晩秋らしい肌寒い季節になってきました。日本の美しい四季は近年の地球温暖化の影響で春と秋が極端に短くなってきました。11月はじめまでは夏日が続き秋の訪れはごくわずかでいきなり冬に突入かと感じる今日この頃です。
晩秋のこの季節、コースの樹木も紅葉から枯れ葉が舞い散る好季節になりました。当クラブのコースの四季折々の写真を撮影していただいてるカメラマン・柴田ヒデヤス氏が先週、オーストラリアの友人と来場。コースラウンドを兼ね撮影してくれましたので本ブログに掲載しました。ご覧ください。
75歳を超えても背筋がピーンとして溌剌とゴルフを楽しむグランドシニアは多い。ゴルフを愛好する高齢者ゴルファーはお洒落で若く、街で見かける同年配者とはどこかが違います。なぜか高齢者ゴルファーに「お年寄り」の称号は似合いません。
日本のゴルフ人口の半数以上は60歳を超えたシニアゴルファーです。私も70歳を超えた高齢者ゴルファーですが、仲間とゴルフをすると話題は「健康=薬の話」と「孫の話」です。
それと高齢者同士のゴルフのスケジュールの立てにくさをよく耳にします。大学時代の仲間とゴルフをしようという話になると、なかなか日程が決められないそうです。「毎日がサンデー」という割に、なんやかやと予定が入っててまとまらないことが多いようです。
プレー日を決め連絡すると、ある人は白内障の手術があるので術前、術後1週間は養生のため駄目。また別の人は毎月の通院と薬をもらいに行く日だとか、歯医者へ行く日だとか町内会の世話があるとか、あれやこれやで日が重なりプレー日が決められません。
さらに高齢者ゴルファー特有のわがまま「雨模様の予報が出れば即中止との条件」が必ずつきます。毎日暇してるといいつつもスケジュールを合わすのは難しい。高齢者ゴルファーにとって1か月先の予約を決めるより2、3日先の天気の良い日を速攻で決める方が意外にうまく行くのではないかと思います。
今日(29日)から第74回正倉院展が奈良国立博物館で始まりました。聖武天皇や光明皇后など天平の宝物が出展されます。
正倉院展は毎年10月末から11月にかけて開催される大和路の秋を告げる大イベント。正倉院に伝わる天平の宝物59品が展示されます。
天平時代の精巧な工芸美に触れる絶好の機会です。ぜひ観覧をお勧めします。ただし今年はコロナ禍のため、当日券はなく全て「前売り日時指定券」となっていますのでご注意を。一般2千円、ローソンチケットか公式サイトで販売しています。
なお、この正倉院展開催期間中は奈良県庁周辺の交通渋滞にお気をつけ下さい。
2022年度クラブ選手権は10月23日、予選・本戦を勝ち上がってきた大西康司さんと向山昭三さんによって36ホール・マッチプレーで行われ、3-2の熱戦で大西さんが向山さんを降し6年ぶり3回目のクラブチャンピオンに輝きました。メダリストは2年連続、南憲司さんが獲得しました。

写真上:スタート前、両者健闘を誓い固い握手。写真中:右からメダリスト南さん、ランナースアップ向山さん、クラブチャンピオン大西さん、藤原競技委員。写真下:藤原競技委員からクラブチャンピオン杯が大西さんに贈られた。
2022年度シニア選手権も10月23日、予選・本戦を勝ち上がってきた今西敏彦さんと吉井英次さんによって27ホール・マッチプレーで争われ、最終ホールまで一進一退の攻防が続き1UPで吉井さんが今西さんを降し初のシニアチャンピオンの座につきました。メダリストは木谷景一さんでした。
写真上:固い握手をしてスタート。写真中:右からランナースアップ今西さん、シニアチャンピオン吉井さん、藤原競技委員。写真下:藤原競技委員からシニアチャンピオン杯が吉井さんに贈られた。
平成8年9月に開場した折は、画期的なゴルフ場システムとして近隣ゴルフ場から見学にきたほどのコンピュータによるゴルフ場管理設備でしたが、25年を経てソフトもハードも古くなり事故れば代替えも手配できない状況での日々の運用でした。
今春から通信インフラの光ケーブル埋設に伴いゴルフ場管理をはじめカートナビなど新ゴルフ場システムへの移行作業を進めてきました。本日ようやく新システム移行が終わり正式に可動しました。
当クラブの所在する奈良市東部山間地区は電波事情が悪く携帯電話・スマホをはじめ電子メール等々不都合がありました。5月に導入したカートナビでもスコア入力ができないなど、会員から「宝の持ち腐れ」と揶揄されてきましたが、新システム可動に伴いカートナビのスコア入力もOKとなりました。
また精算時の混雑解消のためのクレジット専用の自動精算機も利用することができるようになりました。
ゴルフ場でプレー後の精算時に明細書を見て「ゴルフ場利用税」を支払っていることにお気付きでしょうか。また、「このゴルフ場利用税って一体何の税金なんだろう」と疑問に思ったことはありませんか。
