台風18号の影響でキャンセル続出です。

 台風18号の余波ともいえる大雨と朝5時半頃から6時45分までの停電でクラブハウスに入れず電話対応に迷惑をおかけしました。本日は予定していたマンスリー競技Bクラスもキャンセル続出で、雨もなかなか小止みにならず競技は中止となりました。一般のお客様も台風の影響による大雨警報が発令され、名神高速道路や第2名神高速道路が通行止めになるなどの情報でキャンセルされる方が多く本日は開店休業の状態です。

 インターネットでウェザーニュースによる台風や雨雲の動きを見てますが、台風は8時前には浜松の方へ上陸したようです。ふつう台風が過ぎれば晴れ間が広がるのですが、レーダーを見る限りここ数時間は強い雨が降り続き午前中は悪天候のようです。昼前くらいからスルーでスタートしていただければと案内をしていますが、この雨を見るとなかなかゴルフをする心境にはならないようです。

 週末ごとに雨が降る悪天候、お祓いでもしなければ・・・・・。そういえば13番ホールにある磨崖仏の供養が今年はまだ終わっていません。27日に多忙な筒井寛昭理事長(東大寺別当)に代わって子息の筒井英賢師にお越しいただいて供養する予定になっています。地球温暖化など地球環境の悪化を神仏頼みで解決できるとは思いませんが・・・・・・。開場以来、毎年行っている磨崖仏の供養、これだけはゴルフ場が続く限り執り行っていきます。

写真は台風の余波による大雨でバンカー内に溜まった水を抜き整地作業をしているところ。

奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

秋らしいフロントの装花が皆様をお迎えします。


 今月のフロントの装花は秋らしく高さ1・5メートルの絹糸状で銀白色の毛を密生させた「パンパス」にススキのような葉っぱとネコじゃらしのような穂の「パープルファウンテングラス」そして夏から秋にかけて開花し、大きな花輪と色鮮やかな花色が特徴の「ダリア」に加えて、秋に桃色・白・赤などの花を咲かせる「コスモス」の組合せです。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

開場17周年記念「植樹祭」開催。


 17年前(平成8年)の9月11日は当クラブが正式にオープンした日です。オープン直後はコース内の樹木も少なく景観も殺風景であったり、フェアウェ-幅もやたら広く変化の少ない大味なホールが多かったため、要所・要所に樹木を植樹し戦略的コースにしたり景観を高めるなどの目的で、毎年11日の開場記念日を「植樹祭」としてメンバーの皆様から植樹基金をいただき、各ホールに植樹してきました。基金されたメンバーの皆様の署名を銘刻し額に入れてクラブハウス内に掲額しています。

 今日の植樹祭に筒井寛昭理事長も来場され、8月7日に行われた「関西インタークラブ競技」の奈良西地区予選の優勝を祝って「心無雲」と揮毫した書を寄贈していただきました。クラブの選手の皆さんの活躍を讃えるとともに9月19日のインタークラブ決勝で戦うにあたり「心を無にして」臨むようにとの意味だと思います。

 「心無雲」の意味を調べるためインターネットでいろいろ検索しましたが「心無雲」では出てきませんでしたが、趣意に近い面白い文を見つけましたので、ここに掲載しておきます。

 夕雲:心を無にしなさい。ただただ剣を振りかざすのみ。打たれても良いのじゃ。
 一雲:何も観なくてよいのですね?

 夕雲:観なくてよいわけではない。雲といえども見えなければ雲ではない。何が動いているかしっかり見定めよ。
 一雲:わかりました。

奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

2020年五輪、東京に決定。

 3週続けて日曜日の雨、恨めしく雨空を仰いでいます。灼熱地獄と表現してもおかしくない8月でしたが、ひと雨ごとに秋の気配が感じられるようになってきました。朝夕の夜明けが徐々に遅くなってきました。毎朝4時半過ぎに起きていますが夜の闇で真っ暗、朝の明けるのが遅くなり季節の移り変わりを実感しています。

 今朝(8日)は、2020年オリンピックの開催地が決定する瞬間を見ようと、朝起きるなりテレビのリモコンを入れました。早朝5時からの発表セレモニーを見ながら朝支度。5時20分、国際オリンピック委員会(IOC)のジャック・ロゲ会長が発表すべく封筒から中身を出した瞬間「TOKYO」の文字が見えました。そして「東京」の名を告げました。選手の立場で各地でプレゼンテーションしてきたフェンシングの太田選手の号泣している姿を見て胸が熱くなり思わず目頭を押さえました。

 東京の五輪開催は1964年以来、50年ぶり2回目の開催となります。過去、名古屋、大阪、東京などが五輪開催地に立候補したものの、あっさり落選してきましたが、前回に続いて東京が候補地に名乗りをあげ決定したことは良かったと思う反面、日本で一極集中、巨大化する東京より地盤沈下激しい大阪など地方都市で開催されればなあという思いが残りました。

