週末に来襲、恨めしい台風11号。




 台風11号の影響で昨日は、奈良県下のゴルフ場のみならず近畿各地のゴルフ場のほとんどが雨のためクローズになりました。昨日は台風が近づいていることと相まって近畿地方全域で大雨だったため、キャンセルが続出しクローズにせざるを得ない状況でした。

 本日(10日)は午前6時過ぎに四国高知の安芸市付近に上陸し、来場されていたお客様も「これから風や雨がひどくなる」とのことでほとんどの方がお帰りになりましたが、台風は四国を横断し兵庫県を日本海に進路を向けているので「さほどひどくはないだろう。せっかく来たのだからスタートしよう」という剛の方もあり雨の中を6組のゴルファーがプレーされました。お盆休みが始まった昨日の土曜日と今日の2日間、ほぼフルエントリーだっただけに当クラブだけでなくどこのゴルフ場も残念だったと思います。

 明日、明後日と日本女子プロゴルフ協会(LPGA)主催の「日本女子プロゴルフ選手権」の関西地区予選会の指定練習と予選会が行われます。この準備のため本日、LPGAから競技委員の森岡まゆみ・田中裕子プロと事務局の小池新氏がコースセッティング等の準備のために来場されました。お互い、台風が去った後の開催で良かったとホッとしています。

 今日の台風による大雨でほとんどのバンカーに水が溜まっているため、2時過ぎからコーススタッフ総出で水の汲み出し、バンカーの整地など明日の練習ラウンドに支障のないように作業を進めています。

 ※写真は水が溜まったバンカーとポンプで水を汲み出し作業をしているところ。

奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

ホームページのコース案内が変わりました。

 あるメンバーから「奈良柳生CCのホームページのコース案内が略式化されたレイアウト図だけで、あとは文章による説明ですが、あまりにもお粗末です。コースは常にコンディション良く、木も大きくなり風格も出てきているのですから、各ホールの動画か写真を入れてはどうですか?ビジュアルの時代に相応しいコース案内にしてください。」という指摘を受けていました。

 確かにホームページの「Course」を開くと、オープン前のパンフレット作成時のコースレイアウト図と高低差に、ホールの特色、コースの攻め方などを文章で説明したもの。指摘されたようにコースも18年を経て美しく緑が映え、コース内の樹木も大きく成長し名コースの評価を受けるようになりました。「フォトギャラリー」でも紹介してるように、絵になるコース写真が多数あります。

 そこでホームコースの「Course」の各ホールの案内にレイアウト図を省き、ティーグランドからの写真と残り100ヤード地点からグリーンを臨む写真をはめ込みました。レイアウト図と写真を差し替えるだけで趣きもコースの風格も見違えるにように変わりました。一度、ホームページを開いて「Course」をご照覧ください。

 今回はレイアウトと写真を差し替えただけですが、レイアウト図も新たに作り変えて全体をさらに良いものに仕上げていくべく計画をしております。行く行くは動画も入れてみたいなあと考えております。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

 

 

英国のリンクスこそゴルフコースの原点。

 全英オープンを今年もTV観戦しました。期待の松山英樹や石川遼ら日本人選手も果敢に挑みましたが、あのタフなリンクスに返り討ちにあってしまいました。

 毎年、全英オープンが行われるリンクスは、アメリカや日本のゴルフ場のように人工的に整備されたゴルフ場とは違い、潅木、草むら、クリーク、穴地といった自然の地形を100%生かしたネイチャーコースです。これに加えて強い風や雨などの自然現象を含めて戦わなければならない。庭園化された日本のゴルフ場で育ち、主戦場として戦う日本人プロが1週間前にリンクスにきて数回の練習ラウンドで勝てるほど甘くはない。

 ゴルフ作家・鈴木康之氏はリンクスのことをこう書いてます。

「英国ではリンクスコースのことをネイチャー・コースといい、人工的なコースとは同一視しない。ここにみだりに人工的な手を加えることは神物冒涜だといまだに言われている。ネイチャー・コースの地上にある隆起、穴地、クリーク、潅木などのすべて、風、雨など空中に起こるすべてはゲームに欠かせないハザードであり、愉快の要素として楽しむ。自然のアンジュレーションを生命とする球技はゴルフしかないのではないだろうか。

