17番ビーチバンカー改修工事完了しました。

 先週の土曜日(16日)は思わぬ春の大雪に見舞われ、周辺ゴルフ場でも積雪クローズになったゴルフ場もありました。雪が降ったかと思えば、20日は全国的に今年一番の最高気温を記録、奈良市でも20・9度の最高気温を記録し4月中旬から下旬の並みの陽気になりました。櫻の開花も20日頃から各地で発表があり、桜前線はいよいよ北上し奈良市では4月2日前後が満開予想です。

 この冬一番の改修工事である17番ホールのビーチバンカーの工事がこのほど完了しました。17番ホールは奈良柳生カントリークラブでももっとも美しく戦略的ホールとして知られていますが、開城以来20年余を経て、ビーチバンカーと称される池際の波でバンカーの砂が水中に流れ込み水位が上昇するとともにバンカーの面積が三分の一ほど狭まり、戦略的にも修景的にも劣化してきました。このため、開場当初のビーチバンカーに復元するために大規模な改修工事を実施しようやく完成しました。総支配人・阪口 勇

春の大雪に右往左往しました。

 昨日は朝から季節外れの大雪で右往左往しました。前日までの天気予報は朝方にかけて所により雷雨があるが、日中は晴れるとの予報に、ゴルフ場に着いた6時半過ぎは雨もなく安心していました。

 ところが7時半過ぎから雪が舞い始め空模様は暗転し間断なく雪は降り続き、まさか積もることはないだろうと高をくくり8時前からスタートさせていましたが、8時半頃から雪は激しく吹雪、グリーン上も徐々に白くなって行きます。すでにスタートした組もプレー中断せざるを得ない状況となりました。

 春の雪なのでさほど積もらないだろうと思っていましたが、雪雲が上空に居座った状態で、雪は降り続きました。来場された皆さんも「この時期に雪が降るなんて思わなかった。」と物珍しさもあり「雪がやんだらすぐに融けるだろう」とレストランやロビーで待機。

 スマホのウェザーニュースの雪雲(雨雲)レーダーを見ますがいっこうに雪雲は動かず容赦なく雪は降り続け、ヤマトCCや春日台CCは「痛いですが今日はクローズにしました」との電話をいただきました。隣接する木津川CCの支配人からも「雪がやみそうにないのでクローズにします」との連絡がありました。

 10時には雪は上がるというウェザーニュースを信じて、来場の皆さんにお待ちいただく時間のなんと長いことか。ただ雪さえ上がれば、前日の晴天で地熱があり雪質も柔らかく溶けやすいので、遅くとも昼前にはスタートできる確信がありましたので、辛抱強くお待ちいただきました。

 10時20分ようやく雪はやみ、雪が溶けるのに1時間~1時間半とふみ、11時半過ぎを目途にスタートさせることを決め、プレーはスループレーとし、待機時間中に昼食を召し上がっていただくようにお願いしました。

 「この雪ではプレーはできない」と判断されお帰りになった組も10組ほどありましたが、残っていただいた24組が11時50分アウト、イン無事に同時スタートすることができました。待ち時間2時間から早いスタートの方なら4時間近く文句もいわず辛抱強くお待ちいただいた来場者の皆さん、マナーに長けた本当にゴルフがお好きな方にお越しいただいてると感謝しました。昨日ご来場の皆さん、有難うございました。

※写真は8時過ぎに積もり始めた雪。総支配人・阪口 勇 

もっと気軽に短時間でゴルフが楽しめないものか。

 新しくゴルフを始めようという人が相変わらずあまり増えません。金と暇がかかることが敬遠される一番の理由のようです。金の問題はさて置き、暇=時間がかかりすぎるというのは忙しい現代人にとっては最も嫌われる要素かもしれません。

 ゴルフ場への行き帰りに2時間、ラウンド時間はハーフ2時間~2時間半。18ホール回ってほぼ5時間、家を出てゴルフして帰ってくるまで7~8時間かかってしまうとなればほぼ休日の1日がつぶれてしまいます。

 もっと気軽に短時間でゴルフを楽しめないものか。18ホールの1ラウンド料金制から9ホールのハーフ単位の料金制を取り入れる所も出てきたとの話も聞きます。

 ハーフプレーなら料金も安く時間も半日あればこと足りるわけです。午前中ハーフプレーしてから仕事に、あるいは逆に午前中は仕事をして午後から軽くハーフプレーといった具合に忙しい現代人とってはピッタリかもしれません。