 まあいずれにしても日本で開催が決まったことは喜ばしいことです。ゴルフは2016年のリオ五輪で112年ぶりに五輪競技に復活します。2020年の東京五輪は、開催コースも霞ヶ関GCで行われることが決定しています。ゴルフが五輪の正式種目になるということは、ゴルフ=スポーツが認知されたわけですから、ゴルフ利用者に課されている理不尽な「ゴルフ利用税」を撤廃すべきという世論の盛上がりを期待したいと思います。

 時あたかも消費税が5%から8%に引き上げるかどうか安倍首相が決断する時期が近づいています。消費税にゴルフ利用税のダブル課税を余儀なくされているゴルファーは、これを機会にゴルフというスポーツに課税するのはおかしいと声を大にして叫ばなければなりません。ゴルフ利用税撤廃運動にご協力をお願いします。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

ホームページのトップページが変わりました。

 4年前の7月からブログを書きだして711本、平均して2、3日に1本書いています。当初は週に1本程度のペースでクラブ近況などをメンバーの皆様にお伝えすればいいのではと、軽い気持ちで始めました。書き始めるとメンバーの皆様にお伝えすることがあるわ、あるわで週に2、3本のペースでブログを発信することになってしまいました。

 サーバーを管理しているスタッフから「これだけのブログは一過性のものにしておくのはもったいない。奈良柳生カントリークラブのクラブ運営ポリシーとしてホームページの頭にまとめて掲載してみれば、代わり映えしないホームページも少しは他のクラブにはない生きたホームページになるのではないですか」との提案で、ホームページのトップに「総支配人が綴ったブログを見れば、奈良柳生CCの運営ポリシーが分かる」と4年分の代表的な記事を4つのカテゴリーに分けて紹介しています。

 ホームページからブログを開くのは手間で「お気に入り」に登録されている方も、今回は奈良柳生CCのホームページからまず開いて見てください。少しはマンネリのホームページも改良されたのではないかと思います。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

岡崎さん、キャプテン杯獲得、レディース選手権は牧草さん



 先週(8月25日)と今週(9月1日)の2週にわたって行われた今年度の「キャプテン杯」と「レディース選手権」は、悪天候に悩まされながらも無事競技は成立し、キャプテン杯は岡崎耕司さん、レディース選手権は牧草眞由美さんがそれぞれ優勝されました。

 先週のキャプテン杯予選は27ホールの予定が局地的豪雨によりプレーが2時間ほど中断し18ホールに短縮して行われ、岡崎さんが悪コンディションにもかかわらず39、37のN74で予選トップで通過しました。以下16名が予選を通過し本日27ホール・ストロークプレーで熱戦が繰り広げられました。
 
 岡崎さんは安定したショットと絶妙の寄せ、パットで41、36、39のN119でホールアウト。トータル187で危なげなく逃げ切りキャプテン杯を獲得しました。逆転を狙った大久保憲一さんは初日76、最終日38、44、42のN115、トータル191で4打及ばず2位に終わりました。初日77の加藤研士さんも逆転優勝を狙いましたが43、41、42とスコアは伸びずN120、トータル197で3位に終わりました。

 レディース選手権は当クラブのレディースの実力NO1の牧草眞由美さんが予選、決勝ラウンドとも安定したプレーで75、75、トータル150でホールアウト。87、79トータル166の山口美帆さんに16打差をつけて優勝しました。2位に山口さん、3位には萩原嘉織さんが90、86トータル176で入りました。

※写真上はキャプテン杯の記念撮影。左から赤澤競技委員、2位:大久保さん、優勝:岡崎さん、3位:加藤さん
 写真下はレディース選手権記念撮影。左から赤澤競技委員、2位:山口さん、優勝:牧草さん、3位:萩原さん

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

日一日と秋が近づいてます。秋の味覚を楽しもう。


 日曜日の大雨からいく分秋らしい澄んだ空気が朝晩に感じられるようになってきました。暑い暑いといってるうちに知らず知らずに秋が近づいています。コース内の蝉の鳴き声も弱々しく感じますし、赤とんぼなどが静かに飛び交い猛暑の夏も終わりを告げようとしています。

 秋といえば"味覚の秋"といわれるように1年のうちでもっとも美味しい旬の物が続々と食卓に出回ってきます。9月のレストランにも定番メニュー以外に旬の山の幸、海の幸を使った新メニューが続々登場します。今回ご紹介するのは、その中でも一押しは9月(長月)の「旬菜膳」です。旬のネタを使った祭り寿司に寧楽(なら)がんも、そして十津川しめじを使った土瓶蒸しがセットされてます。明後日9月1日から登場します。ぜひご賞味ください。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

