QT1stステージ始まる。

 日本ゴルフツアー機構主催のQT1stステージが今日(2日)からスタートし5日までの4日間通算72ホール・ストロークプレーで争われます。ツアープレーヤー99名、アマチュア11名の110人が出場してQT1st通過を目指します。

 午前8時、快晴微風、気温30度の猛暑の中スタート。気温はさらに上昇し昼前には35度前後の暑さの中で熱戦が繰り広げられ、熱中症警戒アラートが出れば熱中症対策で30分のハーフ休憩を予定してましたが、なんとか休憩時間を取らずにプレーは続けられ全員無事ホールアウトしました。

 インの2組目でスタートした澤崎安雄(信楽)は幸先よく10番でバーディをとり、12、14番バーディでインを33でホールアウト。アウトに入っても1、2番と連続バーディをとるなど快調に飛ばし4バーディと伸ばし7アンダーのトータル65をマークし早々にトップに立ちました。

 アウトの最終組の一組前にスタートしたアマチュアの加藤金次郎がアウト5バーディ、イン3バーディとショット、パットともに好調で8アンダーをマークして初日トップにたちました。

 厳しい暑さにも関わらず、各選手順調にスコアを伸ばしアンダーパーをマークしたのは47人とハイレベルな熱戦が繰り広げられてます。初日のトータルスコア、ホールバイホールなど詳細は下記でご覧ください。

ファーストQT③奈良柳生カントリークラブ 2025 – 日本ゴルフツアー機構 – The Official Site of JAPAN GOLF TOUR

いよいよQT1stステージが始まります。

今日から9月です。暦の上では、とっくに秋ですが8月からの猛暑は下がることなく9月に入っても続きそうです。しばらくは熱中症対策が必要です。

 奈良柳生カントリークラブでは今日から日本ゴルフツアー機構(JGTO)のクォリファイング・トーナメント(QT)1stステージが始まります。本日はレジストレーションと指定練習日です。出場選手全員がレジストを行い練習ラウンドして明日からの本番に備えます。

 一昨日からコース入りしたQT1st担当の有賀競技委員長も西井グリーンキーパーと共に念入りにコースのチェックを点検して回ってます。7,8月に35度を超す猛暑が続くと共に、ほとんど雨が降らず、調整池の水位が下がり、フェアウェーへの散水を止めグリーン、ティーイングエリアの散水も制限しながらのため、芝の焼けなど開場以来最悪のコースコンディションであることを有賀競技委員長に報告したところ「どこのゴルフ場も酷暑と雨不足の影響で最悪ですよ。まだ奈良柳生さんはましな方です。」とのことで安堵しました。

 有賀競技委員長によると、先々週に北海道で行われたツアーの会場は芝の焼けでフェアウェー、グリーンなどかなり酷かったみたいです。そういえば昨日まで北海道で行われていた女子ツアー「ニトリ・レディース」(北海道CC大沼コース)のコース状態はテレビで観ていても分かるくらい芝の焼けによる裸地やラフ状態がひどい状況が見てとれました。

 涼しいはずの北海道は大量の散水が不要な洋芝が多く、今年のような北海道でも35度を超す異常な猛暑が続くと暑さに弱い洋芝では見るも無残な芝の焼けによる裸地が広がるのは無理もないと思います。とはいえ当クラブのコース状態も悪いだけに、早く猛暑がおさまり適度な雨が降るように毎日祈念してます。

可笑しな日本のゴルフ文化「短パンにハイソックス」

 お盆が過ぎたとはいえ連日35度を超す猛暑日が続いてます。猛暑の中でのゴルフプレーはスラックスより短パンが快適だといわれてます。事実短パン着用の場合、スラックスに比べ体感で5、6度温度が下がるといいます。

 日本ではゴルフのプレースタイルは短パン着用の場合、ハイソックスを履くことを強要する名門ゴルフ場が多く、あるゴルフ場などはハイソックスを着用してなければ、売店で購入して履くことを強要する所もあります。

 この短パンにハイソックスというゴルフファッションは日本独自の可笑しなゴルフ文化でした。この可笑しなゴルフ文化も近年の猛暑によるゴルフプレーでは熱中症対策の一環として名門ゴルフ場の多くも短パンにショートソックスでも良しと認めざるを得なくなったようです。

