。浮き彫り仏の「阿弥陀如来像」を中央に、左側に磨崖仏の「不動明王」、右側に「六地蔵菩薩像」が鎮座されてます。13番ホールをホールアウトされたらグリーン右手前下の磨崖仏や石仏群をご覧になり手を合わせていただければ後半のプレーにご利益があるかもしれません。ぜひお参りを。

マナー・エチケットわきまえた真のゴルファー

 ゴルファーは常識をわきまえた紳士であると昔はよく言われたものですが、最近はマナー・エチケットに欠けるゴルファーが増えてきたように思います。

 シングルゴルファーであろうとマナー・エチケットが悪ければ尊敬されません。50年以上前のゴルフクラブのハンディキャップ委員会では、シングルハンディを認定する際には、ゴルフの技量以外にルール・マナー・エチケットをわきまえたゴルファーをシングルゴルファーに認定したものです。

 即ちシングルゴルファーはそのクラブの指導者的役割を果たすとともに、対外的にもそのクラブを代表する選手であると認識されるため、技量だけでなく品格まで求められました。そのためシングルゴルファーの称号はそれなりに価値がありました。

 逆に技量は劣っていても相手を思いやり尊重する心をもったスマートな振る舞いをする真のゴルファーをたまに見かけることがあります。

 プレー中はもちろんクラブハウス、ロッカーでの着替え、レストランでの食事、風呂等々あらゆるシーンで相手は従業員であれ誰であれ思いやり、尊重する心で接するジェントルマンゴルファーをたまに目にすることがあります。こうした真のゴルファーこそ尊敬に値します。私もゴルフは下手ですが品格ある真のゴルファーになりたいと常々思ってます。

クラブ選手権(シニア、Gシニア)チャンピオン決まる

 今日10月27日、クラブ選手権(シニア選手権、グランドシニア選手権)の決勝戦が予選、本戦を勝ち上がってきた選手によってマッチプレーで行われました。各チャンピオンには藤原安廣競技委員からカップが贈呈されました。

 クラブ選手権は36ホール・マッチプレーで前年の覇者・清光英成さんと初の決勝進出を果たした山口貴司さんによって行われ、清光さんが6ー5で山口さんを降し見事2連覇を達成しました。(写真上:優勝清光さん、写真中:ランナースアップ山口さん)

 シニア選手権は三嶋秀行さんと加藤研士さんともにシニア選手権決勝進出は初。27ホール・マッチプレーで争われ、4-2で三嶋さんが加藤さんを降し初の栄冠を獲得。シニアチャンピオンになりました。(写真上:優勝三嶋さん、写真中:ランナースアップ加藤さん、写真下:メダリスト浦島さん)

 

 グランドシニア選手権は昨年から始まりましたが、参加者が規定に満たず不成立となりました。今年はなんとか競技成立で、間瀬和雄さんと吉井英次さんによって18ホール・マッチプレーで行われ、間瀬さんが5-6で吉井さんを降し初代グランドチャンピオンに輝きました。(写真上:優勝間瀬さん、写真下ランナースアップ吉井さん)

 

 

 

ボール探しは同伴者も協力して探そう。

神戸ゴルフ倶楽部の「グルームの伝言」でロストボールほどつまらぬものはないと書かれてます。ラフの芝が長くてボールを探すのに苦労します。ロストボールの探索は3分。3分以上経過すれば1打罰をして打ち直ししなければなりません。

 グルーム氏いわく「人のボールの行方もよく見よう、それが仲間同士のエチケットだ」同じ組の同伴者が打ったボールが分からなくなったら協力して探すのがエチケットです。自分のゴルフに夢中で他人のプレーは我関せずといったプレーヤーをたまに見かけますが、同伴者が協力して探せば見つけるのも早いはず。そのためにはグルーム氏のいう通り人のショットをよく見てボールの行方を見ておくことが肝心です。

 ちなみにボールを探すコツは、少し高い場所から俯瞰して見るか、少しボールの行方より先に行き戻りながら見るのが有効です。ただよくあるのが打った本人がこの辺りといって探す場所より意外にボールは飛んでおらず少し手前(かなり前かも)を探すことが肝要です。本人が思うほど飛んでないケースの方が多いですから。

続「グルームの伝言」

10月16日のブログで日本最古のゴルフ場・神戸ゴルフ倶楽部の「グルームの伝言」という小冊子の一部を紹介したところ、顔を会わせた会員の方、数人から「さすが神戸ゴルフ倶楽部、マナー・エチケットの啓蒙も粋ですね。小冊子のピックアップでなく、全文を紹介してください」との要望がありましたので、ご紹介したいと思います。