 リンクスから世界にゴルフが広がった過程で、コースは庭園化した。ネイチャー・コースがあまりにも困難なために、易きに走った。それでもなおゴルフ・プレーはままならない。ゴルファーたちはプレーの仕方すらも易きに走りたがってきた。今日私たちいるのはそうした過程の先にある世界だと考えてチェックし、本来を忘れないように努める必要がある。

 野っ原があり、ここがグリーンと場所を定め、穴を一つ空ければホールとなってゴルフができる。3ホールもあれば十分だ。六回まわれば正規の1ラウンドだ。クラブハウスはいらない。友だちがいればいい。取り決めは、ボールを打って、より少ない打数で穴に入れたほうが勝ち。いったん打ち出したらボールには触らない。打てないところに転がったら、罰打を払い、有利にならないところから打ち直してプレー続行。そうと決めたら握手してティーオフだ。これがゴルフの原点である。今でもこれで十分である。」

 易きに走らないノータッチ、自分に厳しくこそがゴルフの精神であることを忘れず楽しんでください。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

夏のゴルフはしっかり体調管理を。

 梅雨明け以降、一気に気温が上がり連日36度以上の猛暑日が続いています。ホールアウトしてクラブハウスに戻ってくるメンバーと顔を合わすと声を揃えて「暑い!もうフラフラですわ。」と。

 暑い夏のゴルフはしっかり体調管理をして無理せず楽しんでいただきたいと思います。ゴルフの前日、遅くまで飲み歩き深酒と睡眠不足でゴルフ場に来られる方は要注意。ゴルフを甘くみないようにお願いします。スタート前の準備運動もなしでいきなりティーショット。右か左かに大きく曲がるミスショットは必然。法面に止まったボール地点へ駆け上がろうものなら心臓に負担をかけてしまいます。夏場のゴルフの突然死の多くは心筋梗塞によるものだといわれています。気をつけてください。

 猛暑が続くと熱中症・脱水症にも注意をしてください。ショットした後、歩き出したとたんに立ちくらみや吐き気など気分が悪くなり意識を失ってしまう場合は、完全に熱中症か脱水症です。こうした症状の場合はキャディか同伴者に「気分が悪い」ことを伝え、プレーを中断し涼しい木陰に運んでもらい、スタート室に連絡してもらってください。

 熱中症・脱水症のときの応急処置は、まず涼しいところに連れていき衣服をゆるめて仰向けに寝かす。もしアイスパックなどがあれば首筋・脇の下、足の付け根などに当て冷やす。意識があればスポーツドリンクなどを少しずつ飲ませてください。いずれにしても「いつもと違う息苦しさや気分が悪い」と感じたら勇気をもってプレーを中断することです。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

 

今週発売の週刊ゴルフダイジェストで紹介されました。

 7月6日の本ブログで週刊ゴルフダイジェストの「地産地消コースグルメ」の取材を受けたことをお知らせしましたが、今週発売の週刊ゴルフダイジェスト(8月5日号)に当クラブレストランの「季節のおすすめ料理 旬菜膳」がカラーページで大きく取り上げられています。大串料理長の地元・大柳生の朝市で仕入れた新鮮野菜や厨房で活鰻を捌く姿などの写真入りで紹介されています。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

 

奈良公園周辺道路は鹿に注意して運転するように。

 

 出勤途中の早朝、奈良県庁の前の道路を鹿が悠然と横断している姿をよく見かけます。早朝で行き交う車も少ないので車も低速あるいは停車して鹿の横断を見守っていますが、これが夜間ならば鹿に気づくのが遅れて激突するのではないかと、いつも冷や冷やして見ています。

 奈良の鹿愛護会によると、今月の15日までの1年間に車に衝突されたりして死んだ鹿の数は85頭だったそうです。昨年から奈良公園周辺の道路に鹿に注意の標識と、道路に鹿のイラストを入れて「鹿のゾーン」を設定しました。車の運転手に鹿の往来があることを知らせ、注意を呼びかけるようにしたものですが、その結果交通事故で亡くなった鹿の数は前年に比べて15頭減ったそうです。

 奈良公園周辺を走る運転者は脇見せず慎重に車を走らせるよう心がけてください。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

