7番の池の白鳥が卵を産みました。

 

 7番ホールの池に棲む白鳥が卵を産みました。4月はじめに鈴木グリーンキーパーが池の島に産卵した卵一つを発見して写メールにおさめてくれました。「今年は卵は一つか」という私に、グリーンキーパー曰く「これから卵を何個か産むと思います」とのことで、様子を見ていました。

 メスの白鳥が島でジッとしてることが多く、卵を暖めているのかなと思っていましたが、ご覧のように4個の卵を産んでいました。これから何個の卵が孵化してヒナになるか判りませんが、昨年の池の奥の沼地ではなく島の上なのでイタチやキツネなどに襲われることはないと思います。ただ、空中からのカラスやトンビが襲う可能性があるので白鳥も持ち場?を離れて水の中におちおち入っているわけにいきません。

 昨年は二羽のヒナが誕生しましたが、一羽は何ものかに襲われていなくなりました。もう一羽は元気に親と水遊びするまで大きくなったものの、こちらも何ものかに襲撃を受けたのか逃げる際に足を骨折し治療の甲斐なく亡くなってしまいました。今年こそはなんとしても元気に育ってプレーヤーの皆さんの目を楽しませてくれるように、注意深く見守って行きたいと思います。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

関電の企業向け電気料金値上げ。

 円安・株高などアベノミクス効果による景気の上向きが期待されますが、はたして手放しで喜んで良いものかどうか。関西電力の電気料金が4月から大幅にアップされます。オール電化の当クラブにとっては電気料金の値上げはあまりにも負担が大き過ぎます。

 関電担当者と4月からの契約更新について何度も折衝を重ねてきましたが「これだけ(値上率)は決まったことなのでどうしょうもありません」の一点張り。値上げによる電気料金が当クラブでどれだけ増えるかといえば、従来通りの「大口電力」(最大デマンド500キロワット)のままだと350万円~400万円の増だといいます。これに円安による輸入燃料費(オイルやLPG)がかさめばかさむほど電気料金にスライドして上がっていきます。

 少しでも電気料金の値上げによる負担を減らす方策はないかと関電担当者に相談した結果、デマンド500KWの「大口電力」から最大デマンドを前年度の最高値の406KWの「特定規模需要供給条件」なる契約に変えればとの提案を受けました。

 どういうことかといえば前年の契約の最大デマンド500KWを前年実績の最高デマンド406KWにすれば前年並みの電気料金が可能とのこと。ただし燃料費のスライド分は別。

 新契約の最大デマンド406KWは大きな賭けです。1年間406KWを超過しないことが大前提なのですから。1年の内、406KWを瞬間でも超すとペナルティとしてその超過デマンドが最大数値の需要電力となり1年間適用されることになります。こうなると今までの大口契約以上の電気料金を支払わなければならなくなります。

 このため契約デマンド406KWを超さないよう監視し管理を徹底しなければなりません。もっともデマンドの超過を警戒しなければならないのは1年の内、7・8月の猛暑期に空調がフル稼働する時期だけなので、デマンドの監視を徹底します。デマンドが400になれば即、空調関係等の電源をおとすなど迅速に対応しますので、冷房が若干効かず利用の皆様にご迷惑をおかけすることになるかもしれません。その際は、こういう事情があるということでご容赦下さいますよう、お願いいたします。

 当クラブを利用されている方はご存知の通り、原発事故以前から経費節減で電気の使用料を削減するため、チェックイン後の不要な電気・照明は消すなどの努力をしていますし、昨年3月からはクラブハウスの照明を消費電力の少ないLEDに切り替えるなどの努力をしています。しかしながら関電の電気料金がKWh当り2円44銭、率でいうと17・26%に値上げ、加えて円安による燃料費の高騰分がスライドされるわけですから企業努力だけでは限界があります。頭の痛い問題です。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇 

近畿地区プロゴルフ競技会が行われました。


 本日は当クラブで近畿地区プロゴルフ会主催の4月度近畿地区プロゴルフ競技会が行われました。原田三夫、曽根保夫、西野琢仁、井田安則プロなど有名無名プロ101名が参加。当クラブ所属の村岸、松田両プロも出場して18ホール・ストロークプレーで行われました。