 文中に出て来る留吉(キャディのこと)とは、プロゴルファーのレジェンド宮本留吉プロのことで、彼は神戸GCでキャディをしていて後に茨木カンツリー倶楽部でプロゴルファーになり、日本最古のプロトーナメント・日本プロゴルフ選手権の第1回大会の覇者となった日本を代表する伝説のプロであることを補足しておきます。

 それでは「グルームの伝言」を紹介します。

 「ここはアップダウンがきつい。クラブを選ぶのは、キャディに手伝ってもらえばよろしい。初代キャディの留吉以来、ここのキャディはクラブ運びが専門だ。」

 「ここではクラブ10本以内で楽しもう。それでも4人分を担ぐキャディは大変だ。各自、次のクラブ2、3本持って行こう。留吉たちは楽になる。この心くばり、ゴルフ規則の冒頭に書いてあるではないか。」

 「ゴルフはやむなくコースを傷つける。だから、ショット跡の始末はゴルファーに欠かせない約束事だ。ルールの前にエチケットあり。古来、それがゴルフというゲームだ。」

 「昔、山頂茶店の婆さんは店前はもちろん、途中の道もいつもきれいにしておった。わたしはきれいが好きだ。きれい好きなひとが好きだ。ゴルファーはみんなそうでありたい。」

 「ゴルフは仲良く順番にプレーするゲーム。すぐ打てるように準備していよう。番が来たら速やかに打ち、速やかに人の番にまわそう。プレーのペースも、エチケットの一つだ。」

 「しかし、人はさまざまだ。調子の出ない人も、体力の弱い人もいる。そういう人には後続をパスさせるという結構な知恵が、ゴルフにはある。──さあ、諸君、存分に楽しみたまえ。」

 ※アーサー・ヘスケス・グルーム(1846年~1918年)
 英国人。1868年(明治元年)に来日。宮崎直と結婚、並みの日本人以上に男気のある日本人になりきっていたという。
 六甲山頂の始祖。その別荘第1号の名が「101」である。
 仲好し4人の茶飲み話で「ゴルフを為(し)で見様ぢゃないか」となり手作り4ホールを作った。それが1901年。

 ※神戸ゴルフ倶楽部の誕生
 1903年2月27日、神戸外国俱楽部で「神戸ゴルフ倶楽部」創立総会開催。9ホールとなり、5月24日開場式。会員120名。遠くロンドンのゴルフ誌に紹介された。翌年18ホール完成。3、4番以外はその時のレイアウトが現在の原型となっている。

 日本のゴルフの父・グルームは72歳で黄泉の国へ。いま神戸・鵯越の丘に眠っている。

(神戸ゴルフ倶楽部刊「グルームの伝言」より。)

グルームからの伝言

 気温が30度近い暑さの日もあれば気温が一挙に下がって15度くらいの寒さの日もある変化の激しい10月の気候です。そのせいか体調を崩しやすくインフルエンザや新型コロナの感染が増え、流行の兆しです。新型コロナウイルス、インフルエンザの感染は未だに衰えずという状況のようです。

 新型コロナ、インフルエンザの感染予防には、人混みではマスク着用そしてこまめな手洗い、手指のアルコール消毒など油断せず予防対策をしっかり心掛けてください。

 

 机の引き出しを整理していたら以前プレーしたことがある日本最古のゴルフ場・神戸ゴルフ倶楽部の支配人からいただいた「グルームからの伝言」という小冊子が出てきました。グルームとは、六甲山頂の始祖であり、自らゴルフ場を作り上げた神戸ゴルフ倶楽部の創始者です。小冊子にはこのグルームの伝言としてさりげなくマナー・エチケットの重要性を説いてます。以下、神戸ゴルフ倶楽部のグルームの伝言からピックアップして紹介しますのでお読みください。

 「言い残し忘れたことがある。諸君、神戸ゴルフ俱楽部に、これはいかん、あれはいかん、そういうべからず集はない。考えれば、分かるだろう。先輩会員を見れば、分かるだろう。分からなければ、聞けばよい。教えてもらって、笑えば良い。ここは、みんなが心おきなく楽しむ大人の遊び場だ。」

「自分のボールは、自分の分身だ。行方が心配なボールほどよく見ておこう。人のボールの行方もよく見よう。それが仲間同士のエチケットだ。ロストボールほどつまらぬものはない。」

 「わたしたちは留吉(キャディ)たちに いちいち聞いたりなどしなかった。距離や傾斜を読むのも、プレーの内だ。うまく打てたら、自分の手柄。しくじったら、笑って悔しがればよい。」

 「ゴルフはやむなくコースを傷つける。だから、ショット跡の始末は ゴルファーに欠かせない約束事だ。ルールの前にエチケットあり。古来、それが、ゴルフというゲームだ。」