筒井寛昭221世東大寺別当、晋山式。




 当クラブの筒井寛昭理事長が5月1日付けで東大寺の第221世別当・華厳宗管長に就任された晋山式と披露宴にお招きいただき、代表取締役の遠山隆重・彩子夫妻と共に参列させていただきました。式場には県内諸寺の僧侶や荒井正吾知事ら政財界の関係者も多数出席、当クラブの理事、運営委員、会員の方々も多数お見うけしました。

 晋山式は大仏殿の本尊・盧舎那仏の前で厳かに営まれた「伝燈奉告法要」で筒井寛昭師は「不自惜身命をもって東大寺の法灯を継承する」と誓われました。就任を報告する伝燈奉告文で「人の心は迷いのために救われ難いことも多く世間の様子は不安に覆われている」と憂い、「人心の和合が進まんことを、万世に掲げんと欲す」と述べられました。

 晋山式後に大仏殿東庭の仮設会場で行われた披露宴では、筒井別当は「初代良弁別当から220人の別当が東大寺を守ってきて下さった。221世として身の震えるような思い」と挨拶。さらに「2度の被災で東大寺は燃えてしまったが、人々の力で復興されてきた。東日本大震災の復興も人のつながりを実現することにより進んでいく」と語られました。

 祝辞では寺院関係者を代表して唐招提寺の石田智圓長老が「守るべき伝統を踏まえつつも、この混乱した現代社会の先導役になられることを祈念する」と祝辞を述べられた。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

平年より10日も早く、近畿地方も梅雨入り。

  
 本日は奈良県ゴルフ場支配人会がナパラゴルフクラブ一本松コースで開催されました。定例の会議の前に関西グリーン研究所の山田明先生の「気象変動による芝管理の変化」と題しての講演がありました。とくに奈良県の1954年から2012年の年平均気温や年降水量の変化などの気象変化による芝の具体的な病害やその原因などを資料に基づいて講演していただき大変勉強になりました。

 気象の変動といえば5月は雨の日が少なく芝も焼け気味の状況でしたが、本日28日、気象庁は近畿地方と東海地方で梅雨入りしたと発表。近畿地方の梅雨入りは平年より10日も早いそうです。29日まで雨が降ったりやんだりのうっとうしい天気が続くそうですが、経験・感覚的?には今年の梅雨は雨が少ないような気がします。もっとも何の根拠もありませんが・・・・・・。ゴルフ場事業者とすればカラ梅雨を願うばかりです。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

2013年度の理事長杯の予選が行われました。


 2013年度のクラブ三大競技のひとつ「理事長杯」の予選が本日行われました。49人が参加した予選は18ホール・ストロークプレーで争われ、上位16人が本戦に出場できるという厳しく狭き門です。7時28分に快晴ながらやや風の強い中でスタートし熱戦が繰り広げられました。

 予選トップは岡田泰浩さん(HD6)が40、38、ネット72で予選を通過し、ネット80までの16人が来週から始まるマッチプレーの本戦に出場を決めました。成績は次の通りです。

 1:岡田泰浩40、38、78、6、72
 2:永岡 悟39、40、79、6、73
 3:松本昇三43、40、83、8、75
 4:藤原一二三N76  5:中山幸一N76  6:向山昭三N77  7:今西敏彦N78  8:岡崎耕司N79  9:平田勇二郎N79  10:渕上哲夫N79  11:岡田純N79  12:村上英也N80  13:森啓一郎N80  14:木田裕一N80  15:森安健N80  16:本多久夫N80

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

 

朝早くから夕方遅くまでコーススタッフはフル稼働。

 昨日のブログで春の大掛かりなコースの更新作業は完了しましたと報告しましたが、グリーンキーパーに聞くと、これからは雑草の除去や肥料散布などまだまだやらなければならない作業が目白押しだそうです。

 今後の予定としては法面のラフ(16万5千平米)の除草剤散布に追肥(尿素)を行わなければなりませんし、グリーンの病気(炭疸病やダラスポット等)の予防のための農薬の予防散布を実施するなど病気発生前の対策を講じ、病気を出さない芝作りに注力して行かなければなりません。

 5月の連休明けから急に気温が上がり、真夏日に近い天候が続いたため、芝の伸びが著しくフェアウェーや法面ラフの刈り込み作業など、朝早くから夕方遅くまでコーススタッフはフル稼働しています。