 8時スタート時の気温は7度、日中でも陽射しはあるものの最高気温12度と冬並みの寒さに加えて風速8メートルの強い風が吹く厳しい気象条件。さらにトーナメント仕様ともいえる硬く早いグリーン(コンパクション24・グリーンスピード10フィート超)のコースセッティングに各選手とも悩まされスコアを乱す者が続出しアンダーパーをマークしたのはわずか一人でした。

 厳しく難しいコンディションの中で安定したショットとパットで、インからスタートした松井一浩選手は12、13番で連続バーディを取るなど4バーディ、1ボギーの33で前半を終えました。後半に入っても3バーディ、2ボギーの35、トータル68の好スコアで2位に大差をつけて優勝しました。2位には江尻壮、谷口力也、堂本新太朗の3選手が72のパープレーで入りました。

 1位:松井一浩 35 33 68   
 2位:江尻 壮 36 36 72  谷口力也 37 35 72  堂本新太朗 38 34 72
 5位:井田安則 37 36 73

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奈良県の国体代表選手決まる。

昨日に続き奈良県ゴルフ協会主催の「 奈良県アマチュアゴルフ選手権 兼 第68回東京国体奈良県代表選手選考競技会」が行われました。競技は前日の18ホールと本日の18ホールのトータル36ホール・ストロークプレーで熱戦が繰り広げられました。

国体代表選手選考会は、男女とも前日トップの木下稜介選手(大阪学院大)と永田萌夏選手(奈良育英高)が安定したゴルフで国体代表選手にトップの好成績で選ばれました。残る男女各2枠には安浦一輝選手と山本光男選手が見事逆転し代表選手の座を獲得しました。女子も小野久美選手と森井菜穂子選手が安定したゴルフで2、3位に入り代表選手に選ばれました。

最終日の成績は奈良県ゴルフ協会ホームページでご覧下さい。http://www.nga.cc/

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奈良県国体代表選手選考会を開催

本日は奈良県ゴルフ協会主催の「奈良県アマチュアゴルフ選手権兼第68回東京国体奈良県代表選手選考競技会」に参加資格を有する男子80名と女子29名の109名が出場して18ホール・ストロークプレーで第1日目18ホールが行われました。

男子はアウト3415ヤード、イン3428ヤード、計6843ヤード。女子はアウト3027ヤード、イン2982ヤード、計6009ヤード、グリーンのコンパクション23、グリーンスピード9・8フィートのコースセッティングで、快晴微風の好コンディションの中、熱戦が繰り広げられました。

第1日目の成績は奈良県ゴルフ協会ホームページでご覧ください。

奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

 

多重音波獣害対策装置で鹿の侵入防止。

 

 以前、このブログで鹿の侵入防止のため従来の猪用電柵(3電線)をさらに高く5電線の電柵にして鹿の侵入を防ぐべく対策したことをお伝えしました。しかしながら、その効なく鹿が侵入しグリーンのカラー部分の芝を食い荒らしたり、グリーン上を横断して蹄(ひづめ)跡を残したりと鹿の侵入に悩まされていました。

 電柵や垣根などの物理的な侵入防止策のほかに妙案はないものかと探していたところ、業者から音波の多重周波で猪や鹿などの害獣をよせつけない装置があるとの情報で早速、デモ機を提供してもらい設置したところ、鹿の侵入が止まったようです。ただ、如何せん36万坪という広大な敷地全体をカバーするわけにいきません。したがって侵入口と思われる所に設置し、この周辺から侵入しなくなると、次の侵入されそうな場所に移動して設置していくようにしています。

 この装置、多重音波獣害対策装置「アニマルストップ」といい、10KH~28KHの可聴波音域の周波音を発し、多くの害獣を寄せ付けないようにしています。実際に取り付けている現場に行くと、嫌~な音波が耳に入ってきます。人間でも音に敏感な若い人ほど耳障りで気分が悪くなるそうです。そのため、夜のコンビニの駐車場などにたむろする若者を離散させるように設置したところ、効果抜群だったそうです。

 深夜のコンビニの駐車場でたむろし大声で騒いでる非常識な若者は"害獣"そのもの。この「アニマルストップ」が効果を発揮するとは皮肉なものです。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

南の国からツバメが古巣に戻ってきました。

 

