世界ゴルフ殿堂の土産話を伺いました。

 
 今日、メンバーのK様が来場され、連休の間、米国フロリダのセントオーガスティンにある世界ゴルフ殿堂に行ってこられたとのことで、しばし土産話をお聞きしました。

 この世界ゴルフ殿堂は、世界のゴルフ界に貢献した選手や人物を讃えるためにUSPGA(全米プロゴルフ協会)が1974年に創設したもの。当初は米国のノースカロライナ州のパインハーストに設置されたのですが、1988年にフロリダ州ジャクソンビル近郊のセントオーガスティンに移設されました。セントオーガスティンという町の、広大な敷地の中にあるそうです。

 土産に頂いた「WORLD GOLF HALL of FAME」(世界ゴルフ殿堂)のタッグにあるインターネットのアドレスで世界ゴルフ殿堂を調べてみました。この殿堂で顕彰されるのは、ゴルフにおいて顕著な活躍をした選手、あるいはゴルフの発展に大きく寄与した人物に対して、その功績を称えるために創設された組織です。

 表彰される部門は、PGA・チャンピオンズツアー、ベテラン、LPGA現役選手、LPGA引退選手、国際投票、生涯業績の6つで、日本人では4名が選ばれています。全米女子に優勝した樋口久子、ハワイアンオープン優勝の青木功、岡本綾子はUSPGAツアーの賞金王の実績で選ばれています。尾崎将司は113勝を挙げた日本プロの第一人者ということで、国際投票部門で選ばれています。 

 お話を聞くと、殿堂の前には受賞された人の国の国旗が掲げられており、その下には受賞した人の名が刻まれているそうです。殿堂内には、それぞれの記念品の他、選ばれた方の顔プレートも設置されており、S・スニードJ・サラゼン、J・ニクラス、A・パーマー、G・プレーヤーといった伝説のプロたちのロッカーが設置されており、その中に選手のクラブなどのお宝がそのまま展示されているそうです。

 広大な敷地に設けられた世界ゴルフ殿堂、たくさんのボランティアがいて観覧順路に沿ってガイドしてくれるそうです。K様は今年の殿堂入りしたセレモニーにも参列され、殿堂入りされた人の功績を讃える儀式にいたく感動されたそうです。機会があればぜひ一度は行って見たいところです。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

目砂散布機故障で作業が大幅に遅れます。


 フェアウェーの目砂散布機が故障して2日間のクラブ休場日を利用して、予定していた目砂散布のスケジュールが大幅に狂ったと鈴木グリーンキーパーから報告がありました。15番ホールのフェアウェーの目砂散布中に散布機の右車輪がホィールごと破損し外れてしまいました。16年前の開場当初から使用しているための老朽化によるものと思われますが、16年前のモノといっても1年に1回しか使わないので、ぼろ雑巾のように使い古した骨董品?というモノでもありません。

 T社製の機械で型番が古くて部品の手配が間に合わず、近隣のゴルフ場で同型の散布機を使用している所を鈴木グリーキーパーが自分の伝手であちこち電話しようやく見つかり、ホィールとタイヤを今朝借りに行くことになりました。

 2日間の休場日にあらかた目砂散布を終える予定の段取りが大幅に狂い、今日から最終スタート後に1ホールか2ホールづつ進めて行くことになりました。当初予定の今週中に終える算段が大幅に変更になりましたので、まずはお詫びとご報告をいたします。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

2日間休場日を利用して目砂散布を実施。


 大型連休も終わりゴルフ場にとってもホッとひと段落です。明日、明後日とゴルフ場は休場日で従業員にも英気を養ってもらうために数少ない連休にしています。一方、コース管理はこの2日間の休場日を利用してフェアウェーの目砂散布を行います。

 今年は5月といえども気温が低く芝の生育が若干遅いように感じます。しかしながらフェアウェーの芝もいよいよ青くなり青い芝がどんどん伸びだしてきました。芝の生育もかなりしっかりしてきましたので、バーチカルの後、目砂散布を今日のプレー後の1番ホールから開始しました。プレーヤーのいない2日間でかなり作業がはかどりますが、18ホール全て散布するには今週の木曜日か金曜日ころまでかかる見込みです。

 何しろ500トンの砂を散布して行きますので、なかなか大変な作業です。目砂が入った後は、プレーヤーから「全面バンカーやな」とよく揶揄されますが、できるだけ薄くなるように、芝に刷り込んで行くよう作業させています。芝の生育が旺盛になるこの時期が最もベストだとされています。砂代だけでも大変な費用ですし、できることなら目砂散布はしたくないのですが・・・・・。そうもいきません。奈良柳生カントリークラブのコースコンディションは超一級と評価されているだけに、手抜きはできません。