 ゴルフが18ホールの1ラウンドを基準としているため、休日がゴルフで1日丸つぶれとなり家族サービスも疎かになってしまいます。

 団塊世代以前のモーレツ社員なら家庭を放っておいてゴルフも仕事のうちとゴルフに興じていましたが、現在の家庭中心の団塊二世、三世には通用しません。家族ともども短時間で料金的にも安上がりで楽しめるハーフプレーシステムを業界として考えていく必要性があるかもしれません。総支配人・阪口 勇

 

シーズンを前にコースの更新作業は順調です。

 今冬の積雪クローズは1月に1回、2月に1回のわずか2回のみでした。車のスタットレスタイヤも、もう雪はないだろうと2月20日に履き替えました。2月下旬から気温も14度を超える日もあるなど例年になく春の訪れは早いようです。

 そのためコース作業も2、3週間前倒しで更新作業に追われています。フェアウェ-のバーチカルも2月に終え、グリーンのコアリング、目砂入れも完了しました。

 グリーンのコアリング(穴あけ)はグリーンの芝刈りによる刈りカスや枯れた根、微生物の死骸などによるサッチ層からなる土壌不良を改善し透水性をよくするための更新作業です。

 コアリングの後、目砂を入れていきますが、プレーヤーにとってはボールがスムーズに転がらないため不興を買いますが、1年間良好なグリーンの状態に保っていくための重要な更新作業です。ベントグリーンは何よりもスムーズなボールの転がりと適度の速さと堅さが求められる繊細なグリーンコンディションが求められますので、このコアリングは欠かせない更新作業ですのでご理解ください。

立証されているゴルフは健康に良い。

 いよいよ春のゴルフシーズンの到来です。新聞にも梅だよりが載りはじめました。寒い冬を敬遠されていたシニアやレディースの方も、今冬は暖冬のせいか立春を過ぎたころから元気なお姿を拝見する機会が増えてきました。

 ゴルフというスポーツは他のスポーツのように過激に体を動かす必要はなく、散歩のペースでプレーして行けるところがシニアに適したスポーツだといわれる所以です。乗用カートに乗りながらのラウンドでも1万歩以上歩きますので運動不足は解消されます。

 何よりもゴルフは1打1打のショットや各ホール、各グリーンなどの攻略法を都度考え行動して行く知的スポーツだけに、脳の働きを活性化させ認知症予防になると科学的に実証されてます。ミスショットすれば次はどうカバーして行くか、攻めるか謝りレイアップして次のショットに賭けるかなど自分自身のなかで様々な駆け引きをしています。このことが前頭葉を活性化させるそうです。生活習慣病の予防や認知症予防にゴルフは最適です。寒い冬を敬遠して封印していた方もそろそろキャディバッグを取り出してゴルフ場へ足を向けてはいかがでしょう。

17番ビーチバンカーの改修工事、順調に進捗。

 

 現在工事中の17番ホールのビーチバンカーの改修工事の進捗状況を報告します。
 写真のように池の水位を下げてユンボで流れた砂をかき揚げています。かき揚げた砂を振るいにかけ再度ビーチバンカーの砂の補充に当てます。工事の完成は3月上旬の予定で順調に進んでいます。また乗用カート道の破損部分の修復作業につきましても3月はじめに着工を予定しています。工事期間中、ご迷惑をお掛けします。

17番のビーチバンカー改修中。

 暖冬の予報通り今冬は厳しい寒さは比較的少なく、立春が過ぎましたが春の訪れはもうそこまで来てる感じがします。

 来場者の少ない時期にふだんできないコースの改修や整備を行っています。改修工事では17番ホールの名物でもあるビーチバンカーの改修に着手しました。17番ホールのフェアウェ-左手に設けられている修景池の池際に海岸の砂浜をイメージしたバンカーがレイアウトされています。

 このビーチバンカーが20数年の時を経て砂が池の波などで流されるとともに、水位も上がりバンカーがかなり浸水し当初のバンカーの3分の2くらいになってしまいました。

 このため、池の水を徐々に抜きつつ流された砂を掻き揚げ、砂と池の水の堤を設置し直し砂の池への流入を防ぐべく改修工事を行っています。完成は今月末から来月初旬の予定です。