 今日から4月。満開の桜が美しい。新しい新年度が始まります。寒い冬の間暖かい東南アジアやオーストラリア北部で過ごしたツバメが何千キロもの海を超えて帰ってきました。クラブハウスの従業員通用口の頭上に目をやるとツバメが飛び交い、軒下に残っている古い巣をせっせと補修し作り直しています。

 南の国で避寒したツバメは生まれ故郷の日本に戻ってきます。昨年、当クラブのクラブハウスの軒下で卵からヒナに返り成長して南の国に巣立って行ったツバメが戻ってきたのでしょうか。いろいろな書物によるとツバメは生きている限り前年と同じ巣に戻ってくる傾向があるそうです。ということは今年飛翔してきたツバメのほとんどは奈良柳生CCで生まれ育ったツバメということになります。

 ツバメが戻ってきて巣作りを始めると糞が落ちて迷惑なのですが、家の軒先にツバメが巣を作れば縁起が良いともいわれます。ツバメは害虫を食べる益鳥でもあります。産卵・ヒナの誕生・子育て・ヒナの成長・巣立ち・ひとり立ちまでの約半年、暖かく見守ってやって下さい。秋の涼しい風が吹く旅立つまでツバメの生態を観察してみてはいかがでしょう。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

コース周辺の桜は2,3日後が見ごろ。

 近畿の各地域の気象台が昨日(29日)、桜の満開を発表しました。奈良市内の各所の桜も満開となりました。奈良市内の大動脈である大宮通りを南北に横切る佐保川の堤の桜も写真のように満開になりました。早朝の通勤途上、日の出直後の写真だけに華やかさに欠けますが、日中の陽光の下に咲き誇る様は一幅の絵のような美しさのはず。ぜひご自身の目でお確かめください。

 奈良市内の桜は満開ですが、当クラブに隣接する桜の名所「須川ダムの貯水池畔」の桜は、写真のように蕾から開花し始めたところです。あと2、3日後くらいが満開になるのではと予想します。コースの桜もその頃が見ごろとなります。来週の日曜日くらいまでが桜見を楽しんでいただけそうです。気象台で発表のように平年より1週間から10日早いようです。桜を愛でながらのゴルフは来週いっぱいです。ご来場をお待ちしています。

※今日午前中に書いたブログではゴルフ場周辺の桜の満開は4、5日ころと書きましたが、夕方の帰りに須川ダムの池畔の桜が朝の蕾から咲き始め状態になっていましたので、ブログの見出し及び文中の見ごろは4、5日後を2、3日後に訂正します。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

5Hのグリーン左奥の芝張り完了。

 23日のブログでお知らせしたように5番ホールのグリーン左奥サイドの改造箇所の芝張りを昨日(27日)から行いほぼ全面芝張りを終えました。張った芝が動かないように串打ちを行いこの後、砂を入れて行きます。今月末には全ての作業が完了する予定です。芝の活着状態にもよりますが、早ければ7月の梅雨明けくらいには使用が可能となる予定です。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

ブログ閲覧、正常に戻りました。

 24日、朝からパソコンのサーバーが不調でブログに出稿する原稿が入力できず、ブログ閲覧も25日夕方までクローズしご迷惑をお掛けしました。24日の日曜日に掲載する予定の原稿は下記内容でした。好評を博した「サンデーランチ・手桶弁当」のご紹介でした。30食限定が瞬く間に完売となったため、遅いスタートの方のオーダーをお受けすることができませんでしたので、再来週の日曜日の「サンデーランチ」で再度提供するように大串料理長に指示したところ、快く引受けてくれました。今回お召し上がりいただけなかった方は、ぜひ再来週にご賞味ください。
 
 メンバーの来場が多い日曜日に旬の素材をふんだんに使った「サンデーランチ」を提供し好評を博しています。本日のサンデーランチは大串料理長が腕によりをかけた「手桶弁当」を限定30食用意したところ、あっという間に完売したそうです。

 手桶の中味はホタルイカ、鮭の柚子庵焼き、自家製ひろうす、蒟蒻の田楽蕗(ふき)のとう味噌付、豚の角煮、桜生麩など十余品の旬の物を手桶に盛り付けています。これにめはり寿司、あさり味噌汁がセットになっています。召し上がられた方から「季節を感じる味覚を堪能しました。」とご満悦でした。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