 目砂を散布することにより、フェアウェーの表面の不陸(凹凸)を均一にし、サッチの分解、透水性など芝の健全な生育を助成します。目砂散布後のプレーはいく分、球趣を削ぐかもしれませんが、暑い夏を越して1年間のフェアウェーコンディションを良好に維持するための更新作業です。ご了承ください。
※写真は本日の3時過ぎから始めた1番ホールの目砂散布の模様。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

今年も1stQTを当クラブで開催します。

 
日本ゴルフツアー機構(JGTO)が1999年から始めたクォリファイングトーナメント(QT)は、JGTOが主催・主管するトーナメントへの出場資格と出場優先順位を決める予選会です。QTはファースト、セカンド、サード、ファイナルと4段階のステージがあり、各ステージの上位者だけが次のステージへ進めるサバイバル戦です。

 今年も奈良柳生カントリークラブはファーストQTを開催することに決まりました。ファーストQTは東日本と西日本の2会場で行われます。東日本は千葉県の房総カントリークラブ(7月30日~8月1日)、西日本は奈良柳生カントリークラブで8月6日~8日の3日間にわたって実施されます。

 5月9日にJGTOの担当競技委員と8月5日(指定練習日)からのファーストQTのコースセッティングや運営方法等々についての打合せを行います。

 当クラブで過去4回(2nd2回。1st2回)開催しましたが、ツアー出場資格を目指した数多くの選手の中から見事に各ステージを勝ち抜きツアー選手として活躍しているJ・チョイ(2009年2nd3位通過)、浅地洋佑(2011年1st3位通過)などがいます。今年も1,600名前後のQT出場人数の中からツアー選手が誕生するか楽しみです。
※写真は昨年度の1stQTの2ndQTへの出場資格を得た選手に手続きを説明する会場風景

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

紫外線は大敵、日焼け止め対策を。

 
 5月の薫風が爽やかです。大型連休も明日からは後半の4連休です。この大型連休も4月30日の雨天を除けば好天に恵まれそうで、ゴルファーにとっては嬉しい限りです。燦々と輝く太陽の下で白球を追う醍醐味は他のスポーツとは比較にならない爽快感があります。

 快晴が続く連休で連日のゴルフ三昧を決め込んでおられる方も多いのですが、この時期の紫外線には注意をしていただきたいものです。1年で最も紫外線が多いのは意外にこの時期だそうです。眩しいほど強い日射しの夏よりも春の柔らかな日射しの方が、降り注ぐ紫外線は強烈だそうです。

 紫外線の医学的功罪でいうと最近では悪影響の方が勝ってるようです。シミやそばかすの原因となるなど美容の大敵以外に皮膚ガンへのリスクがひじょうに高いといわれています。

 女性の皆さんは美容の点から紫外線対策に細心の注意を払っておられますが、男性の皆さんは日焼けした顔は健康的で精悍さが増すと依然日焼け信仰?をお持ちの方が多く紫外線対策に無防備なようです。

 これからの季節のゴルフではしっかりと紫外線対策をしておきましょう。スタート前に日焼け止めクリームを顔や腕などの露出部分にしっかりと塗るUV対策は当然ですが、紫外線対策として重宝なのは『帽子・サングラス・日傘』など。とくにゴルフ傘もUVを遮断するゴルフ用日傘が大いに役立ちます。大き目のゴルフ用日傘は、涼しく物理的に紫外線から肌を守ってくれる有力なアイテムです。

 日焼け止めクリームもハーフを終わった時点で、塗った日焼け止めが落ちてきますので、後半のハーフのスタート前に日焼け止めを塗り直すようにしましょう。UVカットの商品も多数出ていますので、ゴルフのように炎天下で長時間紫外線にさらされることを念頭に日焼け止めクリームを選ぶようにしてください。日焼け止め対策をしっかりとしてゴルフを存分にお楽しみください。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

5月のおすすめ料理は「初鰹」など春の味覚満載。

 春の大型連休の真っ只中。早いもので4月も明日で終わり明後日からは初夏といわれる5月です。レストランでは、この5月(皐月)のおすすめ「旬菜膳」に初夏の代表的な味覚「初鰹」のタタキに桜海老とあおさのかき揚げと旬の筍(竹の子)の土佐煮に豆御飯をセットしました。

 この季節になると必ず詠まれる句「目には青葉 山ほととぎす 初鰹」(俳人山口素堂の句)が口に出てくるほど 初鰹は初夏の味を代表しています。新鮮な鰹を五枚におろしたものを軽く火が通るように稲藁の炎で手早くあぶり、冷やし、水気をきって刺身包丁で厚さ1cm程度に切り盛り付けます。薬味とタレで食します。