8月6日以来の恵みの雨。


 記録的な猛暑が続いています。どう記録的かというと奈良市では8月9日から22日までが気温35度以上の猛暑日が続いたそうです。昨日23日に最高気温が34・5度で猛暑日の連続日数が途切れました。猛暑日は連続14日間で奈良県では1953年の観測開始以来の最長だったと奈良地方気象台では発表しています。

 昨日まで気温とともに晴天が続き雨がいっこうに降らず、コースの芝も焼け気味でしたが、昨夜からの雨でほっとしています。当コースでいえば8月6日の早朝に雨が降って以来、カンカン照りが続き16日間、一滴の雨もなく芝も悲鳴を上げていました。それだけに昨夜からの雨は恵みの雨、まさに慈雨でした。

 しかしながらここ数年の異常気象は、局地的ゲリラ豪雨として日本列島各地を襲っています。いったん降りだすと前が見えないくらい激しい雨脚で土石流や川の氾濫などの水害が心配されます。いずれにしても適度な雨量に留まれば良いのですが、今晩から明日にかけて西日本では局地的ゲリラ豪雨は避けられないようです。気をつけてください。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

QT1stのデータから見れば・・・・・・

 日本ゴルフツアー機構(JGTO)主催のクォリファイングトーナメント(QT)の1stステージが8月8日に終わって、メンバーの皆様やゴルフ仲間から「今年の各選手の成績はどうでしたか?」と聞かれることが多々あります。「トップが3日間で17アンダー、しかも17歳の高校生」と答えると、皆さん一様に驚かれます。この選手は池村寛昭選手で成績は初日65、2日目68、最終日66トータル199でした。池村選手はもう高校を中退し早々と「プロ宣言」しツアープロを目指しています。

 7150ヤード、パー72、コースレート73・9の当コース、初日には須田将太選手が33、29の62というコースレコードタイをマークしました。「奈良柳生CCはコースレート73・9と難しいように見えますが、案外易しいね」という声も聞かれます。確かに上位の選手の成績を見ると当コースは、容易(たやす)いコースに見えますが、けっしてそうではありません。

 JGTOからいただいたデータを見るとよく分かります。初日の全出場選手137名の平均ストロークは75・723でコースレートをオーバーしています。アンダーパーが23名、イーブンパーが11名で103名がオーバーパーでした。

 2日目も全出場選手135名(2名棄権)の平均ストロークが76・430と初日より悪くなっています。この日のトップスコアは66で以下アンダーパーは14名、イーブンパーは8名でオーバーパーは113名となっています。

 最終日は130名の出場選手で平均スコアが75・569でした。最終日のアンダーパーは22名、イーブンパーは9名で99名がオーバーパーでした。3日間の平均ストロークが75・907でコースレート(73・9)を大きくオーバーしています。

 QTの1stはプロだけでなくトップアマに近い選手も出場できるため、上位と下位の選手のレベルの違いもあるようです。ただいえることは1stとはいえ、トップ10に入っている選手はアマチュアでもトップクラスで2nd、3rdへと勝ち進んで行く実力のある選手ばかりです。さらにファイナルへ進む選手も2、3名いるはず。トップの池村、2位の須田、3位のYi Keum Chang、4位の成松亮選手などは近い将来ツアープロとして名が出てくるだろうと思います。期待しています。

奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

猛暑うんざり、ひと雨欲しい。

 記録的な猛暑が続いたお盆期間もようやく終わり、明日から普段の生活がスタートします。8月5日~8日までの日本ゴルフツアー機構のクォリファイングトーナメント(QT)1stステージからお盆期間までゴルフ場は大変でしたが、ようやく明後日から普段のペースに戻ります。とはいえ、晴天続きのこの異常な猛暑でコースの芝も焼け気味で明日の休場日もコーススタッフが出勤し手動で散水を行います。

 8月6日の早朝に雨が降って以来、一滴の雨もない猛暑日が続き空調もフル稼働し電気使用量もうなぎ上り。このブログで以前紹介した契約デマンドを超過しないようにデマンド警告装置を設置していますが、連日鳴りっぱなしです。その度に空調関係や照明等の電源を切ったりしています。ひどい時には朝の9時頃から警告を発し、その都度電源をおとしています。もう大丈夫だろうと電源を必要箇所順に入れて行きますが、1時間もしないうちに警告音が鳴ることもしばしばで落着いて仕事もできません。

 関西電力との契約によるデマンドが1回でも超過すると電気料金がぐ~んと跳ね上がり来年1年間、ペナルティも含めて超過したデマンド契約となるため、デマンドの警告音には神経質にならざるを得ません。

 コースの芝にとっても外気の気温のためにも、夕立があれば有難いのですが・・・・・。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