オリンピック種目にも復活した純然たるスポーツでありながら利用するたびに税金が取られ、しかも消費税も徴収されており完全なダブル課税になってる理不尽な税なのです。この理不尽なゴルフ場利用税の撤廃を要望して毎年、ゴルフ関連団体は署名活動などを通じて運動をしてきました。
ところが2023年度税制改正要望で「ゴルフ場利用税」が撤廃はおろか見直し等の改正の要望が盛り込まれていないことが判明しました。
ゴルフの総本山を自負する日本ゴルフ協会(JGA)をはじめとする日本ゴルフ場経営協会(NGK)など15のゴルフ関連団体から陳情や要望がなかったせいか文部科学省は来年度の税制改正でゴルフ場利用税の見直しは全く盛り込まなかったといいます。
ゴルファーやゴルフ場事業者が切望しているゴルフ場利用税撤廃が来年度の税制改正の議論にもならないということです。
JGAをはじめとするゴルフ関連団体はゴルフ場利用税の完全撤廃に対して完全に白旗を上げたも同然。消費税とダブル課税のこの理不尽な税金をなくそうという気はなくなったのだろうか。
ゴルフは高齢者でもできる生涯スポーツとして人気があり、コロナ禍でも「密」にならないスポーツとして若い世代のゴルフ人口も急増してきてます。今こそこの理不尽なゴルフ場利用税撤廃を要望しなければならない時に、白旗を上げてどうするのか!怒りを覚えます。
以前に何度か本欄で書いてますが「ゴルフは本当に健康に良い」という記事をご紹介します。週刊ゴルフダイジェスト10月18日号で「ゴルフは5年寿命が延びる」という小記事が載ってました。
2020年にR&Aから発表された「ゴルフと健康」に関する調査によれば、ゴルフが健康に与えるプラス用差はいくつかあるという。ゴルフをやる人はやらない人に比べて「寿命が5年長い」とう結果が出ている。
寿命の延伸だけでなく、その質も高い。つまり寝たきりなどの確率が低くなり”健康”を維持できるという。調査に参加した30万人のゴルファーは同年代の非ゴルファーと比べ、40%も死亡率が低いというデータもある。
心臓疾患・脳卒中(20~35%)、糖尿病(30~40%)、腰部骨折(36~48%)、結腸癌(30%)、乳癌(20%)、うつ病・認知症(20~30%)リスクが減少すると。
そして身体の健康のみならず、心の健康にもいいことは誰もがわかることだろう。R&Aのアジア太平洋ディレクターのドミニク・ウォール氏は、これらの研究結果からゴルフが健康に与える影響を評価し、より一層のゴルフの普及に予算を投じていくと表明した。と書かれています。(週刊ゴルフダイジェストより)
ゴルフというスポーツは他のスポーツのように過激に体を動かす必要はなく、散歩のペースでプレーして行けるところがシニアに適したスポーツだといわれる所以です。乗用カートに乗りながらのラウンドでも1万歩以上歩きますので運動不足は解消されます。
何よりもゴルフは1打1打のショットや各ホール、各グリーンなどの攻略法を都度考え行動して行く知的スポーツだけに、脳の働きを活性化させ認知症予防になると科学的に実証されてます。ゴルフは前頭葉を活性化させるそうです。生活習慣病の予防や認知症予防にゴルフは最適です。
関西学生ゴルフ連盟主催の「関西学生男子秋季2部校対抗戦」最終日が行われ、初日トップの関西学院大学が2日間トータル572で2位の甲南大学に16打差をつけて優勝しました。
関学は植田、四位が70でホールアウトするなどトータル290と全員安定したゴルフでトータル572で堂々の優勝。甲南大も樽井が67と好スコアをマークしましたが、初日のポイントゲッター松岡が76と振るわず294,トータル588で2位に終わりました。3位には龍谷大が617で入りました。
以下、4位流通経済大、5位大阪産大、6位阪大、7位神戸学院大、8位桃山学院大でした。この結果、関学が2022年度1、2部入替戦の出場権を獲得しました。
なお樽井(甲南大)、植田(関学)両選手が141ストロクで最優秀選手に選ばれました。
本日は当クラブで関西学生ゴルフ連盟主催の「関西学生男子秋季2部校対抗戦」が2部リーグの8大学により初日が行われ関西学院大学がトータル282でトップに立ちました。
関西学生2部リーグは関学、甲南大学、龍谷大学、流通科学大学、大阪産業大学、大阪大学、神戸学院大学、桃山学院大学の8大学で、競技は今日・明日の2日間36ホール・ストロークプレーにより争われ、出場5選手のベスト4選手のトータルスコアで順位を決定します。
関学は落合凌の68(34、34)をはじめ筒井大輝69(33、36)、植田剛央71(37、34)の3人がアンダーをマークするなどトータル282でトップにたちました。
甲南大の松田翔太郎が33、34、67の好スコアをマークするなど大活躍で甲南大がトータル12打差の294で2位につけています。3位にはトータル311で龍谷大学、以下流通科学大(312)、大阪産業大(320)、大阪大(339)、神戸学院大(340)、桃山学院大(348)の順でした。