 「女房を質に入れても食べたい初鰹」と初鰹は江戸時代の人々に珍重され、当時は極めて高価であったらしく、粋を重んじる初物にことさらうるさかった江戸っ子たちの心根が表現されています。ぜひご賞味ください。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

森井菖が関西学生女子連盟杯初優勝。

 関西学生ゴルフ連盟主催の「関西学生女子連盟杯」最終日が昨日とはうって変わって絶好の好天気に恵まれて行われました。予選を通過した40人が出場して18ホール・ストロークプレーで争われ、前日72のトップで決勝進出した森井菖(大阪学院大)が38、37の75でホールアウト、トータル147で2位に3ストロークの差をつけて優勝しました。2位には山下美樹(大手前大)が76、74トータル150で、3位には田畑里沙(近畿大)が同じく76、74、トータル150で入りました。10位までの選手が関西女子学生選手権の出場権を得ました。

 10位までの成績は次の通り。
1位:森井  菖(大阪学院大学2年)72 75 147
2位:山下 美樹(大手前大学2年) 76 74 150
3位:田畑 里沙(近畿大学1年)  76 74 150
4位:坂下莉翔子(同志社大学2年) 78 73 151
5位:山田 麗風(大手前大学1年) 79 73 152
6位:中井 美有(大阪学院大学4年)78 75 153
6位:岡田 悠里(関西学院大学1年)76 77 153
8位:武内亜祐美(大阪学院大学3年)77 77 154
9位:南波 菜穂(同志社大学4年) 81 76 157
9位:井上 りこ(大手前大学2年) 81 76 157 
※写真は左から2位の山下、優勝・森井、3位・田畑
 
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

関西学生女子連盟杯の初日行われる。


 本日は関西学生ゴルフ連盟主催の「平成25年度 関西学生女子連盟杯」の初日18H・Sが行われました。前夜からの雨が降る中、7時にスタート。大阪学院大学、関西学院大学、大阪産業大学など10大学50名が参加して雨中の中、熱戦が展開されました。初日の上位7位までは次の通り。

 1:森井  菖(大阪学院大学2年) 35 37 72
 2:北川 優貴(近畿大学2年)   35 40 75
 3:山下 美樹(大手前大学2年)  38 38 76
 3:岡田 悠里(関西学院大学1年) 37 39 76
 3:田畑 里沙(近畿大学1年)   37 39 76
 6:武内亜祐美(大阪学院大学3年) 38 39 77
 7:坂下莉翔子(同志社大学2年)  41 37 78
 7:橘川 真昴(関西学院大学3年) 41 37 78
 7:中井 美有(大阪学院大学4年) 37 41 78
 ※以下40位までが明日の決勝へ進出。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

コースの更新作業は順調に進捗。


  コースの更新作業も順調に進んでいます。4月9、10日に行われた奈良県アマチュアゴルフ選手権兼国体奈良県代表選手選考会、12日の東近畿プロ会定例会と公式競技が続きトーナメント仕様のグリーン(スピード9・5~10フィート)で硬さもコンパクション23~25に仕上げていましたが、今週はじめからグリーンのフォーキング(穴あけ)を行いスピード、硬さともやや緩めています。フェアウェーの肥料散布も本日で完了しました。

 コースの芝も日に日に青さを増してきました。コース内のハナミズキや藤の花、ツツジなども徐々に開花し始めてきています。明日から関西学生ゴルフ連盟主催の「関西学生女子連盟杯」が2日間にわたって行われます。女子プロツアーで活躍している森田理香子(京都学園大)、永井奈都(立命館大)選手も当クラブで行われたこの大会に出場していました。森田、永井に続く未来の大器たちが明日から熱戦を繰り広げて行きます。
※写真は日に日に青さを増してきた2番ホールと5番ホールのフェアウェー。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

艶やかな藤の花と青い薔薇



 フロント横の装花が艶やかな藤の花と青い薔薇に替わりました。藤色(ふじいろ)といわれるように淡く青味の紫色が美しい藤の花は、万葉集に数多く詠まれています。「藤色」という色は「藤」の字を持つ藤原家の隆盛に伴って、また藤の旺盛な生命力や豊かな芳香にちなんで、平安時代を中心に高貴な色として愛されたとのこと。

 一方、青い薔薇は実際にはあまり馴染みのない薔薇の花ではないでしょうか?装花ができて見たとき無知な私は思わず「青い薔薇の花なんて本当にあるの?」と業者に尋ねてしまいました。聞くところによると、青い薔薇がなかったので、「青い薔薇」を求めて、多くの育種家が長年世界中のバラを交配させてきたそうですが、なかなかうまく行かなかったのを、サントリーが開発して1995年に世界で初めて誕生させたそうです。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