奈良県ゴルフ協会主催のサタデー盛夏杯

 本日は、奈良県ゴルフ協会が平日に休めない忙しいサラリーマンのために、土曜日に会員料金でプレーできる「サタデー盛夏杯」を奈良柳生カントリークラブで開催しました。

 奈良県ゴルフ協会主催の県民ゴルフは、奈良県在住もしくは奈良県在勤者であれば誰でも参加できる競技会として親しまれていますが、参加者は60歳以上のリタイアしたシニアゴルファーが多いため、ゴルフ振興策の一環として現役世代の参加しやすい土曜日に「サタデー盛夏杯」を開催するということで、当クラブも協賛し第1回を実施しました。

 今年度の県民ゴルフ以外に急きょ企画された競技だけに告知が十分でなかったものの、企画趣旨である60歳以下の現役ビジネスマンや女性ゴルファーに参加してもらうという目的通り現役世代47名が参加して18ホール・ストロークプレー(参加者全員ダブルペリア)で熱戦が繰り広げられました。

 優勝は井上忠勝さんが33、35、68の素晴らしいスコアでハンディキャップも-1・2ながらネット69・2の見事な成績で獲得しました。2位には立石泰啓さんが42、45、87、ネット70・2で入り、3位に立石翔さんが42、3、81、ネット71・4で入りました。

※写真上は、競技委員よりルールの説明とマーカー指定を受けているところ。写真下は2位に入賞した立石泰啓さん(右)に阪口総支配人から賞品が贈られた。

QT2ndの準備に追われてます。

 7月は集中豪雨と迷走台風という異常気象に振り回されました。8月も気象庁によりますと当分雨はなく猛暑日が続くといいます。人も大変ですが動植物もこの暑さには参ってしまいます。

 コースの芝もカンカン照りがこうも続くと焼けてきて枯芝状態になってきます。奈良柳生カントリークラブはグリーンだけでなくフェアウェー、ティーグランドも散水設備が整ってますから、まだ助かってますが、古いゴルフ場だと散水設備はグリーンだけという所もあり大変です。

 当クラブは今月の最終週の27日から31日までの5日間、日本ゴルフツアー機構(青木功会長)のクォリファイング・トーナメント(QT)の2ndステージを開催するため、コースメンテナンスにコーススタッフ総出で朝早くから夕方遅くまで頑張ってくれてます。

 QTとは賞金シードのないプロがツアー出場権を獲得するためのトーナメントで、1st、2nd、3rd、ファイナルの4ステージを勝ち上がって行くサバイバルトーナメントです。来季のツアーの出場権を得るために日本のプロはもちろん、韓国や中国、タイ、オーストラリアなどの海外プロも参戦してきますのでレベルは高く4日間のトータルスコアはアンダーパーが最低条件。

 ちなみに昨年はタイのT・チャイプラコン選手が驚異の22アンダーでトップで通過。以下3アンダーの39人が3rdステージへの出場権を得ました。今年もさらに厳しい争いが展開されると思います。