 そもそもこの短パンにハイソックスという奇異なゴルフファッションは、確たる根拠がありません。曰く「OBゾーンに行った球を探す際にブッシュで擦り傷を防ぐため」とか「立派な紳士がすね毛を見せてゴルフするのは見苦しい」など曖昧な理由で延々と今日まで続いてる日本独自可笑しなゴルフ文化です。

 プロ競技においても今までは指定練習日以外は短パンによるプレーは厳禁でしたが、昨年から夏の猛暑に開催されるツアーに限って解禁となりました。

 35度以上、40度近い猛暑の中でのプレーは強健な体のプロといえども熱中症に倒れる可能性があるということで、短パンによるラウンド可を打ち出したようです。

 男子ツアーを主管する日本ゴルフツアー機構から今年度開催のクォリファイングトーナメント(QT)の1stステージ開催ゴルフ場に対して、短パンによるラウンドは可能かどうかの問合せが当クラブにもありました。反対する理由もないので「了」としました。

 この結果、暑い盛りに行われるQT1st会場全てが短パンによるラウンド可となりました。

ゴルフメーカー総合力NO1はピン

ゴルフ雑誌「Gewギュー8月号」に同誌が行ったゴルフメーカー総合力ランキングのアンケート調査結果が掲載されていました。意外に国内メーカーが振るわずピンが3年連続1位だったそうです。

 メーカー総合力ランキングは、ゴルフ専門店から見たメーカーの評価を6つの設問から評価したもの。①市場活性化力 ②商品開発力 ③広告・プロモーション力 ④ショップへの対応力 ⑤ブランド利益還元力 ⑥時代を先取りする力  この6つの設問で全国452店舗へアンケート、各問5ポイント~1ポイントで評価しトータルで順位を出したものだそうです。

 2025年総合力ランキングの1位はピン(1672ポイント)で3年連続トップ。次いで2位がキャロウェー(1383ポイント)、3位がテーラーメイド(1229ポイント)と米国メーカーが占めました。

 4位に日本のダンロップ、5位がプロギアで国内メーカーではブリヂストンが8位、9位にミズノ、10位にヨネックスでした。

 ゼクシオ・スリクソンのダンロップがトップかなと思ってましたが、上位3位にも入れず4位で、ダンロップ以外に国内大手のブリヂストン、ミズノをはじめ国内メーカーの評価が低かったのは意外でした。

夏のゴルフはこまめに水分補給を。

ブログ投稿を少しサボっているとあっという間に8月に入ってしまいました。5月に30度を超す真夏日を記録したり6月には早々に梅雨明けをして連日35度を超す猛暑日が発せられ、今年の夏は異常な暑さに見舞われメディアが「命にかかわる危険な暑さ」と呼び掛けてるうちに7月も終わり早や8月。

 気象庁の発表によると今年の7月の日本国内の平均気温が平年(2020年までの30年平均)より2・89度高く、1898年の統計開始以降で最も高かったそうです。

 確かに体温を超える40度以上の暑さが続き「命にかかわる危険な暑さ」が大袈裟な呼びかけではない日が続いてます。街中の車の排気、ビルや家などの建物のエアコンの排気熱、さらに強烈な日射が照り返すアスファルトの影響で40度近い街中を歩くのは大変です。

 ただゴルフ場は奈良市街地に比べて標高300メートルに位置し、芝や木々に囲まれ太陽熱を吸収してくれるせいか街中より3、4度気温が低く木々の合間を吹き渡る風で思った以上に暑く感じません。暑いのは暑いですが乗用カートに無理せず乗りながらプレーに徹すれば夏のゴルフが楽しめます。

 とはいえ無理は禁物、前日のアルコールは控えめにして、睡眠をたっぷりとり朝食もしっかり食べてゴルフ場に出かけて下さい。プレー中はアルコールはやめてこまめにスポーツドリンクなどの水分補給を摂るようにしてラウンドをお楽しみください。