 これからは梅雨、そして夏の到来に向けて良好なターフを維持するための準備と作業にコース部門は追われています。とくにグリーンキーパーは身も心も休まることがないシーズンに突入しました。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

大掛かりな春の更新作業はほぼ完了しました。


 コースの更新作業、とくにフェアウェーの目砂散布は予定より10日ほど遅れて完了しました。グリーンもなかなかスピードが上がらず、グリーンキーパーもあの手この手とフォーキングをしたり、バーチカルをかけたりしてグリーンスピードを上げるべく尽力しています。ここにきてようやく9フィート前後の"ふつう"のスピードが出るようになってきました。

 今春のグリーンの更新作業は気温が異常に低かったり、高かったりしたせいか芝の生育が不調でどこのゴルフ場もグリーンが重くグリーンスピードが出ず苦労しているようです。5月26日からクラブ3大競技のひとつ理事長杯が行われます。この理事長杯予選に合わせてグリーンキーパーも9・5~10フィートのスピードを出すべく日夜努力をしています。

 ※写真はフェアウエェ-の目砂散布が終わった9番ホール。
 
 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・坂口 勇

駐車中の車内にバッグ等を置かないように。

 奈良県警察本部生活安全企画課から奈良県ゴルフ場支配人会を通じて、駐車中の車内からバッグ等を盗む車上狙いの被害防止のための防犯啓発の実施についての依頼がありました。

 依頼書によると、「最近の治安情勢にありましては厳しいものがあり、駐車中の車内からバッグ等を盗む車上狙いやナンバープレート等を盗む部品狙いが多発しております。なかでも、車上狙いにありましては最近、県下的に多発しており、ゴルフ道具がバッグごと盗難に遭うケースが急増しています。」とのこと。

 外から見える車内にバッグや時計・貴重品にETCカードなど置きっぱなしにされた物を狙った車上狙いがゴルフ場の駐車場などを徘徊しているそうです。たとえ短時間でも車内に置いて車を離れないように気をつけるようにしてください。これはゴルフ場の駐車場に限らず、ショッピングセンターやパチンコ屋などの大型駐車場に車を置いて行くような場合すべてに当てはまりますのでご注意ください。当クラブでも被害防止のための対策としてスタッフによる駐車場の見回りを定期的に行うようにします。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

世界ゴルフ殿堂の土産話を伺いました。

 
 今日、メンバーのK様が来場され、連休の間、米国フロリダのセントオーガスティンにある世界ゴルフ殿堂に行ってこられたとのことで、しばし土産話をお聞きしました。

 この世界ゴルフ殿堂は、世界のゴルフ界に貢献した選手や人物を讃えるためにUSPGA(全米プロゴルフ協会)が1974年に創設したもの。当初は米国のノースカロライナ州のパインハーストに設置されたのですが、1988年にフロリダ州ジャクソンビル近郊のセントオーガスティンに移設されました。セントオーガスティンという町の、広大な敷地の中にあるそうです。

 土産に頂いた「WORLD GOLF HALL of FAME」(世界ゴルフ殿堂)のタッグにあるインターネットのアドレスで世界ゴルフ殿堂を調べてみました。この殿堂で顕彰されるのは、ゴルフにおいて顕著な活躍をした選手、あるいはゴルフの発展に大きく寄与した人物に対して、その功績を称えるために創設された組織です。

 表彰される部門は、PGA・チャンピオンズツアー、ベテラン、LPGA現役選手、LPGA引退選手、国際投票、生涯業績の6つで、日本人では4名が選ばれています。全米女子に優勝した樋口久子、ハワイアンオープン優勝の青木功、岡本綾子はUSPGAツアーの賞金王の実績で選ばれています。尾崎将司は113勝を挙げた日本プロの第一人者ということで、国際投票部門で選ばれています。 

 お話を聞くと、殿堂の前には受賞された人の国の国旗が掲げられており、その下には受賞した人の名が刻まれているそうです。殿堂内には、それぞれの記念品の他、選ばれた方の顔プレートも設置されており、S・スニードJ・サラゼン、J・ニクラス、A・パーマー、G・プレーヤーといった伝説のプロたちのロッカーが設置されており、その中に選手のクラブなどのお宝がそのまま展示されているそうです。

 広大な敷地に設けられた世界ゴルフ殿堂、たくさんのボランティアがいて観覧順路に沿ってガイドしてくれるそうです。K様は今年の殿堂入りしたセレモニーにも参列され、殿堂入りされた人の功績を讃える儀式にいたく感動されたそうです。機会があればぜひ一度は行って見たいところです。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