奈良県ゴルフ場暴力団・防犯対策協議会総会が行われました。

本日は平成25年度奈良県ゴルフ場暴力団・防犯対策協議会総会が奈良ホテルにて奈良県警察本部の萬谷宗正刑事部長、二滝享司刑事部組織犯罪対策統括官、福田守秀生活安全部参事官ら組織犯罪対策(暴力団対策)の幹部・担当を迎えて行われました。

 奈良県下30クラブの支配人全員が出席して経過報告、活動状況の説明が行われ、最後に神出雅由会長より下記の暴力団排除宣言をして(写真下)総会は終わりました。総会の後は、刑事部組織犯罪対策第2課・岡山隆治課長補佐の「ゴルフ場からの暴力団排除について」の講演がありました。

<暴力団排除宣言>
 私たちは、ゴルフ場の健全な運営と利用者の安全を図るため、奈良県暴力団排除条例の基本理念を遵守するとともに、本協議会の設立趣旨である「暴力追放及び防犯活動を徹底することを目指し、次のことを宣言します。

1 暴力団員によるゴルフプレー、施設利用は一切拒否します。

1 暴力団によるゴルフコンペなどは開催させません。

1 暴力団追放事業所のプレートや利用規約などを施設内に掲示するなど、暴力団員の利用を拒否する明確な意思表示をする環境を整備します。

1 暴力団員による利用要求があった場合は直ちに通報し、警察の捜査などに協力します。

1 公益財団法人奈良県暴力団追放県民センター、奈良県警察などの支援のもと、ゴルフ場からの暴力団排除を推進します。

1 自主防犯活動を強化するとともに、各種の防犯活動に協力します。

  平成26年7月14日
  奈良県ゴルフ場暴力団・防犯対策協議会員一同

奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

 

ホームページのフォトギャラリーがUPしました。

  

 写真家・柴田ヒデヤス氏にコースの写真撮影をお願いしていますが、このほど春のコース写真180点余がUPしました。いずれもプロカメラマンらしい視点から撮影された写真だけに50点程度に絞るためセレクトするのに苦心しました。セレクトした写真はホームページに「フォトギャラリー」を新設して掲載しましたので、ぜひご覧ください。

 写真一覧に9点掲載しています。左上トップの写真にカーソルを持っていきクリックすると写真が拡大され、下部に写真説明を記載しています。数多くの写真から「コース内に咲き誇る桜」「景観と戦略性を高める池」「83箇所のバンカーが待ち受ける」「コースの景観」をテーマにセレクトし纏めていますが、写真説明がなければ「これは何番ホールのどこから撮影したのかな?」とメンバーでも即答できない写真もあります。ぜひとも「フォトギャラリー」にアクセスしてください。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

週刊ゴルフダイジェストにレストランが取上げられます。

 週刊ゴルフダイジェスト誌の編集部から7月29日号(7月22日発売)で全国のゴルフ場レストランで「地産地消」の素材を使ったレストランメニューを出しているゴルフ場の特集を企画したとのこと。ついてはホームページのブログなどを見ていたら「地産地消」を早くから行っている奈良柳生カントリークラブのレストランをぜひ取材したいとの申し入れがありました。

 本日、早速取材に来られました。地元、大柳生の農家の皆さんが日曜日ごとに朝市を開いて新鮮な野菜を販売していますが、大串料理長が毎週早朝に朝市に足を運び新鮮な野菜を直接仕入れていますが、この仕入れ風景を写真取材されました。そして今月から復活した鰻重や「旬采膳」のミニ鰻丼の調理風景の写真を撮影。とくにゴルフ場の鰻料理はほとんどが電子レンジで゛チン゛して出すだけの所が多いのですが、当クラブのレストランでは活鰻をさばいて江戸風(蒸してから焼く)に料理するというこだわりをもっているだけに、取材記者も料理長が活鰻をさばいている姿を写真撮影されました。

 今月の「旬采膳」はやや安くなったとはいえ、まだまだ高い鰻をミニ鰻丼として、三輪素麺と地元・大柳生の農家による夏野菜の天婦羅をセットした料理を提供しています。ぜひご賞味ください。

 ※写真は地元・大柳生の農家から仕入れた野菜(上)、活鰻をさばく大串料理長を撮影するカメラマン(中)、出来上がった「旬采膳」を撮影するカメラマン(下)

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