ゴルフは技量よりもマナーが重んじられる

 強い雨が降ったりやんだりでキャンセルが続出。仕方なくブログでも書きます。

 ゴルフはいくらシングルゴルファーでもマナー・エチケットに欠ける人は尊敬されません。ゴルフは技量よりも品性・品格が重んじられるスポーツだからです。

 マナーとは相手を思いやり尊重することです。ゴルフでは自分本位の振る舞いは厳に慎むようにしましょう。ゴルフは同伴者や前組や後続組に迷惑を掛けないことを心掛けてください。

 同伴者が最も嫌がることのひとつにスロープレーがあります。雑誌の特集でもスロープレーが一番嫌われるとあります。無駄な素振りを繰り返したり毎度、毎度アドレスに入る前に自分流のルーティンをする人がいますが、同伴者をイライラさせたり気分を害すだけでなくスロープレーは後続組にも迷惑を掛けることになります。

 マナー違反だけでなくルール違反をする人もいます。ディボット跡に入った球を動かしたり、木の根っこに止まった球を蹴りだしたりする人もいます。こうした行為を目にすると、その人の品性・品格を疑いたくなり2度と一緒のプレーはお断りすることになります。

 不思議なことにこの手のマナー・ルール違反は意外と他人の耳に入ってくるもので「〇〇さんは卵を産む」とかの噂が広がってしまいます。

 ゴルフの技量は関係ありません。まずは同伴者に気持ちよくプレーしてもらうことこそがプレー上手なゴルファーなのです。

ゴルフをいつまでも楽しむために

 団塊の世代ももう後期高齢者。75歳を過ぎてもゴルフが楽しめる健康な体とゴルフができる仲間があってこそゴルフが楽しめる。80歳を超えても今なお矍鑠(かくしゃく)とプレーしてる姿を拝見すると「自分もあの年までゴルフをしたいな」と思います。

 スコアにこだわらず美しい芝の上で白球を打ち、ナイスショットもあればボールの手前を叩いたり、ボールの頭を叩いたりのミスショットが出て1球1打に喜怒哀楽を表す。75歳以上のゴルファーの方たちがよく言う「ボギーがパー、パーがバーディ、ハーフで一つパーが取れれば万々歳。長い10メートルのパットがカップに沈めれば快哉を叫ぶ、これこそが年寄りのゴルフの楽しみ方だよ。」

 だからといって他の組に迷惑を掛けるのはご法度です。年寄りのゴルフは体力的にも衰えているだけに動作が鈍くなっているのは仕方ありません。しかしながら行動より段取りの悪さでプレーが遅いことに気付かない年寄りゴルファーは多いようです。次のボール位置に行くのに、クラブを2、3本持っていけばいいのに1本しか持たぬ人がいます。

 残り100ヤード、ピッチングウェッジ1本持って行き、チョロして残り50ヤードという場合、またカートまでアプローチウェッジを取りに戻ることになります。そうしたミスを予測してPWとAWあるいはグリーン周りのバンカーに入れることも予測してSWも持って行けばミスショットしてもいちいちカートに戻る必要がなくスムーズにプレーすることができます。

 打ち終わってカートに乗る際も必ずクラブを後ろのキャディバッグに収めてから乗る方がいますが、カートを待たせているのだからクラブを持ったまま乗る方が、カートに乗って待たせてる同伴者をイライラさせることはありません。

 打つ回数が多くても常にクラブを2、3本用意しておけばプレーに要する時間は短縮することができます。いわゆるラウンド能力の低さが遅延プレーにつながり他のプレーヤーに迷惑をかけることになるのです。一緒にプレーする同伴者を待たせ、プレーのテンポを狂わせ、後ろの組を待たせ、そのまた後ろの組の人たちを待たせ後続組すべてに迷惑を掛けてしまうことになってしまうのです。

 ゴルフが下手で同伴者に迷惑を掛けるという方がいますが、チョロやダフリを連発するいわゆる下手なゴルファーであっても次のショットまでの動き方、動作で遅滞なくプレーすることができ、好ましいゴルファーとして「次回も機会があればご一緒に」と声が掛かると思います。