目砂散布機故障で作業が大幅に遅れます。


 フェアウェーの目砂散布機が故障して2日間のクラブ休場日を利用して、予定していた目砂散布のスケジュールが大幅に狂ったと鈴木グリーンキーパーから報告がありました。15番ホールのフェアウェーの目砂散布中に散布機の右車輪がホィールごと破損し外れてしまいました。16年前の開場当初から使用しているための老朽化によるものと思われますが、16年前のモノといっても1年に1回しか使わないので、ぼろ雑巾のように使い古した骨董品?というモノでもありません。

 T社製の機械で型番が古くて部品の手配が間に合わず、近隣のゴルフ場で同型の散布機を使用している所を鈴木グリーキーパーが自分の伝手であちこち電話しようやく見つかり、ホィールとタイヤを今朝借りに行くことになりました。

 2日間の休場日にあらかた目砂散布を終える予定の段取りが大幅に狂い、今日から最終スタート後に1ホールか2ホールづつ進めて行くことになりました。当初予定の今週中に終える算段が大幅に変更になりましたので、まずはお詫びとご報告をいたします。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

2日間休場日を利用して目砂散布を実施。


 大型連休も終わりゴルフ場にとってもホッとひと段落です。明日、明後日とゴルフ場は休場日で従業員にも英気を養ってもらうために数少ない連休にしています。一方、コース管理はこの2日間の休場日を利用してフェアウェーの目砂散布を行います。

 今年は5月といえども気温が低く芝の生育が若干遅いように感じます。しかしながらフェアウェーの芝もいよいよ青くなり青い芝がどんどん伸びだしてきました。芝の生育もかなりしっかりしてきましたので、バーチカルの後、目砂散布を今日のプレー後の1番ホールから開始しました。プレーヤーのいない2日間でかなり作業がはかどりますが、18ホール全て散布するには今週の木曜日か金曜日ころまでかかる見込みです。

 何しろ500トンの砂を散布して行きますので、なかなか大変な作業です。目砂が入った後は、プレーヤーから「全面バンカーやな」とよく揶揄されますが、できるだけ薄くなるように、芝に刷り込んで行くよう作業させています。芝の生育が旺盛になるこの時期が最もベストだとされています。砂代だけでも大変な費用ですし、できることなら目砂散布はしたくないのですが・・・・・。そうもいきません。奈良柳生カントリークラブのコースコンディションは超一級と評価されているだけに、手抜きはできません。

 目砂を散布することにより、フェアウェーの表面の不陸(凹凸)を均一にし、サッチの分解、透水性など芝の健全な生育を助成します。目砂散布後のプレーはいく分、球趣を削ぐかもしれませんが、暑い夏を越して1年間のフェアウェーコンディションを良好に維持するための更新作業です。ご了承ください。
※写真は本日の3時過ぎから始めた1番ホールの目砂散布の模様。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

今年も1stQTを当クラブで開催します。

 
日本ゴルフツアー機構(JGTO)が1999年から始めたクォリファイングトーナメント(QT)は、JGTOが主催・主管するトーナメントへの出場資格と出場優先順位を決める予選会です。QTはファースト、セカンド、サード、ファイナルと4段階のステージがあり、各ステージの上位者だけが次のステージへ進めるサバイバル戦です。

 今年も奈良柳生カントリークラブはファーストQTを開催することに決まりました。ファーストQTは東日本と西日本の2会場で行われます。東日本は千葉県の房総カントリークラブ(7月30日~8月1日)、西日本は奈良柳生カントリークラブで8月6日~8日の3日間にわたって実施されます。

 5月9日にJGTOの担当競技委員と8月5日(指定練習日)からのファーストQTのコースセッティングや運営方法等々についての打合せを行います。

 当クラブで過去4回(2nd2回。1st2回)開催しましたが、ツアー出場資格を目指した数多くの選手の中から見事に各ステージを勝ち抜きツアー選手として活躍しているJ・チョイ(2009年2nd3位通過)、浅地洋佑(2011年1st3位通過)などがいます。今年も1,600名前後のQT出場人数の中からツアー選手が誕生するか楽しみです。
※写真は昨年度の1stQTの2ndQTへの出場資格を得た選手に手続きを説明する会場風景

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