 ※写真は池の水位を下げ当初のビーチバンカー全容が表れた状態。

雪は融けて明日(2日)は営業します。

 昨夜からの降雪により積雪5センチ前後で本日は組数も少なくクローズとしました。明日はなんとしても営業をするべくグリーンキーパーと協議。今日の天気予報では午前午後とも晴れとのことで、あえて除雪作業はせず、フェアウェーのみ雪が融けやすいように作業車にスチールマットを付けて走行する程度で、ほぼ夕方には太陽の日差しで融けるだろうとの結論に至りました。

 午前11時過ぎから思惑通り雪は融け始め、午後1時半にはインコースはほぼプレー可能状態になり、午後2時半には下の写真の通り、アウトも法面に雪が残るだけで明日のプレーは完全に可能な状態になりました。予定通り明日は定刻通り、スタートします。明日は、セルフプレーならばエントリーはまだ受けられます。ただし本日の電話受付は終わりましたので、明日朝いちばんにお電話いただければエントリーはOKです。ご来場をお待ちしております。

写真は上から1,2は今朝6時半頃の積雪状況。
3枚目からは午後2時半の雪がほぼ融けた状況。

今冬初めての積雪クローズとなりました。

 天気予報の通り今日は未明からの雪で積雪クローズとなりました。今冬初めての雪によるクローズです。残念です。(写真上2枚)

 午後には雪も融けて晴れ間も見え、雪は完全に融けました。(写真3枚目)このままの天候で行けば明日は大丈夫だと思いますが、予報では今晩からまた降雪があるとのことですが、予報がはずれることを祈りたい気持ちです。

 明朝、6時半には事務所では電話対応しますので、積雪クローズと判断すればエントリーいただいてる会員の皆様にはお電話でご連絡いたします。電話がなければ営業するということでご理解ください。

ゴルフクラブの性能向上について。

 ラグビーの全国大学選手権決勝が昨日、東京・秩父宮ラグビー場で行われ、天理大学が初優勝を目指して明治大学と対戦しました。常勝・帝京大学のV10を阻止し決勝進出しただけに、奈良県民をはじめ関西のラグビーファンも同志社大学以来の関西の大学の優勝に期待し天理大学に声援を送りましたが、惜しくも22-17で関東の壁を崩せなかったのは残念でした。

 話はかわりますがゴルフクラブの性能は年々向上していますね。よく飛びそして曲がらないといった究極のテーマにメーカーは開発・改良にしのぎを削ってます。スウィートスポットを少々外してもミスショットにならず、そこそこ飛ぶように進化してきてます。アマチュアゴルファーはクラブの進化でどれだけ技量をカバーしてもらっているか。

 去年の古い週刊ゴルフダイジェストを捲っていると藤田寛之プロのコラム「藤田寛之の結論 ゴルフは理屈じゃない」で面白いことを書いてます。

 「私(藤田)はドライバーでドローやフェード、高低などゴルフ場のホールの形状(レイアウト)や風など状況によって球筋を打ち分ける。あえて飛距離を落として方向性を重視して握ることもありました。パーシモン(ヘッド)とか小ぶりなヘッドの時代を経験してきたこともあり、自分でヘッドを操作して球筋をつくってきた」といいます。

 現在のクラブは曲がらずより遠くへ飛ばすクラブが主流となっており、藤田プロいわく「ミスショットしても曲がり幅が小さくなり、それでいて飛ぶ」という。

 それほどクラブの進化は著しいのですが、プロにとっては、それが問題だといってます。ミスショットしても曲がらずに飛ぶことがなぜ問題なのでしょう。

 藤田プロはいいます。「プロはホールの形状によってボールを曲げてコントロールする技術をもっていますが、最近の進化したクラブではその技術がボールに伝わらず、思い通りの球筋のボールが打てない」ということらしい。

 なるほどそういえばアマチュアゴルファーに大人気で最も売れているクラブ「XXIO」を使用しているツアープロはほとんど目にしません。プロの高度なテクニックとはクラブの性能より自分の確かな技術によってスコアメーキングしているのだということを知らされました。総支配人・阪口 勇