関西社会人ゴルフ予選が行われてます。

 本日はスポーツニッポン新聞社主催の関西社会人ゴルフ選手権の予選会が奈良柳生カントリークラブでレギュラーの部、シニアの部(55歳以上)併せて110名の選手が参加して行われてます。

 予選会は奈良柳生CC以外に伏尾ゴルフクラブ(7月10日)、ザ・カントリクラブ(7月16日)、六甲国際ゴルフ倶楽部(8月7日)、小野東洋ゴルフ倶楽部(8月26日)で行われ、9月17日に枚方カントリー倶楽部で予選を通過した選手によって決勝大会が行われます。

※成績は明日のスポーツニッポン新聞をご覧ください。

昨年より21日早く梅雨明けしました

近畿地方が梅雨明けしたと大阪管区気象台が昨日27日、発表がありました。今年の梅雨明けは昨年より21日早く、平年より22日も早いそうです。統計を取り始めて以来、最も早い梅雨明けだったそうです。

 近畿地方は向こう1週間引き続き高気圧に覆われ、晴れの天気が続く見込みだそうです。夏のゴルフは無理せず乗用カートをうまく利用して、お楽しみください。都心はアスファルトジャングルの異常気温で殺人的ですが、どこのゴルフ場もおおよそ標高300メートル~500メートルの高さに位置するため、都心より3~5度気温が低く、時おり吹く風が気持ちよく思ったほど猛暑を感じません。

 とはいえ、これからの時期熱中症に対する警戒は必要です。こまめな水分補給を心掛けるとともにできるだけ乗用カートに乗り、ボールの所まで歩行する場合は日傘(最近はひじょうに軽いゴルフ用日傘も販売されてます)を差すなどの工夫をしてゴルフをお楽しみください。

 奈良県ゴルフ協会主催の「第25回日本スポーツマスターズ愛媛大会」の奈良県代表選手選考会が一昨日(6月26日)行われました。木津川カントリーとKOMAカントリーの予選を通過した56名(男子42名、女子14名)によって18ホール・ストロークプレーで争われ、男子の部は川崎直樹、向山昭三、木村泰久の3選手が代表選手に決定しました。女子の部は井田幸代、迫田陽子、桝谷久美の3選手が代表選手に決まりました。
写真上は男子代表選手:左から向山・川﨑・木村選手 写真下は女子代表選手:左から迫田・井田・桝谷選手

大道さん7-5で清光さんを降し理事長杯制覇

 

 

 

 2025年度の理事長杯決勝が6月22日に予選、本戦を勝ち上がってきた清光英成さん(HD1)と大道俊平さん(HD2)によって27ホール・マッチプレーで行われ、大道さんが7-5の大差で昨年のクラブチャンピオン清光さんを降し見事理事長杯を獲得しました。大道さんは2020年のキャプテン杯に続きクラブ3大競技の2冠を制覇しました。

 6月1日の理事長杯予選に23人が出場し、萬田尚起さんが(HD9)がトップで予選を通過。清光さんは予選を3位で通過し、1回戦8位、準々決勝6-5、準決勝4-3と危なげなく決勝へ進出。一方の大道さんも予選8位、1回戦2位で通過し、準々決勝4-2、準決勝3-2と勝ち上がり決勝へ駒を進めました。

 清光さんは、2022年度キャプテン杯を制し、2023年・24年と2年連続クラブチャンピオンを制覇しており、クラブ3大競技の3冠制覇に意欲を燃やすのに対して、大道さんは2020年度のキャプテン杯に続き理事長杯制覇を目指す好勝負が期待されました。

 清光、大道さんは奈良柳生CC屈指の飛ばし屋でハンディキャップ1と2の実力者同士の対決となりました。大道さんは出だしの1、2番ホールを連続バーディの好発進で5、6番でもアップするなど安定したショットに好調なパットで18ホールを終えて4アップで最終ハーフへ。3番、4番ホールでも連続バーディを取るなど清光さんを突き放し7-5で勝利、見事理事長杯を獲得しました。メダリストは萬田さんでした。

※写真上:スタート前の大道さん(左)と清光さん(右)。写真中:阪口総支配人より理事長杯が贈られる。写真下:理事長杯を手にする大道さんとランナースアップ清光さん。